灼眼のシャナ Ⅳ(リターン)   作:無明星

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どうも!無明星です。
もう夏ですね。灼熱の太陽照りつける中、青々とした海で水遊びする時期。白い砂浜でスイカ割り、波に乗り海をかけるサーフィン。そして、十人十色の水着姿。ここでもやりたいな~と思いつつ、続きを考えていました。
何はともあれ、本編はしっかり完成させたので、どうぞお楽しみください。


~動き出す計画~

 崩壊寸前の空港から脱出したシャナたちはサーレたちが待つ山小屋へ退いた。悠二とシャナは戦いの最中受けた傷を癒すことに専念し、奥の部屋で眠りについた。残りのメンバーは現状について議論中だ。

 

「まさか、あの『炎髪灼眼』に深手を追わせるとはな。御嬢さん、レベッカと言ったか。何か見なかったか?」

 

 ルギーの問いに、レベッカは首を横に振り答える。

 

「いや。俺がいったときには、すでに爆破のあとだったよ……」

 

「なるほど、向こうに爆弾使いがいるってことか」

 

「おいおいどうすんだよ、このままノープランで当たりに行けば全滅は回避できねぇぞ」

 

 カトラスの言うとおり、遠距離爆破や遠隔爆破が可能ならば近づくことすら出来ないということもあり得る。そうなれば、完全に劣勢にたたされてしまう。ルギーは暫く悩むと、重い口を開く。

 

「ここは、爆弾のプロの知恵を借りるしかないな」

 

 そう言って、レベッカの方に視線を送る

 

「俺が得意としてるのは、自在法を飛ばすのと照射するのだ。どっちも爆破する場所はある程度はわかると思うぜ」

 

「そうか。向こうも同じ条件なら、回避は可能だな。だが問題は……」

 

 この場にいる全員がそれを察する。相手がこちらの知らない自在法を使ってくる可能性があることを。

 まず、レベッカが先に話す。

 

「俺が出会った中では、そんな奴はいなかった」

 

「そうか、初見でどこまで見切れるか」

 

 ルギーがそう言うと、全員揃って唸る。

 すると突然、勢いよく開かれた扉から人影が飛び出してきた。

 

「うわっ!?なんだ!?」

 

 レベッカが驚いて声をあげる。

 その人影は、膝と思しき部分に手を当てリズミカルに上半身を上下させる。そして、途切れ途切れの声を出す。

 

「ルギー、さん、大変、です……」

 

「成瀬か。どうした、何かあったのか?」

 

 成瀬と呼ばれた女性は息を切らしたまま話を続ける。

 

「スイス、フランス、その他5ヶ国、各地に点在する外界宿(アウトロー)、その大半が……か、影たちによって…………陥落しました」

 

 場の空気が、一瞬にして重くなった。

 

「とうとう本格的に動き出したか……現地にいた奴らはどうなった?」

 

「先程よりコンタクトをとっていますが、未だ応答はありません。恐らくは……」

 

「わかった、それ以上は聞かないでおこう。影共は、まだそこにいるのか?」

 

 成瀬は頷き、答える。

 

「現在、襲撃を受けた位置より10㎞圏内を警戒域とされ、未だ出てきたという連絡は入っていません」

 

「援軍は?」

 

「暫くかかると……」

 

「そうか。あんがとな」

 

 そう言うと、ルギーはレベッカたちの方へ顔を向ける。

 

「聞いての通り、各地で暴れまわってるようだ。ここは俺らで迎撃するぞ!」




夏期特別編を出そうかなと思っていますが、今は未定です。ボツになるかもですが、もし出すと決めたときは早急にお伝えいたします。
次回は7/30に更新予定です。ですが、遅くなってしまうこともあり得ますので、ご了承ください。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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