ダンジョンで盗みを働こうとするのは間違っているだろうか? 作:ザワールド
ヒイロ達はガラガラと馬車を走らせ普通に旅人が通る街道を走り抜けていた。
オラリオまでもう少しだ。
[ふあああー]
とイズノメが伸びをしつつも豊かな乳房をぶるぶるさせている。
ついっとヒイロが目を反らすと
イズノメはニヤニヤしながら、身体を密着させてくる
今御者が座るところに3人ギリギリで4人座れるだろうが、
大人という基準なので子供の3人は、少しだけだがゆとりはある
イズノメはメイラの頭を膝枕にしヒイロは他の身体の部分を抱えていた。
昨日は柔らかかった所が固くなっていた、もちろん下ネタではなく
死後硬直のせいだとイズノメから聞いた。
[んふふ、僕の胸ばかり見てどうしたんだい?♪]
視線に気が付いたのだろう、というか知っててやっていたに違いない!
[…どうしても目がいっちゃうんですよ]
と言い訳なのかどうかも分からないが
イヅノメは納得した、という感じで頷いた。
[男の子はそういうもんだよね、まあメイラちゃんがいるしここまでにしとく(笑)]
と顔を他のところにむけていたが、身体は密着状態だ
あの後眷属になります宣言をしてから、一緒にオラリオに向かうことになった。
イズノメの宿泊代を肩代わりし迷惑料もお詫びとして支払った。
超貧乏なのにと思う人もいるかもだが、馬車には金庫や御者、旦那のお金まで置いてあった
まだ数えてないが、数ヶ月は贅沢をしなければ行けそうな感じである。
それを使い宿屋代を支払い宿屋の女将さんにお弁当を作って貰った。
今回ばかりは運が良かったと思った、貯金ZERO神様とこれまた貯金ZEROヒイロ
まさに零細ファミリア誕生?
ゴブリンに勝ったと言うのは凄いが、先立つ物がないと
なにもできない…と言うのは改めて思い知った。
その後はオラリオについてから眷属になることになったが、
イズノメは馬車に乗ってからは凄い上機嫌だった。
いあ、支払いをしたときから顔からこれでもかって言うくらい笑顔だったが
ヒイロありがとう!と抱きつかれて倒された…
いくら神様とは言え女に倒される何て男として…ナニかショックした瞬間だった
[どいて―どいて!]と叫んでも
フングーフングー!と意味の分からない言葉として
イズノメの胸の谷間に向かって放たれた
男として嬉しいのだが、いかんせん顔が埋もれて呼吸が出来なくなってくる…
いあ、メイラがいるのに…と思っているが、所詮は男だ反応がない訳じゃない…
笑われながら女将さんに救出してもらい、
どうにか空気を吸い込むことが出来た!
…イズノメ様あなた聖なる神様ですよね?窒息させてどうするんですか?!
ジと目でイズノメを見ているとごめんなさいと手を合わせて上目遣いで言ってきた。
ヒイロは、あ~もういいですよ…とガクッと肩を落とした
[ふんふーんふふーん♪☆≡(>。<)くしゅん]
馬車で街道にむかい隣では鼻歌を鳴らすイズノメ
可愛くくしゃみをしている
なぜ直ぐに眷属になれないのかと聞いたが今直ぐにはやらない方がいいと言ってきた。
他の地方で眷属にした場合は色々な手続きが必要であり
はっきり言うと、ギルドの人達もやりたくないたくさんの書類審査をしなければならない。
その位大変な作業である。
ギルドの方針の中には従業員がやりたくないという意味合いも含まれている。
丸一日かける事もあるそうだ。
その間はずっと質問責めらしい
女将さんから地図を預かり人通りが多い街道に出て今の状態に至る
身体を密着させられて、オラリオの正門まで悶々とさせられ続けた。
嬉しいと思う半面メイラには悪いなと思う。
それまでの道中にゴブリン等野生のモンスターには出会わなかった。