智慧と王冠の大禁書   作:生野の猫梅酒

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今回はあんまり話が進みません


第五章 人理修復の旅
第二十八話 穏やかな日々


 久方ぶりの快眠の後、ロマンは爽やかな疲労感と共に目が覚めた。時刻は午前五時を少し過ぎた頃。普通に考えればかなり早い時間だが、ロマンにとってみれば仮眠を取った後に当たり前のように起きる時間でもあった。

 なのだが、なにやら妙に体がスースーして気になってしまう。いったい何があったのかを思い出そうとして、まるで自分に抱き着くように眠っている全裸のマーキダの姿を見て即座に色々と思い出してしまった。

 

「まさか、ボクにあれだけ人並の欲があるなんてな~……」

 

 苦笑混じりに振り返ってみれば、昨夜の自分はあまりにらしくない気がする。普段の自分ならまずそういった行為をすること自体考えないだろうし、そんな時間を取るくらいなら人理焼却を防ぐために奔走する方が遥かに有意義だと切って捨てることだろう。

 なのにそう、昨夜だけはそういった諸々をすっかり忘れてしまっていた。思い起こすのも憚られるほどにいろんな行為に手を染めた挙句に、二人して裸で同衾してしまったのだから言い訳のしようがない。

 

 だけど自分の内心は、そういった行為を優先したことについてほとんど罪悪感を覚えていないのだから不思議なものだ。むしろ非常に良かったと思ってしまうあたり、相当この女性にやられてしまっているようにも思える。

 

「ん……」

 

 その時、ちょうど隣で寝ているマーキダが身じろぎして、ついでゆっくりと目を開いた。覚醒直後のぼんやりとした瞳がしばし宙を彷徨い、その姿を無言で眺めていたロマンに向けられる。ちょっとだけ笑いかけてみると、彼女もまた微笑を浮かべた。

 こういう時は何を言えば良いのだろうか? 自問するも、答えなぞ出る訳がない。なのでついつい昨夜の出来事を想い出そうとして恥ずかしくなるのを自制しながら、ロマンは努めて平静な声でありきたりな言葉を絞り出すことに成功した。

 

「やあ、おはようマーキダ。よく眠れたかい?」

 

 すると彼女はゆっくりと目線を逸らして、一拍ほど意味をぽかんとした様子を見せる。それがだんだんと焦ったかのような表情に様変わりし始め、すぐに熟した林檎のようになってしまった。

 

「お、おはようございます。それはもうよく眠れましたとも……そ、その、激しかったですし……」

 

 どうやら、マーキダもまた昨夜の事を思い出してしまったらしい。徐々に声を小さくして羞恥に溺れていくせいで、ロマンもまたつられて顔が熱くなっている自覚があった。

 そして彼女は照れ隠しをするかのようにロマンの胸元に顔をうずめてしまった。そのせいで髪の毛の良い香りがふんわりと鼻腔に届き、部屋に満ちる饐えた臭いを打ち消してくれる。そんな彼女の頭を無意識のうちに撫でてしまうと、今度はまるで甘えた猫のように喉を鳴らして喜ぶのであった。

 

「まさか貴方から頭を撫でてもらえるなんて、夢のようです」

 

「こんなことで良いなら、時間があればまたやってあげるさ」

 

「ふふ、それはまた楽しみです。今度は私も存分に甘えさせてもらいましょう」

 

 いや、もう存分に甘えているんじゃないかな? なんて無粋なことはさしものロマンでも言わなかった。互いに少しづつ言葉をやり取りしながら、朝の穏やかな時間を共に過ごしていく。

 とはいえ、何事にも終わりがくるものである。いつの間にかロマンの腕が止まっていて、やや不満げにマーキダが彼を見やると、困ったような表情をして腕を擦っている姿が目に入る。

 

「……ドクター?」

 

「あはは……さすがに三十分もやってれば腕が疲れてきちゃってね。こう見えて鍛えてる、なんてことも無いから持久力がないんだ」

 

「そんな……!」

 

 思いがけずショックを受けた様子のマーキダにもう一度ごめんと謝ると、渋々ながら彼女は許してくれた。代わりに次回はいつもやっていた膝枕の約束を取り付けられてしまったのだが。

 ともあれそろそろカルデアの職員達も動き出すだろうし、いい加減に自分達も色々と後始末をしなければならないだろう。そういう結論になって、まずは交代でシャワーを浴びて身体を洗い、それから部屋の換気をしたりなど。これまた真っ赤になっていたマーキダの姿が印象に残る。

 その後、なんとか誰の目にも留まらず慎重にカルデアを移動し、布団類をさりげなく洗濯用の機具に突っ込んでから再び部屋に戻った時には、既に三十分以上経過していたのだった。

 

「ふう、これで一安心ですか」

 

「そうだね。いや全く、レオナルドに見つかったらなんてからかわれるか」

 

 きっと大笑いしながら祝福してくれそうだが、それはそれとして恥ずかしい。そんな事をロマンが考えていると、マーキダが普段の真面目な様子を取り戻してロマンの様子をうかがっていた。

 たぶん、彼女の聞きたいこととは、

 

「貴方の正体、もしやダ・ヴィンチちゃんは……」

 

 ロマンの予想通りであった。けれどこれは別に隠す事でもないから、正直に答えてしまう。

 

「知っているとも。というより、カレが唯一ボクの正体や、かつてのソロモン王(ボク)が見た人類焼却の未来を話した相手さ。だから他の人よりも少しばかり気安い関係なのさ」

 

 言うまでもないが、このカルデアの職員達ともロマンの関係は非常に良好だし、大いに信頼できる相手だと今なら確信を持てることだろう。けれどかつては何が人理焼却のトリガーとなるかも分からず、故にロマンは()()()本音を打ち明けることは無かった。それはかつてのマスターであるマリスビリーを始め、結果はどうあれ共に研鑽した友人であったレフ・ライノールや、カルデアの職員達とて決して例外ではない。

 その中で、唯一あの天才にだけは多くの事を話したのだ。それはもちろんどうあれレオナルド・ダ・ヴィンチという人柄が信用に値する人物であったからだし、何よりロマンからの本当の信頼を勝ち得たからである。

 

「召喚されたサーヴァントだから、直接人理焼却に関与する可能性は低いと最初から考えてはいた。それでも念のために初めの内は何も話さなかったのに、向こうはどうやら勝手にボクを気に入ってしまったらしくてね。それで気が付いたら絆されて、今に至るってわけだよ」

 

 きっとカレが居なければ、今のように多少なりとも余裕と冗談を備えた自分は出来なかったことだろう。それを思えばカレには感謝こそすれ、邪険にするなどとてもできない相談である。

 そんな感慨も込められたロマンの言葉に、果たしてマーキダは合点がいったかのように手をポンと叩いた。

 

「そうでしたか。じゃあ、ダ・ヴィンチちゃんは私にとっても恩人な訳で……いやそれよりも、彼女だけは貴方の特別という訳なのですね。……ちょっとだけ妬いちゃいます」

 

「まあ、今じゃ君もそうだから二人に増えたのだけどね」

 

 あくまでも事実としてそれを告げると、途端にマーキダの表情がパッと輝いた。よほど今の言葉が嬉しかったのだろうか。頬を抑えて「特別……特別ですか……ふふふ」などとうっとり呟いている。

 どう見ても恋する乙女よりもなお進んだ姿を見て、意外と女の子って単純なところがあるんだな、なんて柄でもない感想をつい抱いてしまったロマンである。

 

 ちなみに、ダビデにロマンの正体を告げる気は特に無かった。育児放棄も甚だしいあの父親が自力で気が付くとはとても思えないし、かといって自分から言ってしまえばどれだけ弄られる羽目になるか分かったものではない。そう言う理由で、ロマンとしてもダビデに伝える気はこれっぽっちも無いのであった。

 

「ともかくそういう訳だから、カレ以外の前ではボクの正体に触れるような言動は避けてもらえると助かる。いや、まあ、本当は話しても良かったのかもしれないが、今はそうも言っていられない状況になったからね」

 

「……あの”もう一人のソロモン王”の事ですか」

 

 察したらしいマーキダに、ロマンは無言で頷く。

 そして話題の転換と共に自然と顔が引き締まるのを感じた。マーキダも先ほどまでの色ボケな姿は鳴りを潜めている。なんといってもここから先はカルデアの、ひいては人類の行く末を占う核心に触れるのだから。

 

「今回の件の黒幕について、君がその姿を見てソロモン王だと断定したのだから、少なくとも外観については魔術王で間違いないのだろうね。ただ、その中身が分からない。考えられる可能性はいくつかあるけれど――」

 

「いわゆる黒化による反転現象、こちらでいうオルタさんのようなものですか。内心はどうあれ民の為に行動をしていた魔術王が、方針を変えた結果として人類を滅ぼすことを決めた可能性がまずひとつ。後はそう、本当に皮だけを借りた別の存在である可能性が二つ目。その場合はいったい何が魔術王の皮を被っているのかということになりますが」

 

「その通りだ。話が早くて助かるよ」

 

 説明する手間が省け、嬉しそうにロマンが頷く。

 マーキダはさも当然であるというかのように朗らかに笑った。

 とはいえ、オルタ化というのはあまり考え辛い話であるのだが。なにせ彼はどうあれ空っぽである。だから反転しようにも反転する土台がまず無いのだ。そうなると二つ目の可能性、魔術王の皮を被った何かという話になるのだが――

 

「自力で蘇ったなんて言っていたが、そんなことが可能なのか? 聖書にいわく、神の子は三日後に甦ったなんて聞いたけど……」

 

「その話の真偽は難しいところです。マルタさんにも聞きづらいですし、ひとまず肉体自体がソロモン王の物であるとだけ考えておけば良いのでは?」

 

 なるほど確かに、その結論は間違ってはいないだろう。ソロモンを名乗ったナニカの発言が正しいのならば、少なくともそれだけは確実であるはず。

 だからだろうか。ふとロマンの頭の中にある秘策が思いついた。その案を吟味してみるべく、いつもしている左手の手袋を取り払う。

 

「……いざとなれば、これの出番だね」

 

「? それは?」

 

 手袋の中から出てきた指に嵌まっているのは、真鍮で出来た鈍い輝きを放つ指輪であった。シンプルな飾りであり、強大な魔力を放っているだとかそういう事は決してない。なのだが、どこか無視することのできない、不思議な圧を発していた。

 これこそは、ロマンの考えた最大の秘策。その鍵を握るもの。自身に起こる()()()()()を度外視すれば、きっとこれ以上ない解決策となってくれる存在であった。この情報もダ・ヴィンチちゃんには話しているのだし、同じくマーキダと共有してしまっても問題ないだろう。

 

 だけど彼の口は、この瞬間に自身でも驚くような滑らかさで本心とは違う言葉を吐き出してしまっていた。

 

「これはソロモンが所持するとされる十の指輪の、その一つさ。いざとなればこの指輪を用いて、本物のソロモンとして偽物の持つ残りの()()()()()()()取り戻せるかもしれない」

 

「本当ですか!?」

 

 その言葉に、ほんの一瞬ロマンは返答に詰まった。ちゃんと真実を話すべきか、それともこのまま優しい嘘を吐くのか。どちらも正しいし、どちらも間違っているような気がしてならない。

 もし真実を話したならば――きっとマーキダは止める。何がなんでも止めようとする。けれど指輪の使用と引き換えに人理焼却が阻止できるのなら、あるいはやるかもしれない。今はまだ全然そんな覚悟は無いが、その時になってどう転ぶかなど全能でない彼には何一つ分からないのだから。

 

 ――それになにより、これを話して悲しむ彼女の姿は見たくないと感じてしまっていたから。

 

「ああ、その通りだよ。でもこれはボクとソロモンを名乗る何者かが直接対峙した時にだけ扱える物だから、それまでは無用の長物だけどね」

 

 笑顔の仮面を被りながら、自身を慕う最大の人物に残酷で優しい嘘をついたのだった。

 

 ◇

 

 第四の特異点をどうにか解決に導いたカルデアは、しばしの間休息を取ることになっていた。それというのも、次の特異点の座標を正確に固定しレイシフトの準備を整えるまでの時間がこれまでよりも長くなってしまっているらしい。

 なので既に十日が経過した現在でも、カルデア内部は比較的のんびりとした空気が漂っているのであった。

 

「ねえ、マーキダ? あなた最近なにか良い事でもありましたか?」

 

「良い事ですか?」

 

 ことりとテーブルに湯呑を置く音が、人気のない食堂に響いた。不思議そうに聞き返したマーキダの前には、これまた目の前に湯呑を置いたマルタの姿がある。

 マルタは座っているマーキダをしげしげと眺めてから、ほうと息をつく。何処か釈然としない顔であった。

 

「いやほら、最近のあなたってやけに毎日嬉しそうというか、人生楽しんでますオーラが全開といいますか……とにかくこの前よりも雰囲気や仕草がとても艶やかになってるように見えるのよ」

 

「はあ、そうですか? 私は普段通りな気がしますが」

 

「いいえ、絶対なにかあったわ! 私の中の何かがそう告げています!」

 

 ダンッ、とテーブルを叩く音が響き、湯呑の中の液体が大きく跳ねた。それを見てマズそうな顔をしたマルタであったが、中身が零れていない事を確認して安堵の色を覗かせる。

 そしてマーキダと言えば、内心でかなり焦っていた。確かにここしばらくの間、傍から見て自分だけやけに浮かれていたであろう自覚はある。普段はカルデアの職員達の仕事を手伝いながらさりげなくロマンの近くに陣取り、そして夜になると部屋でひたすら猫のように甘え続ける日々。他の者が聞けば何をしているのかと頭を抱えるだろうが、彼女にしてみれば完全無欠の毎日である。

 

 その一方でマスターはマシュやオルタと共にトレーニングルームで訓練、アンデルセンは面白可笑しく生きながらもロンドンから持ち帰った情報などの吟味を行い、マルタは料理を振舞ったり聖女らしく悩みのある者に説教したりと精力的に活動していた。ダビデすらこの前のソロモンを見て何か思う所があったのか、ここしばらくは何処かで大人しくしているようである。

 

 なので端的に言って、マーキダがどこか変わったというマルタの言葉は実に正しかった。とはいえどうしてマーキダの雰囲気が変わったのかは言うことが出来ない――もちろんロマンの正体に関わるからだ――ので、ひとまず適当な言葉でお茶を濁すことにした。

 

「実はここ最近でドクター観察日記が結構埋まってきたものでして。そろそろ私が抱いていた妙な違和感が解明されるかと思うと楽しくなってきたのですよ」

 

 別に嘘は言っていない。確かにこれまではロマンの動向が気になっていたのは事実だし、そのためにわざわざ『智慧と王冠の大禁書(ケブラ・ネガスト)』に記録を取ってもいた。結果的には意味を失くした行いだったが、それでも無駄とは考えないのはひとえに愛は盲目ゆえか。

 けれどそれを聞いたマルタは、やや気まずそうに目を逸らした。まるで見てはいけないものを見てしまったかのような反応に、マーキダがどうしたのかと聞き返す。

 

「……いやだって、それって明らかに危ない香りがしますけど? 本人の了承を得ているからまだ良いものの、それ以上踏み込んだら確実に変態の仲間入りするわよ」

 

「あはは、それは確かに……そのあたりのさじ加減は気を付けますとも」

 

 最近は自分で読み返しても恥ずかしくなるような記録も一緒に付けています、などとはとても言えない空気であった。頭の中が桃色というか、夢見がちすぎる思考になっている自覚はあるが、止まらないし止まる気もない。

 だって、愛しい人のこれまで知らなかった色んな面を知りたいと願うのは、とても当たり前の事ではないかと思うのだから。

 

 ◇

 

「さてと、君はこのままでいいのかな?」

 

 雑多に物が散らばる部屋に、青年の声が響いた。どことなく気の抜けるようなのんびりとしたそれは、聞くものが聞けば巧妙に本心を悟らせないようになっていると気がつくだろう。

 そしてその質問に答えたのは、何やら複雑怪奇な機械の正面に陣取っている美女であった。

 

「このままでいいとは何のことだい? さっぱり意図が見えないが」

 

「いやいや、君ほどの人間が僕程度の思惑を見抜けない訳がないだろう? 本当は分かってるんじゃないかい?」

 

 青年、ダビデの言葉に部屋の主であるダ・ヴィンチは押し黙った。どう答えればいいのか言いあぐねているようなその姿に、ダビデが返答を待たずに先手を打った。

 偉大なる九賢人の一人は、まるで教義に逆らう悪魔になったかのような心境で囁く。

 

「だってほら、このまま行けば明らかに君は押し負ける。当然の結末だ、三千年も前からあれだけ一途に想い続けた彼女に勝てる目は皆無だろうからね」

 

「……それがなんだと言うのかな? 私は彼と彼女の関係を祝福こそすれ、邪魔する気なんてこれっぽっちも無い。理解したならばさっさとこの部屋から出て行きたまえ。私も暇ではないのでね」

 

 突っぱねるようなその口調は、常に漂わせているような余裕を感じさせない、どこか他人行儀な言葉であった。もちろんその変化にダビデは気が付いているし、故にその本人でも自覚していない隠された余裕の無さを利用しない手は無かった。

 本人達以外にはこのカルデアでもほとんどの者が知らない情報、その一つをここで開陳する。左手の指で二を作り、右手の指で五を示す。

 

「ここだけの話、シバの女王がイスラエルに滞在していたのはたった二ヶ月だけなんだ。それを踏まえれば、召喚から五年の間ずっと一緒にいた君の方が実は遥かに縁は深い。どうかな、これでもまだ分からないとは言わないだろう?」

 

 確信を持ったダビデに対して、ダ・ヴィンチは苦し気に呻いた。まるで、それだけは許されないとでも言うかのように。何かを躊躇うかのような苦い表情を見せて、静かに目を伏せる。憂いを帯びたそのかんばせはどこまでもダビデ好みであったが、敢えて茶化すことも口説くこともしなかった。

 ここまで話が進めば、ダビデはもう目的を果たして満足していた。なので爽やかな笑みを浮かべてダ・ヴィンチの工房から退出すると、誰もいない廊下を一人ごちながら歩いて行く。

 

「まったく、二人とも君にはもったいないくらいにいい女じゃないか。それなのにこの僕がその恋路を応援してあげるんだから、どっちも上手いこと娶ってくれればいいんだけども」

 

 今の僕には性欲(ソドム)同性愛(ゴモラ)も関係ないからね――なんて嘯きながら、彼は一人歩いて行くのであった。

 




穏やか(嵐の前の静けさ)

らっきょイベも巌窟王イベもよくよく考えると特にマーキダもロマンも絡むところが無いため、もしかしたら思いっきりカットでバレンタインやるかもしれません。その時はまた砂糖をぶちまける羽目になるのでしょうが。

それから、気が付けばお気に入り数が3000件を超えておりました。いよいよ大台に乗ったと同時に、この小説的にも大きな意味のある数字だけにとても喜ばしい事です。
つきましては、皆様へのお礼も兼ねて感想欄で何人かの方が求められていた例のアレを仕上げて参りました。詳しいことは私のユーザーページを見てもらえればすぐにわかるかと思います……

そう言えば今回の体験クエ、どうにもロマンに違和感があったような……誰が敵かも分からない中で孤独に戦い続けたのがロマンのカッコよさなのに、それを偶然会っただけの怪しい人物に詳しく話すのでしょうかね? この辺りかなり疑問に感じてしまいました。

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