「アーサー王がいるだって!?」
ちゃぶ台を両手で叩き、身を乗り出して叫んだ。一連の動作は反射神経が動かした、驚く人の当然の流れ。大袈裟な、と言う嘲笑は受け付けない。
衝撃発言を落とした張本人は呑気に昆布茶を啜っている。さまになっているもんだから落ち着くしかない。眼差しで急かしつつこちらも湯呑みを手に取る。
「偽物だがね。何かしらの方法で彼女を召喚した者がいる。機会が巡れば俺かお前がアーサー王と戦うことになる。今のうちに情報共有をしておこう」
湯呑みを置く姿もさまになっているアーチャー、というか俺。未来の俺の姿をいまも続けているのは、俺を見るのは疲れるから、だと。事情は大まかに聞いたので異議はない。
さて、ここは何処かと気になるところだろう。
無論、“英霊の座”だ。
銀時の尻拭いは衛宮士郎がやれ。それが世話になった者の勤め。そう言外しているのは間違いないし、俺も同意見だ。
アーサー王にだって返しきれない恩がある。
「たまの調査によると、彼女のマスターは魔力量だけなら遠坂越え、イリヤ未満。宝具は見たから分かるだろ。アレを少しの溜めで三連写はやれるらしい」
「そんなの無茶苦茶だーーー!!」
横暴、ジェノサイド、遠坂。
頭に過ぎるのは理不尽な言葉ばかり。
出会い頭に解放されたらアウト。というか、その魔力量を魔力放出に充てられるだけで俺は死ぬ。
……いや、どうやって調べたんだ。
江戸は視ることが出来ないって言ってたし。行ったら戻れない一方通行って話は源外がしていた。
正鬼の空想具現化は人類が出る必要が無い、楽園のような概念があるという。
「たまには源外がいる。巫山戯た真似で視ていてもおかしくはないな」
「知らないって言えよ。知ったところでどうすればいいんだよ」
「ろくに考えずに聞くな」
「……花弁だ。お前のアレなら耐えられるだろ」
「貴様が今から覚えても花弁が足りん。すぐに塵芥だ。自身を活かした方が幾分か結果は良くなる、花弁は諦めろ」
それに、と続けて。
「私の花弁も一度までが限界だ。貴様は……。
なにはともあれ、誰と組もうと独りで戦おうとも短期決着は絶対条件。必殺を会得するための
「そりゃそうだけど……。独りで戦うって、自分で聖剣は一度しか防げないんだろ、ダメじゃんか」
「単独の攻略ならそもそも聖剣を抜かれた時点で負けだ、後のことなぞ考えるものか」
言われてみれば確かに。
聖剣を抜かせるシチュエーションは近づく余裕もないだろう。じゃあ考えるだけ無駄だ。
「仮に、アーサー王に聖剣を使わせられたなら、私は2発まで相殺する手段がある。
貴様も見ただろう、私の聖剣を」
「────────あれか!」
「忘れてたのか…」
忘れていた訳じゃない。意味が分からなくて整理出来なかったせいでタンスの裏に落とし込んでただけ。
おい、あれどうやって投影してるんだよ。
…あっおいはぐらかすな!
「…連発とはいっても、2度3度と重ねれば溜めも長くなる。向こうだけ例外とはいくまいよ。
2度目の打ち終わりが合図だ。貴様がその時の相方なら説明なぞはせん」
「へーへー。そうならないように気をつけますー」
腹が立つのでテキトーに返事してやった。効果はないようだ…。
それからも、あれこれと話し合った。
俺が単独でアーサー王と対峙した場合。2人で挑むことになった時も抜かりなく。
総じて、俺は死に物狂いの鍛錬を半年積んで、辛うじてアーサー王に喰らいつけるようにならなければ前提を立てた意味がなくなる。
問題ない、俺にはヘラクレスの心臓とアーサー王の理想郷がある。少しばかりイリヤにも助けてもらいながら、理想郷の回復力を頼りに肉体を酷使する。無理できる環境があるなら、それで銀時を連れ戻せるのなら、俺は迷わずに突き進める。
「あぁ、これが最も重要だが────」
話し合いの最後、アーチャーが言ったことで一悶着あったけど、またあとで話そうか。
───
──
─
村田 仁鉄は原典の再現に拘るあまり、原典から外れた能力が発現していた。
富田 勢巌と戦った時、刃よりも切れる思考力が足りないなと感じた。本人なら殺していた場面で見逃したのは、見ていて気持ち悪かった。
剣の読み合いでも、到底敵う相手じゃない。俺たちが束になっても無理だ。そこを補って圧倒していたのは、勢巌が多重次元屈折現象を完璧に再現していたからだ。
原典に近づくというのは、必ずしも原典の再現にはならない。
仁鉄が再現可能なのは8割から9割。そこから霊気に上乗せ…例えば死徒並みの耐久力を加えて英霊を騙ろうとする。
ここを読み間違えたら負ける。だからひと呼吸できる今、自分のなかで答えを出せてよかった。
あれはエクスカリバーを基に鍛ったアーサー王。
再現性は80%、何かしらで原典に近づけている欠陥品。その何かしらは、きっと願望だ。
だって彼女は聖杯を────
「アーサー王を模るだけはある」
「あんなのは飼い殺しだ。贋作以下」
アーチャーだって分かっている。それでもアレを模造刀だとは認めない。始めから消耗品にする気満々だ。
絶対にここで終わらせる。
俺は、約束を結んでアーサー王の願いを空想から引きずり戻す。
「真名解放」
運命を左右する光が瓦礫を眩く照らす。
直視すれば瞳から脳髄まで焼き切ってしまう熱量だ。あれをマトモに浴びて生きられる者はいない。生命から逸脱して人類を否定する何か、或いは同じだけの熱量を束ねる剣で迎え撃たねば。
理想郷の記憶を辿ることで見た聖剣と寸分違わぬ光量。然し肌で感じたことはなかった、空間を押し広げんとする感覚に心臓が震えている。不安が過ぎる、聖剣を握ったことのない身体が…未だに剣製に聖剣を貯蔵出来ない未知のものに怯えているのだろうか。
ふと、視線が横を向く。未来の俺を騙るアーチャーは、焼き切れた髪色が冷や汗のようにみえて。でも、やはり気に食わない笑みを浮かべていた。
「───────」
その横顔を見て、不安の原因が分かってしまった。
アーチャーの投影した聖剣、模造刀アーサー王の聖剣、どちらの性能が上かは未知だ。俺が聖杯戦争初日の夜、バーサーカーを退けたあの聖剣の光は本物に迫るものだった。万全のヤツは、限りなく本物に近いものを準備出来る。
それは、逆に言えば。
遠坂との契約があったからこそ────
「集中しろ。坂田 銀時はあの向こうにいる」
目の前に集中すればいいのに、コイツは俺に気を配って。余計な詮索はよせ、なんて格好つけやがる。
返事はなし。未熟さは俺が圧倒的に上。
それを承知でコイツは俺を最前線に送り出す。
銀時の隣に立つマスターとして、俺がそう在るべきだと願い、信じているからだ。
『あぁ、これが最も重要だが────』
『お前が先に進むこと。これが絶対条件だ』
座でのやり取り。アーチャーの宣言。歪な言葉。
自分に自分が腹を立てて色々と文句を言ったけど、俺が逆の立場なら絶対にそう言うと確信があった。
だから俺は頷いた。頷いてやった。コイツ、自分を犠牲にしてまで俺を先に行かせるつもりだが、それを俺は認めない。絶対に2人で銀時を連れ戻してみせる。
その為に、この距離を詰めなければいけない。
アーサー王の真名解放。それは最強が放たれるということ。広範囲、高火力は勿論、判断に狂いなき騎士の一撃だ。どんな思惑を潜めているのか、読み違えてはならない。
近接戦を仕掛けたら即座にナインライブスで迎え撃ち、宝具の2発目に移行したタイミングで暴風を捩じ伏せる脚力と聖剣を砕く剣の準備を整える。
これから必要な設計図を魔術回路に叩き込み、あとは聖剣の光が暮れるのを待つのみ。
「あれしきの聖剣ならば問題はない」
決死の瞬間を前にアーチャーはそんな嘘っぱちを言って、
「真名模倣」
贋作者は宙空に手を伸ばし、煌めく聖剣を掌に幻想した。
▼
聖剣の投影は長く保たない。どれくらいかと言えば、数秒だ。正規の手順を踏めなかった者が手にするには余りある数秒だ。
使う直前に聖剣の設計図を造り、いま使える魔力から逆算した最大限の威力を発揮する聖剣を投影する。1度の投影で一本の魔術回路がショートしていると錯覚してしまう程には馴染まない剣だ。理想郷があるから辛うじて聖剣を納得させているものの、いつ機嫌を損ねられてもおかしくはない。
自分の理想を見失ったとき、銀色の魂に背いたとき、主人の帰りが望めなくなったとき。聖剣はこの身体を切り裂き、贋作者を否定するだろう。だからこそ。
「真名模倣」
イメージする/常に想い描いている。
光の粒子が舞う奔流。
戦いの果てに立った場所。
全神経を通して作り上げる最高傑作。
絶対に反転しない、『俺』の魂を。
この手に、浮き彫りにする。
「「
手放さないというのなら、手離したものに機会を。
坂田 銀時を救った俺なら大丈夫。
贋作者として生きた俺が、ここで偽物に負ける筈がないんだ!
「「
渾身のひと振り、降ろした時点で内側の魔術回路が眩しいほどの悲鳴を上げた。ショートしてくれれば楽になるところを、全ての魔術回路が限界いっぱいで踏みとどまってくれる。
激突する偽りの聖剣と贋物の聖剣。
果たされなかった願いという共通点以外、なにも交差しない者同士の虚しい咆哮が轟く。
されど極光、ならば頂点、これが執念。
本物に縋る偽物、本物に感謝する贋物。
夜空に伸びて行く光の柱は、2人の想いが拮抗していることを証明した。
「────!」
瓦礫が消滅し、砂埃の向こうにアーサー王の影が浮かび上がる。彼女は突撃してこない。距離にして20メートル、2度目の聖剣を解放するには十分すぎる。
だが、切っ先に違和感があった。聖剣を相殺したことに感動する暇もなく、その違和感を探ろうとして、答えは目の前に出ていた。
「────くっ…」
腕を垂らし、背を丸めて、アーサー王が苦悶の声を噛み殺している。ヤツは何らかの故障を抱えているんだ、聖剣に聖剣を返されて内側に亀裂が生じている。
「今だ────」
「待て!」
まだ気づかないバカに声を張り上げて制止する。ズタズタの魔術回路に響く、剣を生やしたように内側が痛いが……それ以上に頭を抱える問題が起きていた。
「あいつの周り……あの風が…!?」
アーサー王の背後に突き立つ聖剣。アレはアーサー王の窮地を検知して自動的に現れる仕様だろう。風除けの加護でもなければ突破するのは困難だ。どれだけ屁理屈をこねても、今の衛宮士郎はあの暴風にあと一歩及ばない。
選定の剣の真似事をした聖剣。基本骨子から構成材質まで、全てが聖剣でしかなく、原点に辿り着くことは仁鉄には出来ないらしい。
アレを見ていると腹が立って仕方がない。聖剣を納めるのは大地じゃなく、鞘だ。偽物がどちらかは言うまでもない。無論、コイツにも。
「ッ……第二波がくるぞ」
アーサー王が立ち直った。
近づくつもりはないらしい。こちらの聖剣を警戒して…じゃない。アレは多分、俺を見て判断した。
「次も叩き落とす。次までだ。衛宮士郎」
「おい、それは無茶苦茶だ!」
怒るのも無理はない、だがやるしか道はない。
あとは……一か八か、俺が聖剣を防げるかにかかっている。いいや、防ぐだけではダメだ。どちらかと言えば、あの暴風だけ取り除けば勝機が生まれる。それはコイツも事前承知済み、ならば俺の次の狙いは決まった。
「真名解放」
「
設計図を作り直す。
聖剣に真っ向勝負では勝てない。向こうの出力は変わらず、こちらは半減する。ならば、趣向を凝らして暴風だけは突破するように、先端を尖らせた仕様でいく。
突然の仕様変更に魔術回路が怒号を上げる。振り下ろすのではなく、突き出す聖剣に現場が急ピッチでイメージを創り、より未熟な聖剣を引っ張り出そうと俺の脳髄を駆け回る。
「真名、模倣…っ」
「…………ッ」
無茶だとコイツが言ったのは俺の…魔力量のこと。もう回復分の宝石はない、あと1発打てば消える。それは分かっている。お前も分かってるだろ、ちゃんと避けろよ。少し焦げるのは勘弁な。
無茶は承知、ここで使い果たせるのなら、俺の全てを…足りない魔力を気力と工夫で捻り出せ。
未来に繋げろ、あとは任せたぞ、衛宮士郎。
『御託はいいから繋げなさい』
決死の覚悟を蹴り飛ばして、その声音は俺の魔術回路の悲鳴をあっさりと打ち消してしまった。
赤い紋様が接続を求めた、それに応えたのは半ば強制的なもの。令呪を使われたのかと思ったほどに。
「ッ────────!」
満たせ、満たす、満たされる、魔術回路。
流れてくる魔力は無遠慮に魔術回路に上がり込み、勝利をもたらせと叫んでいる。きっと、あとでとんでもない利子を付けて返済を求めてくるんだ。本当に…。
『こんだけ魔力があっても差し違えるつもり?』
「ここ1番うっかり屋の君に、まさか手を差し伸べられるなんてね。……指示を聞こう、マスター」
『いい? 勝ちなさい、アーチャー。絶対に勝つの。原典ならともかくね、贋物勝負で負けたら承知しない。アンタが強いのは私が知ってるんだから』
脳内に響く激励だか叱咤だか脅迫めいた言葉に頬が緩む。卑怯だろ、こんなところまで来て尻を叩きやがって。
「へっ? おまっ嘘だろ!?」
本当だよ。
なんつータイミングで来てんだよ、遠坂。
一方的に切ったパスを一方的に繋げてくるところがお前らしいよ。
「
破棄だ破棄。
こんな贋物じゃ我がマスターは納得しない。
間髪入れずに投影し、完璧な模倣を以って偽物を…アーサー王を迎え撃つ‼︎
手を伸ばす。
前にではなく、後ろにでもない。空、地面も違う。
手が伸びるのは、何かを求めているから。
それは空想か、はたまた幻想か。答えは胸の内に。
「「
星が輝く夜空に向けて証明してみせる。偽物は、本物に勝るのだと。
あの銀色に輝く背中に向けて手を伸ばした。
「「
放たれるのは極光の光を知る者の雄叫び。
正規の使い手ではない者を脳から記憶まで焼き尽くす勝利の煌めき。手段は違う者たちが造り上げた偽り、その二対が再び衝突して。
「行け。ぶっ倒せ…!」
切り拓かれた未来へと向けて、五体満足の無銘の英霊が願いを託した。
▼
「
極光の光が放たれた直後に魔術回路を起動させる。
過ぎ去る一瞬後に決着をつけるため、魔術回路に叩き込んだのは勝利の剣に勝利するための剣。それは俺が知る限り一本しかない、薄汚れた魂の結晶。
手にしたのは一本の木刀。ただの木刀ではない。宝具と呼ぶには余りにもお粗末で、出典もデタラメ、投影した時からカレーの染みが着いているような穴だらけのもの。
坂田 銀時の相棒『星砕き 洞爺湖』だ。
あのデタラメな破壊は再現出来ていない。本来は備わっていないものらしく、ランクは幾つか落ちる程度のデタラメなものになっている。魔力消費はイリヤに任せているので問題ないのだが、この世界が洞爺湖を拒絶しているせいで長くは保てない。銀時の宝具は軒並みダメなのだろう、本当、嫌われすぎだぞ。
これじゃなくていいけど、これじゃなきゃ彼女と会話出来ないと思った。だから、こいつでケリを着ける。
「────────────」
眩い光を感じる。目蓋は開けない。肌で感じた、生存ギリギリの熱量まで落ちた瞬間に飛び出すために。
「行け。ぶっ倒せ…!」
その言葉が聞こえた時には、極光の残光煌めく世界へと飛び出していた。
多少の傷は
駆けている脚が軽い。握り締める木刀が暖かい。あの白世界を銀時と並走しているような気分だ。
「うおおっ────オオッ───!!」
「それ、はっ……貴様ッ!!!」
極光を抜けた先はアーサー王の頭上。勢いあまったようにみえるが、狙いは後ろの聖剣だ。
暴風は嘘のように止まっている。アーチャーの聖剣が暴風を吹き飛ばしてくれたんだ。コイツが再発しないように、星砕きを振り下ろした。
「バカな……!?」
偽りの聖剣が砕け散る。
アーサー王は驚きのあまり動きが止まった。
そりゃそうだ。偽物とはいえ、聖剣を模して造った仁鉄の刀だ。きっと英雄王の鎧にも傷をつけられる。それを砕くには、やはり星砕きしか出来ない。
嫌だったんだよ、こんな所に突き立つ聖剣が!
「一騎討ちだ、アーサー王」
「────受けて立つ」
真正面に立ち直って、改めて彼女の顔を見る。壮麗な顔立ちに生涯褪せないであろう黄金の髪、もっと話してみたい気持ちを抑えて、構えから踏み込んだ。
ボロボロの身体で駆け、距離を詰める。
踏みしめるこの一歩を待ち望んだ。
想いと想いが交差する。
土埃が刀の軌道を残し、背中合わせに立ち止まる両者は口元に笑みを浮かべた。
「信頼している訳でもなく、訓練を重ねたようにも見えない。貴様らはどうして共に戦える?」
「剣を握る理由がある」
「……?」
「金メッキなんかには負けないって話。俺たちは金よりも輝く銀色を取り戻しにきたんだ」
「…………その願いの果てに、望んだ結果があるとは限らない。手にした結末が残酷なものだったなら…」
これだけの会話でも分かることがある。彼女は恐れているんだ、仲間や民の未来、アーサー王伝説の結末を。
「やれる事をやる。今はそれしか思いつかないし、足踏みするような未来は考えなくていい。
その為のアイツで、その為に仲間がいる」
聖杯へと固執する理由は、きっとそこにある。
仁鉄の理解が及ばなかった。騎士としての仮面に抑えつけられたアーサー王は、死に際でその呪いが剥がれ落ちた。振り向いて、見た彼女の表情はとても悲しげで。
気の利いた言葉を探したけど思いつかないから、卑怯だけど未来の俺に託すことにした。
「考える時間は必要だよな。気が向いたらでいい、俺の家に来てくれ。聖杯はもう壊しちまったけど、飯を作って話を聞くくらいはする。
あと……その時にアヴァロンは返すから」
どう思っただろうか。失礼にあたるかもしれない。
でも、間違ってはいなかった。
「えぇ……きっと、また」
次に繋がる言葉に厳かに頷いた。
俺たちは光の手前でそれを聞き届けた。
坂田 銀時の尻拭いはこれでひと段落だ。
準備を整えて、正鬼のもとへ行こう。
祝100話!
読者の皆さま、ここまで読んでいただきありがとうございます!!
100話目にアーサー王の話を持ってこれたのは偶然ですが、1話目のアーサー王を連れ戻す話を出来てよかった!
今年中の完結目指して頑張ります!応援のほどよろしくお願い致します!
アーチャーとアーサー王の設定は完結後に纏めて出します。
次とその次の話はちょっと遅れます。