Tales of Rezar ~祈りが導くRPG~ 作:0maru
世界は東と西、二つの大きな島で出来ていた。
二つの島は互いに多くの戦いを繰り返し続けた。
幾度となく続く戦いでいつしか世界はどんどん荒れていった。
人々はそんな世界でただただ助けを求め祈り続けた。
そんな中で男女二人の”巫”が現れる。
二人の”巫”は世界の中心で不思議な歌声を響かせ、
そして世界の繰り返されていた争いはその歌声と共に終わりを告げた。
争いの無くなった世界で、
二人の”巫”は再び争いが起きぬよう、
そしてもしも再び争いが起きた時の為にと、
それぞれ東と西へと別れていった。
この話はもう何千年も前のこと……――――――
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『東の島』『西の島』と呼ばれる大きな島と幾つかの小さな島のある世界―――”ソルディビナ”。
島々の周りは大きな海で囲まれており、小さな島への行き来は島と島を繋いだ橋か、船を使っての移動でしか行けない…そんな世界。
そんな世界、東の島に住む青年”エンゼ・センヴィア”は、『エンリカ』と言われる緑豊かな森に囲まれた隠れ里に住んでいた。
その里には昔から選ばれし者のみが入れるとされている不思議な社があり、何人たりとも入ってはならないと小さな頃から言われてきた。
そんな里でエンゼは幼馴染みである”アルマ”と共に平和な日々を過ごしていた。
ある時、突然その里に数人の武者が現れる。
彼らは言った―――”巫”の命を頂戴すると。
"巫"という言葉に里の人々はただただそんな者はいないと言うが、その言葉に耳を傾けることなく、
「いないと嘘を申すならば、皆切り刻むのみ」
そう言い放ち里の者達を殺して始めてしまった。
逃げ延びるために里の者はやむを得ず、社へ向かう。
……が、里の者達は社の中へは入ることが出来なかった。
「ここで皆死ぬのか」「まだ死にたくない」「ああ神よ」…そんな叫び声が社の前で聞こえてくる。
そんな里の者の姿を見てエンゼは「俺がその社の扉を壊してやるっ…!!」と自分の武器で、この場に近づく武者からここにいる皆を助けるために攻撃しようとした。
―――――その時、
『歌え…―――』
そんな誰かの声が聞こえてきた。
そしてその声に導かれるかの様に…エンゼは無意識に歌い始める、歌など知らなかったはずの彼が…。
里の者達はただ呆然と、アルマは驚きながら、そのエンゼの姿を見ていた。
その歌声はまさに…。
そしてその歌声に応じたかの様に社の扉は開かれたのだった。
Tales of Rezar テイルズオブレサル
~祈りが導くRPG~
―――"巫"……再びこの世界に現る…………
改めて、初めまして。
0maruと申します。
まだあらすじですが、一話として出させていただきました。
ちゃんとしたお話はメインキャラの設定を書いてから…と思ってますので、少々お待ちくださいませ。
(たぶん設定も書くの遅いので予めご了承ください…;ほんとすみません;;;)