カードファイト!!ヴァンガード 熱血の先導者と努力の先導者 作:先導
さて、今回はカードショップ
それではどうぞ!
今日は日曜日でどこの学校も休みの休日日でのんびり暮らせる日となっている。そんな日にアイチはいつも通りの中学生組とカズヤとソウジは今電車に乗って駅前当たりのショッピングモールに向かっている。その目的はカードキャピタル以外のカードショップに向かうためだ。
「お前ら、カードキャピタル以外の店って行ったことねぇだろ?」
「う、うん」
「そういや、そうだな」
「いろんな奴とカードファイトできたりとか、おもしろいらしいぜ」
「いろんな人と交流できるし、いいリラックスにもなるしね」
森川の言う通り、アイチとカズヤは今までカードキャピタル以外の店に行ったことがないので、森川たちが気を利かせて別のカードショップに向かおうというわけだ。
(そういえば櫂君も、いろんなカードショップでファイトしてるって・・・)
「日下部も、いろんなショップ大会にも行ってるらしいぜ。ま、ショップ大会優勝候補だから当たり前だな」
(知らねぇカードも売ってたりするかもしれぇから、行って損はねぇかもな)
「それに、レアカードの運命的な出会いもあるかもしれねぇ。聞こえるぜ!俺のカードファイターの魂を呼ぶレアカードの声が!!」
お調子者の森川はいつも以上に興奮しているのがわかる顔をしている。
「森川君、熱いね」
「そりゃ、もうすぐショップ大会だしな!」
「あー、それでか」
「「ショップ大会?」」
「アイチならわかるっしょ?お店で開かれる小さな大会の事」
どうやらもうじきカードキャピタルでショップ大会が開かれるから森川は興奮しているようだ。
「アイチも出るんだろ?」
「ぼ、僕が⁉え、そんなの、まだまだだよ!僕は森川君の応援、がんばるよ!」
「相変わらず後ろ向きな奴・・・」
「そんなんだから雑兵なんて呼ばれ・・・」
「おう!応援よろしくな!」
アイチの後ろ向きな発言に呆れる井崎とメグミとは対照的に森川は白い歯を見せ、グッドサインをアイチに送る。
「カズヤはどうすんだ?出るのか?」
「そうだな・・・知らねぇ奴とファイトできる機会は滅多にねぇかもな・・・。よし、出るか」
カズヤとソウジはそんな会話していた。ショップ大会で話が盛り上がっていると、目的地がある駅に到着し、一同は目的のカードショップへと向かっていった。
RIDE7「謎のカードショップ」
ショッピングモールで目的のカードショップを目指す一同だが、カードショップらしき店は一向に見つからず、ショッピングモールをさまよっていた。
「本当にここら辺にあんのか?全っ然見つからねぇぞ?」
「おっかしいなぁ。確かこの辺にカードショップが・・・」
「なぁ、迷ったんじゃないか?」
「ま、まさか!この俺に限ってんなことあるか!レアカードよ、もう1度俺を呼べ!俺はここにいるぞ!呼びかけてくるがいい~!」
「ちょっと!恥ずかしいからやめてよ!」
森川が妙な祈りをし、メグミがそれを止める。アイチとカズヤもそれを止めようとすると、人気が少ない道のりに、店の立て札のようなプレートが見える。
「なぁ、お前ら。カードショップって、あれの事か?」
カズヤに言われ、4人は指を指さされた方角を見る。プレートに気付いた一同はその道に進み、曲がり角を曲がってみると、そのカードショップらしい自動ドアがある。店の名前には
「妙な雰囲気だな・・・」
「店ごとに特徴があるって言ってもね・・・」
「そもそも、ここって本当にカードショップか?」
「よ、よし!アイチ、先に行け」
「え、えええ⁉」
「ビビっててもしょうがねぇだろ?とっとと入るぞ」
「カズヤって、結構度胸あるね・・・」
一同がビビっている中、カズヤは正々堂々と店の中へと入っていく。残った5人も恐る恐るながら店に入っていく。
☆
「あら・・・お客様?」
女性はアイチたちを見て、小さく笑みを浮かべる。
☆
「すみませーん!誰かいませんか!」
「なんだよここ?天井に宇宙?」
「映像だろ?」
「でもロマンチックだよねー」
「カードキャピタルとはだいぶ違うな」
「だな。ま、それでもカードキャピタルが1番だが」
「戸倉がいるからか?」
一同はショップの内装に見惚れていた。すると井崎は機械の中に何かがあることに気が付いた。
「おい!これは・・・カードだ!」
機械の中にヴァンガードのカードが浮いていることに気がつき、一同はそれに近づく。
「これは!クレステッド・ドラゴン!」
「おい!こっちはスタードライブ・ドラゴンがあるぜ!」
「今じゃどこの店でも売ってない伝説のレアカードばっかりじゃん!」
この機械に入っているカードはどれもこれも店で売っていないカードばっかりで驚愕するアイチを除く中学生組とソウジ。ちなみにこれらのカードはPRカードともいう。
「お前たちか!俺を呼んでいたのは!」
森川は浮かれた表情でそのカードに触れようとすると、カードがすり抜けてしまった。アイチがそのカードを触れてみると、やはりすり抜けてしまう。
「これ・・・映像・・・?」
そう、この機械はカードの立体映像を映し出す装置であって、本物のカードは別の場所にあるのだ。
「いらっしゃいませー!」
一同が立体映像に魅入っていると、オレンジ髪のツインドリルの少女がにっこり微笑んで話しかけてきた。
「カードショップ
「
「あー、あれってそう読むのか」
ツインドリルの少女、レッカはにんまりと微笑み、アイチに近づき、じっと見つめる。
「あ、あの・・・何か///?」
「べっつに~」
「あの子・・・ぶりっ子だな」
「てめぇは何言ってんだ」
レッカを見てソウジはそう一言いい、カズヤはソウジをジト目で睨む。
「こちらへどうぞ~」
レッカは一同はある場所に案内し、一同はレッカについていく。カーテンが開かれた部屋の先には、大きな装置が設置されている。両サイドにはヴァンガードのプレイマット、真ん中には四角いカプセルのような装置だ。
「これは⁉」
「なんだこりゃ!」
「ヴァンガードファイトステージよ」
どうやらこの装置はヴァンガードファイトステージのようだ。真ん中のカプセルのようなものが、ステージを映し出すということなのだろう。
「すげぇ!!プレイマットもある!マジで使っていいのか⁉」
「はい、どうぞー。
(使えたら・・・ね)」
「?」
一瞬だけレッカの雰囲気が変わったのに気が付いたカズヤは首を傾げる。
「森川君、僕もやる!」
「おっしゃあ!」
森川はさっそくファイトステージを使おうとするが、機械はピクリとも反応しない。
「あれ?動かねぇぞ?」
「スイッチは?」
「アイチー、そっちにスイッチある?」
「えっ⁉スイッチらしいものはないよ!・・・ツルツルだ」
「ま、一応は手入れはしてるみてぇだな。きれいだし」
「じゃなきゃ嫌だろ?お前は何言ってんだ?」
中学生組はファイトステージをなんとか動かそうといろいろといじる。そして、アイチがプレイマットを触っていると・・・
ピカっ!ギュィィィン・・・
アイチに反応するかのように、プレイマットが輝きだし、ファイトステージが起動した。店員であるはずのレッカは驚いた表情になっている。
『デッキをセットしてください』
「⁉」
『デッキをセットしてください』
「は、はい!」
ファイトステージのシステムに驚きながらもアイチは自分のデッキを設置する。すると、光は収まり、真ん中のカプセルが開くように動き始めた。
「システムが・・・起動した?」
「よーし!やるぜアイチ!」
ファイトステージが起動したところで森川はファイトを行うとすると・・・
「どきなさい」
突然の割り込みの声が上がってきた。
「割り込みか?社会のルールを守れ、よ・・・」
森川は割り込みをしてきた人物を見る。その人物は金髪の長髪でその髪を短めに結んでいる凛とした表情をした女性だった。その女性を見て森川は顔を朱に染め・・・
「ど、どうぞどうぞ!」
ファイトをその女性に譲ったのであった。女性はファイトステージのプレイマットの前に立ち、アイチと対峙する。
「あの・・・」
「私はコーリン。あなたは?」
「せ、先導アイチです!」
「あなたの腕前、見せていただくわ」
「!僕とカードファイトを?」
金髪の女性、コーリンはアイチにファイトを申し込み、アイチはそれを了承する。アイチとコーリンは互いにファイトの準備を行う。5人はレッカと共にこのファイトを見守る。
「なんだよあの女の子?いきなり出てきて・・・」
「委員長と同じでいけ好かないなぁ」
「委員長って誰だ?」
「知ってるだろ?日下部リンって。その子が俺たちのクラス委員長だよ」
どうやらアイチたちのクラスではリンが委員長をやっているらしく、メグミたちからはあまり好感を持っていないようだ。
「イメージ通り過ぎて逆に笑えねぇ・・・」
「あの子は委員長と同じ。ほんとむかつくったらありゃしないよ。ねぇ、森川?」
「・・・コーリン・・・いい名前だ・・・」
森川のいつも通りの雰囲気出ないことに井崎とメグミは何事かと思う。
「今わかったぜ・・・。俺を呼んでいたのは、レアカードじゃない・・・あの子だったんだ!!」
「森・・・川・・・?」
「あんたまさか・・・あの子に一目惚れ・・・?ウソでしょ⁉あの森川が⁉」
「わかる・・・わかるぜ森川・・・。恋ってのは突然だよな・・・」
「お前も戸倉に一目惚れだったもんな」
初めて出会ったコーリンに一目惚れした森川のあまりの激変ぶりに井崎とメグミは驚愕する。森川の感情に共感しているソウジはうんうんと唸っている。カズヤはどうでもいいかのように話をあしらい、ファイトを見ている。
「先導アイチ・・・初めて聞く名前だけど・・・どの大会優勝者?」
「そ、そんな、大会なんて・・・!僕、出たことないです!」
アイチが大会に出たことがないと聞き、コーリンの視線は鋭くなる。
「大会に出たことないんですかー?」
「あいつ、まだ初心者だし」
「クランの特徴もまだ理解してないし」
「ついでにこいつも初心者だぜ」
「指さすな」
「うぬぬぬぬぬ・・・!それなのにこの俺を差し置いてコーリンちゃんとカードファイトだと~?許せーーん!!」
自分を差し置いてコーリンとファイトをするのが気に入らないらしく、嫉妬を混じった声を出す森川。ソウジは森川に共感しており、カズヤ、井崎、メグミはついていけなくなってしまっている。
(なんか、変なことになっちゃったな。でも、こんなすごいマシンでカードファイトができるんだ。楽しもう)
ファイトを楽しみにしているアイチとは対照的に、コーリンは気に入らなさそうにデッキをシャッフルしている。
「いつでもいいわよ」
「はい!」
互いに準備が終え、ファイトが開始される。それと同時に、マシンがフル始動される。
「始まるわよ」
「「スタンドアップ・ヴァンガード!!」」
「スターダスト・トランぺッター!」
「スターダスト・トランぺッター!」
スターダスト・トランぺッター PW6000
ファイトステージのカプセルの中に、惑星クレイのフィールドが映し出され、互いにスターダスト・トランぺッターがアイチたちの目の前に現れたかのようになっている。
「すごい!イメージじゃなく、本当に目の前にユニットが!」
(なんで私がこんなレベルの奴と・・・。冗談じゃない、さっさと終わらせてやる)
自分で申し込んだこととはいえ、アイチが初心者とわかったコーリンはこのファイトを終わらせたい気持ちになっていた。
「私から行くわ!ドロー!閃光の盾イゾルデにライド!ターンエンド!」」
閃光の盾イゾルデ PW6000
R イゾルデ R
R R R コーリンの手札5枚 山札43枚
「ぼ、僕のターン!ドロー!僕もイゾルデにライドします!・・・同じカード・・・もしかして君も、ロイヤルパラディンデッキなの?」
「ええ。偶然ね」
コーリンの口調には皮肉に似たようなものが混じっていた。
「スターライト・ユニコーンをコール!」
スターライト・ユニコーン PW6000
「ユニコーンの能力で、イゾルデにパワーを2000アップします!
手札にある孤高の騎士ガンスロッドの能力で、このカードを相手に見せて、山札の上に戻して、カードを1枚手札に加えます。そのカードは、ブラスター・ブレードです」
「ふぅん、珍しいカード、持ってるじゃない」
「ブラスター・ブレード?」
「アイチの切り札的な?」
「グレード2だけどな」
「森川まだ拗ねてんの?」
ユニコーン イゾルデ R
R R R
「ユニコーンでイゾルデをアタック!」
「ノーガード。ダメージトリガー、チェック『幸運の運び手エポナ(☆)』クリティカルトリガー!トリガー発動!私のイゾルデのパワーが5000アップするわ!」
「(コーリンさんのイゾルデのパワーは11000。僕のイゾルデのパワーじゃダメージは与えられない。けど、トリガーが出れば、ダメージは与えられるし、ダメで手札も増える)
僕のイゾルデで、コーリンさんのイゾルデにアタック!」
「ノーガード」
「ドライブトリガーチェック『沈黙の騎士ギャラティン』トリガーなし。僕のターン、終了です」
PW6000➡PW6000(+5000)
PW6000➡PW11000 アイチの手札5枚 山札42枚 コーリンのダメージ1枚
「私のターン。ドロー。竪琴の騎士トリスタンにライド!そしてスターライト・ユニコーン、幸運の運び手エポナをコール!」
幸運の運び手エポナ(☆) PW5000
「ユニコーンの能力発動。トリスタンにパワーを2000アップ」
R トリスタン ユニコーン
R エポナ R
「ユニコーンであなたのイゾルデにアタック!」
「ノーガード!ダメージチェック『幸運の運び手エポナ(☆)』クリティカルトリガー!トリガー発動!イゾルデのパワーを5000アップします!」
「エポナの支援を受けて、トリスタンでアタックよ!」
「ドライブトリガーチェック『紅蓮の蝶ブリジッド』
トリスタンの能力で、グレード3のロイヤルパラディンが出た時、パワーがさらに5000アップする」
「ダメージトリガーチェック『うぃんがる』」
「ターンエンドよ」
PW6000➡PW6000(+5000)
PW15000(+5000)➡PW11000 コーリンの手札4枚 山札40枚 アイチのダメージ2枚
「逆転しちゃった!」
「おっしゃあ!!コーリンちゃん素敵!!」
「てめぇはどっちの・・・いや、これは愚問だったな・・・」
アイチがやられているにも関わらず、森川はコーリンが有利になっているだけで大はしゃぎ。カズヤがどっちの味方と問いかけようとしたが、森川の気持ちに共感しているソウジを見て、どうしようもないと諦める。
「あなたはダメージを受けたけど、私は受けなかった。その違いが何かわかるかしら、初心者君」
アイチのターンではブーストをつけずに攻撃したため、トリガーの乗ったユニットに攻撃はヒットしなかった。コーリンの場合は5000のブーストをつけたため、仮にグレード3が出なくてパワーが上がらなくとも攻撃はヒットできた。そのことを指摘しているのだろう。
「お友達、ダメダメですー」
「俺もアイチもまだ初心者だしな」
「それに、あのコーリンって子、かなり強そうだぜ?」
「タオル投げてやろうか?」
「いや、甘やかすのはよくない」
「そっか!今のうちに厳しさを教えようって感じ?さすが森川!」
メグミは森川にそのような考えを持っているのだろうと解釈したが・・・
「俺より先にコーリンちゃんとファイトした罰だ!アイチ!ボロボロのよれよれになるがいい!」
「「えー・・・」」
「や・・・さすがにそれは共感できねぇかな、俺は・・・」
「嘘つけ。俺が戸倉とファイトした時、今の森川と同じだったじゃねぇか」
「そっちのお友達もダメダメですー・・・」
実際はアイチがボロボロにやられる姿を望んでいて、それにはレッカを含んだ一同は呆れ果てていた。
≪あんまりいじめちゃダメよ?≫
「ふん」
コーリンのイヤリング型の通信機から女性の声が出てくる。コーリンは鼻を鳴らしてファイトを続行させる。当のアイチはちょっと悩んでいる様子が伺える。
「いつまで待たせる気?降参するならさっさと・・・」
「ま、待って!降参しないです!待たせてしまってごめんなさい。どうすればミスを取り返せるのかって、考えちゃって・・・」
「ふぅん、まだがんばれるんだ」
「(諦めるのは嫌だし、このカードをここで戦わせてみたかったんだ)
僕のターン!スタンド&ドロー!立ち上がれ!僕の分身!ライド!ブラスター・ブレード!!」
ブラスター・ブレード PW9000
「来た!アイチのブラスター・ブレード!」
「おぉ!やっぱりかっこいい!」
「あれが・・・ブラスター・ブレード・・・」
「うぃんがる、そして、ユニコーンを下げ、沈黙の騎士ギャラティンをコールします!」
沈黙の騎士ギャラティン PW10000
うぃんがる PW6000
(僕に力を貸して・・・ブラスター・ブレード・・・)
ギャラティン ブラスター R
ユニコーン うぃんがる R
「みんな、いくよ!」
ブラスター・ブレード(アイチ)の掛け声と共にユニットたちの団結力が上がったような気がする。
「ギャラティンでトリスタンをアタック!ギャラティンはユニコーンのブーストでパワー16000!」
「手札より、ふろうがるでガード!」
「うぃんがるのブーストをつけて、ブラスター・ブレードでトリスタンをアタック!」
「おし!うぃんがるの支援でパワーアップだぜ!」
「さらにうぃんがるのスキルでブラスター・ブレードにブーストしたから、パワープラス4000・・・!」
「合計で19000だ!」
「ノーガード!」
「ドライブトリガーチェック『閃光の盾イゾルデ』トリガーなし」
「ダメージトリガーチェック『スタードライブ・ドラゴン』同じくトリガーなし」
「ターンエンド!」
PW16000➡PW8000+SH10000=18000
PW19000➡PW8000 アイチの手札4枚 山札38枚 コーリンのダメージ2枚
「くっ・・・!ダメージが並んじまった!コーリンちゃぁん!」
ダメージが並んでしまったことに森川は頭を抱え、その姿一同は苦笑いを浮かべる。
「ちょっとはやるじゃない、初心者君。私のターン、スタンド&ドロー。ライド。紅蓮の蝶ブリジッド!」
紅蓮の蝶ブリジッド PW10000
「スタードライブ・ドラゴンをコール。ユニコーンを下げて、トリスタンをコール」
スタードライブ・ドラゴン PW10000
「よし!グレード3がダブルできたぜ!アイチ、お前はもうおしまいだ!」
「出たよ、グレード3バカが・・・」
「しょうがねぇよ、あいつは・・・」
グレード3が出て、森川は浮かれており、それにはもう一同は笑うしかない。
(グレード3が2体・・・)
スタードライブ ブリジッド トリスタン
R エポナ ユニコーン
「スタードライブ、ブラスター・ブレードにアタック!」
「ふろうがる!ブラスター・ブレードを頼む!」
「次はガードしきれるかしら?エポナのブーストをつけて、ブラスター・ブレードにアタック!」
「ブラスター・ブレード!」
「トリガーチェック『孤高の騎士ガンスロッド』トリガーはない。でもガンスロッドはグレード3・・・従ってトリスタンと同じ能力でターン終了まで5000アップ!」
「くっ・・・」
「2枚目『幸運の運び手エポナ(☆)』クリティカルトリガー!トリガー発動!ブリジッドにクリティカルプラス1、そしてまだアタックしていないトリスタンにパワーを5000アップするわ!燃え尽きなさい、ブラスター・ブレード!!」
ブリジッド(コーリン)はブラスター・ブレード(アイチ)に紅蓮の炎を纏った剣を振るうが、ブラスター・ブレード(アイチ)は受け止める。だが、剣に纏っていた炎はブラスター・ブレード(アイチ)を包み込む。
「うわああああああ!!」
「いいぞぉ、コーリンちゃん!俺も、君の炎で燃やしてくれぇ♡」
舞い上がっている森川に一同はもう何も言うまいと苦笑いを浮かべる。
「ダメージチェック『小さな賢者マロン』『閃光の盾イゾルデ』」
「ユニコーンのブーストをつけて、トリスタンでブラスター・ブレードにアタック!」
「ノーガード!」
「これで5枚目ね」
「ダメージトリガーチェック『世界樹の巫女エレイン(治)』ヒールトリガー!トリガー発動!ダメージゾーンのカードを1枚回復して、ブラスター・ブレードにパワーをプラス5000します!」
「・・・ここでヒールトリガーを引き当てるなんてね。ターンエンド」
PW10000➡PW9000+SH10000=19000
PW15000(+5000)➡PW9000
PW19000➡PW9000(+5000) コーリンの手札3枚 山札36枚 アイチのダメージ4枚
「なんとか凌いだな」
「あそこでのヒールトリガーは結構大きいね」
「うぬぬ・・・諦めの悪い奴だ!」
「でもあいつ、アイチの奴大丈夫か?このターンで仕留められるか?」
「アイチなら何とかなるさ」
「僕のターン!スタンド&ドロー!
(イゾルデを手札に残しておけば、次のターンも守り切れるかも・・・。でも、全力でアタックして、もしトリガーが出てくれたら・・・)」
アイチはこのターン、どう切り抜けていくのかを考えている。
「(守り切れるかなんて、わからない。それなら・・・!)
僕に力を!気高き誇りの強き翼!ライド!孤高の騎士ガンスロッド!!」
孤高の騎士ガンスロッド PW9000
「アイチも来たぜ!お前の好きな、グレード3!」
「一言余計だ」
「ガンスロッドのカウンターブラスト(2)!ソウルにブラスター・ブレードがあるなら、パワープラス5000!さらに、クリティカルがプラス1!
同じスキルをもう1度!コストを2枚支払って、パワープラス5000!クリティカルプラス1!」
「カウンターブラストのダブル発動だって⁉」
「カムイのファイトに見せたあれだな」
「さらに、小さな賢者マロンとイゾルデをコール!」
小さな賢者マロン PW8000
「後ろ向きのアイチが勝負に出たよ!」
ギャラティン ガンスロッド マロン
ユニコーン うぃんがる イゾルデ
「ユニコーンのブーストをつけて、ギャラティンでブリジッドにアタック!」
『うおおおお!!』
「エポナでガード!」
ギャラティンは大きく叫びながらブリジッド(コーリン)に攻撃するが、エポナによって防がれる。
「イゾルデのブーストをつけて、マロンでブリジッドにアタック!」
「モルガーナでガード!」
「うぃんがるのブーストをつけて、ガンスロッドでブリジッドにアタック!いっけええええ!!」
「・・・ノーガード」
「ツインドライブチェック!1枚目『孤高の騎士ガンスロッド』違う・・・2枚目。来て・・・トリガーのカード・・・」
アイチは2枚目のトリガーをチェックし、出てきたカードは・・・
『沈黙の騎士ギャラティン』
「・・・・・・」
「当てが外れたようね」
「はい、トリガーなしです」
ガンスロッド(アイチ)は天馬にまたがり、ブリジッド(コーリン)に剣による強力な一閃を与える。斬撃を喰らったブリジッド(コーリン)は少しだけよろめく。
「ダメージトリガーチェック『小さな賢者マロン』2枚目『薔薇の騎士モルガーナ』3枚目『世界樹の巫女エレイン(治)』ヒールトリガー発動!ダメージ1枚回復、パワーはブリジッドに」
「ターンエンドです」
PW16000➡PW10000+SH10000=20000
PW14000➡PW10000+SH5000=15000
PW25000➡PW10000(+5000) アイチの手札3枚 山札32枚 コーリンのダメージ4枚
「私のターン。スタンド&ドロー。イゾルデをコール!」
スタードライブ ブリジッド トリスタン
イゾルデ エポナ ユニコーン
「くっ・・・」
「またヒールトリガーを期待しているの?」
(まだ終わりじゃない・・・絶対、何か方法がある!)
「イゾルデのブーストをつけてスタードライブでガンスロッドをアタック!」
「エポナでガード!」
「エポナのブーストをつけて、ブリジッドでガンスロッドをアタック!」
「ガード・・・しません」
「アイチてめ、諦め悪いぞ!」
「あんたはどっちの味方だよ・・・」
「あいつ・・・何で防御しないんだ?」
「多分賭けなんだろうぜ」
「ダメージはまだ4、ダメージトリガーがでりゃ、インターセプトで防げるかもだしな」
ソウジとカズヤの考えている通り、アイチは賭けに出ているのだ。
(後1枚だ・・・あのカードさえめくらなければ・・・)
「ツインドライブチェック。1枚目『沈黙の騎士ギャラティン』さっきの勝負に出たタイミングくらいは評価してあげるわ、初心者君。でも、ここまでね『幸運の運び手エポナ(☆)』」
「!!そんな・・・」
「クリティカルトリガー発動!攻撃を終えていないトリスタンにパワーを5000アップし、クリティカルをブリジッドに上げるわ!」
ブリジッド(コーリン)は紅蓮の剣をガンスロッド(アイチ)に向けて放った。攻撃を喰らったガンスロッド(アイチ)はダメージが一定以上溜まり、クレイから消滅した。
PW16000➡PW9000+SH10000=19000
PW15000➡PW9000
ダメージチェック『孤高の騎士ガンスロッド』『沈黙の騎士ギャラティン』
アイチのダメージ6枚 コーリンのダメージ4枚 勝者コーリン
アイチは敗北はしたものの、その表情は笑みを浮かべている。中学生組3人は今度は自分たちだといわんばかりにファイトステージに駆け寄る。
「なあ、この機械、どうやって動かすんだよ!」
「ごめんねー、電池切れちゃって」
「これ電池で動くのか⁉」
「こんな機械に電池って、ウソでしょ⁉」
「電池切れならしゃあねぇよ」
「電池で動いてるって感じには見えなかったけどな」
(以外に鋭いな、この人・・・)
カズヤの観察眼に少しだけ一目を置くレッカ。
「やっぱり、僕、まだまだだな・・・」
コーリンはアイチが持っている手札を見る。それはもしあそこでトリガーが出てなかったら確実に守れたであろうものだった。
「その手札・・・最後まで諦めてなかったのね」
「ありがとう!」
「!」
「負けちゃったけど、すごく楽しかったよ!」
アイチがコーリンにファイトのお礼を言っていると・・・
パチパチパチ
「ナイスファイトだったわ、2人とも」
「スイコ」
「ああん?」
水色の短髪の女性、スイコが拍手と共に部屋に入ってきた。スイコを見たカズヤはなぜか不機嫌そうな表情をしている。スイコはアイチを見て、1枚のカードを渡す。
「これを」
「騎士王アルフレッド⁉このカードを僕に⁉」
「ここに来た、記念に」
「あ、ありがとうございます!」
グレード3のカード、騎士王アルフレッドをくれたスイコにアイチはお礼を言う。
「大会・・・」
「え?」
「大会、出なさいよ?もっと強くなったら、またファイトしてあげるわ」
「本当⁉」
コーリンの言葉にアイチが喜びの表情を見せていると・・・
「コーリンちゃああん!!次、俺とヴァンガードファイトやろうぜ!」
森川がすごい勢いでコーリンにファイトを申し込もうとする。
「はーい!閉店のお時間でーす!」
そこで、レッカが閉店の宣言で事なきを得た。まさにファインプレイというべきだろう。
☆
カードショップ
「アルフレッドかー、かっこいいな!」
「またグレード3が増えたね。よかったじゃん、アイチ」
3人はその会話だけで盛り上がっている。
「・・・なぁソウジ、あのスイコって奴、どんな風に思った?」
「なんだ?お前もあの人に惚れたか?」
「あ?バカ言うな。その逆だ」
「はい?どういうことよ?」
「何でか知らねぇけどあいつ見てたらなんかむかついてよ・・・なんか隠してるんじゃないかって思っちまうんだよ」
「考えすぎだろ?けど珍しいな、お前がそう言うなんて。初対面だろ?」
「ああ・・・。あの女、気に入らねぇ・・・」
カズヤはどういう訳かスイコを毛嫌いし、そんなことを吐き捨てた。
☆
一同がカードショップ
「あの子、きっとまた来るわ」
スイコはアイチの後ろにいるカズヤの方にも目を向ける。
「次来たときは、あなたの力も、見せてほしいわね」
☆
翌日、森川以外のメンバーがカードキャピタルに集まり、カードファイトの話で盛り上がっている。すると、遅れてきた森川が血相を変えた表情で入店してきた。
「なあああい!!」
「どうした、いきなり?」
「何が、森川君?」
「あの店だよ!コーリンちゃんの店!探したけどないんだ!!」
森川は学校が終わった後、カードショップ
「閉店したのかな?客いなかったし」
「まぁ、客が来なかったら店として成り立たないしね」
「そんなあああ!!俺まだコーリンちゃんとファイトしてないんだぞ!!?」
「うるさい」
森川が悲痛の叫びをしているところをミサキに注意される。
「カズヤ君、店って?」
「街にあったんだよ。ユニットが目の前に出て、本当に戦うんだ」
「マジですごかったよな!」
「おう!あの光景は忘れられないぜ!」
「会えないなんて俺は死ぬぅ!!恋の病で死んじまううぅ!!」
「だからうるさい!」
ついには泣き出してしまう森川にミサキは力強く注意する。
「う~ん・・・そんな店、あったかなぁ・・・?」
シンは聞いたこともない店に首を傾げている。アイチはカードショップ
to be continued…
シン「アイチ君、カズヤ君、その
ミサキ「シンさん、商売気出しすぎ!」
シン「だって気になるじゃないですか~。ねぇアイチ君?」
アイチ「あはは。でも1番すごかったのは目の前でユニットが実体化して・・・」
シン「う~ん、カードキャピタルでの導入は難しいなぁ。でも、スタッビングファイトね~」
カズヤ「何か企んでやがる・・・」
RIDE8「日下部道場」
カズヤ「日下部って櫂と三和以外では、いつも1人だよな?」
アイチ「リンちゃん、いったいどうして・・・?」