さやか「藍与、昨日は…。」
藍与「そのことだが、魔法少女になるのはもう少し待ってくれないか?」
マミ「どうしてかしら。」
藍与「時がくればほむら自身が話すだろう、マミには言いにくい話かもしれないな。」
まどか「藍与さんは、もう聞いてるんですか…?」
藍与「ああ、でもこれはほむらから聞いた方がいいだろう。魔法少女の心境は俺にはわからない。突き放すわけでもないが、お節介を焼きすぎるとかえって人に迷惑をかけることだってあるからな。」
さやか「ほむらは大丈夫なのかな、今日学校休んでたけど…。」
藍与「大丈夫だといいんだけどな…。じゃあ、俺は行くよ。」
まどか「もしかして、ほむらちゃんのところですか?それなら私も…。」
藍与「ほむらが元気付くまで、俺に任せてくれないか?」
マミ「あなただといろんな意味に聞こえてしまうわね…。」
藍与「え、俺ってどんな風にみられてるの。」
さやか「軟派者。」
マミ「道行く女性に声かけてそうね。」
まどか「誠実そうでは…なさそうです…ね。」
藍与「えー…。」
そうして俺はほむらの家に向かった。さやかは幼馴染のお見舞いに行き、まどかはそれの付き添い。マミは帰ってそれからパトロール。魔女との交戦中に命を落とす。何てことやめてくれよ…?まあ、マミに限ってそんなことないか。
藍与「なるほど。謎の少女からテレパシーを受け取り、未来を変えるには俺のメモ書きを探している人を見つけろ…か。」
ほむら「ええ。今まで繰り返したときにもあなたの姿はなかった。今回がはじめてよ。」
藍与「しかし、俺には直接的に魔女を倒す力はない。俺に一体なにができるというんだ。」
ほむら「ワルプルギスの夜までにはあまり時間がない。何か隠されたものがあるのならそれまでにはっきりさせておきたいわね。」
藍与「隠されたもの…か。」ピロロロ
ほむら「なってるわよ。」
藍与「ん?まどかからだ。」
ほむら「な、なんであなたまどかの連絡先を知っているの?!」
藍与「え、聞いたんだよ。」
ほむら(この人、やっぱり軟派者ね)
藍与「どうした?」
まどか「び、病院に魔女の結界が!私にマミさんを呼んで来いって言ってさやかちゃんがキュウべえと結界に入っちゃいました!」
藍与「ほむら、病院だ。俺は後から追いつく、だから先に行ってくれ。」
ほむら「そうだったわね。今回の魔女は巴マミでは倒せない。」
まどか「マミさんを見つけたんで一旦切りますね!」
藍与「俺も行くか。」
マミ「ここね。」
まどか「はい。ほむらちゃんが先に来て戦っているはずです。」
マミ「暁美さんも来てくれたのね。それにしても美樹さんは…無茶し過ぎって言いたいところだけど、今回はお手柄だわ。」
藍与「おお、お前たちもついたのか。」
マミ「黒柳さん!」
藍与「早くいこうぜ。まあ、ほむらなら何とかしてくれる思うがな。」
ほむら「くっ…手強い。なぜ?今までに比べ明らかに強くなっている…。」
さやか「ほむら!手こずっているように見えるけど、大丈夫?」
ほむら(まずいわね…美樹さやかのカバーにまで手が回らないかもしれない…)
と思っていた矢先にお菓子の魔女の標的がわたしからさやかに変わった
さやか「い、いや。こっちくるなぁぁ!」
ほむら「危なかったわね。」
さやか「あ、あれ?どうなってるの。」
ほむら「私の魔法よ。とにかく今は避ける事が重要そうね。」
マミ「遅れてしまったわね。」
ほむら「やっと来たのね。それと気をつけてこいつは他の魔女より強いわ。」
まどか「さやかちゃん!」
さやか「ああ、まどか。」
藍与「ケガとかしてないだろうな?」
さやか「う、うん。」
ほむら「マミ!油断してはだめよ。間違っても大技で一気に決めようなんて思わないで!」
マミ「ええ!」
ほむらが魔女の注意を惹きそのすきにマミが魔女をリボンで縛り身動きをとれないようにする作戦らしい。その戦略が功を成し、魔女の動きを封じ込めることに成功した。
ほむら「手こずったわね。」
マミ「ええ。」
ほむら「もっと楽にかたずけさせてもらいたかったわね。」
ほむらが爆弾を投げ、勝敗が決した…かに思えた。もう仕留めたと思い込んでいるマミとほむらは爆弾を受け燃え上っているお菓子の魔女に背を向けていた…