カチャカチャカチャ
武P(あれから四日……クローネは驚くほど何もしてこない……アイドル達の話によると仕事場でたまたま顔を合わせても何もしてこないらしい。倒れた10人のアイドルも順調に回復している)
ガチャ
李衣奈「お疲れー」
みく「お疲れにゃー」
武P「お疲れ様です。二人はこれで今日の仕事は終わりですね」
李衣奈「ふぅー……疲れたー」
みく「そうにゃ……何で私も一緒にギターショップのイベントに!」
李衣奈「なッ!私だって猫関連のイベント一緒に行ったじゃん!!」
みく「にゃにゃにゃ……!!」
李衣奈「うううう……!!」
「「解散!!」」
武P「……お疲れ様でした……では明日からの仕事はオールキャンセルということで」ペラッ
みく「Asterisk再結成にゃ!」
李衣奈「よろしく!」
武P「今日はお疲れ様でした。もうお帰りになられますか?」
みく「みくお腹すいたにゃ……李衣奈ちゃん。何か食べに行かにゃい?」
李衣奈「うんいいよ。近くにハンバーグ屋あったかな……」
みく「この前行った所でいいかにゃ?」
李衣奈「そだね。じゃあ行こっか」
武P「気を付けていってくださいね」
「「はーい」」
テクテクテクテク
みく「あっそうだ。明日の仕事って何時集合だったかにゃ?」
李衣奈「えっと……学祭のライブだから……十一時半に事務所集合だね」
みく「オッケーにゃ。そろそろ新曲出したいね」
李衣奈「あー確かに」
テクテクテク
志希「にゃははーいい香りー。あっ!李衣奈ちゃんとみくちゃんだ」
みく「志希ちゃん!」
志希「やっほー。ねーねー早速で何なんだけど、ここ五日間どうだった?」
李衣奈「は?」
志希「何もしなかった……って思ってる?」
みく「も、もしかして……クローネ……?」
李衣奈「何で……志希ちゃんがクローネ側に……?」
志希「んーとね……まずは私の質問に答えてよ?」
みく「何もしてこなかった……んじゃあ?」
志希「にゃはは!ハッズレー!一人は確実にこっちの手に堕ちたよ?」
みく「なッ……」
志希「じゃあ今度は李衣奈ちゃんの質問に答えてあげるね?何でって聞かれるとなぁ…………私が居たいからだよ?じゃあ一応聞くね?クローネに入る気は?」
みく「無いにゃ!」
李衣奈「無いね!」
志希「そっか……残念。じゃ強制的にでもこっち側に……」スゥッ
みく「まずいにゃ!」
李衣奈「アーベント・ヒンメル!」バッ
ブゥンッ
志希「ありゃ?場所が移動した?」
李衣奈「ここは完全に元の世界から隔絶された黄昏の世界。ここには私たちしかいない」
志希「ほー。タイマンってやつ?」
「おいおい。私を忘れてんなよ!だりー!」ザッ
李衣奈「なつきち!!」
夏樹「たまたまお前達を見かけたから話しかけようとしたら……何か巻き込まれたみてえだな」
志希「んー面倒だなー」
夏樹「さァ……さっさと終わらせてやるぜ!」バッ
ドドドドドドッ
志希「これは……鼓動……」
夏樹「響き震えろ!私の鼓動!バロッター・サンティマン!!」バッ
ドドドドドドッ
夏樹「セェア!」ドンッ
ズドドドドドォォォォッ
みく「地震……?」
李衣奈「いや地割れだ!!」
志希「ありゃ……トワレ・ド・スクレ・跳躍《ソテ》」バッ
ホワァァ
バッ
夏樹「チッ……ジャンプで避けやがった」
李衣奈「すごい……なつきち」
トッ
志希「んー凄いね……じゃあ私も」
ゴソゴソ
志希「トワレ・ド・スクレ・脚力《クーリール》・デ・催涙《ライクルモーグン》」グッ
ダッ
夏樹「なッ……一気に距離を……」
志希「お休み」ホワァッ
トンッ
志希「ん?手を私に当ててどーするの?」
夏樹「休むのは……お前だ!!」ドンッ
ドゴォォッ
志希「ガ……ハァッ……!!」フラァッ
夏樹「もう終わらせよう……か……ッ!」フラァッ
李衣奈「なつきち!」
夏樹「催涙か?……嗅ぐ前にやったはずだ……!」
志希「服に染みついてるよ……私のトワレ・ド・スクレは一滴、いや香りだけでも服に付いた瞬間に能力を発揮する……」
みく「志希ちゃん……何で?何でクローネに……説明してよ!」
志希「説明したじゃん。私は自分の意思でこっちにいるの。もっと面白い子としたいし?」
みく「……」
志希「じゃあもうお終いにしよう。夏樹ちゃんはこの通り、李衣奈ちゃんの能力は場所転移、みくちゃんのは何なのか分かんないけど……まあ先に二人やっつけてからでいいか」
スゥッ
志希「催涙《ライクルモーグン》」
李衣奈「やばい……!」
夏樹「クソ……だりー……!」
みく「お終いか……じゃあ最後に私の能力を教えてあげるね……?おねだり Shall We~?」
ビキィッ
志希「なッ……体が……動かな……」グググ
みく「私のおねだりを少しでも聞いた瞬間から、相手の体の支配ができる。これが私の能力」
志希「おねだりなんて……」
みく「聞いたでしょ?何でクローネにいるのかって」
志希「あッ……」
みく「じゃあこれで最後。これ以上クローネに勧誘してこようとしないで」
志希「ク……はい…………」
スゥゥゥゥゥ
みく「元に……戻った?」
李衣奈「終わったんでしょ……?」
みく「うん!」
夏樹「ハハッ……すっげえなお前達」
みく「夏樹ちゃんもすごかったにゃ!」
李衣奈「うん!すっごいロックだった!」
夏樹「何だそれ……で?志希は?」
みく「もう帰らせたよ。今あの子の支配権は私にあるもん」
李衣奈「へー……ねえお腹すいたね」
みく「うんそうだけど……もう時間たってるでしょ?」
李衣奈「大丈夫。私の能力は時間が進まないから」
みく「えッそうなの?じゃあ行こ!」
李衣奈「なつきちも行こ!」
夏樹「おう!」
テクテクテクテク
夏樹「にしてもさっきのみくはロックだったな」
みく「えーロックだったかにゃ?」
夏樹「ああ私なんかよりも超ロックだったぜ!」
李衣奈「え、えー。ロック……だったね!」
みく「絶対分かってないにゃ」