航空傭兵の異世界無双物語(更新停止中)   作:弐式水戦

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感想欄で神影とF組ヒロインの再会と言ったな?あれは嘘だ。


……………あっ、ごめんなさい石投げないでください何でm……(この先は削除されました)



まあ、取り敢えず今回はちょっとしたサービスシーン入れてますので許してください。


第126話~4人の女神達と、狙う者達~

神影とアリステラが向かっている頃、奏達4人は森の中を進んでいた。

 

「………フッ!」

「ギィッ!?」

 

奏が長剣を振るい、向かってきたゴブリンを斬り伏せた。

 

「前の魔人族との戦いではやられたけど…………………やはりこの辺の魔物では、もう相手にならなくなってきたわね」

 

刀身についた返り血を振り払い、奏はそう言った。

 

「まあ、此処って迷宮じゃないし、何だかんだで私達も、お城とかフュールの町近くにある迷宮とかでずっと訓練してたからね。そう感じるのも仕方無いよ」

 

沙那が苦笑を浮かべながら言葉を続ける。

 

彼女の言う通り、城に残ったF組勇者の面々は訓練を積んでいたため、神影達ガルム隊メンバーには遠く及ばないものの、全員が高いレベルを持っており、少なくとも、ラリーを除いた現地人より遥かに強くなっている。

 

 

因みに、今の彼女等4人のステータスは、其々以下の通りだ。

 

 

 

名前:天野 沙那

種族:ヒューマン族

年齢:18歳

性別:女

称号:勇者

天職:回復師

レベル:145

体力:2300

筋力:2100

防御:2250

魔力:4100

魔耐:4050

俊敏性:2800

特殊能力:言語理解、魔法製作、高速魔力回復、魔力UP(大)、広範囲回復魔法、気配察知、魔力感知、鑑定、高速回復、消費魔力減少、魔法持続時間UP

 

 

 

名前:白銀 奏

種族:ヒューマン族

年齢:18歳

性別:女

称号:勇者

天職:魔法剣士

レベル:143

体力:2500

筋力:2800

防御:2980

魔力:2600

魔耐:2800

俊敏性:3700

特殊能力:言語理解、剣術、身体強化、俊敏性UP、高速回復、鑑定、気配察知、魔力感知、高速魔力回復、斬撃威力増加

 

 

 

名前:雪倉 桜花

種族:ヒューマン族

年齢:18歳

性別:女

称号:勇者

天職:聖女

レベル:144

体力:2000

筋力:1600

防御:1850

魔力:4000

魔耐:4000

俊敏性:2100

特殊能力:言語理解、高速魔力回復、広範囲回復魔法、広範囲攻撃魔法、気配察知、魔力感知、高速回復、鑑定、消費魔力減少、魔法持続時間UP

 

 

 

名前:夢弓 シロナ

種族:ヒューマン族

年齢:24歳

性別:女

称号:勇者

天職:戦士

レベル:130

体力:2700

筋力:3060

防御:2830

魔力:1500

魔耐:1600

俊敏性:2750

特殊能力:言語理解、身体強化、俊敏性UP、鑑定、馬鹿力、格闘術、高速回復

 

 

 

 

 

神影のF組離脱後も続いた訓練や、フュールの町に行っての訓練。そして先日の魔人族との戦いもあって、F組勇者達のレベルはかなり上がっていた。

その中でも、沙那と桜花、奏の3人は、F組女性陣のトップ3を独占しており、F組全体でも、上位10番以内に入っていた。

シロナも、引率者である手前、着々とレベルを上げていたのもあり、沙那達には及ばないものの、ステータスも高くなっていた。

 

「もし、古代さんが生きていたら………………彼のレベルは、幾つになっていたのでしょう…………………?」

 

不意に、桜花がそんな事を言い出した。

 

「どうかしらね……………古代君って、再会した時も強かったから……………もし生きてたら、200や300に到達してるかもしれないわね」

 

シロナがそう言った。

 

それから彼女等は、次々に襲い掛かってくる魔物を倒しながら、暗い森の中を進んでいくのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「此処が例の森か」

 

さてさて、天野達を追っている内に夜になってしまった今、俺達は、あの王女が言っていた森の上空に来ていた。

王都の時とは違うので、正直な話、王女が言っていた洞窟の前に着陸しても問題無いだろう。

「良し、それじゃあ奥の方まで行ってから…………ん?」

 

突然、後ろの方から大きな音が鳴る。

何とか顔を後ろに向けると、コンテナからアリさんが半身を乗り出していた。

 

「(おいおい、アリさん。何してんだよ?)」

 

内心そう呟きながら、俺はコンテナに引っ込むように、手を振って合図する。

だが、アリさんは引っ込まず、人差し指を下に向けて、手を上下に振っている。

 

「(…………何だ?"此処で降りろ"ってのか?)」

 

そう思い、試しに人差し指を下に向けると、アリさんは頷いた。

どうやら、俺の予想は合っているようだ。

 

「(まあ、別に此処で降りても良いが、俺としては、このまま例の洞窟まで飛んでいった方が早いと思うんだよなぁ…………)」

 

俺はそう思いながら森の入り口の手前に降り立ち、エンジンを切った。

そして一息ついていると、コンテナのドアが開いてアリさんが降りてきた。

 

「いやぁ、どうやらミー君にも、私のジェスチャーが伝わっていたようだね。良かった良かった」

 

此方に歩み寄りながら、アリさんは言う。

 

「それは俺も同じ意見ですけど、今度からあんな真似するのは止めてくださいね?危ないし」

「ああ、分かってるよ」

 

アリさんはそう言うが、本当に分かっているのだろうか……………?

まあ、それはそれとして……………

 

「ところでアリさん、森の奥まで行かなくて良いんですか?」

 

俺は早速、疑問をぶつけた。

 

「まあ、私としても奥まで行ければ良かったんだけどねぇ………」

「…………………?」

 

何やらパッとしない返事を返すアリさんに、俺は首を傾げる。

そうしていると、アリさんは再び地図を取り出した。

 

「知っての通り、此処は森林地帯だ。当然ながら木が生い茂っている」

「そうですね……………まあ森ですから、木が生い茂ってないと森じゃないですよ」

 

俺は、森の奥に視線を向けながら返事を返した。

 

「その通りだ。それで奥に洞窟があるけど、その周辺にも木が生い茂っているんだよ………………何本もの木々が、高くね」

「ああ、成る程…………………つまり洞窟の前には、俺が着陸出来るスペースが無いって事ですか」

「うん、そう言う事だ」

 

アリさんは頷いた。

 

「と、言う事は…………」

「森の奥に行きたければ、歩いていく以外に方法は無いって事だね」

 

言いかけた俺の言葉を、アリさんが繋いだ。

 

「まあ、そう言う訳だから、しっかり守ってくれよ?傭兵さん」

「はいはい、分かりましたよ」

 

笑みを浮かべながら言うアリさんにそう言うと、俺はアパッチを展開した。

頭上に展開された巨大なメインローターは後ろ向きに纏められ、そのまま背負われるような形で背中に移動した。

コレで、森の中を移動する際にローターブレードが木にぶつかる心配は無くなったな。

そして、右の膝に装着された装甲と一体化している、このライトを点ければ…………

 

「良し、コレでOKだ」

「おお、コレは良いねぇ。暗い森の中でも安心だ」

 

そう言うと、アリさんはパチパチと拍手する。

それで気分が良くなった俺は、右腕に装着された30㎜機関砲、M230A1をバットのように肩に担ぎながら言った。

 

「そしてコレで、向かってくる魔物は全部撃ち殺します」

「おお、恐い恐い」

 

アリさんは苦笑を浮かべた。

そんなこんなで俺達は、白銀達に会うべく森の中へと入っていった。

 

「(それにしても、本当に何か大切な事を忘れてるような気がしてならないんだが………………俺、何を忘れてるんだ?)」

 

内心そう呟いた俺の質問に答えてくれる者は、当然ながら、誰1人として居なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神影とアリステラが森の中に入った頃、彼女等4人は、ある洞窟の前に来ていた。

 

「ユミールが言ってた洞窟って、此処だよね?ホラ、水が流れてるし」

 

沙那はそう言いながら、洞窟から流れてきている川を指差す。

 

「ちょっと待って」

 

奏はそう言うと、両手を前に出し、ある光魔法を発動させる。

 

「求むは光。闇夜を照らし、我が進むべき道を示せ…………"灯光(リトルシャイン)"」

 

すると、彼女の両手の間にランタンの火程度の光の球体が現れ、辺りを照らす。

 

「透き通った水に、洞窟の奥から聞こえる滝の音……………間違いない、此処よ」

 

手に光を宿したまま、奏はそう言った。

 

「やっと着いた~ッ!」

 

目的地に着いた事を改めて実感した沙那は、腕を振り上げ、全身で喜びの感情を表した。

 

「フフッ…………沙那さん、嬉しそうですね」

「だって、王都から此処まで長時間歩き回って、やっと着いたんだよ?嬉しくもなるよ!」

 

微笑ましげに言う桜花に、沙那は満面の笑みを浮かべて返した。

 

「嬉しいのは分かるけど、何時までもこうする訳にはいかないわ。明日からも作業があるんだから……………さあ、早く水浴びを済ませて、王都に戻りましょう」

 

其処へ、シロナがそう言った。

彼女とて水浴びが出来る事に内心喜んでいるが、引率者として、沙那のようにはしゃぎ回る訳にはいかない。

教師としての威厳を見せなければならなかった。

 

それから一行は、周囲に誰も居ない事を確認し、其々持っていた武器を収納腕輪にしまうと、服を脱ぎ始めた。

暗い森の中に、布同士が擦れる音が小さく響く。

 

「……………」

「んっ……………?な、何よ?」

下着姿になった奏は、同じく下着姿になって自分をジッと見つめる沙那に気づく。

 

「う~ん…………」

 

沙那は何やら唸りながら、自分と奏を見比べてから口を開いた。

 

「奏って、結構イヤラシイ下着着てるよね。胸も大きいから尚更だし」

「ッ!?ちょ、ちょっと沙那。いきなり何言い出すのよ?」

 

顔を真っ赤に染めた奏が、自分の体を隠すように腕を回す。

 

「だって、紫って何かセクシーな感じだし、おまけにガーターベルト付けてるじゃん。私のなんて……………」

 

そう言う沙那は、自分が身に纏っている、フリルをあしらった可愛らしい白の下着を見下ろす。

 

「そ、それを言うなら、先生の下着だってイヤラシイじゃない!私のと同じようにガーターベルト付けてるし!何より黒だし!」

「え?私巻き込まれてる!?」

 

急に話を振られたシロナがそう言った。

 

「あ、確かにそうかも……………ええい、この際だから2人纏めて!」

 

そうして沙那は、奏とシロナに襲い掛かる。

 

「ッ!?ちょ、ちょっと沙那!何するのよ、止めなさ………んあっ!?そ、其所…………触っちゃ…………やんっ!」

「あ、天野さん!せ、先生にこんな事……………あんっ!ちょ、生で揉まないで…………ひゃあんッ!?」

 

沙那に胸を揉みしだかれた2人が、顔を真っ赤に染めて甲高い声を上げる。

 

「……………………」

 

そんな3人の絡みを、一足先に裸になった桜花は、頬を染めつつ傍観していた。

 

 

それから何だかんだで裸になった残りの3人は、洞窟に入って、その奥へと進むべく、川に足を踏み入れようとしていた。

 

「ひゃっ!冷たい!」

 

沙那が声を上げる。

 

「た、確かにコレは…………中々、冷たいわね……………」

 

続いて川に入った奏も、そんな感想を溢した。

それから桜花、シロナも続いて川に入ると、一行は洞窟の中へと進んでいった。

 

 

 

何処からか彼女等を狙う者達の存在に気づかず……………

はたまた、その者達に襲われるなど考えもせず……………

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沙那達が入っていった洞窟から数メートル離れた草の壁を挟んだ向こう側には、20人程度の男達が居た。

 

「おいおい、さっき裸で洞窟に入っていった4人って、勇者じゃね?」

 

如何にも盗賊が着ているような、薄汚れた服に身を包んだ1人の男がそう言った。

 

「ああ、勇者共は前からチラホラ見てたからな。それに、奥部に進む程魔物が多くなるこの森に、たった4人で踏み込んでくるとすれば、余程の腕利き冒険者か勇者以外有り得ねぇ」

 

小柄な男が頷いた。

 

「でもよぉ、なんで高が水浴びのために、態々こんな森の奥にやって来るんだ?確か勇者って、王宮に住んでるんだろ?水浴びなら、其所で幾らでも出来るだろうに」

「お前、それ本気で言ってんのか?だとしたら世間知らずにも程があるぞ」

 

疑問を口にした男に、別の男が半ば呆れたように言った。

 

「今の勇者達はな、この前の魔人族の襲撃事件で立場が落ちぶれてんだよ」

「ああ。何でも、魔人族の魔法にやられて住人や敵の前で発情して手も足も出なかった上に、連中を助けに来たガルムって冒険者パーティーのリーダーを殺したって話だぜ」

「うっわぁ~……………盗賊やってる俺が言うのも変な話だが、最低だな」

 

すると、その集団のリーダー格の中年の男が立ち上がった。

 

「まあ、何はともあれ、新しい住み処を完成させたその日に、あんな上玉がやって来るとは思わなかったぜ……………"棚から牡丹餅"とは、正にこの事を言うんだな」

 

その男が言うと、手下の男達が目を向けた。

 

「お、おいディオン。まさかとは思うが、あの4人をヤるのか?一応言っとくが、相手は勇者なんだぜ?」

「ああ、今回ばかりは、流石に分が悪いんじゃねぇのか?」

 

怖じ気づく手下の男達だが、ディオンと呼ばれた男の余裕そうな態度は崩れない。

 

「おいおいテメェ等、何弱気になってんだ?男が相手だったら未だしも、連中は揃いも揃って女なんだぜ?それに、この森に俺等が潜伏してるって話は未だ国には広がってないから、連中は、この森に居るのは精々魔物ぐらいだと思って油断している筈だ。それに裸なんだ、其処へこんな数の男共が雪崩れ込んで来れば、奴等はロクに対応出来ねぇよ。それに、あちこちで連中の悪い噂も聞いてるから、連中は精神的にもダメージ受けてるだろうからな、やりやすくなってる筈だ」

 

ディオンが言うと、弱気になっていた手下の男達の表情に安堵の色が浮かぶ。

 

「それに、何のために状態異常を起こす魔法に長けた魔術師雇ったと思ってんだ?」

 

そう言うディオンの隣には、ローブで顔を隠した男が立っていた。

そのローブが僅かに動いたのを見る限り、どうやら、その男は頷いているようだ。

 

「勇者と言えど、裸で居る時にいきなり攻め込まれたら対応出来ねぇ。その隙にコイツが眠らせれば良いのさ……………つー訳でテメェ等、()()を飲みな」

 

ディオンがそう言うと、他の男達はズボンのポケットに入れていた小瓶を取り出して中身を飲み干す。

 

「コレで俺達には、コイツの広範囲魔法への耐性が出来た。後は連中をアジトに連れ込んで楽しむだけだな」

それを聞いた手下の男達は、下卑た笑みを浮かべる。

 

「良いかテメェ等、人数的にもコンディション的にも、今の俺等は、あの勇者の女4人組を上回ってる。だったら怖じ気づく必要はねぇよな?連中をアジトに連れ込んだら、連中が壊れるまで思いっきり犯しまくるぞ」

『『『『『『『『『『おう!』』』』』』』』』』

 

そうして、ディオンと彼の手下の男達は、下劣さに満ちた声を努めて小さくして笑うのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃、神影とアリステラは、神影のアパッチのライトを頼りに、森の中を進んでいるのだが……………

 

 

 

 

「……………おっ」

「ん?ミー君、どうかした?」

 

急に立ち止まった神影に、アリステラは訊ねる。

 

「いや、約800メートル先に人の反応があるんですよね。それも20ぐらい」

「20?コレはまた、随分と多いんだね……………まさか、新しくやって来た盗賊団とか?でも、そんな噂は聞いてないんだけどな………………」

 

アリステラが呟いた。

 

「まあ、俺としては、単に勇者共が集団で水浴びしに来てるだけだと思うんですけどぇ…………まあ、取り敢えずのんびり進みましょうよ」

「了解……………ところでミー君。もし、その20もの反応の正体が勇者じゃなくて盗賊だったら、どうする?」

「う~ん、そうですねぇ。もし正体が盗賊だったら……………」

 

そう言って、少し考えるような仕草を見せた神影は、その赤い瞳に獰猛さを感じさせるような光を宿して言った。

 

「先ずは連中にハイドラぶち込んで、其処ら一帯ごと焼き払ってやりましょうかねぇ……………んで、取り敢えず1人ぐらいは生かしてアジトの場所聞き出して、後はアジトに乗り込んで、またハイドラ撃ちまくって、ソイツ等のアジトを消し飛ばしてやりますよ」

「うわっ、ミー君マジ恐ぇ~……………」

 

物騒極まりない事を言い出す神影に、アリステラは苦笑を浮かべるしかなかった。




お詫びのサービスシーン、如何でしょうか?

そして次回はこの続き……………おっと、この先は言えない。


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