実況パワフルサッカー ~聖ライカ―学園 全国までの日々~   作:希望の光

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第1学年編(夏の大会編) 
第8話:地区大会~皆の実力~


~7月~

 

サッカー部は合宿を取り入れ二回行い、見事に成長していた。去年の夏なら部員は練習に付いていけなかっただろう。それだけのスタミナを付けたのである。...無論、一年生も同じで互いに刺激しあって成長している。それに負けじと2年生までもがぐんぐんと成長している。まさに理想的なチ―ムと言って良いだろう。ちなみにこのサッカー部の3年生部員は0人。そのハンデを無いようにするためにサッカー部は毎日必死に練習しているのだ。

 

 

 

 

 

 

 

鞍「皆、この暑い中よく頑張ってきたな。私達は3年生がいない。しかしそれを夏の大会で覆してやろうじゃないか!やれるな!小林!」

 

小「勿論です!ここまで必死に練習してきたんですから!」

 

サッカー部の練習は前の鞍馬からは想像もできないほどのレベルであった。当然ながら最初の方は夏の暑さもあってダウンする部員もまあまあ居た。しかし皆泉や花散院を意識していたのか毎日少しずつだがスタミナを付けていた。もう古豪ではない。この聖ライカ―学院は見事に復活したのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ア「お、松本君!久しぶりだね!」

 

松「一ヶ月前に会ったけどな♪」

 

ア「まあそれはおいといて...聖ライカ―学院がおそらくだが復活したよ。もうかなりのレベル...それこそ俺達の第位のな、いやもっと上かもしれないが。」

 

松「ああ、知っているぞ。この前見に行ったが去年からは考えられないレベルまで成長してたな。」

 

ア「だがね...この地区予選、おそらく唯一、聖ライカ―に食らい付いてくるレベルの学校がある。」

 

松「ほう、その高校は?...まさか⁉」

 

そんなんじゃ俺達の第と同じ組み合わせじゃないか...あの時勝てたのだってアルベルトがいなかったらどうなっていたことか...

 

ア「そう...パワフル高校さ。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

泉「ふぅ...次は走り込みグラウンド15周か...」

 

最初は皆泣き言言ってたのにな...

 

 

 

 

ユ「泉クン!行こうよ!」

 

泉「ああ」

 

 

 

 

ユ「最初は皆泣き言言ってたのにいつの間にか言わなくなったよね。凄い成長を感じてるよ!」

 

泉「まあそうなったから俺達ももっと練習しないと抜かされるぞ♪」

 

ユ「本当だよ...何てったって皆自主練習してんじゃん。あれは上手くなるのは当たり前でしょ」

 

そうなんだよな...急に皆自主練習始めてからスタミナも付いたもんな...7月の合宿の時なんて皆で自主練習してたし。

 

鞍(うちのチ―ムもようやく復活したな。やはり泉達のいった通りこっちの練習のほうが上手くなるかもな。そのスタミナを付けた訳だし。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

坂「違いますよ。ここで受け取ってパス...そうそう!その感じ!忘れないでくださいよ!」

 

炎(皆上手くなったよな...勿論聖ライカ―も成長しているんだろうが。...と言うか聖ライカ―学院はうちと違って3年生が居ないんだよな...それなのに全国レベル...なんて考えてる場合じゃねぇや。地区大会で必ず勝つためにも練習だ。)

 

パワフル高校も合宿を取り入れた。勿論、坂東監督の練習により、レベルアップした事は当然だろう。こちらのチ―ムは3年生もいる。おそらく聖ライカ―とは良い勝負になるだろう。そのくらい、こちらのチ―ムも練習してきたのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞍「じゃあ行くぞ!」

 

俺達は今から抽選会に行く。やはり相手の高校は気になるからだろうな。

 

矢「あああ、もうすぐ全国大会でやんすぅ緊張するでやんすぅ...」

 

確かに俺達一年生にとっては初の大会だ。スタメンはおそらくあの面子だろうな。ただうちは選手層が薄いからスタミナでカバーしないといけないが...おそらくそれはこの夏の練習を見る限り心配はないだろう。つまり、俺達が全国制覇する確率はまあまあ高いほうだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞍「ここだな」

 

抽選会場にはここの地区のチ―ムの選手がたくさん居た。...無論、パワフル高校もだ。

 

炎「よう、小林!あの時は負けたが俺達も成長したからな!今度は大会で戦おうぜ!」

 

小「ああ!だからそれまでは負けるなよ♪」

 

炎「当たり前だろ♪つ―かその後も勝つから♪」

 

小「言ってくれるねぇ...まあとにかくそれまではこちらも負けないから、お互いに頑張ろうな!」

 

炎「ああ!」

 

ここの地区のサッカーチームは全国の中でも真ん中辺りに位置するだろう。平均的だがやはりパワフル高校、聖ライカ―高校辺りは今年は注目されていた。...その理由は天才スカウトでもあるアルベルト光山が「この地区のパワフル高校、聖ライカ―高校を私としては注目している。お互いの高校とも去年からは想像もできないほど成長している。」と評したからである。

 

 

 

 

 

 

「聖ライカ―学院お願いします。」

 

この地区にはシ―ドはない。皆平等にしようと県のサッカー協会が決めたのである。

 

「良いところ引いてきてくれよ―」

 

「頼むよ小林―」

 

小「おう!任せとけ!」

 

 

 

「聖ライカ―学院...97番!」

 

おっ、俺達はあそこか

 

...やはりパワフル高校とは別の山か。やっぱパワフルとは決勝でやんねぇと面白くねぇしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鞍「明日からは地区大会だ!今まで練習した成果を試合で発揮しろ!前も言ったが私達の学校は3年生がいないがそんな事は関係ない!年の差など気にしないでいけ!」

 

「「「「「「はい!」」」」」」

 

 

チ―ムもまとまったよな..

 

小「よっしゃあ!今から練習じゃあああ!」

 

あの人こんな性格だっけ...?

 

「おう!」

 

「一年生も頑張ろうぜ!」

 

北「はい!優勝目指して練習します。」

 

今頃かよ...

 

藍「皆頑張って―!」

 

矢「ふぉぉ!頑張るでやんす―!!!!!!」

 

矢部坂くん...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなこんなで晴れて迎えた地区大会第一回戦。聖ライカ―学院Vs紋星(モンスタ―)高校

スタメンにはやはり例の六人もいた。

 

矢部坂くんはRMF

 

伊場野はCB

 

吉川はDMF

 

北野はCF

 

ユウはLMF

 

俺はSTだった。

 

ユ「LMFか...あまりやったことないけど大丈夫かな...」

 

泉「まあ問題ねぇって。お前は飲み込みも早いし大丈夫だろ♪」

 

ユ「まあ頑張ってみるよ♪ありがとう」

 

皆それぞれのポジションの役割を理解してるだろうしな。 

 

北「よ―しバシバシ決めて行きますよ―!」

 

藍「皆今日は暑いからあまり無理はしないでね」

 

伊「おう!」

 

吉「初戦だし私も気合い入れて行くわよ!」

 

 

うん。この勢いなら負けることはまず無いだろうな...まあ油断はダメだけど。

 

泉「矢部坂くんも頑張ろうぜ!」

 

矢「そうでやんす!頑張るでやんす!」

 

ア「やあ、君達。」

 

泉「あなたはアルベルトさん!見に来てくれたんですね!」

 

ア「当然だ 聖ライカ―学院には目をつけているからね。」

 

矢「本当でやんすか⁉オイラもうやる気Maxでやんす!」

 

ア「ははは いいぞ青年達!頑張りたまえ!」

 

 

 

 

 

 

 

鞍「よし!皆今までの練習を思い出してみろ!」

 

矢「.....地獄だったでやんす...」

 

鞍「はははそれだけの練習をお前達はこなして来たんだ。今日はその見せ場。全力を尽くせば良いんだ。それだけで良い。」

 

まあそうだよな。ここまで練習したんだし後は成果を発揮するだけだしな...

 

「それでは両高校はグラウンドに集合してください。」

 

「おい!来るぞ!」

 

「来た来た。」

 

キャ―!

ワ―!

 

うん、スタジアムはうるさいな。これは中学から変わんねぇな。

 

 

「はい、それでは先攻後攻はコインで決めるよ。」

 

小「じゃあ表で。」

 

「じゃあ僕達は裏で。」

 

ピン!

 

「はい、じゃあ表だから聖ライカ―学院からね。」

 

小「お前ら、先攻だぞ!」

 

よし!先攻か!やっぱ最初が肝心だしありがたいぜ。

 

 

 

ピ―!~前半開始~

 

 

最初は北野が俺にパスをして試合が始まった。

 

泉「よし!北野上がれ!」

 

北「オッケー!」

 

泉「パスだ!」トン!

 

北「無回転シュート!」バン!

 

キュルキュルキュル バス!

 

北「やった―!」

 

 

実「決まった―!前半4分。聖ライカ―学院、いきなり先制です。」

 

解「素晴らしい無回転シュートですね!これは止められるキ―パは少ないでしょうね。」

 

よしよし。先制したぞ。

 

「良いぞ―北野―!」

 

「どんどん攻めてけ―!」

 

観客席からもこんな声が聞こえてきた。

練習試合の時といい今回の試合といい凄い盛り上がりだよな。

まさかいきなり決まるとはな...この調子で攻めて行きますか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピ―!~前半終了~

 

実「前半終了てす!現在、聖ライカ―学院、泉のハットトリックや北野の先制ゴ―ルもありまして4―0でリ―ドしております。」

 

小「凄いな、泉。ハットトリックなんて難しいのによ。」

 

矢「本当でやんす!」

 

北「ワタシも凄いと思いますよ。うん。」

 

吉「凄いよね!ディフェンスも凄い上手かったし中学からも格段に成長しているよ!」

 

そりゃあんな合宿やったら嫌でも成長するだろ。

 

泉「ディフェンス陣も頼むぜ!」

 

ユ伊「おう!任しときな。」

 

泉「藍原もあまり無理はするなよ。」

 

藍「それはこっちのセリフよ...頑張って!」

 

 

小「じゃあ行くぞ!」

 

「「「「「「「「おう!」」」」」」」」

 

鞍「守りきろうなんて考えるなよ!どんどん点を取ってけ!」

 

「「「「「「「「はい!」」」」」」」」

 

 

気がつけばこの試合、聖ライカ―は押せ押せム―ドだった。小林のハットトリック。北野のハットトリック。

などなど、たくさんの得点やディフェンス陣のディフェンスも成長していて皆も自分自身の成長に驚いていた。とても3年生がいない高校には思えないほど聖ライカ―は強かった。

 

鞍「皆。とても良い試合だった。それぞれの役割を互いに理解していたしな。」

 

俺もそう思うぜ。ディフェンス陣が守ってボ―ルを取り、ミッドフィルダーにパスをしてシュート、又はオフェンス陣にパスをしてからのシュートなどなど、基本だがそれが出来ないとまず勝てねぇからな。

 

あ―ワクワクが止まんねぇ。これからこのチ―ムで戦えるなんてスゲェ嬉しいぜ。

 

このチ―ムできっと...いや、必ず全国制覇してやる!

 

 

 

 

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