ULTRAMAN ZOFFY外伝~ULTRAMAN BELIAL~ 作:銀河 流星
再び地球にやってきたウルトラマンベリアルは、そこでラゴンや一方通行の奮闘を目にする。
しかし、どちらも瀕死の状態になる……。彼らは、自分の守りたいものを守るために命を張った……。
ベリアルは、一方通行と一心同体となる事を決意。
しかし、本人はあまり望んでいないみたい……。
「はぁ!?テメェみたいなウルトラ戦士とは2度と関わりを持ちたくねぇーんだよ!」
そう言って一方通行は、ベリアルとの同化を拒む。それについてベリアルは、問い詰めることにした。
「2度……って事は、お前前にも光の戦士と関わったのか?」
「アン?テメェ、ウルトラ戦士なのに知らねぇーのか?でも、アイツなら喋らないかもな……良いぜ、テメェに教えてやる。」
そう言って一方通行は、過去の出来事を話し始める。そう、それは……。
「そうか……。アイツとそんな事があったのか……。」
「そうだよ、だから2度と関わりを持ちたくねぇーんだよ!」
「でもな、お前の命は今尽きようとしてるんだぜ?」
「何ィ!?」
自分の命が月用としていることに知った一方通行は、慌てる。自分には、命に変えてまで守らないといけないラストオーダーの為にもここで死ぬ訳にはいかないのだ。
「なぁ、テメェと同化すれば少しは生きられるのか?」
「当たり前だ。それに、今なら俺様の意識をこのブレスレットにしまうというおまけ付きだ。」
「なら、その案に乗った!!さっさと同化しやがれ!!」
すると、ベリアルは光の球体になり一方通行の心臓部に入り込んだ。すると、一方通行の左手にブレスレットみたいなものが出現した。
しばらくして一方通行は、ゆっくり目を覚ますと視線の先には、泣きじゃくるラストオーダーの姿があった。どうやらラストオーダーは、膝枕をしていたらしい。
「何泣いてるんだ?テメェは……。」
「あ、一方通行なの?ってミサカはミカサは、涙を拭きながら聞いてみたり。」
「俺か?俺は俺だ。それ以外なんかあるか?」
「うんうん、何でもないってミサカはミカサは、そう言って思いっきり抱きついてみたり!!」
そう言って抱きつくラストオーダーを振り払おうとする一方通行。そんな姿を見たベリアルは、少し同化して良かったと思ったり思わなかったり……。
『おい!あの赤髪の娘の近くにいけ!』
一方通行の脳にベリアルが直接語りかけると「仕方ねぇーな。」と呟きながら一方通行は、桜内梨子とラゴンの近くへ行く。
『ついでに身体少し借りるぜ!』
「おい!待て!!……。」
一方通行は、それを阻止しようとするが既にベリアルは、彼の身体に憑依する形でベリアルの意思で身体が動くようになっていた。その時には、一方通行の髪の一部が赤くなるらしい。
「おい、そこの女。無事か?」
「うん……、でもこの子が……。」
「人懐っこいラゴンは、音楽を好むっていう話らしい。なんか歌ってやれ。」
「え!?歌……ですか?」
梨子は、一方通行(ベリアル)に言われたことを参考に何か歌を考える。そして、それを歌いだそうとする時騒ぎを聞いて千歌達がやって来た。
「あ!梨子ちゃんだ!!」
「待って、千歌ちゃん!何か歌うみたいだよ。」
曜が千歌を止めると梨子は、何も知らずに歌を歌いだした。
「ユメノトビラ〜ずっと探し続けた 君と僕との 繋がりを探し〜て〜た〜」
すると、ラゴンの意識がうっすらと戻るのをベリアルは確認した。
「その曲、μ'sの曲だよね?」
曲のイントロを歌った梨子に駆け寄る千歌は、その曲がμ'sの曲である事を梨子に聞く。
「そうなの?学校の近くにある病院の先生が学校にやって来ては良くこの歌を弾いて演奏してくれたから……。」
そう、梨子が音楽について悩むようになった要因……。それは、過去の音ノ木坂学院卒業生…西木野真姫の存在だった。彼女は、卒業後医療大学へ4年間通い続けて医者の免許を取得して今では、西木野総合病院に勤務している。
「その人はきっとμ'sのメンバーだった人だよ!」
「そうなの?」
「本当だよ!ほら!!」
そう言って千歌は、ある映像を梨子に見せる。それは、五年前μ'sがラブライブの地区予選でUTXビルの屋上で起こなったライブ映像だった。そこで歌ったのは、勿論「ユメノトビラ」だった。その中には、梨子の憧れであり超えたいと思っていた西木野真姫の姿もあった。
「西木野先輩もスクールアイドルやってたんだ……。」
「ねぇ、もう一回歌おう?私と曜ちゃんと梨子ちゃんの3人で!!」
「え!?私は良いけど……渡辺さんは?」
「問題ありません!それと、今度から私の事は曜でいいよ!」
3人で会話をしている姿を一方通行とベリアル、更にはラストオーダーの3人は見つめていた。
「ミサカも歌いたい!ってミサカはミカサは、好奇心旺盛に発言してみたり。」
「お前は止めておけ。」
そうしてるうちに3人は、アカペラでユメノトビラを歌い始めた。その美しい歌声に引き寄せられるかのように海から次々と同種のラゴンが次々とやってきた。
「「「青春のプロローグ……」」」
歌い終わると、ラゴンの集団は拍手をしていた。勿論、一方通行やラストオーダーも拍手をしていた。その拍手を久々に聞いた梨子は、少し嬉しい気持ちになれた。それと同時にどうして西木野真姫がスクールアイドルを続けたのかが分かった気がした。
「リコ……ウタ、ヨカッタ……。」
僅かな意識の中、梨子と共にいたラゴンは微かにそう言うと梨子は、漫勉の笑みを浮かべる。すると、ベリアルは再び一方通行に憑依する形で彼の身体を借りると瀕死の状態のラゴンに近づいて触れようとする。
『馬鹿野郎!テメェ、コイツを殺す気か?』
「はぁ!?何言ってんだよ。」
『俺は旧学園都市第1位の一方通行だ。そんな、俺の力はベクトルを変えるんだよ!無闇にやると殺す事になる。』
「じゃあ、お前は出来るっていうんかよ?」
『少なくとも何も何も知らねぇーテメェよりはな。分かったらさっさと身体を返せ!』
一方通行は、そう言って自分の身体を取り戻すとブレスレットに向かって喋り始めた。
「で、どうすればコイツを救える?」
『お前のそのベクトル変化ってのを止めて左手をコイツに向けろ。後は俺が何とかする。』
「……たく、仕方ねぇーな。」
一方通行は、そう言って自分の能力を封じ込んで左手をラゴンに触れる。すると、ブレスレットが光り出してそこから光の粒子がラゴンの身体を覆うと体内に浸透していく……。
すると、ラゴンは目を覚まして起き上がると元気よく身体を動かし始めると仲間とともに自分の故郷である海へ向かって帰ったのであった……。
《次回予告》(CV.渡辺曜)
転入生梨子ちゃんが千歌ちゃんのスクールアイドル部に加入!!
私もあの時凄い楽しかったし千歌ちゃんとやりたいから加入したら突然、ヘリコプターでやって来たのは……!?
次回、エピソード6「Aqours、始動!!」