処女作なので、読みにくい点や感想頂けると幸いです。
東方、俺ガイルともにそこそこ知識はあると思っているのですが、原作の設定とは違うところや誤字があるかもしれません。ごめんなさい!!
拙い文章ですが、読んで頂けると狂喜乱舞します。
心地よい風と愛らしい鳥の鳴き声に俺は目を覚ました。
これが噂のチュンガバか…戸塚がいればなおよし。
チュンガバってあれな?パワプロの起きた時の効果音な?まぁ、俺が考えた造語だけど。
ようやく覚醒し始めた頭が異変に気づいた
「え?なんで俺外で寝てんの?」
ついに家からも追い出されたの?なにそれ八幡泣いちゃう。
昨日はいつもと変わらず俺のベッドに入ったはずだが…
もしかして異世界転移?とかいう材木座もびっくりの中二思考を即座に捨て、状況を整理する。
外で、素足で、周りはたくさんの木が…ってやっぱり俺捨てられてない?
「ねぇあんた。」
とうとうショックで幻聴まで聞こえはじめた。モテないからって女の子の声が聞こえるまでは飢えてないぞ…
「そこの腐った目のあんたよ!」
幻聴じゃねぇな…。俺は起き上がって声の出所を見る。
そこには、脇を露出した紅白の巫女らしき女の子がいた
可愛さだけなら雪ノ下以上。小町と並ぶ。
「え、えっと、俺のことだよな?実は俺の後ろの席の中島くんに話しかけたとかじゃないよな?」
さすが俺。初対面の人だとめっちゃどもる。いや、初対面じゃなくてもか…。
「意味わかんないけど、まぁいいわ。どうしてこんなところにいるの?」
こんなところということは周りに人は住んでいないのだろう。ハイジのおじいさんかよ…
「いや、俺もよくわからないんだけど、ここがどこか教えてくれないか?」
まぁ、相手も常体で話してきてるし、見た感じ年下だし敬体じゃなくてもいいだろ。
「ここは幻想郷よ。その質問をしてくるぐらいだから外から来た人ね。」
幻想郷。そんなファンシーな名前の土地は俺の記憶の中にはない。名前が名前だし一度憶えるだろうから恐らく聞いたことはない。エロマンガ島とかも小学校の時に憶えたしな。
「外から来た人?ってことは地球じゃないとか?さすがに日本には幻想郷なんて地名なかっただろうし」
これでも一応、総武高に通っているからな。日本の地名ぐらいはわかる。
「あー、その反応には馴れてるわ。外から来た人みんないうし。立ち話もあれだから中に入りましょ。」
そういって女の子は母屋に向かう。
「そういえば名前訊いてなかったわね。私は博麗霊夢。霊夢でいいわ。この神社の巫女よ」
珍しい名前だ。それより人の名前簡単に尋ねてくるとか葉山かよ。
「俺は比企谷八幡だ。俺のことも名前でいい。」
母屋の中は思ったよりも広かった。整頓されているからそう見えるんだろうか。
キョロキョロしてるうちに霊夢がお茶をだしてくれた。別に女の子の家に興味があったとかじゃないんだからね!?勘違いしないでよね!うん。きもちわるい。
「それで、外の世界がどうこうって話だったよな。」
「そうね。質問は後で受け付けるから黙って聞いて」
「お、おう。」
厳しくないですか!?雪ノ下レベル。それはないな…。
「ここは幻想郷。忘れ去られた人達が集う場所よ。例えば存在が否定された妖怪だったり、人間だったりね。この世界は八幡がいた世界とは博麗大結界で隔離されているわ。もちろん、完全にじゃないけどね。」
妖怪やら結界やら非現実的な言葉が出てくるが、質問はだめらしいからな。
「完全にじゃないから八幡のように外の世界から迷い込んでくる人もいるけど、数は少ないわ。博麗大結界の綻びから入って来る人と、外の世界で忘れ去られた人ね。大体わかった?」
別に寝てたから結界から入ったわけじゃなさそうだし、いくら俺レベルのプロぼっちでも忘れ去られることはないと思う。きっと、戸塚とか小町とか戸塚とかが憶えてる。2人しか憶えてないのかよ…。
「いろいろ訊きたいが、まず俺はどうやって幻想郷に入ったんだ?寝てたから結界は関係ないだろうし、忘れ去られてもいないと思うんだが」
忘れ去られてない!って断言出来ないとか悲しすぎだろ。
「それは、紫に訊けばわかるだろうから後回しね」
質問の意味ねぇぇぇ…
「というか、正直妖怪とか信じられないんだが。」
「来た人はみんなそう言うわね。飛んだら信じてくれるかしら。」
「飛ぶ?それってどういう」
絶句。目の前にいる人間が宙に浮かんでいた。
まじなの?ここで夢落ちとか笑えないからな。
「これは私の『空を飛ぶ程度の能力』のおかげだけど、少しは信じてくれた?」
能力バトル開幕しちゃうの?俺の右手がその幻想をぶち壊すの?
「さ、さすがに目の前で浮かれたら信じる…」
「そう!よかったわ!」
「それで、早速だけど元の世界に帰るにはどうすればいいんだ?」
なんか急に帰りたい感じを出すのは悪い気がしたが、小町がまってるからな…このラノベみたいな展開にはわくわくしてるが、なによりも小町が大事だ。帰れないなんてことになったら鬱になる。俺が。多分小町はならない。ならないのかよ。八幡泣いちゃう。
「その、悪いんだけど私じゃ決めれないのよね。もちろん元の世界に帰すのは私の役目だけど…。でも紫が意図的にしたかもしれないし、さっき八幡が言ったとおり、博麗大結界を抜けて来たわけじゃなさそうだし、忘れ去られたっていう事もないみたいだから。」
さっきとは違って歯切れが悪い。それなりに元の世界に帰すのは大きい事なのだろう。迷い込んだのは俺なのだ。原因じゃない霊夢を責めるのはお門違いだろう。
「そういうことなら、紫さん?が来るまで待つ。非日常に憧れもあるしな!」
小町も少しの間なら許してくれるだろう。
「そういってくれると助かるわ。あ、そろそろ説明のお礼がしたいころだと思うけど素敵なお賽銭箱はあそこよ。」
まぁ、確かにお礼はしないといけないが…
「すまん。財布なんて手元にない」
「別にいいわよ。冗談というか、お約束みたいなものだし」
俺が素直に申し訳なく思っていると、昨日コンビニに行った後そのまま寝た事を思い出した。もしかしたらと、後ろのポケットに手を伸ばすと使い慣れた財布の感触。
「霊夢。やっぱり財布あったから賽銭いれるぞ?向こうの世界の金だけど大丈夫か?」
「別にいれなくてもいいのに…まぁくれるなら貰うけど…紫に換金してもらうから構わないわよ。」
口ではそう言いながらも口元が少し緩んでいる霊夢がとても可愛くみえた。
「少し多めにいれてやるか。」
プロぼっちの名に恥じないぐらいぼそっと呟いて財布の中を見る。そこには全財産の千円札一枚がぽつんと入っていた。
お賽銭に千円とか金持ちの遊びだぞ…。
「やはり俺の幻想入りは間違っている」
いつかの作文に似た言葉を恨めしげに呟き千円札を賽銭箱にいれた。
前書きにも書きましたが、読みにくい点や誤字脱字があったらごめんなさい!感想頂けると嬉しいです。
霊夢はとりあえずかわいい。勢いで書いたので今後どうなるかはわかりませんが、俺ガイルキャラは八幡以外出さないと思います。一色と小町だしたいよぉ…