ULTRAMAN ZOFFY外伝~ULTRAMAN BELIAL~   作:銀河 流星

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「トドメだ!!ベリアル!!!」

「来い!ゼロ!!!」


二つの光線が混じって爆発する。煙の先には、M78星雲人のウルトラマンゼロが居た。ゼロは、その隙に間合いを詰めてゼロスラッガーを駆使していく……。


「ウルティメイトイージス!!」


ゼロスラッガーを元に戻してブレスレットからウルティメイトイージスを召喚すると弓型のファイナルウルティメイトゼロモードに変形させる。


「ファイナルウルティメイト……ゼロ!!!!」


ゼロは、そう叫びウルティメイトイージスを撃ち出した……。
それは次第にベリアルに近づき……。












第一部「奇跡を追い求めて」
エピソード1「闇のウルトラマン」


 

「うわぁぁぁぁぁぁっ!」

 

 

黒いウルトラマンが悪夢から目を覚ますと周りを見ます。そこは、月で岩以外何もないつまらない場所だった。

 

 

「陛下、お目覚めですか!?」

 

 

そう言われるとベリアルは、後ろを向く。そこにはアーマーメフィラスが居た。

 

 

「何だ、魔導のスライか。」

 

「では、陛下!地球に行き侵略活動を!!」

 

 

メフィラスは、そう言うと侵略活動の話をする。メフィラスをはじめとする忠実な部下は、地球を侵略しようとするがベリアルは、乗り気では無かった。

 

 

「お前は持っているのか?守るべきものを…。なぜ奪うだけで、守るものを持たないんだ…。…お前だって……ウルトラマンだろうがッ!!」

 

 

ゼロの言葉が脳裏に現れる。今まで考えたことのなかったウルトラマンという名の意義……。守るべきものとは……。

数々の罪を重ねたベリアルは、今更償えるとは思ってないけど……せめて、死ぬまでにウルトラマンとは何かということだけ知りたかった。

 

 

「陛下!いい加減地球へ!!」

 

「うるせぇぇ!」

 

 

そう言うとベリアルは、自身の得意技であるデスシウム光線を十字に組んで放つ。

 

 

「な、何をされるんですか!?陛下!!」

 

「ヘッ、もうそう言うのに飽きたんだよ!」

 

「何を!黙って聞いていればそんな事を!」

 

 

黙って聞いていたグローザムは、ベリアルに近づくと自分の腕を振りベリアルを殴る。

 

 

「つまりあれだろ?ダークネスファイブの権力者は居ないから好きにやれって事だろ!!」

 

「それなら、私も参戦しよう。」

 

 

とデスレムも構える。ベリアルは、月から離れようとするがデスレムの火炎弾を受けると大きく起動を外して地球へ向かった。それを追ってデスレムとグローザムは、地球へ向かう。大気圏に突入したベリアルは、全身が少しずつ溶け始めた。目の前に見えたグローザムとデスレムに対してデスシウム光線を放つも防がれてデスレムの火炎弾を再び受けると地上へ向かって落下した。

 

「ドンッ!」

 

地響きと共にベリアルは、地上へ落下する。起き上がろうとするも身体に力が入らない……。

 

 

(チッ……このままじゃまた攻撃を受けちまう。この星の人間の体に擬態するか……。本当は嫌だけど……。)

 

 

そう結論に辿り着いたベリアルは、身体を光らせて変化させると意識を失ってしまった。

 

 

「千歌ちゃん大丈夫!?この辺りじゃなかった?」

 

「そうなんだけど……隕石とかは無さそうだし……。何が降ってきたんだろう……。」

 

 

隕石が落下したと思い込んだ高海千歌(たかみちか)は、

渡辺曜(わたなべよう)と一緒に音がした近くまでやってきていた。

 

 

「やっぱり千歌ちゃん帰ろうよ?」

 

「大丈夫だよ隕石じゃないならUFOってのも……って!!人が倒れてる!!」

 

 

千歌は、そこで倒れている人を見つけると急いで近くへ行く。

 

 

「だ、大丈夫ですか!?」

 

 

と言って身体を触ると凄い熱があり千歌も思わず火傷しそうになった。

 

 

「曜ちゃん、急いで運ぼう!!」

 

「え!?でも……」

 

「早くしないと死んじゃうよ!」

 

 

千歌は、曜を促して一緒に運んで千歌の家である老舗旅館の「十千万」へ運んできた。

 

 

「志満姉!」

 

「どしたの千歌って誰その人!?」

 

 

高海家の長女である高海志満(たかみしま)は、帰ってきた千歌達が抱いてる男性に驚くが状況を理解して部屋の一室を用意した。

 

 

「美渡!ちょっと熱冷まシート持ってきて!」

 

「何よ、こんな夜中に……。はい!」

 

 

真夜中に起こされた次女の高海美渡(たかみみと)は、熱冷まシートを志満に渡す。

それを使い志満は、男性の熱を下げようとする。

 

 

「これで大丈夫よ。せっかくだし、曜ちゃんも泊まっていきなさい!」

 

「はい!」

 

 

こうして、再び十千万は静かになった。

 

 

 

 

(ベリアル、ベリアル、ベリアル!)

 

 

誰かに起こされるように起き上がった男性は勢いよく布団から起き上がる。

 

 

(ケン……フッ、どうやら俺はそろそろ死ぬのかもな……何か身体の奥から温もりを感じるぜ。)

 

「あ、起きた!?」

 

 

男性は、視線を向けるそこには千歌と曜が居た。しかし、男性は何があったのか全く分からない状態だった。

 

 

「何があったか覚えてる!?」

 

「うーん……俺は何も覚えてないんだ……。」

 

 

男性は、そう言うと千歌は彼に近づきその手を握る。

 

 

「じゃあ!思い出しに行こうよ!」

 

「今から!?」

 

「うん!私、高海千歌。宜しくね!」

 

 

そう言うと千歌は、男性の手をとって勢いよく十千万を出た。それを追うように曜も出ると海岸へやって来た。

 

 

「あ、千歌じゃん!」

 

「果南ちゃん!!」

 

 

千歌は、偶然あった少女の名を呼ぶ。彼女はダイビングスーツに身を包んでいたが勢いよくチャックを開ける。彼女の名は、松浦果南(まつうらかなん)。千歌達より一つ年上で姐御肌様な面倒見のいい女の子だ。

 

 

「それにしても記憶が無いなんて……大変よね。」

 

「でしょ!だから内浦を回ってるんだけど……内浦の人じゃないのかな!?」

 

 

と言う千歌は、果南を説得して男性の記憶を蘇る為に行動することになる。

 

しかし……

 

 

「ダメか〜。」

 

「千歌の言う通り、内浦の人じゃないみたいね!」

 

「そうなると貴方は、どこから来たの?」

 

 

曜は、試しに聞いてみると男性は両腕を組んで考えが、何も思い出せない……。

 

 

「探しましたよ!陛下!!」

 

 

すると、空からデスレムが現れた。デスレムは、ゆっくりと歩き千歌達に近づく。

 

 

「さぁ、そのお方を渡してもらえるかな?」

 

「貴方誰!?」

 

 

千歌は、男性と宇宙人の間に立って言うが曜と果南は、そんな千歌を落ち着かせようとする。

 

 

「私は炎上のデスローグ、デスレムです。さぁ、陛下を、渡してください。」

 

「嫌だ!!」

 

 

千歌は、そう言うとデスレムは小さい火炎弾を千歌の前で爆発させる。吹き飛ばされる千歌を男性は自然に追ってしまった……。

 

 

その時!?

 

 

心臓が高鳴り始める。

 

 

《怒れ!怒って守れ!!お前を助けてくれたこの子達を守る義務がある!!それはウルトラマンだからではなく一人の宇宙人として……。立ち上がれ!!》

 

 

次第に肌が黒くなるのを千歌達は見た。それは、彼が宇宙人である証拠。

 

 

そうその男は……闇に堕ちたウルトラマンと呼ばれている……ウルトラマンベリアルへと姿を変えた。

 

 

 

 




《次回予告》(CV.高海千歌)
自分とは無縁だと思ってた宇宙人騒動……。
でも、ベリアルが守ってくれるんだもん!
最後まで信用しなくちゃね!!
私もスクールアイドル部作るの頑張らなくちゃ!!

エピソード2「スクールアイドル」
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