天災兎と天才ク○。   作:ソウクイ

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第2話

【タバさん】

 

クズどもに一度は笑い者にされた宇宙に飛び出るための翼、インフィニット・ストラトス、IS。

 

今では私の開発したISが世界から熱狂的に求められている。バカにしてた癖に手のひら返して恥知らずにも求めてる。バーカ、バーカ!

 

ただしそれは超兵器として!本当にバーカ!!

    

もう!ちーちゃんがやらかしちゃったせいだよ!まったく!タバさんが当初にやろうとした事だけど……自分がやらかしちゃうなんてズルい!!

此はちーちゃんに罰を与えないといけないよね!ヌフフフ……

 

 

 

 

 

ISの開発者と協力者、操縦者でもあり今回の問題の原因は、某場所にある地下の兎とク○の秘密基地に集まっていた。

 

「はーい!皆集まって!」

 

キグルミみたいな兎コスプレをした女子の幼児を集める様な台詞。といっても既に全員が集まっていた。四人(?)だけだが。

 

「さて、諸君、由々しき事態だよ」

 

世界が血眼になって求めるIS開発者、兎コスプレ女子、篠ノ之束は某マダオ司令官と同じポーズを取っている。とてもふざけていた。

 

「……」ウンウン

 

そのウサギの共犯者の白衣を着たク○もといレオナルドは頷きながら見ていない。

2ちゃん○るで、某国の研究員が自分の発明品が盗まれたと騒いでいる件についてのスレを立てていた。その手で良く操作できる。

 

『いやはや、まさかチッフーが戦闘機も戦艦も一機も残さずに撃墜、壊滅させるなんて大胆な事をすると思わなかったよ。アレは世界の軍隊を壊滅させたと言っていいね。

いや以前にボクも軍隊の壊滅を推奨したけどね。まさかそれを反対した張本人が率先してやるとは思わなかったよ。いやぁ本当に面白い、もとい見事な暴れぷりだった。正にベルセルク(狂戦士)だったね。

チッフー女史はボクより世界征服に向いてるんじゃないかな?』

 

愉快そうに笑う紫髪の男性の姿をディスプレイに映した人工知能のスカさんセカンド。因みにファーストは世界征服未遂をやらかして当時の織斑千冬(10)との激戦の末に破壊されている。

 

 

「……」

 

明らかにバカにしてる様なのが混じってるが今回の発端なだけに何も言えない、今回の騒動の原因である織斑千冬(14)

 

頭には罰として一部の女子が発狂する姿、未来でブリュンヒルデと言われる少女の頭には……可愛らしいウサミミが付けられている。羞恥か憤怒の怒りなのかは判らないが顔を赤らめさせていた。

レオタードも着せられそうに成ったが何時もと逆に土下座してまで勘弁して貰っていた。

 

 

『さて何故にチッフーは、数日前に交戦の必要が無かった軍隊の戦闘機をバッサバッサと撃墜して壊滅までさせたのか。少なくともマスターはそんな指示は出していない。それどころかマスターや創造主は止める為の通信を入れた』

 

『我に断てぬモノなし!!』『雑兵が!』『フハハハハハハハ!!!笑止!!』『斬艦刀!一文字切り!!!』

 

 

『通信からはこんな返答?しか聞こえなかった。

マスター達は最初はISの人工知能の暴走を疑った。または宇宙空間に行った時に空気漏れで脳が酸素不足で……。しかし帰還後、どんなに調べてもまったくISには問題が無かったと判明した。つまり原因はパイロット。事実は喜劇だった。

 

初めて宇宙に出て活動、帰還途中にミサイル撃破、更に迫り来る軍隊、色々重なったシュチュエーションが相乗効果となり……チッフーをTIFUYUへと覚醒させたんだ。結局あの暴走はチッフーが興奮してエキサイトして剣客として覚醒したという、誰かが悶絶する事実しか無い。実に愉快な事実だろう』

 

スカさんはウサミミを付けた誰かに向かって説明した。千冬は平然とした顔をしているがウサミミはブルブルと揺れていた。

 

『さてマスター、誰かのせいで当初の予定とは違うが世界各国はISを求めている。どうするんだい。予定通りISコアを渡すかい』

 

「う~んISコアはレオちゃんと二人で用意したし、予定通りなら渡すんだけどぉ~……アイツ等に渡すのは嫌なんだよ」

 

束は珍しく研究以外の事で迷っていた。

 

『フム、マスターなら渡すと思ったが』

 

「うん、最初は渡すつもりだったよ。けどさ、スカさんがどこぞの政府施設ハッ○して調べたあの屑の反応見るとさ腹立つんだもん!あのゴミ等なに束さんのISを自分達のモノみたいに言ってるの!!しかも兵器方向にしか見てないし!あんなのに渡したくないよ!!」

 

束としてはISが兵器化されるのも多少なら容認できるが、完全に兵器としてしか認められないと言う事は目的的に容認できなかった。

 

ISを渡せば兵器として使われる未来しか見えない現状だと、いくら束でも渡すのは躊躇ってしまう。

 

『ふーん、それならISはマスターだけの物にするの、かい。周りが煩いだろうが世界から隠れるのもマスターと創造主なら可能だろう。

いや!何ならいっそうのことマスターが世界を手にするのも、チッフー冗談だよ。だからバケツの水を掛けようとするのは止めてくれ。防水仕様じゃないんだ』

 

「事態を招いた私が言うのもアレだが、このま子招くのも不味いぞ。……コイツと同意見なのも嫌だが姿を眩ますか?」

 

「それはいや!このまま隠れたらISをバカにした奴等を見返すの無理じゃない!学会の研究発表をそのままパクって自分達の発明品だって嘘ついてるのもいるのも放置するの嫌だし。それに隠れたら箒ちゃんと離れ離れに成っちゃう!」

 

「むぅ…」

 

「それはイヤなんだけど、此のままISを渡すのも嫌なんだよね!うー!どうすれば良いと思うレオちゃん!」

 

聞かれたレオナルドは2ちゃ○に何やらコメントを打ち込みながら簡単に答える。

 

『ISコアに制限を付けたらどうだ?』

 

束は少し考えてそれだ!と言った。

 

チッフーは不安そうだ。

 

数週間後、世界を騒がせた篠ノ之束の発明品、インフィニット・ストラトス、通称ISが世界に発表された。

 

そしてコアが配布された。

 

当初はISは兵器として期待されていたが、何故か普通に武装を持つとISコアの機能が停止すると言う致命的な欠点を持っていた。

ただし競技場等の特定の場所でなら武装を持っても機能が停止しないという謎の仕様だった。更に女性しか扱えない仕様でもあった。

 

それと束が以前に学会で発表したモノを元に某学者が、出身の某国の支援を得てISは自分達の発明品だと騒いだが、何故か某国の人間にはISコアが全く反応しないと言う珍事が後日発覚した。

 

開発者が言うには原因不明だそうだ。

 

 

全く原因不明である。

 

 

 

 

 

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