だが、ご期待に副うとは言わない。
アバン
「ねぇ起きて。起きてよ八幡」
「ん~…(戸塚?)んん、おはようのチューしてくれたら起きる…」
「え!……もう八幡ってば…しょうがないなぁ」
「ふぁ!?」
「は、恥ずかしいからオデコに…ね」
「戸塚ぁ…むにゃむにゃ…」
「…ち幡、ねぇ起きて。起きてよ八幡」
「ん?(夢かよ!)」
Aパート
-シーン3-
「ん?なんかいい感じだな」
「あはは、冷たーい!」
「あ、お兄ちゃんだ。こっちこっちー!おーい!」
「何してんのお前ら。つか、なんで水着なの」
「平塚先生が川で遊べるって言ったから…」
「そんな事より新しい水着だよ!ほら、ほら、ほらー。はーい、感想は?」
「ん?そうだな、そんなことより戸塚は居ないのか?」
「うーわ、視界にすら入れてないよこの人…、じゃぁじゃぁじゃぁ!結衣さんの!」
「ちょ、小町ちゃん」
「おぉ、いい感じだな。自然と目が吸い寄せられる」
「それ、絶対水着の感想じゃないよね!?胸を凝視しないでよ!」
「ぅわぁ、ゴミぃちゃんだなぁ…」
-シーン4-
「(ふっ、勝った)」
「ん?」
「まぁほら、お前の姉ちゃんはああだから、お前も遺伝子的には期待できると思うぜ」
「姉さんが何か関係あるの?」
「大丈夫ですよ、女の子の価値はそこで決まらないですし、個人差ありますし、小町は雪乃さんの味方ですよ!」
「はぁ、どうもありがとう。……姉さん?遺伝?価値?個人差……はっ!…別に本当に全く気にしていないけれど、外見的特徴で人の評価が決まるのならば相対的になされるべきで、一部ではなく全体のバランスが対象に…」
「雪ノ下、まだ諦めるような時間じゃない」
「ですから、本当に全く気にしてはいませんが、平塚先生に慰められるとむしろ自慢されているように聞こえるというか……大きい人には小さい人の悩みや気持ちはわからないでしょうよブツブツ…」
「ねぇ、お兄ちゃん。雪乃さんって意外とメンタル弱い?」
「あぁ、あいつのメンタルはパック売りの豆腐みたいなもんだからな」
「なにそれ?」
「普段はポリケースと水で守られてるのを、さらに緩衝材と箱でガードしてるからな。大抵のことじゃビクともしないが、自分が気にしてることとかをピンポイントで突かれるとボロボロ崩れる」
「お兄ちゃんも似たようなもんだよね」
「俺のはアクリル樹脂製だ。ブロックからの削り出しな。そうそう壊れん」
「でもアクリル樹脂って、表面は傷付きやすいし擦り傷程度でもすっごい目立つじゃん」
-シーン5-
「戸塚に水掛けたかったなぁ」
とさっ
「おう」
「なんで1人なの」
「水着持ってきてねぇんだよ。お前は?」
「今日、自由行動なんだって。朝ご飯終わって部屋戻ったら誰も居なかった」
ザッザッザッ
「あの、留美ちゃんも一緒に遊ばない?」
フルフル
「そっか…」
「ねぇ、八幡はさ…」
「呼び捨てかよ。だが、小学生女子に呼び捨てにされるのも……うん、悪くない」
「八幡、小学校の時の友達っている?」
「スルーかよ」
「変態なのはわかってるから、いちいち気にしてたらキリがないもん」
Bパート
-シーン1-
Take1
「魔法使いってお化けかな?」
「まぁ、大きい括りだとお化けなんじゃないか?」
「でも、怖くないよね」
「いや、怖い、というか怖ろしいぞ。怖ろしく可愛いぞ戸塚」
「もぅ、八幡ったら…」
Take2
「魔法使いってお化けかな?」
「まぁ、大きい括りだとお化けなんじゃないか?」
「でも、怖くないよね」
「いや、怖いぞ、大丈夫だ。(本当に怖い。このまま迷わず戸塚ルートに入ってしまいそうで本当に怖い)」
「お兄ちゃんお兄ちゃん」
「ん?」
「じゃーん!」
「何それ?化け猫?」
「たぶん?よくわからないけど可愛いから何でもいいかなー?って」
ムニムニ…フニフニ…
「(何鑑定してるんだ?)」
「よく似合っているわ」
「ありがとうございます!」
「お前、無駄に着物似合うな。マジで雪女っぽい」
「比企谷君も似合っているわよ、ゾンビ姿。目の腐り方なんてハリウッド級ね」
「俺はノーメイクノーチェンジだけどな」
ビッ!…ガクッ…ビシッ!…ガクッ…
「忙しいやっちゃな、お前は」
「あ、ヒッキー。…その…どう?」
「少しでも似合ってなかったらはっきり言うし、スゲー馬鹿にしてるところだったんだけどな。似合う似合わない以前にただただエロい。そんなに視線吸い寄せたいの?」
「はっ!もう少しオブラートに包んで言ってよ!バーカ!」
「じゃぁ、今度からは口にサイレンサー取り付けて発言するわ」
「お兄ちゃん、それじゃほとんど聞こえないよ」
-シーン3-
「(そろそろだな。…ん?雪ノ下?)」
ガサッ
「誰!?」
ガサガサッ
「誰なの?出てきなさい!」
ガサガサガサガサッ
「ヒッ!」
ドンッ
「ひぃっ!」
「あぁ、俺俺」
「比企谷君?(涙目)」
「おう、どうした?」
「そこの茂みに何か居たみたいなの」
「あぁ、そりゃ俺だ」
「な、何をしていたのかしら?」
「いや、雪ノ下を怖がらせて楽しんでた」
「何てことしているのよ…」
「やっぱ涙目で怯えてる雪ノ下もゾクゾクするな」
「…馬鹿」
-シーン4-
「あ、お兄さんたちだ」
「ちょー普通の格好してるー」
「だっさー」
「この肝試し全然怖くないし」
「高校生なのに頭悪ーい」
「あぁ?何タメ口聞いてんだよ」
「ちょっとあんたら調子乗ってんじゃないの?別にあーしらの友達じゃないんだけど。つーかさー、さっき超バカにしてたやつ居るよねー。あれ言ったの誰?」
「ごめんなさい」
「誰が言ったか聞いてんの」
「ナメてんのか?あ?おい」
「やっちゃえやっちゃえ、ここで礼儀教えとくのもあーしらの仕事っていうの?」
「葉山さーん!こいつらヤっちゃっていいっすかー?」
「戸部、相手の同意があっても13歳未満は犯罪だ」
「戸部君はロリコン?というものなのかしら?」
「いや、戸部の性癖は知らんが」
「まぁ、葉山君が居れば性犯罪の心配は不要ね」
「あのグループに男子がいたら葉山も戸部を止めなかったと思うぞ」
-シーン7-
Take1
「はぁーい!雪乃ちゃーん!」
「…姉さん」
「雪乃ちゃんてば全然お家に帰って来ないんだもん。お姉ちゃん寂しくて迎えに来ちゃったぁ。さあ帰ろう!今すぐ帰ろう!今日は一緒にお風呂入ろ「姉さん」うねー。もちろん寝る時も一緒d「姉さん!」ん?なぁに?雪乃ちゃん」
「止めて、鬱陶しいわ」
「ぅ…ぅわぁぁああん!雪乃ちゃんが怒ったぁぁあ!」
「何つーか、お前の姉ちゃんスゲェな。色んな意味で」
「お、比企谷君だ。デートかぁ?デートだなこのこのぉ」
「違うっつってんじゃないですか(切り替えもスゲェな)」
「あ、あの、ヒッキー嫌がってますから!」
「貴女は…比企谷君の彼女?」
「ち、違います!クラスメイトの由比ヶ浜結衣です」
「クラスメイト…ふぅん。ねぇ、お姉さんと一緒にお風呂入らない?」
「うぇぇえ!?」
「陽乃、その辺にしておけ」
「久し振り―、静ちゃん。静ちゃんが一緒に入ってくれるなら今日は引くよー」
「気に入った女性を誰彼構わず風呂に誘うな」
「お前の姉ちゃん、本当、スゲェな」
「言わないで。これがなければ普通に凄い人なのよ…はぁ」
Take2
「はぁーい!雪乃ちゃーん!」
「…姉さん」
「雪乃ちゃんてば全然お家に帰って来ないんだもん。お姉ちゃん心配で迎えに来ちゃったぁ。お、比企谷君だ。デートかぁ?デートだなこのこのぉ」
「違うっつってんじゃないですか」
「「あ、あの、八幡、嫌がってるから…
あ、あの、ヒッキー嫌g…彩ちゃん?」」
「貴女は…比企谷君の彼女?」
「僕、男の子、です」
「…え?比企谷君、冗談だよね?」
「いや、戸塚は男ですよ…たぶん」
「(この子が戸塚君!?)ゆ、雪乃ちゃん!こんな守ってあげたくなる系女子みたいな可愛い男の娘じゃ雪乃ちゃんに勝ち目無いよ!?」
「姉さん落ち着いて。『可愛い』という点に関しては私も負ける気はしないのだけれど、『守ってあげたくなる可愛らしさ』という点では確かに戸塚君が優勢ね。そもそも比企谷君を巡って争う気はないのだけれど。勝ち負け以前の問題よ」
「そうだな。俺と雪ノ下に男女の関係は今までもこれからも適応されないからな」
「…彩ちゃんに私の立ち位置取られた…」
「結衣さーん、ファイトですよー」
現在の八幡:基本M・ちょっとS・ホモ(戸塚限定)・時々エロい。
戸部っちロリコン疑惑浮上。
葉山(ガチホモ)・三浦(掘削重機)・由比ヶ浜(百合M)・海老名(腐女子)・戸部(ロリコン疑惑)
トップカーストグループにまともな人間が居ない。
大和?大岡?あんなのただのネームドモブですよ。