DW 作:委員長※永琳は俺の嫁
私の選択は若干自分の意思は反映されてないけど、結果的にはよい方に転がったのかもしれない。男性の声によって、多分殆どの人達が布を解いたんだとおもう。
男性の問いは、国語の作者の感情を読み取る問題よりひねくれていて、意地の悪いものだ。何故なら、この二つの考えは結論を見なければわからないからだ。
もし、外した方が正解の場合、そのもの従順さを試すもので、すぐに外さなかったものは殺されるだろう。
もし、外さない方が正解の場合、そのものの意思の強さを試すもので、すぐに外したものは他人の意見に左右され自身の意見を貫き通すということができないものと判断され殺されるだろう。
ちなみに何度も言うが、上記のことは私の推測なのであってるかどうかはわからない。
張本人である男はある程度の人達が布を解いた段階で意地悪くにこういった。
「では、解いたものへ死の鉄槌を……」
「おい、どういうことだぎゃあああああ!?」
「あいやああああああ」
瞬間、先程の何倍以上の悲鳴が部屋の中にこだました。
結論は後者の方だったようだ。私はふと考えがよぎらなかった場合、間違いなく布を解いていただろう。危ないとこだった、これで私はまだ生き残ることができる。
しかし、私の考えでは到底及ばないことが男性の口から言の葉を介して降ってきた。
「では、取らなかったものは信者でないとみなし死の鉄槌を下す」
「外さない方が正解じゃ……びぎゃああああ」
また、悲鳴が聞こえる。私の近くの人がしきりにぶつぶつと呟いている。
「死にたくない、死にたくない、死にたくない」
「そんなに死にたくないのか?」
「死にたくないです、なんでもじますがら、だずげでぐだざぃ」
その人の呟きを男性は聞いたのか歩み寄ってきた。隣の人は懇願する、男性はわざとらしくう~むとうなると、こういった。
「死にたくないのはわかった。だが、断る」
私のすぐ横で大きな鉄の塊が降り下ろされる音がした。「うりゅう!?」という声ともに生暖かい何が私に飛び散る、鉄臭い、紛れもなく血液だ。しかも暖かさを残してるということは、鮮血。血は私のからだ半分を赤く染めるほどついている気がする。隣の人は確実に死んだ。
そんな意味不明な状態に※※している、隣の人を殺した勢いで男性は私にも話しかけてきた。
「さて、君も何か命乞いをしたらどうだい。そのほうがおもしろいんだがね」
「……」
「何かいったらどうだい?」
「……さない」
「もう一度いってみなさい、君の辞世の句にしてあげるよ」
「絶対に許さない!!」
感情を表に出すのは久しぶりだ。今回表に出てきたのは怒りという負の感情だ。感情に呼応してか、身体がうずく、私の視界を覆っていた布は溶けて視界が戻る。目の前にいた男性は目を見開いて私を凝視している。
目が離れていて、肌は荒れている。髪もボサボサで手入れされている感じがひとつもない。身体には
そういわれ自分の姿を確認する。右半身は赤い鮮血で染められていてわからなかったが、左半身を見て男のいってることがわかった。
初めてヒプノスにあって目を覚ましたときの格好。髪は白銀の色になり、露出どの高めの狩人服になっている。頭の上で二枚の耳がひょこひょこしていて、胸も大きさも満足。
なぜこの姿になったのかはわからない。ただ、この姿だと力が身体のうちから溢れてくる。これなら、目の前の男性を……殺せる。怒りは憎悪へと変わっていた。いつもなら考えるだけで気分の悪くなることも、今は日常のように感じる。私のただならぬ殺気に気づいたのか、今まで無抵抗な人間を殺していたやつらが集まってくる。数にして十人、手に各々武器を持っている。私はニヤリと笑った。
数時間後、部屋の境界線を越えるものがいた。その者は全身赤く染まり、見るものの度肝を抜かせた。
このときの儀式参加者、総勢23名。内、儀式を受けるものは11名。残りの12名は殺し回ってたやつらだ。そんなところから出てきたのは、たった二人。顔は美形で何を考えているかわからない無傷の男と全身血まみれの峯月亜瑠葉だった。
峯月亜瑠葉は男に担がれて出てきた。その意識はなく、また容姿も入ったときと変わらぬ姿であった。
亜瑠葉「……さない」
男性「?」
亜瑠葉「絶対に許早苗!!」
男性「お、おう」
今回は前より多いですね。次回は現実へんです。