俺が忍術使いのボーダーになるのは間違っている? 作:春の雪舞い散る
その日突然襲ってきた災厄により千葉市は一瞬にして壊滅状態に陥り…
俺は、小町と戸塚はもちろん雪ノ下、由比ヶ浜、川崎にけーちゃん姉妹に留美や一色の誰一人として守れなかった
いやそもそもアイツら…ネイバーフットを相手に俺達人間が勝とうとすること自体が間違っていたのかもしれない
意識が薄れ行く中
ーんで、そんでもう諦めんのかよ?ー
そう頭に響いた声に
今にも死にそうな俺にどうしろってんだよ?
もう喋る事もできない俺がそう思うと
ーだな、この世界ももうじき滅んじまうだろうしな…
それでもよ、まだ会いたいって気持ちはないのか?お前が愛し守りたいって想った者達によー
そう言われて
もうじき会えるさ…アイツ等があの世で待ってるんだから早く会いに行ってやらないとな…アイツ等だって待ちわびてるはずだ
そう答える俺に声の主は
ーんな曖昧な話じゃねぇ、お前が望むんなら過去の世界に戻り愛する者達を守れるかもしれないチャンスを与えてやるって言ってんだってばよー
…だってばよ?どっかで聞いたような口調だな…
そうボンヤリと考えていたら
ーんで、どーすんだ、オメーが死ぬ前でなきゃ助けてやれんしそれは叶わん話なんだがな?ー
ニヤリと笑いやがった…
いや、そんな気配を感じた俺は最の力を振り絞り
「会いたい、生きたアイツ等にっ!笑顔のアイツらにもう一度…笑いかけてほしいっ!」
俺は叫びそう願った
ーわかった、お前を過去の世界に飛ばす…が、どの時間帯になるかは選べんしお前の中に眠る力がどんな形で目覚めるかまではさすがに予想はできん…
だから一応お前の修行を手伝う奴をつけておくから安心しろー
そんな言葉?を最後に俺の意識は途切れた譲り渡されたそれで意識がとんだせいで…
① 生まれ変わって俺はアタシになった
俺の生まれ変わった先はやはり比企谷家… は変わらなかったんだがナゼだか俺は比企谷家の長女として生まれ名は八重として生を得たんだがナンでこうなった?
だが、性別だけじゃない違和感を… ナニかが違うそんな気はしていたんだがそれがわかったのは俺に弟が生まれ、八幡と名付けられた瞬間だったが… それを知るのはさ未だ先の話
当然、今の姿は赤ん坊だったが記憶と意識は元の俺のままだったから享年18の俺に授乳はまさに羞恥プレーに他ならない
とにかく、一日でも早く強くなりたかった俺はチャクラを練る修行と動けないのだからと周囲の気配を探る修行を始めてる俺の体は激しく腹が減るしとにかく強くなりたかったか恥を忍んで飲んだ
もちろん、めちゃくちゃ恥ずかしかったけどな
だから、卒乳も頑張って早めに済ませたし人一倍食ってるわりには小柄で背はあまり期待モテないんじゃないのかと心配したもんだ
一歳から保育園に通い始めた訳なんだが飽きるまでお手玉と戯れ飽きたら教室内を這いずり回り、歩ける様になると落ち着きなく歩き回る…
そんな保育園生活を送っていた
やがて、訪れた三歳の夏…
弟の八幡がうまれたんだけどやはり親父は親父で八幡に対する扱いは相変わらずだから
「 八幡に優しくないパパ嫌いっ! 」
と、言って泣かせてやった
因みに、俺の生年月日は丸っとあの人と同じで7月7日うまれなんだけどあの人とはどんな形で出会うのだろうか?
あの人が総武のOGなのはわかっているから総武のJクラスに行けば三年間同じクラスに通うことも可能ナンだが…
( さて、どうしたらいいものか? )
そう考えていたんだけど考えるまでもなく三門のボーダーとやらのスカウトが俺を迎えに来た…
俺のトリオン量子とやらは平均値を大幅にこえているそ
教室内を這いずり回っているかその気持ちに体力がまだ伴わない内は室内でよくお手玉かあや取りをしていた
持って生まれたチャクラの量は、転生時に譲り受けたものがあるから相当な量だと言う自覚はあったんだが目覚めているチャクラが極僅かでしかない
と、言うところまではさすがに気付いてなかったし生まれてすぐに大半のチャクラが未熟な身体から出ないと身体が耐えられない為
大半のチャクラが、分身って形出ていった事も残念ながら知らなかったしそもそも自分のチャクラの最大量を把握してさえいなかった
お手玉は投擲武器の修行の一貫であや取りは毛糸にチャクラを流して操る修行のカモフラージュでどちらも忍術の修行なんだよ
俺はとにかく、日長駆けずり回ってたからめきめきと体力をつけそれに合わせて順調に背も伸びていった… のなら良かったんだがな…
一応、母ちゃんに心配かけないように視界からは外れないようにそれだけは気をつけてはいた
やがて八幡が生まれついで小町が生まれてきたんだがその二人の寝顔を見て改めて俺は心に誓った
『 今度は姉として… 今度こそは絶対に俺が八幡と小町を守ってやるから…
八幡、お前は小町を… 妹を守れる兄貴になれあの悔しさをお前には味わってほしくないからな
アンな悲しみは二度とゴメンからな…必ず守ってやるからなっ! 』
同じ悲劇は繰り返したくはねえんだよっ!………
八幡は小町の妊娠中に俺と同じ保育園に入り通い始めたんだが… 俺以外には心を開かないヤツで暇があれば俺の後を付いて回るヤツだった
変に目立ったら面倒臭いだけなんだからな?誰彼なく力を見せる必要はないのだから
そんな俺が、最初の目標だった影分身の術をマスターしたのは小町と小梅の満一歳の誕生日が過ぎた頃でアタシの修行は木登りをしていたな
保育園じゃよくうんていや登り棒で遊んでたから身が軽いって思われていた
まぁ、特に反論することでもないから放っておいたが母ちゃんはあまり良い顔はしてなかった
チャクラを使って張り付いてるから間違っても落ちる心配はないんたがな…
その気になれば登り棒なら歩いて上れるんだからさ、登り棒位の高さなんかね
さすがにそれは誰にも言えない秘密だけどな
とにかく、見た目は地味でチャクラを感知できないヤツにはわからないチャクラコントロールの修行を密かにしていた
もちろん、いつだって園庭を一人で名一杯走り回っていたがな
だからチビの大食いで、インドア派であまり体を動かさない八幡よりもたくさん食べていたけどナゼだか身体の成長にはあまり回らなかったよ、残念ながらな
そんな俺が、分身の術を覚えてからは平日は分身に家の中で壁や天井に張り付かせる修行をさせて俺は相変わらず保育園で走り回る日々を送っていた
走り回っていた成果がでてきたんだろうか?
少なくとも、保育園じゃ俺が一番足が早かったな…それこそ下手な小学生よりも早かったから将来有望な陸上選手?
等とも言われてなくもなかったが、既にスイミングスクールに通っていたから色んなクラブチームが残念がっていた
しかも、既にばた足で50メートル泳げるから将来を有望視され始めていた
まぁ、そんな事はどうでも良いんだが…
スイマー目指してる訳じゃないし、水の上走るようになるんだからそんな早く泳げなくても困らんとは思うからな?しらんけど
八幡は、ナゼだか知らんが年中組に上がると同時に剣道を習い始めているんだが…
ただ、気が付くとナニかを言いたそうな切なそう顔をして俺を見てることが少なくないのが気になる
そして…俺達の四歳の誕生日を目前に控える頃には分身は同時に四人出せるようになり変化の術も新たに覚えていた