小ネタ集。   作:穂堂

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予定している全13話の折り返し地点です。
現状、1日1話投稿を保っていますが、ジリジリと更新が生産に迫ってきており若干焦りを感じています。
それはそれとして、ジワリジワリと増えていく閲覧数とお気に入り登録数。
毎度のことながらこのような駄文に対して高評価を付けてくださる方もいらっしゃいまして、感謝でございます。


第7話『ともあれ、夏休みなのに休めないのは何かおかしい。』

Aパート

 

 

-シーン1-

Take1

「あー、夏休みの宿題終わったー!」

「お疲れぃ」

「お兄ちゃーん、小町はすごく頑張って勉強しましたー」

「まぁそうだな」

「頑張った小町にはー、自分へのご褒美があってもいいと思うのでーす」

「お前は丸の内のOLか」

「とにかくご褒美が必要です。だからお兄ちゃんは小町と一緒に千葉に行かないといけないのです」

「自分へのご褒美なら自分でどうにかしてくれぃ」

「お兄ちゃん。最近、小町の扱いが雑じゃない?」

「……気のせいだろ」

 

Take2

「あー、夏休みの宿題終わったー!」

「お疲れぃ」

「お兄ちゃーん、小町はすごく頑張って勉強しましたー」

「まぁそうだな」

「頑張った小町にはー、自分へのご褒美があってもいいと思うのでーす」

「お前は丸の内のOLか」

「とにかくご褒美が必要です。だからお兄ちゃんは小町と一緒に千葉に行かないといけないのです」

「産まれてこの方ずっと千葉県民だろうが」

「いや、そうだけど。そうじゃなくて!」

「平塚先生、雪ノ下、由比ヶ浜。誰の差し金かは知らんが俺は動かんぞ。まぁ、タイミング的に平塚先生辺りか」

「うぐっ」

「正直に話すか戸塚を動員せん限り俺は動かせんぞ」

 

 

-シーン2-

「さて、電話に出なかった言い訳を聞こうか」

「いや、あんなヤンデレみたいな長文メール読むだけで心労が半端無いっすよ。それに返信打ってる(打ってないけどね)途中で馬鹿みたいにメールや電話着信してちゃ返事どころじゃないですって。そもそも、合宿の連絡を当日にするってどういう了見ですか。報連相は社会人の基本でしょうに。もっと余裕を持たせた計画を立ててもらわないと困りますよ。だから電話に出なかったことも参加を拒否していたとしても俺に非はないはずです。っと、その握った拳は下ろして下さいね。すぐ暴力に訴えるのも社会人としてどうかと思いますんで。もし殴られたら殴られたで必要以上に派手に倒れて周囲の視線を集めますよ」

「正論過ぎて反論できない上に先手を打たれて行動を封じられただと…」

 

 

-シーン4-

「お兄ちゃーん!大変大変」

「どした」

「あのイケメン相手にしたらお兄ちゃんに勝ち目ゼロだよ、危険信号だよ!」

「うるせぇ、ほっとけ」

「確かに大変かもしれない。ヒキタニ君受けオーラ凄いしヘタレ受けって感じだから葉山君に迫られたら即落ちそう」

「いや、俺ソッチの人じゃないから」

「え?でもお兄ちゃんこの間…」

「バッカ、戸塚は特別だ!」

「『はち×とつ』キター!戸塚君にのみ強気攻めになるヒキタニ君……いいねいいねぇ!」

 

 

Bパート

 

 

-シーン4-

「あいつ馬鹿か」

「ホント、馬鹿ばっか」

「まぁ世の中は大概そうだ。早く気が付いてよかったな」

「貴方もその大概でしょ」

「あまり俺を舐めるな。大概とかその他大勢の中ですら1人になれる逸材だぞ俺は」

「そんなことをそこまで誇らしげに言えるのは貴方くらいでしょうね。呆れるのを通り越して軽蔑するわ」

「ナイス罵倒、ゾクゾクするぜ」

「この人、変態なの?」

「おぉぅ、小学生に蔑んだ目で見られるのも悪くないな。なんつーか雪ノ下を小さくした感じっつーか。ぷちノ下ってところか」

「……気持ち悪い」

「あまり近付いては駄目よ。貴女に悪影響しか及ぼさないわ」

 

 

-シーン5-

「鶴見留美ちゃん、だよね。よろしくね」

「なんか、そっちの2人は違う感じする。あの辺の人たちと。私も違うの。あの辺と」

「ぷちノ下、お前の考えは大体合ってる。が、ある意味では俺と由比ヶ浜は同類で、雪ノ下は別だ」

「ぷちノ下じゃないし。ある意味ってどういう意味?」

「変態的な意味合いだ」

「……この人も変態なんだ」

「私はそこまでひどくないし!」

「由比ヶ浜さん、『そこまで』ということはそこそこは変態だという自覚はあったのね」

「お姉さんも大変だね」

「えぇ。でも、部長という立場上、仕方がないと諦めているわ。変態であるよりは大変である方がだいぶ、いえ、かなりマシよ」

 

 

-シーン6-

「…大丈夫かな」

「ふむ、何か心配事かね」

「ちょっと、婚期を逃しそうな人が居るので…」

「私か!?私のことなのか!?」

「可哀そうだよねー」

「(ガチホモに惚れてる三浦も充分可哀そうだけどな)」

「…うぅ…ひっく…私もぅお部屋帰る…ぐすっ…」

 

 

-シーン7-

「大丈夫、趣味に生きればいいんだよ。趣味に打ち込んでいるとイベントとか行くようになって色々交友広がるでしょ。きっと本当の自分の居場所みたいなのが見つかると思うんだよね。学校だけが全てじゃないって気付くよね。私はBLで友達ができましたー!ホモが嫌いな女子なんて居ません!だから雪ノ下さんもわt」

「姫菜、それは本当かい!?そうか!女子はそういうのが好きなのか!」

「当たり前だよ!男と男が組んず解れつキャッキャウフフと…」

「は、隼人?って姫菜、また鼻血出して…ほら、チーンして」

「(おいおい、組んず解れつの使い方間違ってんぞ。つーか葉山、チラチラこっち見んな。お前にはいつもの3人がいるだろうが)」

「(ん?あれ?葉山さんってソッチの人?もしかしてお兄ちゃん狙われてる!?こ、こここれは大問題だよ!)」

 

 

-シーン8-

パキッ

「誰?(ビクッ)」

「俺だよ」

「…誰?」

「貴女の下僕にございます」

「下僕を持った覚えはないわ。ふぅ、こんな時間にどうしたの。永眠はしっかり取った方がいいわよ」

「遠回しに死ねというキツイ罵倒!堪らん!だが、死んだらもう罵倒を受けられなくなるから却下だ」




小学生相手にも変態姿勢を崩しません。
変態ですがシスコン成分少な目です。
むしろ小町的なポイントは日々減少傾向にあります。
そして、やけに勘が鋭い。
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