ダンジョンで盗みを働こうとするのは間違っているだろうか? 作:ザワールド
ガチャ
ドアが開き片眼を眼帯した燃えるような髪をした人が
「失礼私は鍛治の女神へファイストスよ」
神だった…
今自分は事務室と言われる場所で待つこと数分
「貴方ね未然に盗難を防いでくれたのは」
『え、あ』
本当は防いだと言うよりも取ろうとしたら
それが窃盗の物だったという、偶然な事が起こり事務所に案内されて今に至る。
「そうですよヘファイストス様」
「ヴェルフあなたもその時に居たのね」
「ああ、俺のぴょん吉をもっと客に見えるようにしろと言ってた時だったが」
「そのネーミングセ・・・いえそれよりもヒイロだったわね」
神様でも言いたくなるセンスか・・・名前がヴェルフね覚えとこう
「はいヒイロです」
「改めて盗難防止してくれてありがとう。
物はそう高くはないけど鍛冶師が一生懸命頑張って作ったものだからホント助かったの」
・・・うわーなんかグサッとくるよ
「なんだろうと思って手を出したら」
まあ嘘は言ってないホントなんでかっていくら位だろうと思ってたから
ガチャ
「おーいヘファイストスまだかい?」
黒髪で青い眼をした貧乏人?
服は1枚で裸足だ
「こらヘスティア、ノックしなさい」
「ごめ〜んヘファイストス次から気を付けるよ〜」
「もうグダグダしてないで、眷属を増やしたらどう」
「ウ〜ン・・・あ、そこの君名前なんて言うんだい?」
「ヒイロですもう眷属になっています」
自己紹介何回やれば気が済むんだ〜・・・
「へ、もう何言われるかわかっちゃたんだ〜・・・まさかロキじゃないよね?」
そりゃ…流れで…
「いえ、イズノメ様です」
「「は?」」
「そんな神居たかな〜」
「名前からしてタケミカヅチあたりなら知ってるんじゃ」
・・・イズノメ様マイナーな神様なんですね
「それよりも本題に入るよ」
「ヒイロ盗難防止してくれてこちらは、
それでありがとうで終わらせる気はないの、
見た所武器も防具も装備が貧弱て言うか防具つけてないよね」
「はい」
「タダでってわけにも行かないけど何か希望があったら言ってみて頂戴、力になるわ」
「じゃあ防具から希望言います。」
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カーンカーンカーン
「よし防具の調整終わり」
着てみると体に馴染むライトアーマーだ。
希望はと言うと性能が良いのは当たり前だけど値段が高すぎるし、
付けたところで追い剥ぎにあったら取られてしまう。
練習用の防具とか倉庫に埋もれてそうな物を希望したら、直ぐ持ってきてもらった。
武器も似た感じでニードルラビットの角で精製された練習用の武器。
どちらもタダで貰ったので、これからの生活には支障は無いからちょっと安心したヒイロだった。
さて色々あったけどダンジョン初挑戦だ。稼がないと・・・
その頃イズノメは、「オバチャンこれ美味いもっと持ってきて!
モグモグオカワリたりないよ〜!
海老フライ定食2人前追加ー!こっちのおわん空っぽ!
コップ中身も何も無いよ〜!それで・・・!」