カードファイト!!ヴァンガード 熱血の先導者と努力の先導者   作:先導

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こうして元祖の作品を書いているわけですが、こうやって書いていると、だいぶ先の話を書きたくてうずうずしています。もちろん、まだ先なので書きませんが。

ああ、早くリンクジョーカー編でリバースファイター、及び、レギオンメイト編を書きたいです。

さて、今回はソウルブラストの回です。

それではどうぞ!


戦慄のソウルブラスト

カードキャピタルに続く道のり、宮地学園高等部の授業をすべて終えたカズヤ、ソウジ、ミサキの高校生組はいつものようにカードキャピタルに向かっていく。3人が入店し、出迎えたのはほこりなどで汚れているシンだった。

 

「おかえり~、ミサキ。カズヤ君とソウジ君はいらっしゃ~い」

 

「こんちわっす、店長」

 

「うおっ、シンさんマジきったねぇなぁ」

 

汚れているシンに対してカズヤは率直に感想を述べ、ミサキは何もなかったかのようにカウンター席に向かう。

 

「ちょ、ちょっとミサキ、少しは反応してくださいよ~」

 

「何?」

 

「これですよ、これ~」

 

シンが指しているのは、普通のテーブルとは違うテーブルだった。

 

「スタンディングテーブル(仮)!かっこいいでしょ~?1人でセッティングするの、大変だったんですよ~?」

 

「(仮)って、つける必要あるんすか?」

 

「椅子がなくなっただけじゃないの?」

 

「身も蓋もねぇな、戸倉」

 

ミサキの言葉にシンはこのスタンディングテーブル(仮)の特徴を述べる。

 

「いや、このテーブルはね、カードファイトをよりスリリングに、よりスピードアップしてくれる、魔法のテーブルなんですよ~」

 

「なんによ、こういうテーブルもあっていいんじゃねぇの?」

 

スタンディングテーブル(仮)について話していると、森川、井崎、メグミが入店してきた。

 

「あ!かっこいい!」

 

「模様替えしたんだ!」

 

「じゃあ、そのテーブルでカードファイトするのは・・・」

 

「俺1番!」

 

「トップバッターはやっぱいカムイさんですよね!」

 

「YKっすー!」

 

スタンディングテーブル(仮)の1番ファイトに乗り出したのは、先に来ていたカムイだった。

 

「ちょ!お前ら!なんだよ!」

 

「お前ら言うなお前ら!」

 

「そうだそうだ!」

 

「SSっすー!」

 

「何がSSだ!」

 

「おいおい・・・」

 

「どうどう・・・」

 

出会ってさっそくいがみ合っている森川と小学生3人組。森川をなだめる井崎とメグミ。

 

「ちょうどよかった!新しいテーブルのカードファイトの1番乗りは、森川カツミ君と、葛城カムイ君にお願いします。いやー、こけら落としにはベストな対戦ですねー」

 

「あいつらばっかずるいぞ!俺にもやらせろ!」

 

「ガキみたいに駄々こねるなよソウジ。後でやりゃいいだろ?それよりも戸倉、あのパックを1箱くれ!」

 

「本当にいいの?封入率、すごく低いよ?」

 

ファイトの方は森川とカムイにやらせておいて、カズヤはまだ開けていないパックを箱ごと購入する。これからファイトを始める森川とカムイの方はというと・・・。

 

「さあ、俺様が相手してやるぜ。ありがたく思え」

 

「やかましい!それは俺のセリフだ!」

 

お互いにファイトの準備を終え、いつでもファイトできる態勢になった。

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」

 

今日もカードキャピタルは平和である。

 

 

 

TURN9「戦慄のソウルブラスト」

 

 

 

意気揚々として始まったカムイと森川のファイトだが・・・

 

「アタック!アシュラ・カイザー!フィニッシュホールド!」

 

カムイのアシュラ・カイザーのアタックでやはりというか森川が敗北した。

 

「また負けた。小学生に・・・」

 

「なんだかねぇ、本当に・・・」

 

「くそ!今日は方角が悪かったぜ!」

 

負けた理由が占いが原因と思い込んでいる森川にパックを開けているカズヤとソウジは後ろで呆れていた。

 

「参ったなぁ・・・。いや、勝ったけど参った」

 

カムイも森川のファイトの実力のなさに苦笑いを浮かべる。

 

「さすがカムイさん!連戦連勝ですね!」

 

「RRっす!」

 

「やめろやめろ!こんな奴をカウントしたら、せっかくの連勝記録にカビが生えちまうだろ?」

 

「カビってなんだよ!!」

 

「悔しかったら勝ってみな、マケミちゃんよぉ~」

 

「俺はカツミ!森川カツミだ!!」

 

カムイと森川の言い争いにヒートアップしていった。

 

「うるさいよ!他のお客さんに迷惑だから、騒ぐんなら出ていきな!」

 

そこにミサキの怒声と、睨み付けられたその姿勢に森川たちとカムイたちは畏怖し、謝罪する。

 

『ご、ごめんなさい・・・』

 

「まぁまぁ、この子たちも大切なお客様なんですから・・・」

 

「本当にもう・・・」

 

ミサキは呆れながらも、読書の続きを始める。

 

「リンは今日来れないって?」

 

「はい。昨日、僕たちが迷惑をかけた分を取り戻すって・・・」

 

「あいつは昔っから努力家だからな」

 

ファイトテーブルでアイチと三和は2人だけでそんな会話をしていた。

 

「三和さんって、いつもリンちゃんのことを気にかけてますね?」

 

「あいつ、いつもきついことを言うから誤解されやすいけど、根はいい奴なんだよ。あいつのことを知ってる味方は、1人でも多い方がいいだろ?」

 

三和がそう口にし・・・

 

「・・・昔はあんな堂々とした奴じゃなかったんだけどな」

 

誰にも聞こえないようにぼそりと呟いた。アイチはつぶやきは耳にしていなかったが、三和の考えには共感を持っている。

 

「そうだ、今日は櫂君、来ないんですね」

 

「ああ。ま、あいつも昔っから気まぐれな奴だからな」

 

「そうですか・・・」

 

今日は櫂が来ていないことに対し、アイチはしょんぼりとした表情をしている。

 

「そんなに気になる?櫂の事」

 

「はい。僕、もう1度櫂君とヴァンガードファイトがやりたいんです」

 

アイチの言葉に反応してか、中学生3人組が近づいてきた。

 

「そんなにファイトしたきゃ、最強のヴァンガードファイター、森川カツミさんが相手してやるよ」

 

「へっ!よく言うぜ!」

 

森川の言葉に小学生組が突っかかる。

 

「たった今負けたことも忘れたんですか~?」

 

「MMはやっぱりMMっす!」

 

「だからなんだよ、MMって」

 

「森川マケミのイニシャルに決まってるっす」

 

「・・・っ!!俺はカツミだっつってんだろうが!!」

 

またもや森川と小学生組組の言い争いが始まり、ヒートアップしていく。

 

パタンっ

 

すると、ミサキが本を閉じ、一同たちを睨み付け、低い声で黙るように促す。

 

「静かにしなってゆったよね」

 

『・・・っ』

 

一同はミサキの睨みに怯み、一瞬にして静かになる。

 

「や、やっぱり怒らすと怖いな、戸倉さん」

 

「触らぬ戸倉に祟りなしってか?」

 

「誰がうまいこと言えといったよ」

 

唯一巻き添えを喰らわなかったカズヤとソウジはミサキに聞こえないようにそう呟いていた。

 

 

カードキャピタルでやりたいことをやり終えた一同は帰宅するために帰路を歩いていく。

 

「たくよー、お前らのせいで怒られちまったじゃねぇか」

 

「そりゃこっちのセリフだ。何で俺やアイチまで・・・」

 

「きっかけつくったじゃんか」

 

「そーだそーだ」

 

「どっちもどっちだろ?」

 

帰路の途中で森川、井崎、メグミ、ソウジ、レイジ、エイジはそれぞれの帰り道を歩く。

 

「じゃ、俺たちはこっちだから」

 

「うん、じゃあね」

 

「また学校でな、カズヤ」

 

「おう」

 

「じゃあ、カムイさん」

 

「また明日っす」

 

「ああ!」

 

アイチ、カズヤ、三和、カムイは信号が青になるまで待っている。お互い帰り道が同じだったことに4人は顔を見合わせる。

 

「俺たち、案外ご近所さんなんだな」

 

「そうみたいですね」

 

「アイチお義兄さんとご近所ってことは、エミさんとも・・・♡」

 

「はいはい、よかったな」

 

「?あ、あれ?」

 

アイチが信号の先の道を見てみると、櫂が歩いている姿を発見する。

 

「なんだ、あいつんちもこっちの方だったんだ!」

 

「ん?知らなかったのか?櫂と日下部はお前の幼馴染なのにか?」

 

「ああ。昔住んでたのとは違う場所に引っ越してきたらしい。あいつ、家族の事とか話したがらないからなぁ」

 

「そう・・・なんですか」

 

「学校じゃ俺以外とは口きかねぇし。そんな俺もリンも学校とカードキャピタル以外じゃ、会ったことがない」

 

「ってことは・・・ここで見かけたのは激レアカード並みの貴重な体験だってのか⁉」

 

「まぁね。昔はあんな奴じゃ、なかったんだけどなぁ」

 

アイチは遠くなっていく櫂の背中を見て、寂しそうな表情をしている。

 

「後をつけましょう!」

 

「え?」

 

「気になるじゃないですか。そこまで隠されると、どんな家に住んでるのかが!」

 

「けど・・・」

 

「へへ、面白そうじゃん」

 

「お前、怒らせたくなかったら尾行すんなって昨日言ったばかりじゃねぇか」

 

「リンはリン、櫂は櫂だから問題なしだ!」

 

櫂の家を知りたいカムイは櫂の後をつけようと提案する。三和は乗り気だが、アイチとカズヤは先日のリンの一件で乗り気ではない様子。

 

「さ!早くしないと見失いますよ!」

 

「おう!」

 

カムイと三和はさっそく櫂の家を探ろうと尾行を開始する。アイチとカズヤも仕方なく櫂を尾行する。

 

 

櫂はまっすぐと道のりを歩いていっているところを4人は隠れながら尾行する。

 

「よし!気づいてないぞ!」

 

「やっぱりやめようよ・・・こんなのよくないって」

 

アイチは尾行を切り上げようと提案するが、カムイは引くことはしなかった。

 

「何言ってるんですか!住んでるところも知らないんじゃ、友達なんて言えないですよ!」

 

「それは・・・」

 

「俺もアイチも先日日下部の件で痛い目見たからなぁ・・・」

 

カズヤはリンのことで説教されたことを振り返っていると、櫂は曲がり角に曲がった。

 

「あ!曲がりましたよ!追いかけろー!!」

 

カムイと三和はそれに続けと言わんばかりに櫂の尾行を続ける。アイチとカズヤも仕方なくついていく。4人が曲がり角に曲がってみると、櫂の姿はなかった。

 

「あれ~?」

 

「消えた・・・?」

 

4人は櫂はどこにいったと思っていると・・・

 

「どういうつもりだ?」

 

4人の背後から聞き覚えのある声がする。振り返ってみるとそこには・・・

 

「うわあ!!」

 

「か、櫂⁉」

 

リン程とはいかないが、明らかに不機嫌な表情の櫂がいた。櫂に見つかった三和は苦笑いを浮かべる。

 

「お前まで・・・高校生にもなって探偵気取りか?」

 

「いや~、ちょっと面白そうだったから、つい・・・」

 

「ついで済むかよ・・・」

 

弁明をしている三和にカズヤはジト目をしている。そうしている間にアイチは櫂に謝罪をする。

 

「ごめん、櫂君!僕が、悪いんだ。その・・・気になったもんだから・・・」

 

「気になった?」

 

「櫂君、昔と雰囲気が違うし・・・三和君にもリンちゃんにも何も話してないって言ってたから、何かあるのかと・・・」

 

「俺に関わるな」

 

アイチの弁明をしている間に、櫂が放った言葉は突き放しの言葉だ。

 

「話したければ自分で話す」

 

「だったら・・・」

 

「?」

 

「僕が勝ったら話してくれる?」

 

「なんだと?」

 

アイチの言葉から察するにファイトを求めているのだろう。

 

「僕が、ヴァンガードファイトで勝ったら、話してくれる?友達として・・・」

 

アイチのファイトの申し込みに対して櫂は・・・

 

「笑わせるな。今のお前に、俺と戦う価値などない」

 

アイチがまだ弱いと判断し、嘲笑を浮かべながらファイトの申し込みを断っている。

 

「いいか、もう1度言っておく。俺に関わるな」

 

櫂はそれだけを言って立ち去ろうとすると、カムイが異をとなえる。

 

「やいやいやいやい!待たねぇか!」

 

カムイの言葉に櫂は立ち止まる。

 

「この・・・僕人参!!」

 

「それを言うなら朴念仁だろ・・・」

 

「うひ⁉ど、どっちでもいいんだよ・・・」

 

カズヤの訂正にカムイは顔を赤らめる。

 

「櫂トシキ!勝負しろ!!」

 

「つっても、もう遅いから明日だけどな」

 

カムイの明日のファイトの申し込みに櫂はその場を立ち去りながら・・・

 

「少しは楽しませてくれよ?葛城カムイ」

 

余裕の笑みでファイトの申し込みを受ける。櫂のその態度にカムイは怒りを覚える。不穏な空気にアイチは不安を覚える。

 

 

翌日のカードキャピタル、スタンディングテーブル(仮)で櫂とカムイは互いにファイトできる準備を行っている。カムイの後ろにはレイジ、エイジが、ギャラリーにはアイチとカズヤと三和、そして今日珍しくカードキャピタルに来たリンが観戦している。

 

「何が始まるの?」

 

状況を理解していないミサキにシンが説明を行う。

 

「櫂君とカムイ君がファイトをするみたいですよ」

 

「へ~。そういえば、あの2人がやるの初めて見るね」

 

「うちの店きっての名ファイター同士のヴァンガードファイトですか~。これは楽しみですね~」

 

ファイトを観戦する気満々のシンだが・・・

 

「レジ、よろしくね」

 

「え?えええ⁉店長代理も⁉」

 

「にぃ」

 

「うぅ~、僕も見たいのに~」

 

ミサキがファイトの観戦に向かったため、カウンター席でレジ番をすることになった。

 

「このファイトであの葛木カムイは思い知ることになるでしょうね」

 

「ん?何がだよ、日下部」

 

「上には上がいる・・・ということをですよ」

 

リンにはファイトの行方がわかってるといわんばかりの言葉を述べる。それに対してカズヤは?を浮かべる。そうしてる間に準備が整い、ファイトが開始される。

 

「スタンドアップ・ザ・ヴァンガード!リザードランナーアンドゥー!」

 

「何がザだ、かっこつけやがって!バトルライザー!」

 

リザードランナーアンドゥー  PW6000

 

バトルライザー(醒)  PW3000

 

「先攻は好きじゃねぇが・・・いくぜ!ドロー!叫んで踊れる実況シャウトに、俺様ライド!」

 

『オホーイ!実況のシャウトデス!』

 

叫んで踊れる実況シャウト  PW7000

 

「バトルライザーは能力を使って、リアガードサークルに移動だ!」

 

カムイは自分の手札を確認する。そこにはグレード2がない。

 

「(う~ん、どうせこのターンは攻撃できない。まずはまだ引けていないグレード2を漁らせてもらうか)

シャウトのスキルを発動!自身をレストして、手札を1枚ドロップし、山札から1枚ドロー!」

 

カムイは山札を1枚引くが、グレード2は出ない。

 

「(ちっ、グレード1か)

しゃあない、シャウトをコール!

シャウトの能力で、自身をレストして、もう1度手札を入れ替えだ」

 

このスキルによって引いたカードはグレード2だった。

 

「よし!ターン終了だ!」

 

   R      シャウト(レスト) R

シャウト(レスト)  バトルライザー  R  カムイの手札4枚 山札41枚

 

「それなりに戦力が整ったようだな。だがこのファイト、長引かせるつもりなどない。鎧の化身バーにライド!さらにもう1体バーをコール!」

 

鎧の化身バー  PW8000

 

バー バー R

R  R  R

 

「リアガードのバーで、敵ヴァンガードをアタック!」

 

「くっ・・・防御なしだ」

 

『アイターー!!』

 

バーの攻撃を喰らったシャウトは大袈裟に叫ぶ。

 

「ダメージチェック『ハングリー・ダンプティー』」

 

「次だ。ヴァンガードのバーでシャウトにアタック!」

 

「それも防御なし」

 

「ドライブトリガーチェック『希望の火エルモ』」

 

『アアウチ!!』

 

もう1体のヴァンガードの攻撃にシャウトはこれも大袈裟に叫ぶ。

 

「ダメージチェック『クイーン・オブ・ハート』」

 

「ターン終了だ」

 

PW8000➡PW7000

PW8000➡PW7000  櫂の手札5枚 山札42枚  カムイのダメージ2枚

 

「俺のターンだ!スタンド&ドロー!ジェノサイド・ジャックに、俺様ライド!タフ・ボーイとラッキー・ガールをコールだ!」

 

ジェノサイド・ジャック  PW11000

タフ・ボーイ  PW8000

ラッキー・ガール(醒)  PW5000

 

「さらに、ジェノサイド・ジャックのカウンターブラスト!拘束解除!」

 

「ほぅ・・・」

 

ラッキー ジェノサイド  ボーイ

シャウト バトルライザー  R

 

「ようやく俺様の攻撃だ!待ちくたびれたぜ!まずは、タフ・ボーイでヴァンガードのバーをアタック!」

 

「いけいけです、カムイさん!」

 

「IKIKっす!」

 

「ノーガード。ダメージトリガーチェック『ワイバーンストライクテージャス』」

 

「バトルライザーでジェノサイド・ジャックを支援!

さらに、ジェノサイド・ジャックのスキル発動!バトルライザーはノヴァグラップラーなので、パワープラス5000!

さらにさらにバトルライザーのスキル発動!ターン終了時に山札に戻すのを条件に、プラス3000だ!」

 

「えっ⁉てことは3000+5000+えっと・・・」

 

「合計22000でヴァンガードのバーを攻撃だ!」

 

「ノーガード」

 

「ドライブトリガーチェック『キング・オブ・ソード』」

 

「ダメージトリガーチェック『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ゲット、ドロートリガー。トリガー発動。ヴァンガードにパワープラス5000。1枚ドロー」

 

「まだだぜ!シャウトの支援を受けたラッキー・ガールでリアガードのバーを攻撃!」

 

「リザードソルジャーガンルーでガード!」

 

「ちぇ、ターン終了だ。バトルライザーは山札へ」

 

PW8000➡PW8000

PW22000➡PW8000(+5000)

PW12000➡PW8000+SH10000=18000  カムイの手札3枚 山札38枚  櫂のダメージ2枚

 

「まあいいや、ちゃんと2つ、ダメージは与えたんだ」

 

「中々やるようだな。だがそれもここまでだぜ。ドラゴンナイトアリフに、ライド!そして槍の化身ターをコール!」

 

ドラゴンナイトアリフ  PW9000

槍の化身ター(☆)  PW5000

 

「アリフのスキル発動。カウンターブラスト。リアガードのバーとターをソウルに移動することによって、山札より、勝利の化身アリフを呼び寄せる!スペリオルライド・ザ・ヴァンガード!勝利の化身アリフ!」

 

勝利の化身アリフ  PW10000

 

「一気にグレード3だと⁉」

 

「ヴァンガードファイトにおいて、先にグレード3にライドさせることがいかに重要か、認識はしているようだな」

 

「ぐっ・・・」

 

「ディノカオスと同じで、先にグレード3にライドさせるスキルか!」

 

「やるね」

 

「さあ、本番はこれからだ。希望の火エルモ、ドラゴンナイトネハーレン、ワイバーンガードバリィをコール」

 

ドラゴンナイトネハーレン  PW10000

希望の火エルモ  PW6000

ワイバーンガードバリィ  PW6000

 

ネハーレン アリフ R

 バリィ  エルモ R

 

「アリフにエルモのブーストをつけて、ジェノサイド・ジャックをアタック!」

 

「ノーガードだ!」

 

「ツインドライブチェック『ワイバーンストライクジャラン』2枚目『ドラゴンモンクゲンジョウ(治)』ゲット、ヒールトリガー。ドラゴンモンクゲンジョウのドライブトリガー発動。ネハーレンのパワーにプラス5000、ダメージも1枚回復」

 

アリフはジェノサイド・ジャックに近づき、ターの槍を振るい、ジェノサイド・ジャックを貫いた。

 

「くっ・・・ダメージチェック『ジェノサイド・ジャック』」

 

「さらにエルモのブーストが成功したので、手札を1枚捨て、1枚引く。バリィのブーストを受けたネハーレンがジェノサイド・ジャックをアタック!」

 

「ぐっ!ノーガードだ1ダメージチェック『タフ・ボーイ』」

 

「ターン終了だ」

 

PW16000(+5000)➡PW11000+SH10000=21000

PW16000➡PW11000  櫂の手札3枚 山札35枚  カムイのダメージ4枚(裏1枚)

 

「ダメージが1対4・・・ちょっとやばくないか?」

 

「CYっすよカムイさん!」

 

「んなことはわかってる!こうなったら、こっちもグレード3で対抗だ!Mr(ミスター)インビンジブルに超俺様ライド!!」

 

『HA-HAHA!!』

 

Mr(ミスター)インビンシブル  PW10000

 

「え?パワー10000?ジェノサイド・ジャックの方がパワーが高かったんじゃあ・・・」

 

「パワーよりグレードを優先したんですよ」

 

「それだけツインドライブが重要ってわけか」

 

「なるほど・・・」

 

「まずは、インビンシブルのスキル!山札の上を1枚ソウルに送ることで、ダメージゾーンのカードを1枚表に返す!」

 

山札の上を1枚ソウルに入れることをソウルチャージともいう。ちなみに今ソウルに入ったのはクイーン・オブ・ハートだ。

 

「いくぜ!キング・オブ・ソードをコール!ラッキー・ガールは退却だ!タフ・ボーイを後ろに下げて、もういっちょ、キング・オブ・ソードをコール!」

 

キング・オブ・ソード  PW10000

 

キング  インビンシブル キング

シャウト    R    ボーイ

 

「タフ・ボーイが支援して、キング・オブ・ソードでアリフを攻撃!」

 

「その攻撃は通そう。ダメージトリガーチェック『希望の火エルモ』」

 

「インビンシブルでアリフを攻撃!」

 

「ノーガードだ」

 

「ツインドライブチェックだ!1枚目『Mr(ミスター)インビジブル』もう1枚チェックだ『シャイニング・レディ(☆)』よし、クリティカルトリガーだ!まだ攻撃していないキング・オブ・ソードのパワープラス5000!インビンシブルのダメージにプラス1だ!」

 

『HA-HAHAHA!』

 

インビンシブルは空高く舞い、アリフに向かって突進し、強力なパンチをお見舞する。アリフは少しだけ怯んでしまう。

 

「ダメージトリガーチェック『槍の化身ター(☆)』クリティカルトリガーだ。効果は全て、アリフに。2枚目、チェック『ボーテックス・ドラゴン』」

 

「シャウトの支援を受けたキング・オブ・ソードでアリフを攻撃!」

 

「ゲンジョウでガード」

 

「パワープラス5000とゲンジョウのシールドで10000、25000で攻撃は通らねぇ!」

 

「くそっ・・・ターのトリガーが効いてやがる・・・ターンエンドだ」

 

PW18000➡PW10000

PW10000➡PW10000(+5000)

PW22000➡PW15000+10000=25000  カムイの手札3枚 山札32枚  櫂のダメージ4枚

 

「けど、これでダメージは4枚ずつ、追いついたぜ」

 

「さすがはカムイさん!」

 

「やっぱりSSっす!」

 

「・・・その程度で世界最強とは笑えますね」ボソッ

 

このファイト展開を見て、リンは毒のある言葉を誰にも聞こえないように呟いた。

 

「喜ぶのはまだ早い。ライド・ザ・ヴァンガード!ボーテックス・ドラゴン!!」

 

ボーテックス・ドラゴン  PW10000

 

「出やがったな・・・」

 

「ボーテックス・ドラゴン・・・」

 

「すごそうなカードだな・・・」

 

「けど、あれを使いこなすには骨が折れるぞ?」

 

「ですが、櫂先輩はそれを簡単に使いこなせる自信を持っています」

 

「ボーテックスのスキルで、山札の上の1枚をソウルに置き、ボーテックスのパワー、プラス2000『ドラゴンナイトネハーレン』」

 

ネハーレン ボーテックス R

 バリィ   エルモ   R

 

「バリィのブーストをつけて、ネハーレンでインビンシブルをアタック!」

 

「くっ・・・ラウンドガールクララで防御だ!」

 

「ならば、エルモの支援を受けて、ボーテックス・ドラゴンがインビンシブルをアタック!」

 

「くっ・・・」

 

カムイはボーテックスの攻撃をどうするべきなのかを考えている。

 

「どうしたんだろう、カムイ君?」

 

「カムイのダメージゾーンにゃ、もう4枚のカードがあるだろ?つまり、後2ダメージで負けってこった」

 

「ああ。ツインドライブのうち1枚でもクリティカルトリガーが発動すれば終わりだろ?ここは防御するべきだろ?」

 

「葛城カムイの手札をよく見なさい。先ほどのガードで手札は2枚しかないのです」

 

「この後のファイトを考えると、あれ以上手札を減らしたくないのよ」

 

「「カムイさん・・・」」

 

カムイの劣勢により、心配になってくるレイジとエイジ。

 

「・・・決めた!左のキング・オブ・ソードでインターセプト!同時に、シャイニング・レディで防御だ!」

 

「ガードするか。いいだろう。チェック・ザ・ドライブトリガー。ファーストチェック『鎧の化身バー』」

 

「よし!無印だ!」

 

「セカンドチェック『槍の化身ター(☆)』クリティカルトリガー発動。効果は全てボーテックス・ドラゴンに」

 

ボーテックスはインビンシブルに向かって口から業火の炎を放ったが、シャイニング・レディの支援を受けたキング・オブ・ソードがその炎を凌ぐ。

 

「ターンエンドだ」

 

PW16000➡PW10000+SH10000=20000

PW18000(+5000)➡PW10000+SH15000=25000  櫂の手札4枚 山札29枚  カムイのダメージ4枚

 

「よっしゃ!危なかったぜ」

 

「いい判断だな。手札を出し惜しんでいたら、ここで終わっていた」

 

「んなことはお前に言われなくてもわかってるっての!スタンド&ドロー!

インビンシブルの能力発動!表返すダメージはないが、ソウルチャージしとくぜ『叫んで踊れる実況シャウト』そして、ジェノサイド・ジャックをコール!

カウンターブラストして拘束解除!」

 

ジェノサイド インビンシブル キング

 シャウト     R    ボーイ

 

「シャウトが支援しつつ、ジェノサイド・ジャックでボーテックスを攻撃!」

 

「その攻撃は受けよう。ダメージトリガーチェック『ガトリングクロー・ドラゴン(引)』ゲット、ドロートリガー。ボーテックス・ドラゴンのパワーをプラス5000し、1枚ドロー」

 

「5枚目のダメージか。後1枚で俺の勝ちだ。インビンシブルでボーテックスを攻撃!」

 

「さっきのダメージトリガーでボーテックスのパワーは15000だよ⁉」

 

「そこでツインドライブってわけか」

 

「ツインドライブで1枚でもトリガーが出れば・・・」

 

「そっか、後1枚でも出せれば、可能性は低くても、ものにするって作戦か・・・」

 

「ですが、そんなことは櫂先輩もお見通しです」

 

「ゲンジョウでガード」

 

「これで攻撃側のパワーは10000じゃあ・・・」

 

「攻撃は通らない・・・」

 

インビンシブルはボーテックスに勇敢に立ち向かい、パンチを繰り広げようとしたが、ゲンジョウによって防がれてしまう。

 

「ツインドライブをチェックだ『アシュラ・カイザー』2枚目『ハングリー・ダンプティー』トリガーの発動はなし」

 

「なるほどね」

 

「どうした、戸倉?」

 

「攻撃が成功するのはもちろん1番だけど、失敗しても、ああして手札を増やせたら・・・」

 

「防御に回せるってことか」

 

「だから攻撃したのか」

 

「タフ・ボーイが支援しつつ、キング・オブ・ソードでボーテックス・ドラゴンを攻撃!」

 

「ターでガード」

 

「ターンエンドだ!」

 

PW18000➡PW10000(+5000)

PW10000➡PW15000+SH10000=25000

PW18000➡PW15000+SH10000=25000  カムイの手札3枚 山札29枚  櫂のダメージ5枚

 

「櫂君も守り切った。すごい・・・2人ともすごいよ・・・」

 

「へへ、ここまでは互角だな」

 

「・・・ドロー。山札の上1枚をソウルに置き、ボーテックスのパワーをプラス2000『ドラゴニック・オーバーロード』ドラゴンナイトネハーレンとワイバーンストライクジャランをコール」

 

ワイバーンストライクジャラン  PW6000

 

「へへ、またボーテックスとエルモで一緒に攻撃しようってのか?」

 

「その読みは間違っている」

 

「何⁉」

 

「今のオーバーロードがソウルに置かれた8枚目のカードだ」

 

「!しまった!!」

 

心なしか、ボーテックスに炎が宿したかのようなイメージが映し出される。

 

「何⁉どうしたの⁉」

 

「8枚のカードをソウルブラストすることで発現する、ボーテックスの灼熱のブレス・・・」

 

「バーニング・ヘル」

 

コスト カウンターブラスト5枚 ソウルブラスト『リザードランナーアンドゥー』『鎧の化身バー』『鎧の化身バー』『槍の化身ター(☆)』『ドラゴンナイトアリフ』『勝利の化身アリフ』『ドラゴニック・オーバーロード』『ドラゴンナイトネハーレン』

 

たくさんコストを支払うことで発動スキル、別名メガブラストともいう。

 

「イメージしろ。クレイの大地を揺るがす、禍々しきドラゴンの姿を!渦巻く地獄の業火を持って、この世の全てのものを焼き尽くせ、ボーテックス・ドラゴン!」

 

ボーテックスは先ほどの炎のブレスとはさらに強力な炎を吐きだし、その炎は2体のキング・オブ・ソード、タフ・ボーイを焼き尽くす。

 

「3体のリアガードを退却させる」

 

「くっ・・・」

 

ネハーレン ボーテックス ネハーレン

 バリィ   エルモ   ジャラン

 

「さあ、フィナーレだ。バリィのブーストを得たネハーレンが、インビンシブルにアタック!」

 

「(合計でパワー16000・・・何を出しても防げねぇ・・・。残る望みは・・・)

ノーガード!ダメージチェック『アシュラ・カイザー』くっ・・・トリガーは・・・ない・・・」

 

「これで最後だ。エルモのブーストの下、ボーテックス・ドラゴンがインビンシブルにアタック!」

 

「ノーガード!ダメージチェック!くっ・・・」

 

ボーテックスは翼を広げ、インビジブルに勢いよく接近し、鋭き爪でインビンシブルにとどめをさした。

 

『ぬおおおおおおお!!』

 

PW16000➡PW10000

PW18000➡PW10000

 

ダメージチェック『ドグー・メカニック』

 

櫂のダメージ5枚  カムイのダメージ6枚

 

「負けた・・・」

 

「「カムイさん・・・」」

 

「・・・この程度か」

 

勝利を収めた櫂はつまらなさそうな表情をし、デッキを片付ける。

 

「待て!もう1度勝負だ!」

 

「断る」

 

「何⁉」

 

「お前の力量はわかった。俺と戦う価値はない」

 

カムイの再戦の声を櫂はその言葉で一蹴し、その場を去ろうとする。そこに、アイチが声をかける。

 

「櫂君!」

 

「先導アイチ。俺に関わるなと言ったはずだ」

 

「うん!もう話したくないことを無理に聞いたりしない!後をつけたりもしない!だって、ここにいればまた会える。いつかファイトもできるんだから!」

 

「お前にその力は・・・」

 

「わかってる。櫂君の言う通り、今の僕は戦う価値のない相手かもしれない。けど、僕強くなるよ!だから、いつかきっと!」

 

アイチの怯まない態度と力強さを感じさせる言葉に櫂は・・・

 

「・・・勝手にしろ」

 

そう一言言い放ち、ショップを去っていく。

 

「素直じゃねぇよな、櫂って」

 

「だよなー」

 

「しかし、それでこそ櫂先輩です」

 

そんな櫂に素直な感想を言い放つカズヤ。

 

「中々よいファイターじゃないですか、みんな。楽しみ楽しみ」

 

シンはカウンター席で機械を操作しながら、ショップ大会のポスターを印刷するのであった。カードキャピタルのショップ大会は、間もなく迫っている。

 

to be continued…




アイチ「櫂君、やっぱりすごいな」

カムイ「くそーー!!負けた負けた負けたーーー!!!」

アイチ「でも、カムイ君は小学生、櫂君は高校生・・・」

カムイ「そんなの相手が年下だろうと年上だろうと、勝負に負けたら悔しい!そうじゃないですか⁉」

アイチ「そうだね。僕は負けても楽しいけど、強くなるためには悔しいって思う気持ちも大事だよね」

カムイ「今度のショップ大会でリバウンドだ!」

アイチ「リベンジって言いたいのかな?」

RIDE10「騎士王出陣!」

アイチ「イメージは僕を勝利へと誘う!」
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