ダンジョンで盗みを働こうとするのは間違っているだろうか? 作:ザワールド
チュンチュン♪
[うーん…]
(何故か動きを封じられピクリとも動けない)
なんだどうしたんだ!と焦りながらも
よく周りを見回してみると両腕両足には鎖があり
動けないでいた、が不思議とちょっと動かすと鎖がフニャリと曲がり
戻すともとの位置に戻り鎖が原型に戻る。
警戒していたが、現実味がおかしいのに気付き
なんだこれと思っていると、
[ヒ…ろ~]
と声が聞こえたようなような
[ヒイ…きろー]
いあ、呼ばれ
[ヒイロ起きろ~!]
ドパーンと顔に枕が飛んできた
!?!?!?
飛んできたと思ったら乗っかっている
イズノメ様が枕をヒイロに叩いていた。
[イズノメ様・・・おはようございます…けど痛いです]
[ヒイロおはよう全然起きないんだもん]
ん~…ん?
よっぽど疲れてたのか、爆睡をしていた。
しかし背中の辺りが妙に柔らかい、いあ、後ろ全体が
確か床で寝てたような、よく見てみると、ベッドで寝ていた。
[イズノメ昨日はヒイロ床で寝てたよね?]
[一人で寝てたら寂しいよ~]
[~…]
[子どもと一緒に寝たいしね~♪]
(女神と言うのはこういうものなのかな?)
実際は違うのだが、
寝ぼけてるせいか、そういうもんだと納得する。
[さ~てと~今日は待ちに待ったファミリアの契約だ~!]
そうだったあれこれと忙しくて頭から抜けていた。
[さあ~、そこでうつ伏せになって待っててくれれば良いよ~♪]
と言われるままにうつ伏せになりイズノメ様は馬乗りになる
ヒエログリフ神聖文字
神独特の文字である
それを刻むことによって神との主従関係ができるのだ。
イズノメ様はイコル神の血でヒイロの背中にヒエログリフを書き写す
ヒイロ
【ヒイロ】
Lv.1
力:I 0 耐久:I 0 器用:I 0 敏捷:I 0 魔力:I 0
《魔法》
【 】
《スキル》
【シーフ】
・対人、モンスターに効果
・危険察知、罠解除、物を盗む
【幸運】
・運上昇
イズノメside
朝起きるとヒイロが床で寝ていた、神様優先にベットに寝かしてくれたのだろう。
可哀想と思いベッドに動かそうとすると、ヒョイっと持ち上がってしまった!
軽い…別にイズノメが力持ちだって訳でもない。
ただヒイロが軽いのだ。
確かに見た目はひょろっとしているが、ここまで軽いなんて…
長引く路地裏生活が成長を阻害してきたのだとわかると、
どうにも気持ちがモヤモヤとしてきて、いたたまれなくなる。
女神として慈悲対象もふくまれているが、
最初の眷属として心の支えになろう、愛してもいる。
ずっと抱き締めて女神でも折れそうな華奢な身体を労る。
ヒイロがもぞもぞと動くのでちょっと恥ずかしくなり、
起こすことに決めた。
そしてステイタス更新をしたらシーフのスキルを見ると
ある程度の事は分かった。
そうやって生きてきた、ヒイロの今までの人生。
幸運はレアスキルだが抽象的過ぎて女神でもわからない。
1つ分かったのはイズノメ自身、盗むと言うのは良くないという善神であること
炉の神であるため、家族を守るという位置にいる。
アルカナムを使い調整と言うのも出来るが下界では禁止されている。
どうしようかと悩んでいると、ふと思い出した。
イズノメsideout
ヒイロはいつ更新が終わるのか、分からなく結構時間がかかるのかなと
イズノメ様に聞こうかと思ったら、
[ヒイロそう言えばメイラから預かっているのあるよ~]
と小さな指輪、黒ずんでいるため、綺麗とは言い難い。
がヒイロはとても綺麗だと感じた。
早速指にはめて、
[もうちょいで更新終わるからね~まだまってね~]
[イズノメ様分かったよ]
スラスラと書いていきヒイロに手渡す。
【ヒイロ】
Lv.1
力:I 0 耐久:I 0 器用:I 0 敏捷:I 0 魔力:I 0
《魔法》
【 】
《スキル》
【幸運】
・運上昇
[神様最初はこんなもんなんですね]
[最初は皆そんなもんだよ~種族によって色々差はあるけど]
[分かりましたイズノメ様一緒に頑張って行きましょう!]
「うん一緒に頑張って行こう!」
実際は
【ヒイロ】
Lv.1
力:I 0 耐久:I 0 器用:I 0 敏捷:I 0 魔力:I 0
《魔法》
【 】
《スキル》
【シーフ】
・対人に対して逆幸運高補正、モンスターに効果
・危険察知、罠解除、物を盗む
【幸運】
・運上昇
メイラありがとう・・・最後までヒイロの事守ってあげて、女神も頑張って護るから。
主人公のステイタスです。
ベル君ほど強力なスキルはありませんね…。