最悪だな…月曜が来てしまった。俺は今日からここの市立見滝原中学という学校にいかなきゃいけない。まず受験生だっていうのに転校とかいう時点でありえないだろ、しかも瑠璃花は行方不明ってことになってるから母さんは向こうに残るとか言ってるから今ここに住んでるのは父さんと俺だけだし、自分で飯作って、洗濯するのもめんどくせえ。あぁ、なんかすべてがめんどくさくなって来たな。とか考えてるうちに教室の前まで来てしまった…。先生は呼ぶからそれまで待ってろっていうし、自己紹介はなんてしよう人前に立つといつものアレが発動しちゃうんだよな…。
先生「みんなに転入生の紹介だ。入っておいで。」
やっぱり…人前に立つと血が騒ぐぜ…
先生「今日から転入してくる。黒柳藍与君だ。」
藍与「そう、俺の名は黒柳藍与…しかし、この名はこの世界で通している仮の名前にすぎない。俺の真の名は
マミ「く、黒柳さん?」
藍与「え、あ。マミ。」
テンニュウセイトトモエサンッテシリアイダッタノカ テイウカナンダアノテンニュウセイチュウニビョウナノカ?
先生「巴。お前知り合いだったのか。」
マミ「知り合いといっても金曜に出会ったばかりですけど…。」
先生「まあ、全く知らないより話しやすいだろ。黒柳が困ってたら助けてやってくれ。」
マミ「え、ハイ…。」
藍与 「嫌そうだな…。」
マミ「あ、いやそんなわけないじゃない。」
藍与「先生なぜか彼女、ちょっと問うただけであんなに必死ですよ。」
先生「まあ、あんまりいじめるなよ。」
藍与「でも、この年頃の女性が異性の世話なんて焼きたがりますかね。」
マミ「わ、私はいいわよ。」
藍与「あんなに積極的という事は、先生。彼女、ひょっとして僕に気があるんじゃ…」
先生「いや、無いと思う。」
先生(なんか面倒な奴が来たな…)
と、まあこんな感じで俺は自己紹介を終えた。今の自己紹介は本当に自己紹介と言っていいのだろうか、そんなことはどうでもいいか。とりあえずこのクラスにはマミがいることを確認。俺が学校に来る目的第一ができたな。しかも、なんかちらちら見てきてる、マジで俺に気があるのか?…そんなわけないか。今日の授業は…げっ体育かよ。しかも陸上競技だと?ふざけんなよ…。
マミ「黒柳さん。すごいじゃない!走り高跳び155cmなんて!」
藍与「俺に一体何があったんだ…。」
マミ「これなら、黒柳さん。運動部とか体育祭のときにも引っ張りだこなんじゃない?」
藍与「妬いてるの?」
マミ「なんですぐそういう方向にもっていこうとするの!」
自分でも考えたことなかったな、なんでなんだろ。
藍与「それはだな…邪龍を封印するときに…。」
マミ「そういう設定なのね…。」
藍与「設定とか言わないで!」
マミ「私はあまり設定とか考えてないけど、技名とかを考えるのは楽しいわよね。」
藍与「…え?」
マミ「あなたは技名とか考えてるのかしら?」
藍与「
マミ「かっこいいじゃない。」
藍与「ちなみにクシフォースってのはギリシャ語で剣って意味のクシフォスから来てるんだ。アダマスってのはラテン語でダイアモンド。」
マミ「もしかして、ほとんどの技名にアダマスがついてるのかしら?」
藍与「…よくわっかたな。」
マミ「自己紹介の時の名前にもアダマスが入ってたなぁ。と思ってね。」
なかなか鋭いな、マミ。
マミ「そうそう、昼休み鹿目さんたちとおひるごはんを一緒に食べようってことになってるんだけど黒柳さんもこない?」
藍与「いいのかよ…。」
マミ「みんなあなたがこの学校に転入してきたって知らないと思うから自己紹介にもいいんじゃないかしら?」
そして、昼休み。マミにここで待ってろと言われて屋上にでる扉の前で待たされている。
まどか「あ、マミさん!」
マミ「みんなもう来てたのね。待たせちゃったかしら。」
さやか「そんなことないですよ。そういや、マミさん三年生に転校生が来たって話を聞きましたよ!どんな人なんですか?」
ほむら「あら、こんな時に転校だなんて珍しいわね。」
さやか「あんたが言うのかよ。」
マミ「それじゃあ、来てもらおうかしら。来てくれるぅ?」
お呼ばれがかかったな、少女の集団で一人男がいるとか事案だろ…
さやか「え、男子?」
ほむら「彼は、黒柳藍与?」
藍与「俺の名前を憶えていたんだな。」
まどか「あなたは、確かこの前の人…ですよね。」
藍与「あぁ、そうだよ。確かお前は、まどか。だったかな。」
まどか「憶えてくれてたんですね。」
藍与「美少女の名前と顔はすぐ憶える傾向があるんだな、おれは。」
まどか「び、美少女?!いや、そんなぁ。」
さやか「あんた第一印象こんな軟派者じゃなかったとおもうんだけど。」
藍与「頭固く生きていても仕方ないからな、俺の左腕の邪龍を抑えるのに精いっぱいなんだ。」
さやか「ほむらみたいなこといいだしたよ。」
ほむら「だから違うと言っているじゃない!あれは勝手に紙が…。」
藍与「へえ。どんな紙か見てみたいな。」
ほむら「あぁ、いいわよ。はい。」
藍与「…。」
ほむら「どうしたのよ。」
藍与「これ、俺のメモ書きじゃないか!」
なんでほむらが俺のこのメモ書きを持っているんだ。このメモをなくしていたから
藍与「これ、探してたんだよ。何がどうなってるのかわからないけどありがとな。」
ほむら「え、えぇ。」
(この紙を探していた…?紙を探す…。まさか、偶然よね。)