仮面ライダーエグゼイド~異質なる命の鼓動   作:カオスサイン

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EPⅨ「オペレーションの名はDash&Boost!! 後編」

Side秦

「ブンブンブン!」

「?…」

モータスバグスターをエグゼイド達に任せ、俺達はもう一方のバグスターに。

だが擬音を発するだけで一向に仕掛けてこないブラストバグスター。

「『シン、もう一度いくのですよ!』」

「そうだな。いくぞレイレイ!」

あのバグスターがレースゲームのキャラだという事を思い出し再度俺はLV2の車状態となったレイレイに乗った。

「ブンブン!俺のスペッシャルなマッシィーンに敵うかな?ブーン!」

「俺達のコンビネーションを見せてやるよ!っと砂那璃達は発生源の患者さんを頼むぞ」

「了解した」

手の空いていた砂那璃達に患者さんの事を任せて俺はハンドルを握る。

「三秒後にレッツスタートだ!ブン!」

ランプが鳴りスタート合図が下された瞬間

「Go!」

スタートダッシュし奴との距離を離す。

「ブンブン!甘い甘いー!俺のスペシャルウェポンのご開帳!」

だが奴はすぐに武装を展開し此方を攻撃・妨害してきた。

「ヤベッ!?…」

間一髪でなんとか避ける。

「か、神回避だったな。

レイレイそっちは頼むぞ!」

「『はい!これでも…喰らうが良いのですよ!』」

お返しとばかりに此方もガトリングを展開。

撃ちまくる。

「ブンブン!?」

物の見事に喰らい奴はスリップする。

「よし!今の内に距離を!…レイレイ、アイテムだ!」

「『了解しました!』」

『高速化』

「なんと!?」

途中でアイテムを見つけ速度を上げて一気に突き放す。

「っとそうだ!俺にちょっと良い考えがあるんだ」

「『?…それは素晴らしいのですよ!』」

俺がふと思いついた妨害工作。

それは√の途中にガシャコンフラッグを刺しておき地点を誤魔化すという方法をだ。

「よっしゃこのままゴールだ!」

俺達がゴールしてしばらくしてからブラストバグスターはゴールしてきた。

「貴様!中間地点を誤魔化すとはどういう事だ!ブブン!」

物の見事に俺の仕掛けたトラップに引っ掛かったのか奴のマシンが思いの他ボロボロになっていた。

「『アホですね』」

「…ああ」

そもそもこのゲームに中間地点など存在していない。

間違い無くコイツは脳筋のアホだと確信した。

「この野郎!まだ勝負は着いていないぞブーン!」

「来るぞ!」

「『いきますですよ!』」

『キメワザ!CWSCAR!CRITICALSTRIKE!』

逆上してきたブラストバグスターの隙を突き、俺がすかさずガシャットを装填しキメワザを発動した。

「「『カスタムウェポンズフルバレットオープン!!』」」

「ブーン!?……」

全展開された重火器の嵐を浴びブラストバグスターはマシンもろとも爆散した。

「ふうー!…」

「『お疲れ様なのです。…!』」

気を抜いた俺に労いの言葉をかけてきたレイレイ。

だが彼女は何かに気が付き自身を急発進させた。

「うお、何だ!?…あれは!?」

「…」

「『どうしてお前が此処に?!…』」

新たに現れたのは黒い姿をしたラヴァードだった。

「何者なんだお前は?どうして俺と同じ姿をしている!?」

「…」

やはり黒いラヴァードは一言も発さず俺達を攻撃してきた。

『ガシャコンカットスライサー』

「くっ!?…」

問答無用に仕掛けてきた奴の攻撃をなんとか防御する。

「秦!…コイツは!?…」

「お前等…この黒い奴は敵みたいだ!」

「そうみたいだね…召喚!」

「!従兄上に何をする?!」

駆け付けてきた砂那璃と龍哉が黒ラヴァードに驚き仕掛ける。

「…フン…」

「なっ!?…」

「そんな!我の魔力が!?…」

対する黒いラヴァードがハサミの様なガシャコンウェポンを振るい龍哉が召喚したモンスターと砂那璃の放った魔力弾を斬り払った。

「『シン!他の皆様も早く逃げて下さい!アイツはレイレイが引きつけるです!』」

「お、オイ!?…」

レイレイは俺を強引に降車させて黒ラヴァードを引きつけていた。

「秦、今は彼女に任せてみるしかないみたいだよ」

「…ああ…」

「…(さっきのあの黒い奴の声…何処かで聞き覚えがある様な)」

「龍哉?…」

「いや何でもないよ…」

「そっか?…」

さっきのレイレイの様子といい、今の龍哉の様子といい何処か変だな…。

 

Sideレイレイ

「『これで!』」

「…」

なんとかシン達を非難させた私は目の前に再び現れた黒いラヴァードいや、ジオと相対する。

アクセル全開にし目標を壁際に追い詰めて轢いた。

だが…。

「こんなものか…」

「『!?』」

壁と私のボディーに挟まれながらも奴に対しあまりダメージがなかった様だ。

不味いと感じた私はバックし距離を取ってしまった。

「お前イイ加減にウザイ…フォースⅢ!」

『サンリンスポーティー!♪~』

その僅かな一瞬で奴は新たなガシャットを取り出し空いていたスロットに差した。

『ガシャット!レベルアップ!ブラックサイン!ブラックアーク!カマイタチ~クレイジー!♪~アガッチャ!サンササンサン!サンササンサン!サンリンスポーティー!♪~』

「『しまった!?もう既にLV3の力を…』」

「はぁッ!…」

まさか既にLV3のガシャットの力を手にしているなど予想していなかった。

LV2のしかもこの状態の私では更にLVUPしたジオのパワーには敵わず劣勢を強いられてしまう。

「『かっは!?…』」

「…」

『キメワザ!SANRINSPORTY!CRITICALSTRIKE!』

三輪車の車輪が螺旋を描き私に飛来、全力防御を試みるがこの状態では叶わず直撃してしまい変身強制解除されてしまう。

「…」

「くうっ!?…」

私の足にダメージが蓄積し動力回路に異常をきたしてしまい逃げ出せずにいた。

「終わりだ…!」

「ッ!…」

ジオが武器を私へと振り翳してくる。

もう駄目じゃないかと悟ったその時…

『キメワザ!KIRAKIRA!CRITICALFINSH!』

「!」

「何ッ…!?」

何処からともなく別の攻撃が飛んできてジオに当たる。

「チッ!…新手だと…命拾いしたな…」

「…」

新たに現れたライダーを見て流石に分が悪いと感じたのかジオはこの場から撤退していった。

「貴方様は一体?」

「ウチの事は今はええやろ。

それよりあんさんはアンドロイドなんやろ?」

「は、はい…先程の奴にやられて左足の動力部を…」

「ほんならウチに任しとき!CRまで運んでやるさかい」

「お、お願いしますのです…」

変身を解除した女性がそう申し出てきたのでここはありがたく甘える事にしたのだった。

 

 

 

 




次回、「そんな、どうしてですか!?…」
「自分、監察医であれな力だからバグスターの検体と運転手がどうしても欲しかっただけさ…」
「キリヤどうしてなのです!?なんでそんな嘘をつく必要が!?…」
自分を騙していたと永夢は貴利矢に詰め寄る。
又貴利矢の真実を知るレイレイもそんな彼の態度に疑問を感じ詰め寄るのだが…
「お前さんこそもう一人の名人に隠している事あるだろ?」
「それは…」
そんなレイレイもまた隠している真実があると指摘する貴利矢に何も言い返せずにいた。
「君は一体何を隠しているんだい?」
ジオに違和感を感じていた龍哉も彼女を問いただす。
果たしてレイレイが抱える秘密とは?
「ガットン、ガットン!」
「ギャギャギャ!」
「では、敗北という名の地獄に嵌まって頂きましょうか」
『「コレがLV3の力だ!…」』
新たに現れたバグスターと再び急襲する黒いエグゼイドとジオに秦達は追い詰められてしまう。
「ウチの出番みたいやね!」
『キラキラギャンブル!』
そこに現れたのはレイレイを助けたライダー。
そして…
「「コレがLV3の…新たなゲーマの力なのか!」」
『ゲキトツ・ロボッツ!』
『ヴァルズィオスフロウ!』
「「さあ、ノーコンティニューで/君の心のバグコード/クリアしてやるぜ!/トゥルースキャンするぜ!」」
エグゼイドとラヴァードは新たな力を患者へと手に救いの手を伸ばす。
「全員集結! 激突Crash&Cood!!」



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