ハゲ達「24禿夜行物語っ!!」
大濠「天神!この間の発言(第2話あとがき参照)はなんだ!?ハゲじゃないを自称するのを止めて俺達と25禿夜行になったんじゃなかったのか!?」
中洲「私もそう思っていた!」
川端「オイラもだぜ。」
西新「確かにそうだな。」
天神「時系列があやふやだっただけだ。俺はお前達の仲間、そして25禿夜行こそが俺の居場所だ!」
四人「てんじーん!!」
天神「でも、ハゲじゃないって言わないからキャラ立たなくて影薄くなったな…。」
四人「てんじーん!?」
ヒバリ「ゲーム製作部(仮)に入部?」
はなこ「うんっ!この間、みんなと話してたけどすっごく楽しくて、芦花ちゃんに部に入らないかって誘われたの。もちろんヒバリちゃんも一緒に。」
ヒバリ「え、私も!?」
はなこ「うん!だから、これから一緒に部活に行こうよ!」
ヒバリ「はなこがいいなら、あたしは大丈夫よ。」
はなこ「そだっ!ぼたんちゃんも誘おう!」
ヒバリ「確かに、いつも三人でいるし。あと、ぼたんも居てくれた方が心強いかもしれないわね…。」
ぼたん「お二人で揃って何のお話ですか?」
はなこ「あっ、ぼたんちゃん!今ね一緒に部活に入るからぼたんちゃんも誘おうって話してたの。」
ヒバリ「とてもいい人達だったし、ぼたんの事も歓迎してくれると思うわよ。」
ぼたん「何という部活なんですか?」
はなこ「ゲーム製作部(仮)だよ!」
ぼたん「(仮)?面白い名前の部活動ですね。」
ぼたん「お二人のお誘いなら喜んで、わたくしもご一緒させていただきます。」
はなこ「やったー!」
ヒバリ「それじゃ、放課後になったらゲーム製作部(仮)の部室に案内するわね。」
ぼたん「わたくしのような頭の回らない、ゲームも分からない素人に作れるのでしょうか…。足を引っ張っていくだけで迷惑にはならないか心配です……。」
はなこ「大丈夫っ!(仮)の部員の人達、部活でゲーム作った事ないって言ってたよ!」
ヒバリ「あの人達、ゲーム製作部なのにゲーム作ってないの!?」
はなこ達は放課後、入部をするためゲーム製作部(仮)の部室へ向かった。
ヒバリ「あの(仮)部の人達、色々凄そうな人達ばっかりだったけど大丈夫かしら…。」
ぼたん「それほど凄いんですか?ちょっと会うのか怖くなってきました…。」
はなこ「スゴいよ!芦花ちゃんは、学園の裏ボスなんだって自慢してたよ!」
ヒバリ「学園の裏ボス!?」
ぼたん「そっ、そんな人にかかれば、私のような軟弱者なんか一瞬で捻り潰されてしまうでしょうね…。いえ、きっと私なんて触るのを拒否されて…。」
ヒバリ「いや、そんな人じゃないわよ!?背だってはなこより小さかったし…。確か、炎属性とか言って萌えキャラになってたわね。」
ぼたん「そんなにキャラの濃いのでしたら、目立たない地味な私はすぐに空気のような存在になり、「あれっ、いたの?」と言われて…」
ヒバリ「大丈夫!ぼたんは大丈夫だからっ!」
はなこ「ぼたんちゃんもきゃら(?)濃いーからへーきだよっ!」
ぼたん「はなこさん、ヒバリさん……。」
ヒバリ「それじゃあ二人共、部室に行くわよ。」
こうして今日もゲーム製作部(仮)へと向かう。道中にトラブルが待っているのは言うまでもない。不幸という負の業を抱えているのは伊達じゃない。
バコンッ
ヒバリ「ドアが外れて飛んできた!?」
はなこ「ビターン……。」
ヒバリ「はなこ!?大丈夫なの!?」
はなこ「う、うん…大丈夫だよー。」
カァ、カァー バサバサッ
ヒバリ「今度はカラスッ!?」
はなこ「痛いっ、鳥さん痛い!」ザクザクッ
バシャー
ヒバリ「バケツと水が降ってきた!?」
はなこ「わー……。」ビシャビシャ
ヒバリ「はなこ、相変わらずだけど災難ね……。」
目的地の部室に辿り着くまでに幾度となく困難が訪れる。これが花小泉杏の『不運』の力である。
ぼたん「はぁ…階段は足にダメージが蓄積していきますね……」ハァハァ…
ヒバリ「ぼたん、足が折れないうちに休んだ方が…。」
ぼたん「すみません、こんな貧弱で足でまといな私の為に待たせてしまうなんて…。」
ヒバリ「だっ、大丈夫よ!そんな事思ってないからっ!」
はなこ「あれっ!?鞄の底と中身がない!」
ヒバリ「中身はともかく、鞄の底がなくなるって何!?」
はなこ「どうしよ、教科書失くしたら授業受けられないよ。」
ヒバリ「はぁ、仕方ないわね。来た道を戻って探しましょ、あたしも手伝うから。」
はなこ「うん、ありがとー!」
ヒバリ「あ、ぼたんは休んでて。」
ぼたん「はい、わたくしも体力が回復したらすぐに一緒に探しますので。」
ヒバリ「わかったわ。」
はなことヒバリが教科書を探しに戻ろうとしたその時。来た道の方から声をかけられて、二人は振り向いた。
高尾「あのー。」
ヒバリ「はい。って、でかっ!!」
高尾「え!?」
ヒバリ「あ、ごめんなさい。ちょっと、その…。」チラッ
はなこ「……しゅん。」ペターン
ヒバリ「はなこ、自分の胸に手を当てて俯かないでっ!?」
高尾「あの、それより。あなた、この教科書落としたでしょう?後ろにいたけど、気付いてないみたいだったから拾ったの。」
はなこ「わぁ!おねーさん、ありがとー!」
ヒバリ「ありがとうございます。ちょうど気が付いて探そうと思ってた所だったんです。」
高尾「ううん、いいのよ。それじゃ、私は向かう所があるから。」
ヒバリ「あっ、あたし達も。本当にありがとうございました。」
はなこ「ありがとー。ぼたんちゃん大丈夫?」
ぼたん「はい、もう大丈夫です。良かったです、はなこさん。教科書すぐに戻ってきましたね。」
ヒバリ「じゃあ、行きましょうか。」
こうして、再びゲーム製作部(仮)の部室へと足を進める。
……
高尾「……」
ヒバリ「……」
はなこ「じーっ。」
ぼたん「……?」
高尾「あの…。」
ヒバリ「は、はいっ!」
高尾「たまたま方向が一緒なだけよね?」
ヒバリ「はい、後をつけてる訳じゃないのでっ!」
高尾「そっ、そうよね。なんか目的地一緒な気がするけど…。」
はなこ「あっ、(仮)部に着いたよっ!」
高尾「やっぱり目的地同じだったわ!」
ヒバリ「あなたも部員なんですか!?」
高尾「やっ、違うわよ!」
ぼたん「では、何故この部室に?」
高尾「えと、監視!そう監視よっ!あの子達が真面目に部活やってるか監視してるのよ!」
ヒバリ「監視されててあんな感じなのね…。」
はなこ「とにかく入ろ入ろっ!」
ヒバリ「あ、そうね。」
ガララッ
高尾「入るわよ。」
はなこ「こんにちはー!」
ヒバリ「お邪魔します。今日は入部届けを貰いに来ました。あと、友人も連れてきたので。」
ぼたん「はじめまして、お邪魔します。」
風間「ん?珍しい組み合わせだな。高尾と知り合いだったのか?」
高尾「さっ、さっき其処で落とした教科書と鞄の底を拾ってあげただけよ//」
風間「鞄の底って何だよ!?」
ヒバリ「(あ、この人風間先輩の事が好きなのね。凄く分かりやすい。)」
芦花「やりました!新入部員が一気に三人ですよ!」
桜「わーい。一年生は私だけだったから楽しくなりそうだなー。」
千歳「そこの連れてきたのも入部希望なのか。」
ぼたん「はい、わたくしは久米川ぼたんと申します。軟弱な体ですが、よろしくお願いします。」
芦花「たっ、高が名前に付いていないのに大きいっ!?」
千歳「なっ!高尾程じゃないが、あのお嬢様に続いてまたデカイ奴が登場かっ!」
桜「まさか、同じ一年生なのに!?」
はなこ「……しゅん。」
芦花「どうやら、はなこさん。あなたもコチラ側のようですね。」
千歳「ふっ、仲良く出来そうだな。」
桜「そうですねー。」
ぼたん「すみません、わたくしのような醜い豚が…。」
ヒバリ「そこまで言わなくても!?っていうかぼたん、そこは自信持っていいわよ!?」
芦花「そういえば、ヒバリさんも大きくはないですが私達よりはありますね。」ジーッ
千歳「くっ、一日に二度も負けるなんてっ!」ジーッ
桜「むー、瑠璃っちズルい!」ジーッ
ヒバリ「ちょっ!そんなに見ないでくださいっ/// それと『瑠璃っち』って何!?」ガバッ
高尾「ふーん、可愛い子達が増えたのね。」
風間「おい、男の俺はどうしてればいんだよ…。」チラッ
高尾「なによ。」
風間「いや、なんでもない。」
高尾「こっ、このエローーーー!!」バチンッ
風間「痛てぇ!俺は関係ないだろ!?」
そんなこんなで、ゲーム製作部(仮)には新しい部員が三人増えた。
ただでさえ煩かった部室はさらに賑やかさを増していく。
ガララッ
???「たのもう!!」
高尾「ようやく私も出てきたわっ!」
芦花「風間さん風間さん。」
風間「 なんだよ?」
芦花「風間さん、今回は高尾さんの高尾山をチラチラ見てましたね。」
風間「みっ、見てねぇよ…。」
高尾「ウソッ!絶対見てたわよ!」
風間「あれは、お前の胸を見た訳じゃないっ!!断じて違う!」
芦花「風間さんは毎回毎回…。そんなにお仕置きがされたいんですか。」
風間「おい、待てっ!早まるな!ぎゃぁぁぁぁああああああああああああ!!!!」
芦花「まったく、風間さんという人は…。」
高尾「ち、ちょっとくらい見てもよかったのに……。」ボソッ
風間「ってかこれ、毎回受けんの!?」