今回、登場人物過多の為、台本形式を取り入れています、悪しからず。
それと、今回からとあるゲームの要素をクロスしてゆきます、完全に露出してからタグが増えますのでご注意下さい。
それとオリISのご応募有難う御座います!
基本的にはall採用の方針ですので、応募してくださった方々は登場の機会をお待ち下さい。
それと、特に反対意見が無かったので、セシリアにはウォースパイトを託すことにしました、ブルー・ティアーズは別のところでの出番となります。
時間は少しとんで、一夏と箒が、決勝へと進んだ頃。
先程、評価をしようとしたところ、箒と一夏の第三試合が始まってしまったので、
「取り合えず、一夏達の試合を見終えてからにしようか」
となり、現在に至る。
束「・・・それにしても、いっくん、凄まじい剣筋だね」
正儀「剣筋がまるで見えん、フォームを参考に新しいISを開発したかったんだが・・・これだと参考にするのは無理だな。」
千冬「私でも見切れないんだぞ?、見えなくて当然、と言いたいな」
正晴「箒ちゃんの方もおっそろしい上達ぶりだ、篠ノ之流は基本的に二刀流を前提としているのに、竹刀一本であれだからなぁ」
結「本当に二人とも凄まじい勢いで成長しているのを肌で感じますよ」
幽子「あっという間に決勝だものね~、周りももう大騒ぎじゃない~」
あの後、特に試合内容に代わり映えの無いまま決勝へと進んだ箒と一夏の二人。
(代わり映えが無いと言うことは、二人ともあっさりと決勝まで勝ち続けたと言うことだ、特に一夏は一回戦で成した速攻を継続している訳である)
二人の試合展開のすさまじさに会場一帯がもはや収集のつけようがないほどの騒ぎとなっており、どこから話を聞き付けてきたのか、最初とは比べ物にならない数の報道陣が会場を囲むようにして決勝の舞台を待ちわびていた。
リポーター「こちら決勝の会場に来ています、ご覧下さいこの会場の様子を、破竹の勢いで決勝まで進んだ二人組の姿を一目見ようと、ものすごい数の人々が会場に押し寄せています」
リポーター「あっ!あちらをご覧下さい、あそこに篠ノ瀬夫妻と・・・そのご親族の方達でしょうか?その他にも海上自衛隊の重造さんの姿も見えますねぇ、揃って話の二人組の関係者なのでしょうか?」
リポーター「此処は是非とも突撃インタビューと行きたいところですが、警備員が多数張っていて行けそうにありませんね・・・あっ、間もなく決勝が始まると言うことでカメラをそちらの方に回しますね」
柳韻「うーむ、ワシらのいるところを完全に囲まれたのぅ・・・・・・これでは御手洗いに行くのも困難だと言うのにのう・・・・・・」
鈴音「高名な剣道の師範である柳韻さん、ISの開発者である束さん正晴さんに槇田さんですからねぇ・・・ってかさりげに軍人としては有名な早川さんもいるから、ここら辺は注目度が凄いことになってますよ・・・・・・正直私この場にいて良いのかどうか・・・」
結「そこは大丈夫ですよ、鈴さん、友人として応援に来てるのを邪魔するなんて許されざる行為ですからね、警備の人が頑張ってくれてますからゆっくり二人の決勝を待ちましょう?」
鈴音「・・・・・・ですよね!わざわざお気遣い有難うございます!」
正晴「・・・それにしたって凄まじい報道陣の数だなぁ、只でさえ全国大会だからって大きかった報道陣の規模がこの短時間で数倍近くに膨れ上がったぞ・・・」
束「それだけ箒ちゃんといっくんに注目が集まってるって事だよ、・・・あれ?ちーちゃんとよっしーは?」
会場の盛り上がりの変化に目のいっていた束達は、千冬と義照がいつの間にかその場を去っていた事に今更気づいた、
一夏「千冬姉!?師匠!?、わざわざ此処に来てまで応援してくれるだなんて、何かすいません、ホント」
箒「む?先生と千冬さん・・・か、その様子だと、姉さん達は報道陣に囲まれた感じか?」
義照「大当たり、束達は話の途中だったからな、間に合わなくなる前に私と千冬の二人でこっそり此処に来たんだよ」
千冬「警備の人間がブロックしているが、二人のいる場所周辺は有名人が揃ってたからって騒然としててな、一歩遅れてたら此処には誰も来れなかった所だ。」
箒「ってか千冬さんも先生も形式上大会の部外者な訳だが・・・・・・此処に来て大丈夫なのか?」
一夏「そうそう、俺も気になってるんだよそれ、千冬姉、そこんところどうなの?」
千冬「弟に会いたいと言ったら通してくれた」
義照「千冬の同伴だって言い張ったら通してくれた」
一夏&箒「(アカン)」
束が二人が居ないことに気づいたその頃、義照と千冬の二人は選手控え室で一夏と箒に会いに行っていた。
・・・・・・当然の話、本来、選手と直接の大会関係者以外控え室は立ち入り禁止である。
なのだが、いかんせん相手が世界最強と名高いブリュンヒルデと、現在は放浪者染みているとはいえ、有名な日本の元首相である。
相手からしたら、「下手な対応をすれば物理的にヤバイのと、社会的にヤバイのと」が揃ってやって来た訳で、あまり宜しくないのだが選手控えに通さざるを得なかった、という経緯がある。
一夏「千冬姉?」
千冬「な、なんだ一夏?」
一夏「俺、千冬姉には日頃から、あんまり周りの人に迷惑かけないでって、言ってるよね?」
千冬「ヒッ・・・・・・い・・・一夏、これはその・・・話したら普通に通してくれたのであってだな・・・」
一夏は姉が何をやらかしたのかを悟ると、とたんに真顔になって千冬に詰め寄る。
余程怒っているのだろう、あのブリュンヒルデが戦慄して思いっきり言い訳に走っているのだ、この場では力関係が一夏>千冬になっているのが周りにもはっきりと解るレベルである。
一夏「決勝が終わったら、後でOHANASHIしようね?千冬姉?」
千冬「待って!一夏お願いだからそれだけはやめて、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!」
笑顔で一夏に宣告された千冬は、試合に赴く一夏に半泣きの状態ですがりついてまで赦しを乞うが、相手にされない、人類最強とまで言われ、女性の尊敬の対象にまでされているブリュンヒルデ、そのあまりにもダメダメな側面がこの短いやり取りに垣間見えていた。
箒「さて、義照先生、」
義照「ハ,ハイ」
箒「先生は昔、まだ私が一夏に出会ってすぐだった頃、《気持ちの伝え方》を教えてくれましたね?」
義照「ウ,ウン,ソウダネ…」
箒「この想いを伝えきれず、よりにもよって一夏に暴力を振るってしまっていたあの頃、見るに見かねて大人気ない事をしてまで私を修正してくれた事は、今でも感謝しています」
一夏の無慈悲な宣告により千冬がノックアウトした頃、義照もまた箒に笑顔で詰め寄られてたじたじになっていた。
箒「姉さんがISの開発者として有名になった頃も、姉さんやISの事を聞き出そうとやって来たマスコミの群れに対処するために、先生が裏から手を回してくれたお陰で、《IS開発者の妹》として知られるようになってしまった今も、こうして至極平穏に過ごせています」
淡々と話が進んで行くその風景は、みっともない姿を晒したブリュンヒルデと対比すると非常にシュールなものである。
義照も箒から溢れる威圧感に押し負け完全に身動きができてない。
箒「義照さんがこれだけの事をしてくれたお陰で、私は一夏にそれまでの行いをきちんと謝罪出来たし、この恋心を伝えきることが出来ました、お陰さまで今では一夏とは千冬さんと私の家族公認の
義照「ダッタラ,スコシデモソノオンヲカエスカンジデコンカイノコトハミノガシテ……」
箒「だがそれとこれとは別です、今回の件は母さんと幽子さんに報告しておきます、神妙に二人からの折檻をお待ち下さい、あ、序でに重造さんにもお話ししときますので、」
義照「ヤメテー!ユルシテー!」
一夏と同じように無慈悲に宣告した後試合のため控え室を後にする箒と、千冬と同じように顔を真っ青にした状態で箒にすがり付くが、同じく相手にされない。
義照「お願いだからその二人からの折檻は許してェー!」
箒「くどいっ!!」(ゲシッ)
義照「アバーッ!」
なおもすがりつく義照を払って試合に赴く箒、二人が出た後の控え室には、クッソ情けない姿を晒しながら無様に横たわるブリュンヒルデと元首相が残り、一連の光景を目撃していた運営側の人々は、しばらくの間、それを見なかったことにするのであった……
正晴「・・・んで、現在この有り様と言うわけか、なんと言う自業自得……あ、二人とも優勝おめでとう、やはり最後も凄いものだったよ」
箒「有難うございます、あの二人はまぁそう言う訳で・・・まぁ仕方無いよね、という事で」
束「ちーちゃんによっしー、どこにもいないと思ったらそんなことやってたんだね・・・まぁ弁護しようが無いかな~」
鈴音「アレ?話を聞く限り千冬さんは一夏とOHANASHIするのがお仕置きだと思ってたんだけど何で義照さんの折檻に巻き込まれてるの?」
一夏「流石にココでOHANASHIは俺には恥ずかしいし、家に帰ってからじゃタイミング的に遅いしさ、OHANASHI免除の代わりに折檻を受けてもらうことにしたんだ」
鈴音「なるほどね、あ、遅れたけど一夏、箒、優勝おめでとう!二人なら優勝出来るって信じてたわよ!」
一夏「サンキュー鈴音、これで何とか目標に一歩近づけたよ」
箒「私からもありがとう、やっぱり親友に祝福されるのは良いものだな」
鈴音「あ、そうそう、五反田君たちに見せる用のビデオもバッチリとっておいたよ!」
柳韻「よし!、それじゃあ後で観賞会と行こうかのう!・・・・・・にしても、あっちの二人は大丈夫かのう?正直心配なんじゃが・・・」
正儀「結さーん、幽子ー場所が場所だから手加減してやれよー」
結「良いですか御二人とも!貴殿方は私的には兎も角、公的にはブリュンヒルデと元首相と言う凄まじい肩書きがあるんです!!貴殿方にそのつもりがなくても、無理を通そうとするとその肩書きが脅迫材料になってしまいかねないんですよ!!ってかこの事は前の時にも話しましたよね!?」
幽子「千冬ちゃんは弟君に会いたいのはわかるけど、だからと言ってやっちゃいけないことをする理由にはならないわよね~?義照さんも二人の成長を間近で見たいのは分かるけど、仮にも元首相ともあろうものがあの行為は流石に頂けないわね~」
千冬&義照「ハイ……返す言葉も御座いません・・・」
あの後の決勝戦にて一夏と箒が見事優勝を飾り、無事に大会は閉会したわけなのだが、大会後、観客席の片隅では篠ノ之、村ノ瀬両夫人による千冬、義照への折檻が衆目を憚らずに始まっていた。
リポーター「え~あの~重造さん、あの光景は一体・・・?映っている光景をそのまま表すのならブリュンヒルデと槇田元首相が説教されている訳なのですが・・・・・・」
重造「まんまの光景だな、さっき圧倒的な強さで大会優勝した男女がいたろ?あいつらその子達が気になったからって揃って大会決勝直前に控え室に凸したらしくてな、今、篠ノ之剣道9段の奥さんと、仲の良い正晴元JAXA理事長の母の二人に折檻食らっとるのよ、あの二人折檻は容赦ないからね、さすがの元首相とブリュンヒルデも形無しと言った所か、」
リポーター「Oh……」
重造に説明を受けたリポーターも思わず絶句である、そんな中、一夏達の話題は束が持っている多数の書類に話が移っていた。
鈴音「何か凄いことになっちゃってるわね」
箒「千冬さんは確かモンド・グロッソが間近に控えているのだろう?大丈夫なのか、一夏?」
一夏「大丈夫、姉さん、ああ見えて立ち直りは早い部類だから、大会当日までには復活してるよ、それよりも束さん、その書類なんです?」
束「ああコレ?いくつかの国のISの設計図と仕様書だね、イギリスだとかフランスだとか、意外なところだとトルコからもISの評価を頼まれててね、さっきよっしーから貰ったのも含めて纏めて評価しちゃおうと思ったんだ」
正晴「なんなら一夏君達も見るかい?、外部に口止め前提で評価を手伝ってもらう可能性については事前に各国に伝えてあるからね、」
鈴音「良いんですか?結構機密的な話の匂いが・・・・・・」
束「ダイジョーブダイジョーブ!!そこら辺はどうとでもなるからね、三人ともヴァーサス・スカイのネームドプレイヤーだから誤魔化しが効くし」
箒「大丈夫なのかなぁ?まぁ、私もISの設計図は気になるけど」
柳韻「と、すればそろそろ退散の頃合いじゃな、結、そろそろ終いにしてあげなさい」
正儀「幽子~此方も退散するぞ~」
結「・・・今回はこのくらいにしておきますが、次は今回出来なかった分も含めて説教致しますので、二人とも覚悟しといてくださいね?」
幽子「そう言う事だから、以降気を付けるのよ~?」
義照&千冬「はい・・・・・・」
いい加減遅くなるので早急に帰路の途につく束達、その帰路は、折檻時に正座させられていた千冬と義照の足がしびれて余りに歩きが遅かったため、結局、篠ノ瀬研究所から行信とみとり、海自から重造の部下の車で迎えに来てもらうこととなったのであった・・・・・・
所変わってドイツの某所
此処では、幾つものトラックによってとある物が何処かしらへと運び込まれていた・・・・
???1「・・・・・・しかし、こんなのが効果あるのかねぇ?上は本当にこんなのを使うつもりなのかい?」
???2「こんなもの扱いするにはスゴ過ぎる物だけどね、ISより先に世間に認められていたら、今ごろ世界はこいつとISで完全に住み分けされてただろうレベルだし・・・・・・それにしても、《誰にも知られぬ神才》か、成る程
???1「んで?モンド・グロッソの時にこいつらを暴れさせた後はどうするんだい?ネオナチ如きに怪しい行動してるのバレたからって、ブリュンヒルデの弟を誘拐するのは止めにしたんだろう?」
???2「上はこう言ってたよ、《人形都市を探せ》ってさ」
???1「人形都市?なんだいそれは?」
???2「誰にも知られぬ所にたどり着いた神才が、そこで己の技術の全てを出し尽くして産み出した《生きている都市》らしいよ?何でも彼の残した記録が正しいんならそこには《人形の王様》がいるんだってさ」
???1「はは~ん、上はそこを制圧してより高性能なコイツらを自分のものにしたいわけだ」
???2「ま、自律してるらしいけど、所詮人形だからねぇ、ISが群になればどうとでもなるから、戦力強化には丁度良いってわけよ何れにせよ、コイツらは数十年モノの骨董品だから、ソイツら《王》つったって大したもんじゃないでしょ」
???1「そりゃそうね、んじゃあまあ、せいぜいコイツらには暴れ尽くして貰いますかっと、モンド・グロッソの会場が火の海になる姿が楽しみだねぇ・・・フフフフフフ・・・・・・」
余りに不穏な会話をする二人の人物、そして二人が率いる幾つものトラックの中には、何やら緑色のデカいロボットみたいなのの足やら腕やら、さらには青くて小さい魚みたいな機械までもが、ひっそりと横たわっていたのである・・・
~続く~
最後の何かの元ネタがわかった人は某CMが脳内再生された筈、