アーマード娘空 はーどもーど   作:人類種の天敵

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積みゲーのポケモンサンが終わらねえ、誰か俺にスイレンたまとルギアくれルギアたん。
今回はうるさい人が出ます。→これで分かる奴はもう救いようがないと思う(・ω・)






任務成功

ドガァァァン!!

 

「うわっ!何……!?」

 

敵が来ないことに胡座をかいてMTとしての機能の殆どを形成する装甲の上で眠っていたステルスMT娘 フリュークは、突如拠点の天井を突き破って現れた轟音とずんぐりした図体の異形に目を剥いた。

 

「び、びっくりしたぁ………ん?」

 

周りを見渡すと、既に誰もいない。

どうやら作業用MT娘のディギーは拠点内の物資を全て鎮守府に持ち帰っている途中で、最後の1人が出ていく際にフリュークを起こさずに帰ったらしい。

 

「………いや、別に置いてかれたのは良いんだけど。途中で襲われたらボク以外対処出来ないの分かってるの?」

 

瞳が写すホロフグラフィックシステム。

その端っこに、自分を含めたMT娘やのーまる娘鴉の体力ゲージが表示されてある。

 

死亡 サウスネイル 爆死(誤射)

 

死亡 ピンチベック 爆死(誤射)

 

死亡 ビルニーズ 圧潰死

 

生存 サイレントアバランチ 待機中

 

生存 フリューク 待機中

 

生存 ディギー 運搬中

 

(謎だ……2人の死に方がそもそも味方の誤射が原因って、何やったんだろ)

 

今現在活動可能なのは自分、ディギー、そしてサイレントアバランチの3名だ。

この事から、自分が今すべき行為は、ディギーの後を追って道中の護衛、これだろう。

そうと決まれば、バカッと真ん中から割れた装甲の中に身体を滑り込ませ、ずんぐりとした図体の怪物の横を通り抜け、壁の空いた穴から外へと飛び出す。

 

「…ん?」

 

「………」

 

怪物の横を通り過ぎる際に視界の隅に映った者、それは、純白のカラーリングをしたのーまる娘鴉、サイレントアバランチだった。

 

「あ〜、君がコレ、倒したの?」

 

「………」

 

返事は無い、ただ、コクリと頷かれたのを見るに、彼女が殺ったと見て間違いないだろう。

 

「そ、じゃあディギーの護衛に就くから、お先」

 

ガシンガシンと脚部装甲が地面を蹴り、勢いよく駆け抜ける。

すると、拠点の近くの大きな崖が、無残にも崩れているのが見えた。

 

「ああ、そうやって倒した……の、かな?」

 

崩れた崖、突如降ってきた怪物。

恐らくは、敵を崖近くまで誘導して崖の上から突っ込んできたのを避けたか、相手を突き落としたか。

何れにせよ、サイレントアバランチがあの怪物を倒した事に変わりはない。

殺り方としては些か危険すぎるのには変わりないのだが。

 

 

 

 

 

 

鎮守府

 

「凄え……Sアバランチ」

 

サイレントアバランチの戦ってるシーンをずっと見ていた俺は、人知れず深く息を吐いた。

 

相手の動きをコントロールして戦闘を続け、敵が突撃して来たところを予め仕組んでいたアンカーショットを巻き取ることで自分は安全地帯に逃げ、敵のり号とやらは崖の上から下まで真っ逆様に落ちていった。

 

「アバランチって、てっきり遠距離だけの機体と思ってたんだがな……全国のストレイド達を固め殺しで苦しめ続けた補正のお陰かな」

 

全方位からスナイパーキャノンによる固め撃ちならぬ固め殺し。

更にECMによって敵のレーダーは使い物にならない。

俺も当初はアリーヤフレームで行ってコテンパンにされた。

まあ、近距離に突っ込めば怖くもなんともないんだけど……。

もっと言えばその後に出てくるハード仕様のスカーレットフォックス&エメラルドラクーンの方がキツかった。

特にスカーレットフォックスの腕マシは初見殺しですわ。

 

『提督。工廠の方にディギーが物資を持ち帰っていますので、順次貯蔵しますがよろしいですか』

 

「ああ、よろしく、キャロリン。アリーヤ、そっちはどうだ?」

 

『はい。まだ敵が仕掛けてくる様子もないです。ディギーの護衛に就いた方が良いですか?』

 

「頼む。監視と援護支援は引き続きランドクラブで」

 

『はい、分かりました!』

 

今の所、鎮守府に近寄る深海棲艦は一つもない。

なけなしの三千円でランドクラブをレンタルしたが、砲塔を動かすことすらせずに帰りそうな勢いである。

 

「あと七千円しかない。飯は流石に備蓄があるみたいだから持つけど、周り全部敵だしな。どっこにも資材や食材調達できる場所ないからなぁ」

 

というより敵が鎮守府の近くをガッチガチに固めすぎていて中から出ることも叶わない状況だ。

何処かに道を作らないといけない。

まずはあちこちに偵察を送って拠点の形状や敵戦力、装備、練度、全て把握する。

そこから敵戦力の分断や強襲などを織り込んで本命の一撃で終わらせる。

 

「あ、なんか楽しくなってきた」

 

このメタルギアみたいな感じ、良いよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

建造ガチャ×3

 

逆脚AC ビルニーズが着任しました!

逆脚ACサウスネイルが着任しました!

中量二脚ACピンチベックが着任しました!

 

その後何も問題なく資材を確保した。

ランドクラブが何処ぞへと消え、今回の任務で回収した資材を使って早速建造を行うと、先ほど乙ったビルニーズ、サウスネイル、ピンチベックの3騙トリオが蘇った。

 

「……っ!?そんな、バカな………!!?」

 

「クックック、落ち込んでるとこ悪いが、また、よろしく頼むぜ」

 

「ねえねえ。随分と調子悪そうだねぇ……?クックック」

 

「おおい、早いとこ飯を用意してくれ!こっちは腹ペコで死にそうだ!」

 

てめえら……ふざけんなよ……!

何をするでもなく撃墜された癖にしれっと復活してんじゃねぇーよ!

一応お前らか撃破された時は形だけでも感傷的な雰囲気を醸してんたんだぞ!?

それなのに……こんな、こんな感動もクソもねー再開なんて、誰が認めるか!

 

「クソがッ!雑兵だらけか此処はァ!!どうなんだ、4回目はァッ!?」

 

3騙トリオの連続に無念のテンションで引いた4回目の建造。

 

鋼材少なめ燃料多め、弾薬少なめのコジマ多めで引いてみた。

アリーヤやライール系か、運が悪ければフラジールが出てしまうだろう。

とりあえず2人目のねくすと娘空だからちゃんと戦える奴が欲しいが、

 

 

「自律プログラム 起動………。命令を、マスター。私ハ、何を壊セばいいでショうカ」

 

自律型ねくすと娘空 002-B デストロイ スタンバイ ! !

 

(うっひょーーーーー。002-Bキターーー!!?鬼畜仕様のロングレーザーブレードモンスター!!イェエーーーー!!)

 

002-B……AC4に登場する野心家的な企業、レイレナードが開発したAIによる自律型の新型無人ネクスト、それがこいつだ。

こいつの腕部パーツはACシリーズでも類を見ない程の革新的な武器腕で、特徴は左右で武装が違うこと。

一応補足すると、ACの武器腕はノーマル、ネクスト共に違いはなく、普通に両方とも同じ武装になる。

例えるならローディー先生の武器腕バズーカとか、えいぷーの武器腕ASミサイルとか。

しかし002-Bの場合は違う。

右腕は大出力のコジマライフルで左腕はロングレーザーブレードとなっていて、肩部の整波装置兼ブースターやアリーヤ似の鋭角なコアボディ、ヘッドパーツなど、AC屈指のイケメンヴィジュアルだ。

 

ゲームではレイレナードが戦力の差を補うためにレイレナードが開発して実戦投入したものの、肝心のAIのレベルが低く、依頼を受けたアナトリアの傭兵→プレイヤーによって撃破されている。

 

AC4の続編となるACfAでも登場したが、こちらもプレイヤーである人類種の天敵……いや、このルートだとストレイドか……によって同じく撃破されている。

 

余談だが、もし万が一ダン・モロの使うセレブリティアッシュやキルドーザーが出たら死んでやろうかと思ってた。

002-Bちゃんに感謝。

 

「あ?新入りかぁ?ヘッヘッヘ。宜しくなぁー」

 

サウスネイルが下卑た笑い声を上げて002-Bの肩に手を乗せた。

その瞬間「ドゴォッ!!」という殴打音とサウスネイルの小型犬の絶叫めいた悲鳴が聞こえ、ボコられて床に這い蹲るサウスネイルに極めて冷めた表情で002-Bが告げた。

 

「僚機登録に該当無シ、敵AC補足。敵ヲ破壊シマス」

 

「ぐへぇ………」

 

壊す………どういう意味かは分からないが、気安く触られた002-Bはムカッときたからサウスネイルの鳩尾を片膝で蹴り上げたようだ。

 

「だー!待て待て!ストップ!!そいつは味方だ!」

 

軽く捻ればそれだけでサウスネイルが爆散しかねない勢いだ、慌てて止めさせる。

 

「ぶーぶー!新入りの癖に生意気だー!そう思うよねえ?提督?ねえ?ねえ?ねえ?」

 

「マトモな着地一つ出来んこんなガラクタ女で悪いがこいつは(騙して悪いが的な意味で)娘のようなもんなんでな!貴様には謝ってもらうぞ!」

 

自律型とはいえねくすと娘空相手に一歩も引かないビルニーズとピンチベック。

しかし002-Bは謝ろうという意思が存在せず、ただひたすらにジッと俺の顔を見つめている。

 

「………とりあえず、もう一度くらい回すか。資源はまだあるだろ?」

 

「はい、今回は初任務にしては上出来の部類に入ります。敵、二種の交戦、撃破。のーまる娘鴉の損害3と比べればお釣りが出るほどです。あと1、2回程度であれば向こう三ヶ月は一週間に三度の出撃を想定しても支障はないでしょう」

 

おう、マジか、大成功じゃないか。

………待てよ?つまり、3騙が復活(?)しなければ他のマトモなのーまる娘鴉が着任する可能性もあった…………ということかっ!?

 

「………(チラッ)」

 

「「「おらおら新人〜。先輩は敬えよキミィ〜〜〜〜」」」

 

「………」

 

分かった、こいつらあれだ、ハードモードとやらの一番の弊害だ。

ステータスの割にはヘタレ補正やら騙して悪いが補正 etcによって下級の敵相手にも苦戦するわ、果てには撃破されるわ……。

更に手に入れた物資でガチャれば真っ先に出てくるとか……訳が分からないよ。

 

「と、とりあえず引きませんか?提督」

 

アリーヤの言葉に頷いて物資の数を定め、開発開始。

今回はのーまる娘鴉で鋼材多めで他はほどほどにした。

 

開発終了時間は一時間、これなら中々に硬い中〜重量級が見込めそうだ。

 

「あと1人ガチャっとこう。ええと、ねくすと娘空を回したいから、弾薬少なめ、燃料ほどほど、鋼材はちょっと多めのコジマほどほどだ」

 

ねくすと娘空はプライマルアーマーのお陰で即戦力になる奴しかいないので投入資材を決める段階で何故か大量に備蓄していた高速建造材を用いて時間短縮を図る。

何が出るかは分からないが、

 

「どぉうりゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」

 

…………。

 

…………………。

 

……………………………。

 

「………」

 

………これは、夢だ。

そう、きっとそうなんrv

「どすこいぃぃぃ!アイアム、キルドーザーァァァァァ!!!」

違う、夢です、これは悪夢なのでry

「いよぃっしょぉぉぉぉぉぉ!!」

 

黙れ、バカ。

しかしよりによってこいつか………セレブリティ・アッシュが出るのもあれだけど、こいつも結構大概だぞ。

 

ーーーAC界一のうるさい人、チャンピオンチャンプスが扱うネクスト キルドーザー。

独立傭兵の強みを活かし、フレームはGA社製を、そして背中にはアルドラ製グレネードキャノンと高速型のミサイルを積んでいる。

 

…………の、だが、その両手に、装備しているのが………よりによってとっつきで、しかもとっつきの中で一番の低威力のドーザーを所有するという救いようのなさ。

 

「これからぁぁぁ、ぃよろしくぅぅぅぅぅううううううう!!」

 

 

 

ああ、こいつが出るなんて、つくづくこの世界に神はいない




うるさい人が使うネクスト キルドーザー。
破壊任務のみを請け負う独立傭兵だが、実質には戦闘力が皆無すぎて破壊任務しか受けれない。
今後の展開でドーザーをKIKUかなんかに換装する予定
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