FGO マシュズ・リポート ~うちのマスターがこんなに変~ 作:葉川柚介
人理継続保障機関カルデア。
なんやかんやで科学と魔術が交差する技術を結集し、人類がより長く、より強く繁栄するよう未来を観測し、その行く末を保障するための機関。この機関が存在する限り、人類は衰退しましたなどという結末はあり得ません。そういうことを目的としています。
しかしあれこれあった結果、人類の歴史がある日ぷっつり途絶えるということが判明し、なんとかするために呼び寄せられたMST48……じゃなかったマスター候補48人。
彼らの力を用いて人類の歴史が途絶える原因の調査と事態の解決を目指すこととなったのですが、これまたあれこれあった結果実際に活動しているのはただ一人となりました。
私はマシュ。マシュ・キリエライト。
カルデアのマスター候補としてレイシフトする寸前に起きた爆発事故によって死の淵にあったそのとき、謎のサーヴァントソウルが憑依。盾の英霊、デミ・サーヴァント<シールダー>となってカルデア唯一のマスターである先輩のサーヴァントとして戦っています。
私がこうして筆を執ったのは、その先輩についてのことを記録するためです。
先輩は、カルデア側が何らかの魔術的な意図をもってしたことなのか、特に魔術師としての素養や知識を持たない一般人の中から辛うじてマスター適性を持つという理由で呼び寄せられた人です。
それが数奇な運命によって初のレイシフト時の事故……いいえ、いまは襲撃と評するべきでしょう。それによって軒並み重傷を負ったマスター候補に代わり、たった一人で特異点に立ち向かうことになりました。
境遇から考えれば、ありえないほどの異常事態。それでも人理修復のために力を尽くす立派な先輩……なのですが、なんだかちょっと変な人なんです。
だからこれは、そんな先輩を理解するための第一歩。
先輩の言動を記録することによって、少しでもその考えに近づけたら。そう思っています。
◇◆◇
先輩は、はじめから少し変わった人でした。
マスター候補に選ばれた経緯もあってカルデアへの到着が遅く、魔術やカルデアの目的などについての理解も他の人たちと比べて圧倒的に低い状態。
というか、初対面の時は廊下で寝ていました。しかもなぜか宛名に「津上翔一」と書かれた封筒を持って。目覚めた先輩に曰く「これはただの小道具」とのことでしたが、一体どういう意味なのでしょう。礼装の類のことであれば、納得できなくもないですが。
カルデアのことを説明したときも「人類補完計画?」と聞き返されました。何かが違うけど、大体合っている気がしてなりません。
先輩はこうして、不思議と意味はよくわからないのに話が通じる感じの人です。だからこそ、多くの時代と地域を生きた数多のサーヴァントと絆を結ぶことができているのかもしれませんが。
先に説明した通り、先輩は魔術と関係ない一般人の中から選別されたマスター適性の保有者です。なのでカルデアがどういう機関かもよく理解していなかったそうで、「アイドルのスカウトかと思った。ほら、最近女の子だけじゃなくて男のアイドルも続々デビューしてるし?」と言われました。あいにくと私はカルデアの外の事情には疎いので、よくわかりません。
ちなみにマスター候補には特別な才能が必要となります。
ただし、それはあくまでも「マスターとしての適性」であり、魔術師としての素養や実績、家系や魔力量などに左右されるものではありません。だからこそ一般人枠の先輩もマスター適性を有し、逆にオルガマリー所長は全く適性を持たないのだそうです。
そのあたりを先輩に説明したところ、「サーヴァントとのリンクス適性……!」と驚いたような嬉しそうな顔をしていました。先輩が楽しそうで何よりです。
その後、オルガマリー所長の全体説明の場で居眠りして叩き出されたり、その結果最初のレイシフト時に仕組まれた爆発から辛うじて逃れたりして、はじまりの特異点、冬木へ私とともにレイシフトすることに成功しました。
オルガマリー所長とも合流して状況を把握するなり「ネオ冬木炎上……!」とかつぶやいていましたが、「ネオ」とは一体どのあたりがネオなのでしょうか。
ともあれ、レイシフトに成功したのは私、先輩、所長だけでした。
共通項は、レイシフトをサポートするためのコフィンに入っていなかったこと。たしかに、コフィンの補助がなければ成功率が低いとはいえレイシフトが不可能なわけではありません。
先輩はその話を聞いて「確率
……なぜか、何かを致命的に間違えている気がしますが。
そうこうするうちに霊脈を発見し、この探索の拠点とすることが決まりました。
私の宝具である由来不明の盾を霊脈上に設置して、召喚サークルを確立。サーヴァントを呼び出すことができるように成功です。
……ですが。
「待ってください先輩。そのカードはなんです。呼符とは違うようですが、召喚に使う触媒ですか? ……いや、あのちょっと、なんで盾を触って……ってなんか一部スライドした!? そこにカードを収めて何を……!」
\アドベント!/
で、サーヴァントが召喚されました。
何を言っているのかわからないと思いますが私もなにをされたのかわかりませんでした。
そのおかげでDr.ロマンに報告するのも難儀することになったのは少々痛手です。先輩は基本的にいい人なのですが、こういうところで困ることが多々あります。
その後、冬木の探索は順調に進みました。
……いえ、もちろん大変なことしかなかったのですが。
本来の歴史から外れた特異点だけあって、聖杯戦争で敗れたはずのサーヴァントたちが影のような姿になって襲い掛かってきたり、辛うじて生き残っていたキャスターのサーヴァントと共闘することになったり、デミ・サーヴァントとして不完全な私が宝具を使えるようにするためにとキャスターがかなり本気で先輩を殺しにかかってきたりなどなど。
あと、それ以外の雑多な敵もたくさん襲ってきました。動く骨格、いわゆる竜牙兵とよばれるものたちや、一見竜牙兵のようなのですがよく見たら骨のような模様が掛かれた黒い全身タイツ姿で「イーッ!」と叫んで襲い掛かってくる者たちなんかもいました。アレは明らかにサーヴァントとも魔に連なるものとも違う気がします。
ただ、そんなときでも先輩は冷静でした。というか平然としていました。
宝具の扱い方を知るためということでキャスターに命を狙われても、しれっと私にキューブ状のなにかを手渡してくれましたし。
「あの、これなんですか? ……サーヴァントの資格? 本能覚醒? アッハイ。ありがとうございます」
だそうです。実際そのキューブのおかげか否か、宝具も使えるようになったので問題はないのですが。
というかそもそも、先輩は戦闘の指示がおかしいです。
いえ、指示の内容自体は的確です。正直びっくりするほど的確です。戦闘経験があるのではないかと疑う程に。
先輩に曰く、カルデアに来るまでは「通りすがりの猿顔の一般市民だった! 覚えておいて!」だそうですが。……というか、先輩は別に猿顔ではないと思います。どちらかというとカッコい(ここから先は乱暴に消されていて判読できない)。
では何がおかしいのかというと。
\Arts!/ ピピピピピピピ!
\Quick!/ ピピピピピピピ!
\Buster!/ ピピピピピピピ!
\Extra Attack!/
「は、はい! 私が連撃ですね!」
とまあこんな感じで、謎のカードを謎のカードリーダーに通すことで指示を出します。
あのカードもカードリーダーも礼装の一種なのでしょうか……普通に声が届く距離であれば、戦闘中であっても頭の中に何をすべきか先輩の指示が届きます。意味が分かりません。
ともあれそんなこんなで新しく召喚されたサーヴァント、現地で協力してくれているキャスター、そして先輩やカルデアスタッフの助けを受けてなんとか冬木の探索を続けました。
先輩に関する記録においては余談となりますが、私の宝具は
その時、先輩は真剣な表情で「ガードベントだけは絶対ダメ」と主張していましたが、そもそも誰もその名前を付けようとしなかったので杞憂だったようです。私自身猛烈にイヤな予感がするので、その考えは正解だったと思います。
そして、何やかんやでキャスターの案内の元たどり着いたのが冬木の聖杯戦争の中枢たる、大聖杯のありか。
待ち構えるのは、この聖杯戦争においてキャスターと並ぶ生き残りにして、他のサーヴァントを屠った最強、セイバー。黒い鎧と病的に白い肌。美しい顔立ちに浮かぶこちらを命とも思っていないような冷たい表情。デミ・サーヴァントである私とも、どこか親しみのあるキャスターとも違う、世界に組み込まれたシステムの一部。
そして、とてもとても悲しそうだと、そんな風に感じる姿でした。
セイバーとの戦いは苛烈を極めました。
キャスターから前もってセイバーの宝具、そこから確信に近いレベルで予想されるその真名、ブリテンの騎士王、アーサー王。
……なんか女性だったんですけどね。
今思い出しても、よく生き残れたものだと思います。
宝具、エクスカリバーの一撃。それを防ぐのは、いまだ真の名前すら知らない私の宝具。所長が付けてくれた名前に不足があるとは思っていませんが、明らかに位負けしているでしょう。
それでも今こうしてカルデアに戻って振り返ることができるのは、先輩がいてくれたからです。
◇◆◇
怒涛のように押し寄せるセイバーの宝具。
莫大な魔力を全て攻撃に転化した破壊の権限。
マシュが持つ盾の宝具をもってしても防ぎきれるかわからない、絶望に最も近い時。
それでいて、どこか深い闇にも似たエクスカリバーの放つ黒い光は吸い込まれそうなほどに魅力的で、いっそ諦めてこの光に飲まれてしまえばいいのではないか。そう誘われた気がした。
そんなとき。
「マシュ!」
「先輩!? なんでこんなところに!?」
力が抜けそうになった手を、そして折れかけた心を支えてくれた熱。
いつの間にか盾が散らす宝具の破壊をすり抜けて駆けつけてくれたマスターの手だった。
「ちょっとこう、ね。隙間が空いた時を見計らってぴょんっと」
「無茶すぎますよ!?」
「無茶もするさ、かわいい後輩の一大事だ。……いいか、マシュ。マスターとサーヴァントは、言うなれば運命共同体。互いに頼り、互いに庇い合い、互いに助け合う。マスターがサーヴァントのために、サーヴァントがマスターのために。だからこそ聖杯戦争で生きられる。マスターは兄弟、サーヴァントは家族なんだ」
「アッハイ」
なんとなく「嘘を言うな!」という声が聞こえてきたり、実際にマスターとサーヴァントの間で裏切り上等なケースもそれなりにあったんだろうなという確信に近い予想が湧くマシュであったが、とりあえずマスターの言うことは聞いておく。
なにせ、少なくとも自分とマスターの間においてその手の心配は無用だからだ。
マシュはマスターを信じている。マスターはこの期に及んでもなおマシュがセイバーの宝具に負けるはずがないと信じてくれている。
ならば、足に力を入れなければならない。萎えかけた腕に力を込めてこそ本当だ。それこそが、マスターとサーヴァントのあるべき姿。
たとえどんなに名の知れた英霊が相手でも、どれほど強大な宝具が相手でも、今のマシュに負けはないのだから。
◇◆◇
カルデアで出会い、フォウさんに気に入られ、一度はこの命が尽きるかと思った最期まで一緒にいてくれた先輩。
デミ・サーヴァントとして蘇り、先輩のサーヴァントになれたことを、私は本当に心から嬉しく思っています。
……それでも唯一の心残りは、所長のことです。
冬木の町を共に歩き、私と先輩を時にはっきりと叱り、時にわかりづらく励まし、最終的には先輩に曰く「わかりやすいツンデレ」なる状態になった、所長。
その最期が、まさかレフ教授の手にかかることになるなんて。
あの時の所長の叫んだ悲しみと、先輩の「オンドゥルルラギッタンディスカー!」という叫びは忘れられません。
……先輩は、たぶん「本当に裏切ったんですか」と叫んでいたんですよね?
とにかく、私たちにできることは、私たちがしなければいけないことは前に進むことだけです。
冬木以外にも見つかった、歴史上の特異点。
本来の歴史の流れとは異なり、その後の人類の歴史を大きく狂わせ破滅に導くもの。先輩はその説明を聞いて「イマジン……!」と叫んでいましたが、魔神の一種でしょうか。
とにかく、私たちはそこへ赴きます。
そして、歴史を狂わせる原動力となっているだろう聖杯を回収し、歴史を、未来を取り戻します。先輩と、一緒に。
「この状況で、君に頼むのは強制に近いものだと理解している。だがあえて言おう。……カルデアのマスターとして、人理修復に協力してもらうけどいいよね? 答えは聞いてない!」
「ドクター、最低です」
「もちろん、協力しますよ。俺が人類の、最後の希望だ!」
「……先輩がいいなら、いいんですけど」
だから見ていてください、所長。
所長が信じたカルデアの力で、私と先輩とたくさんの英霊たちとで、必ず成し遂げて見せます。
◇◆◇
――ドンドンドンドンドン!
「わひゃあ!? だ、誰ですか!?」
ほぼ事故のような形で送り込まれることになった冬木の特異点。そこで起きたことの数々はカルデア側でモニターされ、記録されている。それでもマシュ自身が残しておくべきと信じたことを記録するための、自発的なレポート。
その作成を丁度終えたタイミングで、突如部屋の扉がノックされた。一応部屋の入口に呼び鈴の類はあるのだが、訪問者はそれに気付かなかったらしい。びっくりするほど焦っているらしい叩き方からしても、何かが起きたに違いない。真面目なマシュはそう信じ、扉の向こうの誰かに問うた。
「せ、先輩? わかりました、いま開けます!」
その相手とは、マシュのマスターたるカルデアの新米だった。確かに部屋の場所は教えてあったが、今は特異点から帰ったばかり。デミ・サーヴァントになった自分ならともかく生身の人間たるマスターにとっては心身ともに負担の大きい冒険だったはずで、今はゆっくり休むように言われていたはずだ。
「一体どうしたんですか? ……はい、霊基が?」
扉を開けると、そこにいたのは全くわけがわからないよとばかりに困惑した表情のマスター。話を聞くところによると、特異点から帰ってひと眠りする前に霊基の一覧を見ていたら異常なことに気付いたのだという。
マスターから手渡されたのは、カルデア謹製の情報端末。ノートほどの大きさと厚さでありながら、カルデア内のデータベースにアクセスして契約したサーヴァントの情報その他を閲覧できる便利アイテムだ。
「えーと、私がいて、現地で契約したサーヴァントに、敵対したサーヴァントに関してもわかる限りの情報、ついてきてくれたキャスターのクーフーリンさんに……え?」
「……」
思わず端末から顔を上げると、マスターも無言で頷いてきた。つまり、これはマシュの見間違いではないということになる。
ちなみに冬木にいたときと同じくキャスターとして召喚に応じてくれたクーフーリンだが、彼はマスターがしれっと召喚していた。いつの間にかベルトについていたカードホルダー的なものから「ブウゥゥン!」という音とともに出てきたカードをマシュの盾に装填して召喚すると、なんか確定でサーヴァントを召喚できるらしい。
それはそれとして、霊基一覧。そこに示された、マスターが契約している全てのサーヴァント。能力やスキル、契約の深さその他が示された各英霊のアイコンの中に、マシュの記憶にないサーヴァントがいた。
いや、正しくは記憶自体はある。マシュはその英霊(?)を知っている。
だがその人が英霊であったという記憶はないし、ましてやマスターと契約したなどという事実もない。
だが、確かに、そこにあるのだ。
「これは……オルガマリー所長!?」
なんか、つい先日助けられなかったはずのカルデアの所長、オルガマリー・アムニスフィアの名が。
「え、先輩どういうことですかこれ? ……部屋にこれが置いてあって、もしやと思って霊基を確認したらなんかいた?」
これ、と言ってマスターが差しだしてきたのは、二つの物体。マスターが妙ちきりんなものを持ち出すのは既に慣れつつあるマシュだったが、うっすら紫がかったブーメランのような形をした謎の物体と、日本のお菓子メーカーが作っている赤いパッケージが特徴のビスケット。これを見て、オルガマリー所長の存在を感じ取ったのだという。
マシュはそれらと所長の関係がさっぱりわからないのだが、先輩にはわかったんですねと納得することにした。この男にはよくわからないところが多い。相互理解は今後長い時間をかけて取り組むべき課題なのだ。
「ところで、フォウさん。さっきからなぜ部屋の片隅をじっと見つめているんです? ……あ、ああああの先輩、すみませんがちょっと手を繋いでもらえませんか。いえ、いえ決して怖いとかそういうわけでは!」
人理が滅びつつある中、唯一状況を打開しうる機関、カルデア。
これはそこに所属するなんかよくわからないマスターを理解しようと努めるサーヴァントの鑑、マシュ・キリエライトが残した記録である。
「先輩? どうしたんですか、カルデアスを見て。……え、時々『オカエリナサト』って光で書かれてるのが見える? そんなまさか」
記録である。
◇◆◇
キャラクターマテリアル
主人公。
カルデアに残された最後のマスターにして、人類最後の希望。
カルデアのシステムに支えられている面が強いが、多くの英霊と絆を結び、人理修復を目指している。ぐだ男なのかぐだ子なのかはご想像にお任せします。
基本的にマスター候補として外部から集められたマスター適性のある一般人でしかないのだが、妙なところで図太く、魔術的知識はおろか英霊に関する知識すらロクにないくせにスキル:超速理解でも持ってるのかという勢いで飲み込みがいい。ただし、変な方向にねじ暮れているため、マシュ達普通の子らはいまいち理解しきれていない。
特異点にたどり着くたびに巌窟王みたいな格好して「お前のせいでこの特異点も破壊されてしまった! おのれソロモン!」と叫ぶのが趣味。
オルガマリー・アニムスフィア。
時計塔を統べるロードの一角たるアニムスフィア家の当主にして、カルデア2代目所長。軽くツンデレ。
ほとんど事故な偶然によって冬木にレイシフトし、マシュ達とともに特異点の解消に尽力するも、信頼していたレフの手によりカルデアスにぴとっと押し付けられ、お前にフィナーレはない状態にされた。
……と思いきやなんとかかんとか死にきらずに済んで、生き返るためにデミ・サーヴァント、クラス<ゴースト>となって英霊の霊基を集めている。
基本的にマスターにさえ姿を認識されることはできないが、少しは物理的な干渉が可能なので必死にコミュニケーションを取っている。その結果、死後の世界(?)で自称「多重次元屈折仙人」と出会い、15人の英霊の霊基を集めて絆を深めれば生き返れると教えてもらったらしいことが判明。
そのため、武蔵ちゃんなどその手の英霊を召喚可能になるとガチャを回せガチャを回せとマスターの夢枕に立ってせっつく。
最終的に集めた15人の英霊の力を借りて、何度倒しても復活するヤツラをひたすら殴り倒してなんでも願いをかなえてくれる聖杯っぽいものを手に入れるための戦いを繰り広げることになる。かもしれない。
獣の直感を有するフォウくんと、なぜか沖田さんと酒呑童子は普通に認識できているらしい。