Campione~Il cavaliere azzurro diavolo (青き騎士の魔王)~   作:taka159

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草薙護堂が南の島で万理谷と甘いひと時を過ごし、日本へ帰った後の物語です。
オリ主でヒロインはリリアナです。処女作で至らないところもあるかもしれませんが、
感想や訂正点などバンバン送ってください。


序章

【リリアナ・クラニチャール自分の部屋にて就寝中】

気がつくと彼女は見覚えのある場所に立っていた。そこは深い霧に覆われた森の中だった。近くに小さな岩が綺麗に並び、まるで人工的に作った池の様である。

しかし、森を覆っている霧にリリアナは違和感を感じていた。そう霧が以上に深いからである。

――これは魔術で作り出した霧なのか?――

と状況を分析していると、

「ガサガサ!!」

と背後の茂みを掻き分ける音が聞こえたので、リリアナは近くの木の枝に飛び乗った。茂みから出てきたのは少年だった。歳は10代前半くらいで髪と瞳は欧州には珍しい黒に近いこげ茶色でしきりに周りを見渡している。

そして彼は、リリアナがいる木までやって来てその近くにある茂みを掻き分けた。そしてその中にあった小さな岩を見つけ、

「我の前に在りし魔の者よ正体を現せ!!」

これは呪文解除の言霊だった。発動には対象者の特定の位置を把握していないと意味がない。

しかし、彼の術は成功し岩があった場所には幼きリリアナが立っていた。

――そうかこれは夢か――

彼女は安堵し彼らの話に耳を傾けた。

「見つかった!?なぜ分かったラウル・ジョンソン!」

「うーん…殆ど勘で見つけたようなもんだよ。」

「偶然・勘といつも言っているが、本当はどこかで私が隠れるのを見たんじゃないのか?」

「そんな事しないよ。俺が手段を選らばないのは、決闘か相手が卑怯な手を使うときだけだ。でもリリィがいつも頑張ってるのは知ってるから今度の決闘では君が勝つ様にしようか?」 

「き、気安く愛称で呼ぶな!!それにそんな勝利をつかみたいほど私は自惚れてない。」

「ふーん。ん?顔が赤いけど大丈夫?もしかして――」

「な!?何を見ている!わ、私は…だ、断じて…な、泣いてなど無い!」

そう言っているリリアナだが目に涙がたまっていて、頬を伝っていた。それを見たラウルの表情は少し戸惑っているように見えた。

「ご、ごめん。それより早く帰ろう。ディアナが心配しすぎでパニック起こしてるかもしれないし。そ、それにリリィは怒った顔より笑ってる方がか、可愛いよ。」

顔を赤くしながら彼らは必死に慰めながら森の奥深くに消えていった。

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気付けば知らぬ間に起きていた。一瞬どこにいるか分からなかったが、すぐに自分の部屋である事に気付いた。

「ずいぶん懐かしい夢だったなぁ・・・」

と言いつつ彼女は胸に手を当てていた起きたばかりだと言うのに、まるで針金のように心臓が激しく鼓動していた。




こんな感じですがどうですか?次回は主人公ラウルがとある神と戦います。戦闘描写は自身がありませんが頑張ります。感想、良い点、悪い点お待ちしています。
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