ULTRAMAN ZOFFY外伝~ULTRAMAN BELIAL~   作:銀河 流星

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《前回のあらすじ》
謎の人物、小原鞠莉に連れて行かれた千歌達……。
そんな彼女達の近くで宇宙人の気配を感じたベリアルと一方通行だが、そこに居たのは……御坂美琴(?)だった!?




エピソード7「初変身」

 

 

「違うとだけ言っておくわ。じゃあ、殺るね!出てきて、グドン!ツインテール!」

 

 

少女は、御坂美琴本人とは別人とだけ一方通行に伝えた。

それに少し驚く一方通行だが、彼女は指を鳴らすと地盤を破り出現した二体の巨大怪獣グドンとツインテールは、目の前にいる一方通行を睨み歩み寄ろうとする。

 

 

『おい!テメェ、俺になれ!!』

 

「はぁ!?何言ってんだテメェ。」

 

 

それに対して少し距離を置く一方通行にブレスレットの中にいるベリアルが言うが中々変身しようとしない。

 

 

「テメェになる気はねぇ。俺は、俺の自由にさせてもらうぜ!」

 

 

一方通行は、そう言うと字面を思いっきり蹴りアスファルトをグドンやツインテールの方へ飛ばした。しかし、効果はいまひとつ……。

急にぶつけられて怒ったグドンは、目の前にいる一方通行へ向かって走り出した。

 

 

『…チッ…見てらんねぇーぜ!』

 

 

そうベリアルは言うと強制的に一方通行を光で包み込みその姿をウルトラマンベリアルへと変えた。しかし、巨大化には慣れず等身大のサイズだった。

 

 

「おい!どうなってんだよ!?」

 

『これだから同化は面倒なんだよ。二人の息が合わねぇーと本来の力を出せねぇんだ。』

 

 

サイズの大きさにびっくりする一方通行に対して冷静に状況をベリアルが説明した。

 

 

「ふん、今のうちよ!」

 

 

御坂美琴(?)がそう言うとグドンは、鞭でベリアルを攻撃し始めた。勿論、本来の力が出せないということでカラータイマーが点滅を開始した。

 

 

「お、おい!?三分たってねぇーぞ!!」

 

 

その時、何者かが宙から攻撃をするとそのまま急降下してグドンへキックを決める。そのスピードはほかのウルトラマンにはない物だった。

 

 

『何者だ!?』

 

 

ベリアルは、思わず呟くとその戦士は地球の大地に再び着地した。その姿は、銀色のカラーに青紫のラインが入っていた。

 

 

「ベリアル、それに一方通行、それでは誰も救えはしない。」

 

「アンタは何者何だ!?」

 

「僕は、ウルトラマンコスモス。別宇宙からやって来た。」

 

 

そう、彼こそ慈愛の戦士ウルトラマンコスモスだった。姿は、宇宙での戦いに特化したスペースコロナモードだった。

起き上がったグドンは、ツインテールを食べてパワーアップすると、コスモスへ近づく。

 

 

「おい!アイツ味方を食べたぞ!?」

 

 

一方通行の声でコスモスは、振り向くと同時にグドンは鞭を振り下ろしコスモスへ攻撃をするがジャンプして躱すとグドンの反対側へ跳躍力で移動する。すると、コスモスはその姿をスペースコロナモードから赤の強さの戦士コロナモードへと変えた。

 

 

「へアッ!」

 

 

低い声で叫ぶとコスモスは、グドンへ近づき持ち上げると地面へ思いっきり投げつけるとその上へ乗っかり何発かグドンへパンチを放つ。すると、グドンは戦意喪失した。いや、むしろせざるおえなかった。コスモスのパンチを受け続けて目の視点が合わなくなっていたのだ。

それを見たコスモスは、攻撃を止めてゆっくりグドンから離れた。

 

 

「お、おい!?倒さねぇーのかよ?」

 

 

一方通行の質問にコスモスは、振り向いてからうんと頷く。その後、コスモスは光となると春野ムサシとして一方通行の前に立つ。

 

 

「君が、ウルトラマンベリアルだね。僕は、ウルトラマンコスモス…春野ムサシ。よろしく」

 

 

そう言って差し出した手に対して一方通行は、無視した。しかし、ムサシは勝手に一方通行の手を取り握手した。

 

 

「おい!?勝手に触ると怪我すんぞ!」

 

「大丈夫だよ!それより、何で君がウルトラマンになれなかったかわかるかい!?」

 

「どういう意味だ!?」

 

 

お互い握手を交わしたあと、ムサシは真剣な顔で一方通行に質問した。

 

 

「僕もコスモスも全ての怪獣や人間を守りたいっていう思いがあるんだ。君たちにはあるかい!?共通の思いが……。」

 

 

その言葉に一方通行とベリアルは考えた。しかし、あまり時間が無いらしくグドン達が出現した場所からどくろ怪獣レッドキングが出現した。

 

 

「あの娘、怪獣を操れるのか!?」

 

 

レッドキングに向かって指示している御坂美琴(?)を見て驚くムサシだが、一方通行やベリアルはレッドキングの移動先を見てビックリした。

 

 

「あの野郎……!?」

 

 

そう言って走り出した一方通行をムサシは、止めかけた。

 

 

「待て!君達が、変身しても……」

 

「いや、答えは出てる。」

 

 

そう言い残して一方通行は、また走り続けた。

そして、ベリアルが居るブレスレットを見つめた。

 

 

『おい!聞こえるか?』

 

『これは……俺の脳に直接語り込んでるのか!?』

 

 

無意識に一つになっていたのか、一方通行とベリアルは、脳で直接話すことが出来るようになっていた。

 

 

『今なら俺とお前で一つになれる!!これを使え!』

 

 

ベリアルがそう語るブレスレットから出てきたのは、漆黒の黒と光の銀でカラーリングされたスティック状になっている変身アイテム……ベリアルスパーク。

 

 

『それを掲げてボタンを押せ!』

 

「こうか!行くぜ!!」

 

 

そう言って一方通行は、漆黒の黒に包まれてベリアルへと変身した。

 

 

「へぇー、一つになったじゃない。それは予想外だわ。」

 

 

それを見た御坂美琴(?)は、一方通行がベリアルになったことを驚きながら眺めていた。

 

 

「君は、何者なんだ!?」

 

「あら、ここじゃ見ない顔ね。丁度いいから教えてあげるわ。」

 

 

振り向いてムサシを見た御坂美琴(?)は、余裕な表情でムサシと会話を始める。

 

 

「任務とは無関係な人みたいだし、教えてあげるわ!ミサカの名前は、番外個体(ミサカワースト)。さっきウルトラマンに変身した学園都市第1位の一方通行を殺すために作られた妹達第三次製造計画で作られた新たな妹達よ。」

 

 

そう言って笑みこぼす番外個体だが、任務外なことはせずじっとベリアルとレッドキングの戦いを見ていたが、急に戦闘体勢を止めた。

 

 

「何で!?まだ勝負はついてないはずだ!」

 

「ついたわ、今回はミサカ達の負け。でも、これで終わったわけじゃないから!じゃあねー。」

 

 

そう言って番外個体は、その場から離れた。

一方、ベリアルはレッドキングを何発も殴り倒すと両手の爪を伸ばしたカイザークローでレッドキングを切り刻むと火花を散らしてレッドキングは、後ろへ倒れる。

 

 

「これで決めてやる!!」

 

 

ベリアルは、そう言うと両腕を十字に組んで発射する必殺光線、デスシウム光線を放ちレッドキングを木端微塵にした。

 

 

 

 

 

その後、夕焼けの綺麗な内浦の海にやって来た一方通行とムサシは、二人っきり秘密の会話をしていた。

 

 

「ふーん、でもその時代にはウルトラマンがいるんだろ?」

 

「確かにいる。でも、今みたいに数多い訳では無いんだ。ほかのウルトラマンは、宇宙ウイルスに侵されて破壊しかできない戦士に操られているんだ。」

 

「チッ……、分かったよ。準備出来次第過去に行ってやろうじゃねぇーか!」

 

「頼む。じゃあ、僕はこれで!」

 

 

そう言ってムサシはコスモスになり宇宙へ旅立った。一方通行は、過去の記憶を照らし合わせてもそんな出来事はなかったが……。

彼は、知らなかった。

その記憶自体改ざんされている事を……。

 

 

 

 

 

 




《次回予告》(CV.国木田花丸)
はじめまして、国木田花丸ズラ!
あ、いけないけない。またズラって言っちゃった。
貴方は、方言とか嫌いかな?

さて、次回は
丸の大事な友達ルビィちゃんをスクールアイドルに入れてあげたい。そんな丸の気持ちがこもったお話ズラ。

エピソード8「ルビィと花丸の不思議な物語」


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