ブーディカさんとガチャを引くだけの話   作:青眼

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どうも~………最近イベントラッシュすぎて小説書いてる暇がない青眼です(言い訳)

皆さん、夏休みやサバフェスは満喫しましたか? 私は郵便局のバイトで夏バテしかけたり、小説書いたり、父方の実家に帰ったりと。それなりに忙しい日々を送ってきました。体調管理はしっかりしましょうね。

それでは大変長らくお待たせいたしました。異聞帯篇ピックアップガチャ第一幕、ここに開幕でございます――――――!


P.S! 近日中に執筆に付いての報告と、現在稼働中のFGOアーケードの感想を書こうと思います。そちらの方も気にしてもらえれば嬉しいかな! コメントも送ってくれると嬉しいかな!(クワッ)


絶対零度の反逆戦

 カルデアが陥落した日からおよそ四カ月。虚数空間へと逃げ延びた彼らにとっては数日かもしれないが、こちらとしては実際にそれだけの月日が経過していた。存在しない世界へと潜んだ彼らの動向を密かに追っていたアトラス支部のマスター、黒鋼はカルデア一行が実態を以てこの世界に帰還したという知らせを受け、一刻も早く彼らの元に向かうべく一握りのサーヴァントを同行させながら現地へと直行した。

―――そして彼らは見た。何もかもが吹きすさぶ吹雪に閉ざされた世界を。絶対零度の世界を生き抜くため、その土地に住まう人間は人であることを捨て魔術によって魔獣と融合した存在。“ヤガ”という獣と人の融合種へと変貌していた。剪定事象と呼ばれる、人類史という大きな幹から枝分かれした先の無い世界線。異聞帯(ロストベルト)と称された、閉じたはずの世界を展開している謎の巨大樹、『空想樹』と呼ばれている物を斬り落とすべく始まったこの世界での戦いはこれまでのそれと遜色がつかない程に激化した物であった。

 

―――異聞帯には必ず共通している点が二つある。一つは各異聞帯を担当しているクリプタ―と呼ばれるカルデアを裏切ったマスターとサーヴァントのコンビが一組。そして、もう一つはその異聞帯に君臨する“王”と称される存在だ。この世界におけるクリプタ―はカルデアを凍てつかせたキャスター、ロシアの大地で皇帝にならずに潰えた少女。『アナスタシア・ニコラノヴァ・ロマノヴァ』と、そのマスター……カドック・ゼムルプス。異聞帯の王の名は『雷帝イヴァン』。どちらも強大にして強力な障害だ。だが、その中でも巨大な障害と言えるのは、異聞帯を正して元の世界を取り戻すということの意味の重さだ。

先ほども言ったように異聞帯を展開しているのは空想樹という巨大な樹木だ。それを破壊することさえ出来ればその異聞帯は実態を保てず、これまでの特異点の様に消滅する(・・・・)。そう、消滅してしまうのだ(・・・・・・・・・)。それは、この絶対零度の大地で必死に生き抜こうとしてきた人類、ヤガ達の全てを殺すという事実に他ならない。お前たちの世界に、この地獄を生き抜かんとしてきた民を殺すだけの価値はあるのかと。雷帝は消滅する間際に呪詛を残した。異聞帯の王が消え、世界の全てを得たカドックは己がサーヴァントと共に前に出る。これでようやくスタートラインだと苦笑しながらも、ようやくそれ(・・)に手が届くと微笑んだ。今まで多くの人を救わんと行動してきたカルデア組の足取りは重い。自分達の世界を救うためにお前たちは死ね、そう取られてもおかしくはないことをしてきたという事実に彼は戦う固定概念が崩れ去ったのだ。事実、あの強力無比な雷帝を相手にしても消えなかった彼らの闘志の火は消えてしまった。後は、そんな無防備な敵を屠るだけでいい。カドックは自分達の側についたヤガ達に命じた。カルデアのマスターを殺せと。

それにヤガは従う。手に持つ銃を向け、借り物の力ではない自分だけの力を獲得した盾の少女はそれを呆然と見ることしか出来ない。黒鋼とそのサーヴァント達も必死に止めようと手を伸ばすが、如何せん間合いが遠すぎる。何も守れずに終わりを迎えようとしたこの戦い。だがそれは、一人のヤガによって覆される。言うまでもないが、ヤガという種族はどんな状況でも生きようとする強い意志を持っている。そのヤガが鉛玉の雨の中に身を晒してカルデアのマスターを身を挺して護ったのだ。そして、彼は命の灯を消す前に雷帝とは違う呪いを残した。

 

―――戦えと。こんな強いだけの世界(・・・・・・・)なんかに負けるなと。パツシィ(ヤガ)は彼の胸倉を掴んで、その瞳を狼の如き鋭い目で睨み付ける。お前を許さない、絶対に許さないと。お前たちの方が弱くて、怖くて、痛いんだろうけど。だからこそ生きろ(戦え)と。

それはきっと。これから先の闘いの中で彼らが背負うべき十字架なのだろう。自分達の世界を取り戻すために、これから何万何億の命を奪い去ろうとしているのだから。だが、それはお前たちが背負うべき当然の業だ。だから、それを知った上で乗り越えていけと。どこかで間違えてしまったヤガ(自分)達が、辛かっただけの生に意味があるとしたのなら。それは降伏に溢れた正しい世界があるからなのだと。そんな当たり前の世界の為に戦えと、一人のヤガはしてやったりと最期に笑みを浮かべてゆっくりと瞼を閉じた。その瞳は二度と開かれる事は無かったけれど、十分すぎる言葉(のろい)を送られた。

 

 

 

「たとえ世界から見放されようと、世界と対峙し続ける。それが、生きることなのだと。なんて、柄でもないセリフだけどさ。うん、俺はその言葉に従ってみようと思うよ。だから―――」

 

 遥か前方で爆発音や斬撃音。時にはビームが飛び交う中、そこだけは静まり返っていた。その場に立つのは一組のマスターとサーヴァント。灰色の髪の少年、カドック・ゼムルプスとそのサーヴァント。異聞帯のキャスター・アナスタシア。そして、その行く手を阻むのはアトラスのマスター黒鋼研砥と。ライダーのサーヴァント・ブーディカ。どちらも互いが最も信を置くサーヴァントだ。黒鋼の方にはサーヴァントが複数いたが、その全ては目の前の皇女殿下に凍てつかされた。残るは勝利の女王とそのマスターのみ、サーヴァントのスペックは向こうの方が上で三角に渡る令呪によるブーストも施されている。絶体絶命な状況にもかかわらず、黒鋼は不敵に笑みさえ浮かべながらカドックに向き合う。

 

「だから俺は、お前の世界を容赦なく滅ぼすよ。カドック・ゼムルプス。それは、俺達が背負わなければならない罪だ」

「どんなにほざいても、お前たちはもう詰みだ。他のサーヴァントは倒れ、残っているのはそこのライダー一人。カルデアのマスターを支持するのがアンタの役目とはいえ、戦力を空想樹に削ぎすぎたな。あれの防御機構は雷帝以上だ。どんなサーヴァントであれ斬り落とすことなんて出来やしない」

 

それに、と言葉を付け加えながらカドックは己のサーヴァントに告げる。皇女殿下は自分に命を下すマスターに少しだけ微笑みながら、冷酷にその指示を全うする。

 

「―――ここでお前たちは終わりだ。凍らせて砕け、キャスター!」

「ええ。分かっているわカドック。それでは、続きを始めましょう。汎人類史に肩を持つ者たちよ。―――――壊れて千切れて割れてしまえ」

 

 口元に手を添えながらふぅと息を吐く。それに釣られるように彼女の後ろから人間台の黒い人の様な存在が不気味な両手を添える。あれはアナスタシアが契約したロマノフ帝国の精霊・ヴィイ。アナスタシアの優雅な仕草とは別に、こちらを串刺しにせんと氷の棘が隆起しながら黒鋼達に迫る。甲高い音を立てながら氷の棘は際限なく立ち起こり、足場の不利を無くすべくブーディカは戦車を空へと走らせる。それを読んでいたと言わんばかりに今度は氷の飛礫が降り注ぐ。

 

「逃がしません」

「っ、『約束されざる勝利の車輪(チャリオット・オブ・ブディカ)』!」

 

 飛礫が一つとなり、より強大な氷塊へと姿を変える。それを防ぐべく勝利の女王は己の宝具の真名を謳う。無数の車輪が氷塊を押しとどめ、その隙を狙い降下する重力も加えた突進を行う。だが、その行く手を氷の壁が阻む。突如現れた障害物に愛馬は戸惑い、地表から氷の槍が伸び始める。それに舌打ちをしながらも、黒鋼は強化魔術で得た筋力値に物を言わせて斬撃を飛ばし、それを斬り落とす。

思うようにことを進められないもどかしさがブーディカを焦燥させる。だが、そんな時だからこそマスターの出番が来るというもの。すかさず手にした武器を仕舞い込みながら、振り落とされないように戦車の端をしっかり掴みながら指示する。

 

「ブーディカさん、もう一度急上昇からの急降下! 今度はこっちも礼装でブーストする!」

「ん、任せたよマスター! さあ、行こうか我が愛馬よ!」

「させるなキャスター!」

「ええ。これ以上の狼藉は看過できないわ」

 

 氷の壁を逆に利用し、垂直で真っすぐに愛馬を走らせる。次の降下を許そうとしないカドックは魔術回路に活を入れ、循環された魔力を糧にアナスタシアはヴィイと共に氷を想像して迎撃する。黒鋼は後ろから迫る氷を壊して回るが、如何せん数が多すぎる。ベオウルフ並みの豪拳があれば話は変わったかもしれないが、残念なことにいくら強化してもそこまでの筋力値は併せ持ってはいない。だが、ブーディカは後ろを気にせず真っすぐに前へと走り続ける。氷の数が捌ききれない程に増えた直後、黒鋼は左腕に輝く赤い紋様に手を添えながら叫ぶ。

 

「令呪を以て命じる! 加速しながら降下し、氷ごと轢き倒せ! ライダー!」

「おうともさ! さあ、行くよ――――!」

 

 赤い紋様、サーヴァントを従えるマスターに刻まれた三回限りの絶対命令権。令呪による瞬間的なブースト。今まで温存していた切り札を切ったマスターの指示に応え、先ほどとは比べ物にならない程に戦車を加速させながら戦車を反転、地表に立つ二人に向け突撃する。同じライダークラスのメドゥーサのペガサスによる突撃にも似たそれは、かなりの破壊力を兼ね備えている。それを冷静に見ながらもカドックもまたキャスターに命じた。

 

「キャスター! 最後の令呪を以て命ずる! 皇帝となれ!!」

「―――ええ。その令呪に応えましょう、カドック! ヴィイ、魔眼を使いなさい!」

「…………………!!」

 

 令呪による命令とは、単一化させたものの方が効力が大きい。例えば、宝具の開帳や自害といった単純なものほど令呪による強制力は力を増す。だが、全ての命令に服従といった長時間持続するような命令や抽象的な命令にはあまり拘束力は存在しない。だが、今現在アナスタシアに行き渡る令呪の命令はその力を最大限に発揮している。彼女の後ろに潜む精霊(ヴィイ)が巨大化し、不気味な瞳で二人に迫る戦車に認識。辺り一面が一瞬にして氷結させようとその魔力を解き放つ。

 

「魔眼開放―――魔眼効果付与完了(バロール・エンチャント)魔術回路限界励起(サーキット・オーバー)………皆殺しにしなさい、ヴィイ! 宝具発動、『疾走・精霊眼球(ヴィイ・ヴィイ・ヴィイ)』!!」

 

 肥大化したヴィイと残る魔力を解き放つアナスタシア。その余波だけでも黒鋼とブーディカの肌を晒している部位に冷気が染み込み凍えていく。このまま何の策も弄さずいたら宝具を直撃する前に凍り付くだろう。だが、そんなことは認められない。戦えと、生きて闘えと言われた。そうあるべきだと願われた。ならば、その思いを背負って黒鋼は戦わねばならない。元より彼は、そうあるべきだと定めづけられているのだから―――――!

 

「二画目の令呪を以て、我らが女王に願い奉る! 我らが道を遮るものを打ち破れ!」

 

 最大三角存在する令呪のうちの二つ目を捨てる。赤い閃光と共に令呪の魔力はブーディカの剣と戦車に吸収されて行き、戦車の周りには無数の車輪の盾が。腰に差した刃には銀の光が溢れる。体中に魔力が行き渡り十全に力を行使できるという条件はこれで対等。だが、彼にはまだ最後の一つが残されている。それをどう使おうか逡巡したが、すぐに愚問だと苦笑する。何故なら、それは既にそうあるべきだと気づいているからだ。

 

「最後の令呪を以て、我らが女王に請い願う! 勝利の女王(ヴィクトリア)であれ!」

「―――! マスター、それは……」

 

 三角目の令呪による命令、それは奇しくもカドックがアナスタシアに命じたものと酷似していた。抽象的な命令は令呪を以てしてもあまり効力を及ぼさない。だが、その意味を互いが理解している時はその限りではない。二つの令呪によるバックアップにより、ブーディカへと行き渡った力は生前のそれに近づく。当時、最強と呼ばれたローマを半壊させた勝利女王の愛馬による宝具級の魔力の塊をぶつける全力疾走。それに加えて愛剣や盾、後ろには護るべきマスターがいるということが死の恐怖へと挑む彼女を鼓舞する。

 ―――負けられない。ローマに蹂躙された(あの)時とは違う、今度こそ護りきるのだと(・・・・・・)。過去に受けた悲劇を二度も起こさせないと再び誓う女王の握る手綱に、剣を握るその手に力が満ちていく。

 

「はあぁぁぁ――――――!!」

「っ、凍れ―――――――!!」

 

 ヴィイ自身の手とアナスタシアと共に生み出した氷塊と、周囲に展開された車輪の盾を引き連れた戦車が激突する。互いに込めた魔力は自分が持ち得るもの全て。後の勝敗を決めるのはそれぞれが持つ勝利への執念だろう。全力を籠めた四人の力の行方は――――――

 

 

 

 

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

 

 

 

「あー…………痛い、もう体の節々が悲鳴上げてるんだけど。休みたい、休みたいぞ~………」

「まあ、今回の闘いも激しかったしね。いつも言ってるからありがたみなんてないかもだけど、今回もお疲れさま」

 

 重い足取りと愚痴を零しながら召喚場に向かう黒鋼と、それを見ていつものように苦笑するブーディカ。いつものような光景とはいえ、それが今も続いているのは幸せなことである。『永久凍土帝国』と呼称されたあの異聞帯(ロストベルト)での激闘から早数週間。ちょっとした裏技を用いて現地に直行できた彼らアトラス支部の面々は、正式にシャドウボーダーとの“縁”(アンカー)の作成に成功した。といっても、こちらに直接顕現してもらう訳にはいかないので、食料やサーヴァントの転送といったことし出来ずにいて歯がゆいというのが現状だ。これもあの人(・・・)の指示とはいえ、面倒だと一蹴したいところ。しかし、組織に属する以上は身勝手な行動は許されない。カルデア組には不自由な思いをさせてしまっているが、今は何とか納得してもらいたい。

 

「ところで、カルデアの新所長。ゴルドルフって言ってたっけ? 案外話の分かる人そうで良かったよ。いい意味で単純、悪い意味で平凡な貴族ってとこだけど。決して悪い人じゃなさそうだ」

「そうだね。ちょっと上から目線なところはあるけど、それ以外は普通の人っぽい。いやぁカルデアの新所長のプロフィールだけはホームズが前もって送ってくれてたから知ってたけど、本当にそのままだったから驚いたよ」

 

 二人して話題になっているのは、大晦日に壊滅した時に一緒に連れてきたカルデアの新所長、ゴルドルフ・ムジークという男性についてだった。小太りな体型に良質な魔術回路。そして、他を見下して考える魔術師特有の考え方ではあったが、それを剥きすると普通の人間の様だ。魔術世界においてああいって人は数が少ないので、きっと色々と苦労してきたのだろう。コヤンスカヤという玉藻と瓜二つな人物の独断と偏見で選んだそうだが、彼ならばカルデア職員とも良好な関係を築いていけそうだ。

 

「あ、気になってたんだけどコヤンスカヤって人の正体分かったの? 玉藻本人に確認しに行ったんでしょ?」

「それなんだが。当の本人が一向に話そうとしないんだよな。どうして自分の黒歴史が出て来ているんだとか、アルトリアさんみたいに私の種類を増やしても良いことないですよだのと。その、色々と苦労してそうだった」

「―――ああ、うん。そうだね。今更だけど、普通は自分と同じ存在が増えたら戸惑うよね。うん」

 

 同一人物が様々経緯を経て別人として現界することは実際に在り得る。例に挙げると先に話題となったアルトリア、彼女は聖剣エクスカリバーを所持した状態と聖槍ロンゴミニアドを所持した二つの軸が存在しており、どちらも聖杯の呪いといった理由でオルタナティブ。つまりオルタ化した存在がある。それに加えて霊基に追加補填される水着だのサンタだの、はたまた別時空で謎のヒロインXだのそれのオルタ化だのと。正直なところ彼女一人で十人も役をこなせているのである。

 また、ネロも付きの聖杯戦争を経験したもの。そうではない花嫁衣装に身を包んだブライドの二種類。ジャンヌ・ダルクやエリザベート、クー・フーリンにエミヤといったサーヴァントも自身が増えていく現状に頭を抱えている所がある。その中でも段違いなのがやはり騎士王様なのだが。本人はもう何も考えないようにしている節さえある。

 

「さてと、あれこれ考えるのはやめだ。ぼちぼち召喚の方に移っていこう」

「そうだね。いやぁ、今回は今回でもかなりの数だね」

 

 今回用意した聖晶石の入った袋の封を解き、それをボロボロとサークルの中央に注ぎ込む。今回はカドックとアナスタシア、現地で力を貸してもらえたサーヴァントとも少なからず縁を結ぶことに成功したのでかなりの数のサーヴァントの召喚が可能になっている。といっても、こちらに残された聖晶石にも限りがある。最近は何故か財布が暖かくなることが多いので、お布施感覚で課金してしまうかもしれないが許してほしい。ちゃんと上限はしっかりと決めているから許してほしいところ。といって、過度な課金は身を亡ぼすのでほどほどにしておきたい。

 

「そうこうしている内に新しい人の反応を感知したみたいだ」

「ん、クラスはキャスター。外枠は銀だから、彼かな?」

 

 十連召喚の際に吐き出される召喚済みのサーヴァントや礼装を掻き分け、その中で新たなエーテルで編まれた体を得たサーヴァントが現界する。身長は二人に比べると少し低く、小柄な体の頭部は土色の仮面で覆われている。人嫌いというここでは珍しくもない性質を持ったキャスターは。あの凍てついたロシアで最も頼りになったあの人である。

 

 

 

 

 

「サーヴァント、キャスター、アヴィケブロン。召喚に応じ参上した。早速で申し訳ない、工房が欲しいのだが、いいかね」

 

 

 

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

 

「お久しぶりです、アヴィケブロンさん」

「君か。私が召喚されたとなると、あの戦いはどうにかなったようだ」

「うん、君が作ってくれたゴーレムがなかったら大変だった。本当にありがとね」

「やめてくれ、私はただ贖罪を兼ねて行ったことに過ぎないのだから。感謝の言葉はありがたく頂戴するが、必要以上に私の評価を上げることはやめてもらいたい」

 

 淡々と自分の評価を下すゴーレムマスター、アヴィケブロンの言葉に二人は苦笑する。彼の宝具、『王冠:叡智の光(ゴーレム・ケテルマルクト)』を発動させるためには核となる炉心と材料となる土台が必要となる。土台は異聞帯で本当に怪物(ミノタウロス)となったバーサーカー・アステリオスが作り上げた迷宮を。そして、核は彼自身を生贄とすることで製作された。あの時、彼は言っていた。かつての自分は宝具(アダム)を降臨させるためにマスターであった子供を生贄にしたのだと。そして、その時の後悔や罪の意識は自分という霊基に染みついているのだと。

 ―――だからこそ戦え。私は君たちならばあの雷帝をも倒すと信じしている。契約を交わして数日しかたっておらず、人間嫌いのアヴィケブロンがそう言い残して消えたあの時。絶対に負けられないと誰もが思ったものだ。

 

「それでも、貴方には感謝しかない。ありがとう、アヴィケブロン。そして、これからよろしく。工房はすぐにでも用意させてもらうよ」

「ああ。では、私はこれで失礼しよう。後で召喚される人物が所縁がある者だと、気の利いた言葉も返せないのでね」

 

 事務的に話した後に召喚場を去るアヴィケブロンを苦笑しながら見送る。呼ばれて早々なのでそこまでの付き合いではないとはいえ、素っ気ないにも程があると思うのは仕方のないことだろう。

 さて、最初の十連が終わり。次々と十連を回していく。目下の目標は一応あの女性(・・・・)ではあるが、無理に呼ぶつもりはない。あくまで自分が挑戦できると判断する分しか回さないように細心の注意を払う。そうこうしていると、新たなサーヴァントの反応を二つ検知した。クラスは狂戦士(バーサーカー)復讐者(アヴェンジャー)の二つ。どちらも観測したことのある霊基パターンから何となくではあるものの、召喚されるサーヴァントにあたりをつけておく。

 二枚のカードから形作られていく二つのシルエット。片方は頭部に耳を、腰辺りから尻尾を生やした女性。灰色に染まりつつある髪に黒と白で彩られた服から、どこかモノクロじみた衣装を身に纏った人物が形成されていく。もう片方は赤と黒で染められた甲冑を身に纏い、片手には指揮棒の様に細い剣を持つことから細剣士(フェンサー)という肩書が似合いそうな人物。どちらも召喚されてから早々に怨嗟にまみれた口上を述べた。

 

 

 

 

 

「全てを燃やし、何もかも喰らい尽くしてやる………!!」

「私は、死だ。私は、神に愛されしものを殺さねばならぬ。……我が名はサリエリ。いいや。違う。私は、私は誰なのだ…………―――」

 

 

 

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

 

 

「ん、二人とも異聞帯以来ですね。召喚に応じてくれて、ありがとうございます」

「………こうやって、カリュドーンの毛皮を纏って召喚されるというのは慣れんな。私のこれは、あくまで宝具の発動に伴う変化だったからな」

「そうなの? それじゃ、その肩の毛皮を引き剥がせばアーチャーのアタランテに戻ったりするの?」

「いや、今の私はバーサーカーであれと聖杯から呼ばれた。故に、カリュドーンの毛皮を引き剥がしても霊基の在り方は変わらん。弓兵の私と違い、今の私の精神の在り方も些か歪んでいる。面倒なサーヴァントではあるが、よろしく頼むぞ」

 

 どこか挑発するようなアタランテ・オルタの言葉に黒鋼は乾いた笑みを浮かべる。そもそもアーチャーのアタランテでさえ未召喚なのに、いきなりバーサーカーの方を呼んで弓兵の頃とは違うから気を付けろと言われてもあまり危機感を感じない。といっても、アタランテである以上子供が好きという点は共通しているだろう。あとでジャックやナーサリーたちの中にでも放り込もうと内心で決めていると、口上を述べてから一度も喋らない復讐者(サリエリ)のことが気になった。時折、体を震わせていることからちゃんとここに召喚されているのだろうけれど。一体何が彼を震わせているのだろうか。

 

「お~い。サリエリさ~ん? どうかしましたか?」

「あ………う………す……あ……………あ………」

「あ。う。す? ――――――あっ」

「―――――アマデウスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!!」

 

 口上を述べ終えた直後に発狂し召喚場を爆走しながら去るサリエリに、この場に揃った三人は呆然その行くさまを見送るしか出来なかった。アントニオ・サリエリ、彼は生前にヴォルガング・アマデウス・モーツァルトを殺したというただ一点のみで英霊に至った存在だ。曰く、アマデウスの音楽に対する才を妬み凶行に至ったのだが。しかし、それはそうあるべきだと民衆が噂した結果であり、最終的には『無辜の怪物』という噂等で容姿や能力が付与された人物に与えられるスキルを獲得した。ランクはまさかのEXと、過去に登場したそのスキルを所持する者たちをぶっちぎって高い。それだけ、サリエリという人物に取り憑いた(のろい)は強いということだろう。

 

「さて―――。その、アタランテ・オルタ。早速で悪いんだが、頼みたいことが一つ」

「先の男を捉えれば良いのだろう? 最悪、霊核を砕くことになるかもしれんが。それでも良ければ了承しよう」

「ん、それじゃ任せた。でも、できれば無力化程度に収めてくれると嬉しい」

 

 それは出来かねる、淡々と先に召喚されたアヴィケブロンのように事務的に話しながら墜ちた狩人は疾走する。元よりギリシャ神話の中でも屈指の敏捷値を全開にしてかける彼女は、文字通り目にもとまらぬ速さで召喚場を後にした。個性の強い人ばっかり読んでしまったな頭を掻いていると、隣に立つブーディカがどこか悲しそうに微笑んでいた。

 

「―――ブーディカさん? どうかしたのか?」

「えっ? あ~いや、別に大したことじゃないんだけどさ。やっぱり、私の知る彼女とは違うんだなって思うとさ。少しだけ悲しいっているか、ね」

 

 その言葉は間違いなく、さっきのアタランテに対して贈られた言葉なのだろう。確かに、黒鋼達が会って話した彼女はオルタではない。多少の肉弾戦はしても基本は弓による射撃に特化した麗しの狩人だ。だが、人というのは堕ちようと思えばとことん墜ちる。それだけ、普段とオルタには違いがある。いや、それはアタランテだけに限らないのだが。一時期、同じキッチンで料理をしたり、子供たちの相手をしてそれなりの関係を築いていたブーディカだからこそ。その言葉が出たのだろう。

 

「―――いつか、オルタじゃない方も呼べるように頑張るよ。俺も出来れば、あの人には笑っていて欲しい」

「うん。その時は頑張ってね、マスター」

 

 

 

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

そうこうしているうちに、今回の十連ガチャもそろそろ終わりに近づいていた。結局といえばそれまでだが、元より用意していた分だけでは少し物足りず。次のイベントまでに育成と称して聖晶石を購入し、育成に必要な分の石を投げ続けている。今回のガチャもこれで七回目。その感に二人目のサリエリや、アタランテを三人呼び出し。アヴィケブロンに至ってはフレンドガチャという無料(ただ)で回せるほうのガチャでも来てくれたことで宝具レベルが五になっている。成果としては十分だが、せっかくなので演技の良い七回目で打ち切ることになったのだ。

 

「それじゃ、最後の十連行くぞ~。どうせ『優雅たれ』のみだろうけど、しかる後に『イマジナリー・アラウンド』の贄するから問題は無い!」

「いや、ここまで良い引きなんだからここらで撤退しようよ。………って言ってもしないんだろうなぁ。しょうがない、でも。それで最後だからね?」

「おうともさ。この後でどうせ復刻イベントとかやるんだし、その分くらいは残しておくさ」

 

 ここまで中々の結果を出してきた十連ガチャもこれで幕引き。今度は誰が来るんだろうなと淡い期待を寄せながら今回最後の十連召喚を執り行う。いつものようにポンポンと出て来る『麻婆豆腐』や『天の遡月』といった星三の礼装に嘆息した直後だ、金色の光がサークルを彩る。中心に表れたのは狂戦士のイラストが描かれており、案の定アタランテ・オルタが召喚される。

 

「……………汝も酔狂なマスターだな。狂っている私を呼ぼうなどと考えるのは汝くらいなものだ」

「いや、呼ぼうと思ってたわけじゃないが………まあ、ここまで来てくれたのは何かの縁だ。全力で育てるからよろしくな、オルタンテ」

「待て、それは私の名か? 即刻取り消せ、今すぐにだ」

「い~じゃん呼びやすいし。アタランテ・オルタって長いし」

「だからといって勝手に略すな! 噛みつくぞ!」

「おうこいや! その前に全力で尻尾とか耳とかモフってやんよ!」

 

 これで通算四回目の登場となるアタランテに若干の嫌気が差した黒鋼が彼女をからかい、ノリよくそれに付き合いじゃれ合いという名のリアルファイトが始まるような空気が辺りを包む。お互いの目を全力で睨み付け、いざ行かんと踏み込もうとした直後。二人の横から金色の光の柱が立ち昇る。そういえばまだ召喚の途中だったと今更ながらに思った黒鋼は、それを横目で見届けようとして目を剥いた。金色の光の中から出現したのは、今まで呼ばれていた狂戦士のそれではなく。髭の生えた老人が描かれていた、キャスタークラスのカードだったのだ。

 

「え、ちょ、え!? う、嘘だろこんなことがあり得るのか!?」

「なんか、ここ最近の研砥のガチャ運が右肩上がりだねぇ。この間もキアラやアーサーとか呼んじゃってるし、これはひょっとしたらひょっとするのかな……?」

 

 金色のカードから光の粒子が零れ、遂にそのサーヴァントの姿が露わになる。だが、それは二人が期待していた彼の皇女殿下ではない絶対的な王の姿。金の髪に赤い瞳、眠そうな瞳をゆっくりと開いて辺りを見渡し、突如として出現した波紋の中から一振りの斧を取り出しながら彼は己が真名を告げた。

 

 

 

 

 

「キャスター・ギルガメッシュ。人類史の危機と聞きつけ、ここに現界した。貴様の召喚に応じたわけではない。付けあがるなよ、雑種」

 

 

 

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

「ぎ、ギルガメッシュ王―――――!?」

「なんだ、この(オレ)が来ることに不満でもあったか? 既に事を終えた後にも拘らずやって来る我は不要だとでも?」

「めめめめ滅相もない! ありがとうございます!」

 

 五回目の登場となるキャスター・ギルガメッシュの登場に黒鋼は驚きと畏怖を隠せない。いや、正直な話をすれば金色に輝くキャスターのカードを見て彼女が呼ばれたのではと思ってしまったわけなのだが。それを抜きにしても彼が召喚されたというだけで今回のガチャは勝利したといっても過言ではない。なぜならば、賢王ギルガメッシュの宝具レベルが悲願の五になったのだから。

 

「ふん、分かればよい。尤も、それだけでなく。別の者も引き寄せるのが貴様の取り柄というか、体質なのだろうがな」

「は? え、なんか物騒なこと言ってないか?」

「知らん。だが、この後に呼ばれる者に対する処遇は貴様が決めることだというだけだ。精々気を引き締めてことに当たることだ。間違えば貴様といえ、凍えるかもしれんからな」

 

 愉快に口元で弧を描きながら賢王は召喚場を立ち去った。それに釣られるようにアタランテも我先にと召喚場を去ってしまった。一体何が言いたかったんだろうかと首を傾げているとだ。再び召喚場が眩い光が炸裂した。しかも、先ほどの金色のさらに上を行く輝き。虹色に輝く三本の光のラインから魔術師のカードが吐き出されていた。

 

「………は? え、ちょ。はぁ!?」

「まさか、本当に召喚されちゃうなんてね。これは、カドック君に悪いことしたかな」

 

 眩い光から徐々に一人の女性の姿が構成されていく。雪の様に白い髪に同色のドレスに身を包み、翡翠色の瞳をした少女。どこか遠い場所を見ているかのような目つきに、手で優しく抱いている顔のない人形。彼女からゆっくりとこちらに流れていく冷気と、表情が一切見えないその顔から自分とは違う位置にいる存在なのだと思い知らされる。

 それは、彼の異聞帯で遭遇して撃退したサーヴァントの一人。決して相容れることは出来なかったが、最期までサーヴァントであらんとしたその在り方に感動した彼女の名をよく覚えている。少女はそんな召喚者たちの感情を知るはずもなく、淡々と事務的に口上を述べた。

 

 

 

 

 

「サーヴァント、アナスタシア。召喚の求めに応じ、ここに参上したわ。この子はヴィイよ。私共々、よろしく」

 

 

 

 

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆

 

 

「――――――次はこれをこうして。んで、次にあいつ等が虚数空間に入っても大丈夫なようにアンカーを再制作してと………。これでよしっと。それじゃ次に異聞帯のレポートをば―――」

 

 召喚されたばかりのアタランテ・オルタ、アナスタシア、サリエリのレベルを上げを済ませ、次に宝物庫や種火の周回を終わったらいつものようにレポートの作成をし続ける日々が続く。特異点ではなく異聞帯という未知の存在へのレポートを作成するというのは精神的にも疲労が溜まっていく。加えて、今回は普段とは違う方法で現地に移動した上で戦闘までこなしたのだ。肉体的にも精神的にも疲労は溜まっているのだが、それを無視してでも頑張らないといけない。

 何故なら、黒鋼はカルデアを補佐する支部に所属するマスターの一人。そして、そのカルデア本部は壊滅した上に現在進行形で逃避行し続けているのだ。だからこそ、彼一人だけでも成し遂げないといけないのだ。レポートの作成からこれから続く異聞帯での戦闘における予測と訓練。果てには捕虜になったカドック・ゼムルプスというクリプタ―の尋問などなど。色々とやらないといけないことが多くて大変なのである。尤も、偶然にもアナスタシアの召喚に成功したから、彼女をカドックの元に向かわせるだけで充分だと思ってはいるのだが。

 

「…………あの別れは、本当に辛かったからな。少しでも仲良くなれれば良いんだけれど」

「あら。誰が、誰と仲良くするのかしら?」

「ん? いや、だからアナスタシアとカドックの関係だよ。敵だしビリーのやったことだから仕方ないが、俺個人としては殺すつもりはなか―――!?」

 

 対応されるはずのない独り言に反応され、つい言葉を返してしまった黒鋼は驚きの余り勢いよく後ろを振り返る。女性の声は彼の思った通りの人物であり、彼女は何事もなかったかのようにベッドに腰を掛けていた。小さい顔のない人形を携え、雪の様に白く長い髪伸ばした小柄な少女。レベルを上げてから遭わない様にしていたアナスタシアがそこに出現していた。

 

「―――どうしたんですか? 貴女には待機を命じていたはずですが」

「いえ、別に何も。それとも、私がここにいるのが迷惑なのかしら?」

「迷惑じゃないですが、最初は一緒の部屋にいるのも嫌がっていたので驚いてしまって。気分を害してしまったのなら謝りますが」

「問題ないわ。それから、無理に敬語を使う必要も無いわ。人に仕えるということは慣れていないけれど、今の私は貴方のサーヴァントですもの。マスターならマスターらしくしてちょうだいな」

 

 無機質な機械の様に淡々と言葉を紡ぐアナスタシアに、黒鋼は何とも言えない表情を浮かべながらそれを了承する。といっても、彼にとってアナスタシアというサーヴァントは召喚してしまったことに僅かながらの罪悪感を覚えてしまっている。それは、カドックという最高のパートナーを得ていた彼女に、別の存在とは言え自分などがマスターと呼ばれていいのだろうかと考えてしまうからである。召喚された彼女をカドックの元に向かわせようとしたのも、その罪悪感が齎した判断なのかもしれない。

 

「……やはり、貴方は器用ではないのですね。気にするなと言っても、無駄なのでしょうね」

「そりゃあ、な。俺が言うのもあれだけど、向こうの貴女とそのマスターとの関係は美しかった。だから、そんな彼のサーヴァントである貴女と契約を結んで本当に良かったのか。感がられずにはいられないんだ」

 

 聖杯戦争においてマスターとサーヴァントの関係性は勝ち抜く大事な要素だ。時折、契約したサーヴァント達に自分達が参加した聖杯戦争のマスターとのことを聞く時がある。それを聞くたびに胸が痛むのは、自分がそのマスター達と負けないくらいの人間だと胸を張れるほどの実力を伴っていないからだ。それは敵対したマスターであるカドックも例外ではない。

 溜め息を漏らしながら天井を見上げる。マスターとして色んなサーヴァントと契約してかれこれ二年と数カ月。少しは彼らが誇れるマスターになれているのだろうかと考えてしまう。すると、アナスタシアの冷たい手が黒鋼の頬を触れる。いつの間に立ち上がっていたのか、黒鋼は自然と彼女の翡翠色の瞳を見つめる。召喚されたころとは違う優しい目つきでアナスタシアは微笑みながら口を開いた。

 

「そんなことを考える必要は無いのです。私は貴方の呼びかけに応じ召喚され、貴方はそれに相応しい指示を行ってきました。少なくとも、私は貴方のサーヴァントとして戦えることに満足しています」

「………なんだろう、な。どうもそれを受け入れられない自分がいるんだよな」

「それは貴方の問題です。どうにかして乗り越えてなさいな。それから、紅茶を飲みたいわ。あの赤い外套の弓兵に用意をお願いできるかしら。折角だし、これまでのマスターの冒険を聞かせてくれないかしら。興味があるわ」

「―――そうだな。いい機会だ。お供しましょうか、皇女殿下殿」

 

 

 

 

 




といわけで、今回の亜種特異点Ⅰ『永久凍土帝国 アナスタシア―――獣国の皇女―――』ピックアップではイヴァン雷帝以外のサーヴァント+術ギルという我ながら最高の引きをしました! 今回から結果を以下の様に纏めてみようかと思います! なお、☆3のサーヴァントは自分が狙ったものを書くのであしからず。

回した回数………10連召喚7回。単発召喚6回の計76回
☆5:アナスタシア
☆4:アタランテ・オルタ(3人)
   キャスター・ギルガメッシュ
☆3:アヴィケブロン(5人)
   サリエリ(2人)


 次回は聖杯大戦篇を投稿予定です。待ちにまったFate/Apocryphaコラボ! そして始まる『施しの英雄』カルナのピックアップと恐ろしく効率の良い素材狩り。秒間42体倒されたことによって人嫌いが悪化したアヴィケブロン先生の未来はいかに!?
次回、『怒り狂いし英雄王、裁きの鉄槌が世界を斬り裂く』でお会いしましょう!
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