第14問 次の二人の会話文を読み、カッコ内に入る英語を書き入れなさい。
問:A:「()!」
B:「The What's the matter of a sudden?」
A:「It 's the 24th, I will celebrate together today.」
B:「That's it!」
姫路「Merry Christmas」
教師のコメント:正解です。良いクリスマスを。
須川「Kill the night」
教師のコメント:Aさんが言っていると思うとすごく恐ろしいです。
土屋「KOROSU」
教師のコメント:誤魔化しても不正解です。
吉井「殺す」
教師のコメント:問答無用でバツです。
博麗「Give me RICE」
教師のコメント:先生があとでケーキを買ってきますので一緒に食べましょう。
八雲「Do not move out there and kill it moves」
教師のコメント:すみませんでした。
「お邪魔するわね」
私はとんでもない人違いをしてしまい物凄い勢いで顔が真っ赤っ赤に染まる。
恥ずかしさのあまり私はその場から隠れるために逃げ出してしまう。
去り際に女性の声が後ろからするけど、私はとにかく走り去った。
『フフーフ! やっと私の出番がやって来ましたァァーッ! 全国少数のこの小説のファンの皆さん! いつもありがとうございまーす!!』
『……何言ってるのよ』
『だってやっと私にセリフと出番がやってきたのですよ! 精一杯アピールしないと!』
『あっそ。しかしさっきの子は誰だったのかしら……まぁいっか。行くわよ』
『はーい!』
私はふと足の痛みで我を取り戻した。 やはりまだ無理はできないのですね、そんなに走っていないのに捻挫はすぐに悲鳴を上げる。
「……さっきの方々は誰だったのでしょうか」
私は廊下で少し休憩をとる。 その間に一旦頭の中を整理することにした。
相手の方は抱きついた時にふくよかな胸の感触がした。
声色からして、女性であることは確かなようだ。
では、あの服装はどうでしょう。 相手の女性は赤と白の服を着ていた。
形は……そういえば普通の服装ではないことにここで気付く。
明久君が着ていたのは巫女で使う巫女装束だった。 そしてさっきの人もそうでした。
そして、私の中で一つの答えが出る。
「……博麗の巫女?」
「何?」
「きゃあっ!」
私のいつの間にか先ほどの来客がここまで上がっていたことに気づかず、私は不意に声をかけられ驚いてしまう。
「あイタッ」
同時に無理して玄関までドタバタ走っていたこともあり、捻挫に衝撃を加えてしまったことにより痛みがひどくなっている。
そして私が驚いた拍子に捻挫に再び力が加わってしまった。
「ご、ごめんなさい。どこか怪我してるの?」
「い、いえ……私は大丈夫です。今広間に案内を……」
今私の目の前にいる博麗の巫女と思われる女性は心配そうに手を差し伸べる。
けど、私はそれを拒み自力で立ち上がろうとする。
「ダメです! その場で安静していなさい!」
「ッ!?」
今度は声には出さなかったけれど、またもや不意の大声によりビクっとなってしまう。
「こら、何驚かしてるのよ」
「違います! あなた足を痛めているのでしょう!?無理は禁物です!」
必死に立ち上がろうとする私に喝を入れる謎の女性。
赤と白の巫女の格好をしたこの方とは別の色をしている。
同じ巫女装束に見えるが、よく見ると脇を露出させていない。
あれ、ではなぜこの博麗の巫女は脇を出しているのでしょうか、寒くないのかな?
「あ、あの、博麗の巫女ですよね?」
「そうよ、私は博麗 霊夢、霊夢でいいわ」
私はここで断るのも相手に不快感を与えてしまうかもしれないのでそのとおりにすることにした。
「そ、そうですか? では、失礼ですが霊夢さん、なぜ脇を出しているのですか?」
「これが巫女の常識なのよ」
「霊夢さん! 嘘はよくありません!」
霊夢さんの隣ではよく似た巫女服を着た女性が怒っていた。
「もう、五月蝿いわね」
しかし、相手の言葉に耳を貸すつもりはないようで軽く受け流している。
「私も嘘はいけないと思います……」
「別に嘘じゃないわよ。後からコイツが私に逆らう形でこんな格好してるのが悪いのよ」
「幻想郷は少し常識を失っているように思えます! なので、私はこの世の秩序を保つべくこうして巫女服は――」
「さっきから騒がしいけど、どうかした?」
もう一人の巫女さんの言葉をかき消すように襖を開けて美波ちゃんがこちらを覗き込んだ。
そして、私の様子を確認すると表情を強ばらせ慌ててこっちに向かってくる。
「瑞希!!アンタ足!」
気がつくと私の足は当初の頃より腫れ上がっていた。
「だ、大丈夫です……私、一人で立てま――」
「土屋! 木下! ちょっと来て!!大至急よ!」
美波ちゃんは広間の方に声を張り上げ木下君たちを呼ぶ。
「すみませんが、少しお待ちください」
急な事態に動揺している霊夢さんは美波ちゃんの言葉に「あ、うん」と頷いているだけだった。
「その必要はありません」
しかし、隣にいた巫女さんはそれに否定するように割り込む。
「誰だか知らないけどこっちは友達が大変なことになってるの! ちょっとだけ待っててもらえる?」
「その捻挫、私が治しましょう」
「………え?」
その巫女さんは真剣な面持ちで美波ちゃんにそう答えると袖に隠してあった御札を取り出す。
「あんた、医者でもないのに治せるの?」
霊夢さんはそんな巫女さんの様子にどこか不安があるのか不信に思う。
「まぁ霊夢さんはそこでこの
そう言い終えるとその巫女さんは御札を三枚ほど私の捻挫の足元に貼り付けるようにくっつきさせる。
そして、その巫女さんは御札とは違う一枚のカードのような物を使った。
「うん、これくらいなら二言くらいでいいでしょう。では今から呪文を詠唱しますのでそこを動かないで下さい」
「分かりました」
怪我を科学的にではなく魔術のようなもので治そうとする姿に私は流石巫女さんと感心させられた。
そんな私とは対照的な顔で美波ちゃんは未だ心配そうにこちらを見続ける。
「それでは、行きます。――――。」
「「…………え?」」
青と白の色をした巫女さんは、ぶつぶつと唱えると御札が光り、消えた。
そしてそこには捻挫の痛々しい跡も何に一つ残さずに綺麗さっぱりと治った私の足があった。
美波ちゃんと私は同時にそれを見て声を被らせる。
「ふっふーん! 見ましたか? これが『奇跡』デース!」
「よくやったわね早苗、褒めてつかわす」
「わーい! 霊夢さんに褒められ「調子に乗るなよ?」ごめんなさい謝りますなぜだかわかりませんが」
私たちを置いて近くでは巫女の二人が騒いでいた。
そして、木下君たちが慌ててこちらに到着した頃にはもう事は終わっていた。
当初私を運ぶ予定だった二人は霊夢さんと東風谷さんと名乗る巫女さんを広間に案内して帰った。
霊夢さんは幻想郷を統一させる存在だと八意さんは言っていた、なら、あのもう一人の巫女は一体何者……?
――――☆――――☆――――☆
「……お前、本気で言っているのか?」
僕は耳を疑ってしまうほどの衝撃的な発言に身が固まって動けなくなる。
そんな僕をニコっと見る八雲さんは裏が読めない表情をしていた。
「ついさっき命令されたのよ。でも、面白そうかなって引き受けることにしたわ」
「そういうのは僕たちと相談するんじゃないの?」
「いえ、実は私も興味はあったのよ、あなたたちの『戦争』についてね……」
以前と笑顔を見せ続けるこの人は、巫山戯ているようにも見えるが……今の僕には判断がしかねない。
「ど、どうするの雄二」
「決まってるだろ、仮にも八雲は俺たちをこんな辺境の地に連れてきたやつだ」
この口ぶりからすると雄二はどうやら八雲さんの提案を受けるつもりだ。
でも、それが岡崎たちとなんの関係があるのだろう、僕には同士打ちさせているようにしか見えないのだけど。
気になった僕は小さな声で問いてみた。
「ねぇ雄二、これって相手の罠なんだよね? さっき八雲さんは岡崎と」
「だろうな」
「だったら同士打ちって可能性もある。何か裏があるようにも」
「なあ明久」
突然雄二は声の音量を普通に戻す。 ちょ、ちょっと、小声で話してたのに八雲さんがこっちに気づいたじゃないか!
「あら、もう作戦会議かしら?」
「ちょっと待ってな、返事は変えないから心配するな」
「雄二、あまりにも無謀だよ。さっきも言ったけどこれって不味いよ」
相手はどんな力を持っているのかわからない未知の相手だよ、それなのにこんな無駄なことをして時間がもったいない。
テストの点数もこれ以上下げるといくら僕でも生存させることが難しくなる。
雄二は一体何を考えているんだ……?
「明久、心配するな。向こうだって期間くらいくれるよな?」
「え? そうなの?」
僕は素っ頓狂な顔をしながら八雲さんの方を振り向くと首を縦に振った。
「いくらでも、と言いたいところだけどそうね……一ヶ月が限界かしら」
「十分だ」
雄二は腕を組み下僕を見下ろすような外道そうな顔を浮かべている。
今からでもやってやる、余裕で俺たちが勝つとその態度から読み取れた。
「まったく、雄二の言うとおりにするよ」
「それでこそ俺の駒だ」
「ははっ、その言い方、雄二らしいよ」
魔法の森で初めて四人で潜り込んだ時は少し本調子じゃないと思っていたが今のこの男からはそんな不安を吹き飛ばしてくれる。
風見戦の時の雄二も僕は酷いことされたけど、自棄を起こしているようにも見えた。
僕もその期待に応えられるように頑張りますか。 雄二がこうしている間が一番安心できる。
「詳しいことは今頃寺子屋に居るからその子に聞いてちょうだい」
「おう」
雄二はそう一言八雲さんに返事すると「覚悟しておけ」と捨て台詞を残す。
といっても、この空間内にいる以上どうやって帰るかわからないからな……そもそも、どうやってこんなところに来れたのか。
八雲さんについては結局何も分からないまま一時幕を下ろされることに。
しかし、最後に八雲さんは僕に一言こう言い残した。
「観察処分者さん、あなたはまだ寺子屋に帰るべきではないわ」
「………え?」
「そうだな、行ってくるといい。俺はやるべきことは果たしたから十分だ」
二人ともなんのことを言っているのか理解出来なかった。
まだ寺子屋に帰るべきじゃない? やっと姫路さんたちと合流できるかと思ったのに。
久保君や清水さんと早く見つけて僕たちと行動を共にしてもらおう。 工藤さんだってもうすぐ寺子屋に集まるんだし、ここの用件が済んでもやることは頭が遠くなるほどあるというのに。
「フラワーマスター、彼女と決着を付けなくていいの?」
僕は八雲さんから出た発言に聞き覚えがあった。
フラワーマスター、つまり花の主人。 花といえば僕たちがここに連れてこられる前にいた太陽の畑を連想させられる。
そして、なぜ僕がそんなところにいたのか、それは姫路さんたちの悲鳴を聞いたからだ。
急いで向かった僕たちは今にも殺されてしまいそうな彼女たちを目にして、そこからただ『風見を倒す』ことしか考えてなかった。
「風見幽香、そうだ、僕たちはまだアイツに――」
「まだ戦闘意欲が消えていないのね……大事な人が傷つけられたのはわかるけど、よく思い出して、そして考えてみて、彼女の特徴を」
僕は無意識に拳を強く握り今にも飛び出しそうになっているのを八雲さんは察して止めようとした。
彼女の言うとおりだ、僕は姫路さんたちを守るため、そして姫路さんたちに謝らせようと弾幕勝負を挑んだ。
しかし、結果的に僕たちはこの拳で三発ほど殴っただけだ、まだ彼女の言葉から謝罪の言葉を聞いていない。
だから、これから僕は再び太陽の畑に向かうつもりだ、でも八雲さんの言葉の意味は一体何を意味している?
「幽香も花を愛し、花に尽くし、花を愛娘のように育てていた。それも一本ではなく何万本も、どれも大切な――」
「――家族」
「そうだ」
そういうことか、僕は何を今まで殺気立って、バカの一つ覚えのように謝罪謝罪って繰り返していたんだ……。
謝るのは僕の方じゃないか! 風見の立場になってみろ、僕は大事な人を殺された上に勝手な見解で更に追い打ちをかけることに。
そんなの、外道なのは僕の方じゃないか。
雄二の言動もこうしてみると納得が行く。 最後に雄二が殴ったあの一発のあと、雄二は『逃』と言った。
あれは『もう十分だ、俺たちは逃げるぞ』という意味だったのか。
「……雄二」
「俺は行かねえぞ、俺はアイツを許したわけじゃない。だが、思い出せ、アイツも俺たちと同じ『被害者の一人』だ」
そう、全て繋がっていたんだ。
僕が人里で妖怪に襲われたのも、不自然に破られた本の一ページ、そして風見幽香との戦闘。
そうだとすれば僕は再び戻なければならない。
真実を知るために、そして、
『決着』をつけるために、太陽の畑へ!!
「八雲さんありがとう、ごめん、もう一回僕をあの場所へ帰してくれないかな」
「ええ、いいわよ。片道十万ベリーね」
「ローンで払うよ、一生をかけてでも」
「ふふ、冗談よ。帰りもタダで用意するから雑念は捨てて行きなさい」
「うん、ありがとう。あ、雄二、姫路さんたちには」
「分かってる、適当に言っておくからそっちはさっさと済ませろよ」
僕たちは一旦互いに目的地を変えバラバラになる。
けれど、すぐにまた会える、僕はこの一件が済めば飛んで寺子屋に帰りたいくらいに足を飛ばすつもりだ。
雄二も、僕のことをあまり心配していないように思える、早速僕は期待されているみたいで辛いね。
「それでは神童さんは寺子屋へ、観察処分者さんは太陽の畑に送りますわね」
「「うん(おう)!!」」
八雲さんはお馴染みのスキマを使い僕たちを別々に送り込んでくれた。
この空間からおさらばと思うと少し気が楽になる。 僕のような人間はどうもあの不気味なところは苦手だ。
しかし流石スキマってやつだね、もう太陽の畑だ。
僕が最後に見た景色、そのままだった。 そして目の前には、
「あら、アナタは自殺志願者さん、お久しぶりね」
風見
――――☆――――☆――――☆
『紫、アタシの許可無しにそんな勝手なことは許さないよ』
『ごめんなさいね、学園長さん』
『全く、普段のアンタならもうちょいマシな思考ができると思うんだけどねえ……結界の方はアタシも見てやるから、ちゃんと調整しておくんだよ』
『ええ、あの子たちのような悲しい思いはもうさせないわ』
『それならいいんだが……今回の誘い出も岡崎たちの狙いなんだろ? 素直に楽しめるとは思えないんだが』
『その点ならご安心下さい。遊びは遊び。弾幕ごっこみたいなものですわ』
『そっちの世界の遊びとうちのシステムを遊びを一緒にしないでくれ。レベルが違うさね』
『そうかしら、こちらは
『アタシは遊びでやってもらっちゃ困るんだけどね、あのガキんちょ共の所為ですっかり概念がおかしくなっちまったのさ』
『でも、対して怪訝な顔をしているわけでもないように見えますが……』
『ふん、まぁせいぜい頑張りな、そう白星が取れると思ったら大間違いさね』
『ええ勿論。だってこれは
メリークリスマスデース!
今日は24日ですね、折角なのでクリスマスネタを僅かながら入れさせていただきました。
今年はアルバイトでクリスマスを過ごしそうです、しかも初日、初めてのバイトですよ(怖い怖い
ホントはもう少し書きたかったのですがね、間に合わなかったです(汗
それでは、よいクリスマスを。