ULTRAMAN ZOFFY外伝~ULTRAMAN BELIAL~   作:銀河 流星

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《前回のあらすじ》
音ノ木坂学院から転入してきた桜内梨子は、ある悩みを抱えていた。それは、ピアニストとしての自分の才能だった。そんな、彼女の前に現れたのは怪人と宇宙人だった。その怪人ラゴンを助けた梨子は、千歌の誘いを断りながらラゴンを助ける日々を送る。


エピソード4「ラゴンと梨子の不思議な話」

 

 

「はぁ……、なんで梨子ちゃんスクールアイドルやってくれないのかな?」

 

 

ある日の放課後、千歌は誘ってる梨子ちゃんが断る理由が知れずに疑問に思っていた。

 

 

「梨子ちゃんにも事情があるんだよ。」

 

「ッて言ってもな〜。」

 

 

そう言って千歌は、教室の机にベトっとうつ伏せになる。すると、窓を横目で見ながら空を見る。

 

 

「梨子ちゃんのピアノきっといい音出ると思うんだけど……。」

 

 

そう言うと千歌は、あるものを発見して慌てる。

 

 

「どうしたの、千歌ちゃん?ってあれは!?」

 

「そうだよ!怪獣だよ!!しかも電気ビリビリしてる!」

 

 

そう言って千歌は、教室を出るとそのまま怪獣が暴れている所へ向かった。

 

 

そこには、一方通行が逃げる人々と逆方向へ向かって走っていた。

 

 

「どこだ!?……何処にいるんだ!?……打ち止め(ラストオーダー)!!」

 

 

しかし、打ち止め(ラストオーダー)の姿はどこにもない。その時、一方通行に向かって電気が飛び散る。

 

 

「危ない!」

 

 

その場にやって来た梨子がそう言うも一方通行は、その電撃を跳ね返した。

 

 

「嘘!?」

 

「おいおい、この俺に向かってそんな遅い電撃じゃ……この俺は、殺れないぜ!!」

 

 

一方通行は、そう言うと近くにある瓦礫を蹴り物凄いスピードでエレキングへと飛ばした。それは、見事エレキングに命中するが、エレキングは倒れない。すると、後ろにピット星人がいるのを一方通行は、気が付かなかった。

 

 

「後ろ!!」

 

 

梨子は、そう言うと一方通行は、振り向くが……。

ピット星人は、その引き金を引いた。

 

 

「バンッ!!」

 

 

一つの銃弾が一方通行の頭を貫く。それと同時に隠れていた御坂美琴の小学生のような姿をした打ち止め(ラストオーダー)がやって来る。

 

 

「あ、一方通行!!」

 

「見つけた!!ミサカネットワークの最終信号!」

 

 

すると、ピット星人はラストオーダーを捕まえようとした。しかし、それをラゴンが止める。

 

 

「あのラゴンって……。」

 

 

梨子は、そう言うと投げ飛ばされたラゴンに歩み寄る。既に、戦闘をしてたことから彼の体は相当な傷を負っていた。

 

 

「大丈夫??ラゴン。」

 

「ダ……ダイジョウブ……。」

 

 

それは、梨子にはっきり聞こえた。そう、ラゴンが言ったのだ。しかし、怪獣は普通人の言葉はなど理解不能のはずなのだ。

 

 

「嘘、喋った!?」

 

 

梨子は、そう言うと驚く。すると、ラゴンは起き上がりまたピット星人に向かって行こうとした。それを梨子が懸命に止める。

 

 

「ダメよ!そんな事したら貴方の命が!?」

 

「リ、コ……ボクハ、……コノイノチヲ、ミンナノタメニ……。デモ…リコハ、ジブンノタメニツカッテ!!」

 

「ラゴォォォォォォンッ!!」

 

 

梨子は、叫ぶ。その時、空の彼方から赤い玉が飛んできた。

 

 

「あれは!?」

 

 

それを見た梨子は、不思議な心境になり固まる。すると、その赤い玉は光を放ちその姿を解放してウルトラマンベリアルへと姿を変える。

 

 

「なんだなんだ!?この有様は……。」

 

 

ベリアルの視線が下の方へ行くとそこには、泣きじゃくる少女ラストオーダーの姿があった。

 

 

「どうした!?」

 

「グスッ……一方通行が……一方通行が悪いヤツらに!!」

 

 

そう言ってラストオーダーは、瀕死の重傷の一方通行をベリアルに見せる。

 

 

「そうか……なら、少し待ってろ。」

 

「え!?」

 

「テメェの大切な人を殺した馬鹿をぶっ殺す!」

 

 

そう言ってベリアルは、立ち上がりエレキングの方を向く。

 

 

「え、エレキング!ウルトラマンベリアルを殺せ!」

 

 

地上に居るピット星人の命令により、エレキングはベリアルに向けて歩み寄るがそれを躱しながら頭部にチョップして背中に回り込んだベリアルは、右手にノコギリ状のリングを作る。

 

 

「デスシウム光輪!!」

 

 

そう叫びながらデスシウム光輪をエレキングの尻尾に当てて切断する。

 

 

「ベリアル、闇のウルトラマンが何を!?」

 

「守りたいものってのが出来たんでね。この星で好き勝手にはさせねぇよ!」

 

 

ベリアルは、そう言うと十字に腕を組んでデスシウム光線を放つが、それをエレキングが躱してベリアルに近づくと電撃を浴びせる。

 

 

「ウッ……。」

 

 

すると、ベリアルのカラータイマーが紫から赤へと代わり点滅をし始める。

 

 

(チッ……エネルギーが少ないか。やっぱ、レイブラットと決別するのを少し待った方が良かったかもな。)

 

 

すると、ベリアルは怪力でエレキングを持ち上げると地面に顔を地面に突き刺した。

 

 

「行くぜ!デスシウム光線!!」

 

 

腕を十字に組んでデスシウム光線を放ちエレキングに命中すると、爆発が起こりエレキングは消滅した。すると、その近くでラゴンを苦しめているピット星人を睨む。

 

 

「テメェもこれの餌食になるか?」

 

 

そう言ってベリアルは、ゆっくりデスシウム光線の構えに入ろうとするとピット星人は、命乞いをする。それを無視してピット星人だけを狙ってデスシウム光線を放った。

 

 

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

 

そう言いながらピット星人がラゴンから離れるとその場で死んだ。

 

 

(擬態作るの面倒臭いし、こいつの身体を借りるか。)

 

 

そう考えるとベリアルは、自分と一方通行だけの空間を作る。そこで、ベリアルは一方通行に問いかける。

 

 

「おい、小僧。息があるのは、分かってるんだよ。さっさと目覚めな。」

 

「あぁ、テメェ……何もんだ!?」

 

「俺様の名は、ウルトラマンベリアル。今この場を持って俺とお前は、一心同体となる」

 

「はァァァァァァァァ!?」

 

 

それが一方通行の反応だった。

 

 




《次回予告》(CV.一方通行)
何で何でこの俺様が宇宙人と一心同体にならなきゃ行けないのですか!?
と疑問を思う俺一方通行は、ラストオーダーと共に瀕死のラゴンを大事に膝枕する少女桜内梨子の所へ向かう。すると、梨子はある歌を歌い出す。


次回、エピソード5「ユメノトビラ」

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