2016年秋季限定海域プレイバック ~祈りを越えて 作:黒鋼提督
青葉「あ、青葉見ちゃったのです…。」
奥歯を鳴らしながら青葉は語り出した。
青葉「あの時…武蔵さん達が空母棲姫を撃破して、直後の洋上補給に参加していたのです。」
青葉「速吸さんとやけに燃料に比重が多いのは何故なんでしょうねー?っとは話していたのですが…。」
青葉「まさか…あんな戦術の為とは…青葉びっくりを通り越して気絶するかと思いました…。」
ふぅっと深呼吸すると青葉は続けた。
青葉「まず、武蔵さんと大和さんの機銃を全て撤去しました。」
青葉「そして武蔵さんに1割の弾薬と残りは全て燃料を。大和さんには残りを積めるだけ補給したのです。」
青葉「本当は洋上補給完了で帰投予定だったのですが、こっそり扶桑さんにお願いして偵察機1機だけお願いしたのです。」
青葉「扶桑さんも『見ない方が良い。』って言ってたのが、今ではよーくわかりました…。」
青葉「でもでも!青葉その時は凄く気になっちゃって…。」
貴方も聞く気があるのですね?っと目で青葉は確認し、話を続ける。
青葉「扶桑さんは最悪の事態を想定してか私の偵察機を超高高度に発射しました。」
青葉「そして…決戦は始まりました…。」
青葉「一面が深海棲姫…。もうどこが海なんだかわからないぐらいの大軍勢でした…。」
青葉「私は上空から見ていたのであの輪形陣…いやあれは輪形陣なの…?」
青葉は手元のノートでその布陣を再現し始めた。
青葉「□が海域、■が深海棲艦、名前が艦娘です。」
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□□□扶桑□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■
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□加賀□赤城□□□□□大和□□□□□□□武蔵□□□□□■■■■■■■■■■■■
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□□□山城□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□■■■■■■■■■■■■■■
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それはどんな戦術の初心者が見ても『異常』の一言で表現出来る布陣だった。
青葉「私は…具体的な敵数も聞いていませんでしたし、作戦内容も詳細は知りませんでした。」
青葉「まずは赤城さんと加賀さんの航空戦。そして扶桑さんと山城さんの水上機もその支援で発進していました。」
青葉「そして…そこからなんです…。」
青葉「唐突に大和さんが敵軍勢の真正面中央に一斉射。」
青葉「大和さんの試製51cm連装砲の超長距離射撃は物凄い爆炎と水柱を生み出しました。」
青葉「その爆炎の中に…爆炎の中に武蔵さんは突撃していったのですッ。」
青葉「陣形が乱れ、敵も味方も判断しかねるような状況とは言え、たった1隻でですよ!?」
青葉「その爆風が晴れるまでの間に武蔵さんはその剛腕と零距離からの46cm三連装砲の斉射。」
青葉「上空から見てたからでしょうか…爆風に飲み込まれた海域がどんどん朱に染まっていって…。」
青葉「武蔵さんの咆哮が聞こえて来るんじゃないかと思うぐらいでした…。」
青葉「敵も反撃を行うかと思った瞬間にまた大和さんの超長距離射撃。」
青葉「そしてまた爆炎の中に突撃する武蔵さん…。凄い…凄い戦術でした…。」
青葉「赤城さんも加賀さんもわかっていたようで、航空機隊は基本大和さんへの援護。」
青葉「武蔵さんの猛攻を抜けてきた艦隊を扶桑さん山城さんが各個撃破。」
青葉「凄いッ凄いッ光景でした…一面火の海で…一面朱に染まって…。」
青葉「青葉が見たのはここまでで、青葉の偵察機は燃料切れで鎮守府まで単独帰投したのです…。」
怒涛のように話して、息切れたのか少し水を飲み、青葉は続けた。
青葉「フフッ…青葉も自分でオカシナ事言ってるなーってのはわかるんですが…全部事実なんです…。」
青葉「あれが…あれが大和型の力ってやつなんでしょうねぇ…。」
青葉「青葉もう絶対に大和さんも武蔵さんも怒らせないって誓いましたもの!」
っと、今日の日記はここまでにしておこう。
インタビュー調だとやっぱし書きやすくていいな!いいな!
でも、ほんっと凄いの見たなー。
絶対に絶対に大和さんも武蔵さんも怒らせないぞ!青葉の約束!