進撃のジオン軍   作:パンダンス

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かなり遅くなりました
まだ頑張って続けていますのでどうかよろしくお願いします


第三話

地上へと降り立った九人はとりあえずどうするかを話あっていた

 

「で、どうするんです。これから」

 

「まぁ、とりあえずはあそこにいるやつに話しかけてみるしかないだろう」

 

「やっぱりそうですよね。誰がやるんです、それ」

 

「ここは公平にじゃんけんでどうだ」

 

「そうしましょうか」

 

「それではいくぞ、じゃんけんほい」

 

モニターに映った結果は

オルテガ以外がパ-でオルテガはグーという悲惨なものであった

 

「ハッハッハ、じゃあ決まりだな」

 

「ガイア代わってくれよぉ」

 

「それはなしだぜ。オルテガ」

 

「そうはいってもようあれに言葉が通じんのか」

 

「つべこべ言わずにさっさといけよ」

 

「分かったよ、行けばいいんだろ、行けば」

 

オルテガは、たまたま近くにいた8メートルくらいの巨人に話しかけてみることにした

 

「おい、そこのお前」

 

話しかけてみるが巨人はこちらをみて警戒しようとするだけで一言もしゃべらない

 

「そんなに警戒しなくてもいいぜ、だからなんかしゃべれよ」

 

「・・・・」

 

「・・ドズル中将、こいつ殺してもいいですか」

 

「だめだ、落ち着け」

 

「そうはいいましてもよぉ、こいつ俺をシカトするんですよ」

 

ちょうどそれをオルテガが言った時、巨人が唐突に動き

オルテガの機体を叩いたのである

これはオルテガを完全にキレさせてしまった

 

「・・・・・」

 

「落ち着け、オルテガ」

 

「もう無理ですよ、大尉、こうなったらもうやつは止まりません」

 

「・・よくも新品のモビルスーツに傷をつけやがってぇ」

 

          ・・・・

そう叫ぶと巨人の体を真っ二つに切り裂いた

 

「あーあ、やっちまった」

 

「ざまぁみやがれ、俺が下手に出てやってるのに無視するからだ」

 

「・・おい、オルテガ」

 

「なっなんですか、中将」

 

「戻ったら、俺のところまでこい」

 

 

怒鳴り散らすのであれば、まだましであった

しかし、こんかいのドズルは静かに怒気を含んだ声ではなしかけてくる

それがまた普段とは、別の怖さをかもしだしており

さすがのオルテガも

 

「了解です、ちゅ、中将」

 

と、うなずくことしかできなかった

 

 

 

「オルテガ、後ろだ!」

 

なにがあるのか確認するよりも早く彼のモビルスーツは回避行動をとっていた

 

「なっ、なんだと」

 

「まだ、生きていやがるってのか」

 

さっきの巨人がオルテガの機体に飛び掛かってきていたのだ

 

「落ち着け貴様ら、相手は未知の生物だが、所詮モビルスーツの敵ではない

 どうやらやつらは根本的に我々とは体のつくりが異なるようだな」

 

「はい、真っ二つにされても生きていますからね」

 

「どうやらそれだけではないらしぞ、あれを見てみろ」

 

「マジかよ、斬られたところが再生してきてやがる」

 

「どうやって倒せばいいんだよ、こんなもの」

 

「まずは、脳みその部分でも斬ってみろ、オルテガ中尉」

 

「たまに中将ってさらっとエグイこといいますね」

 

「そうか?」

 

「まぁいいです、じゃあやりますよ、そらっ」

 

オルテガが頭を上から斬るが、動きは止まらない

 

「・・・・、だめ、みたいですね」

 

「じゃあ次は、心臓の部分、やれ」

 

「分かりました、やりますよ」

 

心臓の部分を貫くがまったく変化がない

 

「お手上げだ、他になんかあるか?」

 

「ない、ですね」

 

「人間達は巨人を倒しているわけですし彼らの戦い方を見ればヒントが得られるのでは?」

 

「そうだな」

 

 

 

 

『聞こえているか。応答してくれ』

 

「なんでしょう、中将殿」

 

『巨人と人間達が戦っているのをこっちのモニターでみれるようにしてくれ』

 

「了解しました、おい、早く映せ!」

 

モニターの映像が共有されると

 

『何度見ても、気分のいい光景ではありませんな』

 

『それよりも、なにか分かったか』

 

「本官に、ひとつ気付いたことがあります」

 

『なんだ、ドレン艦長』

 

「ハッ、人間のほうがしつように首のうなじのあたりを狙っているように感じられます」

 

『言われてみれば、そんな感じもするな

 おい、オルテガやれ』

 

『・・・おっ、動きがとまりましたよ』

 

『どうやら死んだみたいですな』

 

『よし、回収するぞ』

 

『ちょ、ちょっと待ってください、なんか蒸発していってますよ』

 

『なんだと!

 どうにかしろ!』

 

『無理ですよ、そんなこと!』

 

『うーむ、仕方あるまい、兄貴にとりあえずこのことを伝えといてくれ

 我々はそのまま調査を続ける』

 

「了解しました」

 

(かなり諦めがいい人だなぁ)

 

と、ドレンはその時思った

 

 

 

 

 

 

ドズル達が騒いでいるところから少しはなれた所

そこでは巨人達を防ぐために結成された班のひとつ、26班が戦闘を行っていた

 

(いや、戦闘と呼べるほどのものじゃない・・な)

 

今までを振り返ってみて改めて思う

 

トロスト区に巨人が侵入し、私達訓練兵も声がかかった

 

「心して、命をささげよ」

 

「「「「ハッ!」」」

 

と、威勢のいい返事を皆は返し、その後では

 

「巨人、何体狩れるか賭けようぜ」

 

「いいな、それ」

 

「じゃあ、予想するぜ、お前が1体も狩れない、に賭けるね」

 

「言ったなぁ、絶対に狩ってお前からなんかもらうからな」

 

「「アハハハハハ」」

 

なんて内の班の皆も言っていた

しかし、今はどうであろうか

賭けを始めたオルクはもうこの世にはいない

巨人を狩ってやると意気込んでいたイーゼもまた

 

「たっ、助けてくれ、なっ、なんでもするからよ。

 い、いの」

 

おそらくは、命だけでも助けてと言うつもりだったのだろう

だが、それを言い終えることすら出来ず私の目の前で食べられた

 

(まぁ、言い切ったところで結局は同じか・・)

 

不思議と恐怖はなかった

 

逃げる、ということももう考えれなかった

 

巨人がこちらを見る

 

巨人が手を伸ばしてくる

 

私はそこまで確認して目を閉じた

 

今までの自分を振り返ってみる

 

(いいこと、なんてほとんどなかったなぁ

 でも、訓練兵団に入ることが出来てよかった

 人生の最後に楽しい思い出を作ることが出来たのだから)

 

そう、心から思った

 

そして、違和感を覚える

 

(何故、まだ食べないのだろう)

 

彼女は目をおそるおそる開けた

 

その瞳に映ったのは

 

自分を喰らうだろうと思っていた巨人が

 

おそらく、15メートル以上はあるだろう

青き鉄の巨人の剣に貫かれている光景だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




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