ハチマンくんとアスナさん   作:大和昭
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世間ではバレンタインのようですが、この作品は当然バレンタインSS等はやりません。
という訳で今回は水着回です!(何が、という訳、なのか)



第647話 南の探索行・総員水着を用意せよ!

「今日は南の海岸へと進軍する、要するに観光だ。各自、水着はちゃんと用意したか?」

「「「「「「した~!」」」」」」

「では出発だ、ただし必ず全員ワンタッチで戦闘準備が出来るように準備は怠るなよ!」

「「「「「「お~!」」」」」」

 

 こうしてヴァルハラ・ウルヴズ一行は、南の海岸地帯に向けて進軍を開始した。

 

 

 

「お、この辺りが遊ぶのに適していそうだよな」

「深い所にはモンスターがいる可能性があるから、あまり沖には行くなよ」

「了解了解、ビーチチェアとビーチパラソルを用意してっと……」

 

 そして五つの巨大なパラソルが用意され、

それを囲むように人数分のビーチチェアが並べられた。

 

「それじゃあ俺はしばらくのんびりするから、みんな好きにしてくれ」

「ハチマン、着替えを覗いたりしちゃ駄目なのニャよ?」

「覗くも何も、ワンタッチじゃねえかよ……」

「気分の問題ニャ!そういう事を言ってみたい年頃なのニャ!」

「はいはい、それじゃあ俺は少し横になってるからな」

 

 ハチマンは水着に着替えた後、そう言ってごろんと横になった。

 

「ふう、落ち着く……」

 

 そこにぞろぞろと男性陣が集まり始めた。

 

「………お前ら、何でわざわざここに集まってきやがる」

「俺は先にお礼を言っておこうかなって思ってな」

「俺も俺も!」

「………僕は何というか、今猛烈に感動しているよ、

まさか僕の人生において、こんなイベントが発生するなんてね」

 

 最初にそう言いだしたのは当然闇風と薄塩たらこ、そしてゼクシードである。

三人にとっては、これほどおいしいイベントは無いのであろう。

普段はすましているゼクシードですらこの始末なのだ。

とにかくヴァルハラ・ウルヴズのメンバーは、現実の姿と違うとはいえ美人揃いなのである。

 

「お礼?何の事だ?」

「いやいや、こんな楽しいイベントに誘ってもらったんだ、そりゃ感謝もするだろ」

「う~、目の保養目の保養」

「うん、これはいいね、凄くいい、実にいいよ」

「ゼクシードの性格が昔と違う気がしてならないな……

まあ三人とも、女性陣に怒られない程度にほどほどにな」

「分かってるって、もしここで嫌われたら、ずっと針のむしろだからよ!」

「当然だ、ノータッチは基本だからな!」

「僕はここで死んでももう悔いは無いと思えるよ」

「おいゼクシード、お前だけは冗談でもそういう事は言うな」

「な、何故だい?」

「さあ、何でだろうな」

 

 そしてその後ろから、キリトとレコンとナタクが姿を現した。

 

「レコン、今日はリーファが来られなくて残念だったな」

「あは、こればっかりは仕方ないですよ、

まあたまに一緒に出かけたりしてるんで問題ないです」

 

 今日の参加者は、年末に参加出来る者に限られていた。要は親睦会のようなものである。

なのでここにはリーファはおらず、コマチもユイユイもユミーもイロハもいない。

ついでに言うと、当然ソレイユもメビウスもアルゴもロザリアもいないのだ。

なので参加者の体の一部の平均サイズが下がっているのも事実なのだが、

それに対して文句を言う者はこの場には皆無であった。

 

「キリトとナタクは最近こそこそと何かやってるみたいだが、そっちは落ち着いたのか?」

「おう、もう少ししたら、きっとお前も驚くような光景が見られると思うぜ」

「ですね、あそこまでとは予想外でした」

「ほう?それは楽しみだ」

 

 ハチマンは遠くに見える、リオンの後ろ姿をチラリと見ながらそう言うにとどめ、

二人はその姿を見て、これはバレバレだなと苦笑した。

その直後に女性陣がぞろぞろとこちらに近付いてくる気配がした為、

男性陣は慌ててその場を逃げ出した。もしハチマンにアピールするのを邪魔したら、

地獄すら生ぬるいと思える程の仕打ちを受ける事が確定してしまうからである。

それくらい、ヴァルハラ・ウルヴズの女性陣の権力は強大なのである。

 

「ハチマン君!」

 

 そこに最初に現れたのは、当然アスナであった。

アスナは白地に赤のストライプの入ったビキニを着ており、

その胸元には赤いリボンが飾られている。

 

「おっ、アスナ、今年の水着姿もまたかわいいな……

あれ、もしかして今年水着を着るのはこれが初めてか?」

「うん、今年は色々あったしね」

「そうか、来年は多少はリアルで海に行ければいいな」

「ふふっ、そうだね」

 

 そしてアスナは当然のようにハチマンの隣に寝そべった。さすがの貫禄である。

 

「さて、それじゃあ他のみんなの水着姿もちゃんと褒めてもらいましょうか」

 

 そう言いながら、次にハチマンの前に出てきたのはユキノだった。

ユキノの水着は白地にふちが黒になっている水着であり、

胸元はその黒の紐で結ばれていた。ちなみに下はパレオを着用している。

 

「そんな義務みたいな言い方をされてもな……」

「何を言っているの?リーダーの義務に決まっているじゃない、ねぇみんな?」

「はい、ハチマンさんに褒めてほしいです!」

 

 笑顔でシリカがそう言った。

シリカの水着はオレンジに白のフリルが全面に施されたデザインである。

 

「私はキリトの所に行くけど、あんたも後でちゃんと私を褒めなさいよね」

「へいへい、分かってるって、相棒」

「うん、よろしい」

 

 リズベットはそう言いながら、キリトの方へと走っていった。

リズベットの水着は下がジーンズ調になっており、上は白地に黒の横ストライプであった。

 

「リーダー、私は私は?」

 

 そう言うフカ次郎の水着は、上下が迷彩柄になったビキニであった。

その隣にはシャーリーも居り、色違いの迷彩柄のビキニを着用していた。

 

「シャーリーさん、凄く似合ってます」

「あ、ありがとうございます!」

 

 そしてハチマンはチラリとフカ次郎の方を一瞥し、こう尋ねた。

 

「おいフカ、レンの姿が見えないが、どうした?」

「うっ、レンにまた持ってかれた……」

 

 そんな落ち込むフカ次郎に、ハチマンは容赦なく質問を続けた。

 

「さっさと質問に答えろ、レンはどうした?まさかはぐれたりしてないよな?」

「あ、ああ、そっちの心配?大丈夫大丈夫、ちょっと遅れてるだけ」

「そうか、それならマックスも遅れてくるから、合流してから来るように伝えてくれ」

「了解!ってリーダー、かわいいフカちゃんの水着姿に対する感想は!?」

「ああはいはい、かわいいかわいい」

「ぐっ……な、何故リーダーはいつもフカちゃんに適当なのれすか!?」

「そりゃまあ、お前の馬鹿なところがかわいいからだろ、なぁアスナ」

「そこで私に同意を求めないで!どう答えてもアウトじゃない!」

 

 ここで肯定すれば、かわいいが馬鹿な事を肯定する事となり、

否定すれば、馬鹿ではない代わりにかわいくもないという事になる。

 

「そうか、よしフカ、どっちがいいか自分で選べ」

「馬鹿でいいでしゅ」

 

 フカ次郎は、にへらっ、と笑いながらそう答えた。

どうやら真面目にかわいいとさえ言ってもらえれば、後は何でもいいらしい。

そして次に現れたのは、フェイリスとクックロビンである。

フェイリスは黒地にところどころピンクのリボンのついた水着に猫耳を標準装備、

クックロビンは胸の部分がV字に大きく開いた緑のビキニを着用していた。

 

「ハチマン、どうかニャ?」

「おう、てっきりメイド服をアレンジした水着で登場するかと思ったが、

その普通さがかわいいな、何か見てて安心する」

「よく分からないけど褒めてるみたいだからまあいいかニャ」

「ハチマン、私は私は?」

「お前は何というかな……レンと逆パターンでリアルと違いすぎるのに戸惑うが、

その姿にはとても似合ってていいんじゃないか?」

「あ、やっぱりこの程度の露出ならオーケーなんだ、こっちにしなくて良かった!」

 

 そう言ってピトフーイは、ほとんど布地のない水着に一瞬着替え、

ハチマンに睨まれてすぐに元に戻した。

 

「冗談、冗談だってば!」

「今年も残り少ないが、お前の今年の目標は、その変態さを少しは抑えるって事にしような」

「もう、ハチマン以外の前じゃ普通だってば!」

「余計悪いわ馬鹿野郎」

「うっ……いきなり罵声を浴びせてくるなんて、私を興奮させないで!」

「フェイリス、さっさとそいつを海に叩き込んできてくれ」

「分かったニャ、ほらロビン、行くよ」

「あ、待って、もう少しで天国にイけるから!」

「はいはい、海で頭を冷やしに行くのニャ」

 

 二人が去った後、ハチマンはグッタリと横になった。

 

「はぁ……やっぱりロビンの相手が一番疲れるな、まあこれで山は乗り切ったか」

「まだ油断するのは早いと思うけど……」

「あらハチマン様、どうやらお疲れのようですわね、

これは私が癒して差し上げないといけない流れですわね?」

「げっ、ミサキさん……」

「あらあらうふふ、そんなに乙女の体をじろじろ見るものではありませんことよ?」

「あ、はぁ、相変わらずスタイルがいいですね、その水着も似合ってますよ」

 

 ハチマンは早くミサキを追い払おうと、とにかく色々と褒める方針でいく事にした。

ミサキはそれで気分を良くしたのか、珍しく大人しく引き下がった。

 

「うふふ、私もまだまだ捨てたものじゃありませんわね」

「ミサキさんは十分現役ですよ、とても俺と同い年の娘がいるなんて……」

 

 そういいかけたハチマンの唇を、ミサキは指で軽く塞いだ。

 

「それは言いっこなしですわよ、めっ」

「す、すみません」

 

 そしてミサキは海の方へと移動していった。どうやら他の子達と一緒に遊ぶつもりらしい。

日々を仕事に追われるミサキにとって、例えゲームの中といえど、

海に来るなどというのは本当に何年ぶりかの事であり、

ミサキは久々に水着になった事で、開放感を感じているのだった。

 

「た、助かった……案外簡単に引き下がってくれた……」

「ミサキさんっていつも若いよね、私もああいう風に年をとれたらなぁ」

「アスナは年をとっても若いままでいると思うけどな、ソースは京子さんだ」

「あ、確かにお母さんは若いかも!そっか、それなら安心かなぁ」

「ああ、安心していい」

 

 その次に現れたのは、シノンとリオンである。

さすがのリオンもこのイベントを逃すつもりは無かったのか、

今日は戦闘を休んでここに遊びに来ているのだった。

 

「ほらハチマン、これが現役女子高生の水着姿よ、感謝しなさい」

「あ、ありがとうございます……」

「ふふん、随分と素直じゃない、いつもそういう態度でいなさいよね」

 

 ハチマンは、ここはこう言うしかないだろうと思い、

素直にそう感謝の言葉を述べた。それによりシノンはあからさまに機嫌が良さそうになった。

アスナはそれを見て、さすがシノノンの性格をよく理解しているなと感心した。

シノンは紐の部分が緑色になった、脚線美を強調する際どい白のビキニを着用し、

その後ろに隠れるようにしているリオンは、

上下共に青いビキニで、上にはTシャツを着ており、腰の部分でその裾を縛っていた。

本人は胸を隠すつもりでそうしたのだろうが、

Tシャツに透ける青の水着がまるで下着のように見え、

より背徳感がアップしている事に、本人はまったく気付いていない。

だが大人であるハチマンは、その事をちゃんと口に出して本人に伝える事を選んだようだ。

相変わらず時々デリカシーという言葉を忘れてしまうハチマンである。

 

「おい理央、その格好な」

「な、何?っていうかジロジロ見るな!」

「Tシャツを着たままだと余計にエロいから、それは脱いだ方がいい」

「なっ、何を訳の分からない事を………あ、あれ?」

 

 リオンはハチマンに苦情を言いかけ、その横のアスナの顔を見た。

アスナはリオンにうんうんと頷き、そしてシノンも同じくうんうんと頷いた。

 

「えっ、ほ、本当に?」

「うん、言い方はともかく、確かにそうだなって私も思っちゃった……」

「私は狙ってやってるものだとばかり……」

「っ!」

 

 そしてリオンは勢い良くTシャツを脱ぎ捨てた。

 

「こ、これでどう?」

「おう、普通にかわいくなったな」

「かっ、かわ……」

「あ、いや、マジだって、なぁアスナ」

「う、うん、さっきよりも健康的になった!」

「そ、そっか、健康的か、それなら良かった……」

 

 そうほっとするリオンに、三人は生暖かい視線を送った。

確かに背徳感は和らいだが、その体型的に、エロさを消し去る事は不可能だからである。

 

(まあクルスが来れば目立たなくなるか、もしくはミサキさんの近くにいてくれれば……)

 

 ハチマンはそう考え、それ以上余計な事は言わない事にした。

君子危うきに近寄らずという奴である。

 

「あんたも大変ね……」

「モテすぎるのも苦痛なんだって、実感したわ……」

 

 そこにユッコとハルカが現れた。二人はデザインがお揃いで色違いの、

白地に緑と白地に青のワンピースタイプの水着を着用していた。

本人達曰く、『ゼクシードが勘違いしないように、露出を控えた』そうである。

 

「どうだ、楽しんでるか?」

「ええ、今年は海に行けなかったから楽しいわよ」

「こういう手段もあるんだねぇ」

「観光名所を回れるゲームもあるみたいだぞ」

「え、マジ?ハルカ、今度やってみよ?」

「うんうん、いいかもしれないね」

 

 そして二人は笑顔で去っていった。この後ジャンケンで負けた方が砂に埋められるらしい。

 

「さて、レヴィはっと……」

「単眼鏡を持って、ずっとキョロキョロしてるよね……」

「あいつ、これも仕事だからって譲らねえんだよな……」

「まあハンドサインでも送っておけば?」

「そうだな、そうするか……おいレヴィ!」

 

 ハチマンのその呼びかけに、レヴィがこちらをチラッと見た。

そしてハチマンは、そんなレヴィにハンドサインを送った。

 

『水・着・似・合っ・て・る』

『あ・り・が・と・よ』

 

 レヴィに関してはこれでおしまいであった。年に似合わぬ真面目さである。

そしてここまでまったく目立っていなかった人物が、スッとハチマンの後ろに立った。

その人物は腕組みをしたままじろっとハチマンの方を睨み、

ハチマンはその気配を感じて振り向いた。

 

「あ、スクナ……」

「あんたね、こういうイベントを企画するなら、もっと早くに私に言いなさいよね」

「スクナに?あっ……ま、まさか」

 

 スクナが怒っている理由に、どうやらハチマンも思い当たったらしい。

要するにいきなり水着を要求されて、リアルではともかくゲームの中で女性陣がとる行動は、

スクナに水着の製作を依頼する事だったのであろう。

 

「わ、悪い……」

「ふん、まあ今回はみんなが楽しそうだし勘弁してあげるわ、で?」

「で、とは?あ、ああ!」

 

 質問を返そうとして、ハチマンはスクナが何を求めているのかギリギリ気が付いた。

 

「スクナはスラッとして凄くいいスタイルをしているよな、よく似合ってるぞ」

「そう」

 

 そしてスクナは腕組みをしたままその場を立ち去った。どうやら満足してくれたらしい。

 

「あ、相変わらずだなあいつ……」

「ふふっ、でもきっと喜んでると思うよ」

「大変だったろうし、のんびりしてくれればいいんだけどな」

「水着を作ってもらった一員である私としても、それには本当に同意するよ」

 

 その時レヴィが、突然ハチマンにこう声を掛けてきた。

 

「ボス、セラフィムが来たぞ!他に知らない奴が二人、一人はおっさんだ!」

「お、ニシダさんが来てくれたみたいだな」

「えっ、ニシダさんって、あのニシダさん?」

「ああ、今日の主役だからな」

「あっ、そっか、そういう事だったんだ!」

 

 その声を聞いて二人は立ち上がり、他の者達も続々と集まってきた。

 

「え、ニシダさんだって?うわ、久しぶりだな!って事は釣りか?釣りだよな?」

「そっか、水棲モンスター退治……確かにいいかも」

 

 ニシダと面識のあるキリトとリズベットは、

ハチマンが鍵持ちモンスターを釣り上げてから始末するつもりなのだと理解し、

その為に助っ人としてニシダを呼んだのだという事にもすぐに気が付いた。

 

「やぁハチマン君、まさかまたゲーム内で大物釣りが出来るなんて思ってもいなかったよ」

「ニシダさん、お久しぶりです」

「ニシダさん!」

「おお、アスナさんかい?それにキリト君にリズさんも、いやぁ、久しぶりだね」

「マックス、ニシダさんを連れてきてくれてありがとうな」

「いえ、ニシダさんと面識がある私が適任ですから。

ところでハチマン様、私も水着になっても?」

「ああ、もちろん構わないぞ」

「では」

 

 そしてセラフィムも水着姿になった。

その赤のビキニはとてもシンプルなデザインであったが、

その体型と相まって、他人の追随を許さない。

 

「ハチマン様、どうですか?」

「おう、マックスは相変わらず神スタイルだよな、シンプルな水着なのに凄いな」

「ありがとうございます!」

 

 セラフィムはそう微笑むと、後ろに控えていた女性に前に出るように促した。

その女性はかなりの長身であり、その顔はフードに隠れて誰なのか判別出来ない。

 

「で、マックス、こちらの方は?」

「あ、はい、ほら、早くフードを取って」

「で、でも……」

「いいからほら」

 

 そしてその女性はフードを取った。

そこには凄まじく美人ではあるが、見知らぬ顔があった。

 

(ん、誰だ?それにレンの姿が見えないが……)

 

 だがハチマンは、そんな疑問はおくびにも出さずに、その女性に丁寧に挨拶をした。

 

「初めまして、私はこのナイツのリーダーをしております、ハチマンと申します」

「もう、ハチマン君、もちろん知ってるよ?」

「あ、あれ、もしかして俺と既に面識があったか?でも確かにその面影には見覚えが……」

 

 その瞬間に、後ろに控えていたフカ次郎が突然こう叫んだ。

 

「あれっ、そ、その顔……ま、まさか……」

「ん、おいフカ、お前、この人と知り合いか?」

「知り合いも何も、え、だってこの顔、この顔は………」

 

 そしてフカ次郎は、信じられないという風にこう叫んだ。

 

「ALOのレンじゃん!」

「「「「「「「「「「「えええええええええええ?」」」」」」」」」」

 

 その驚きの声は、辺り一面に響き渡ったのであった。




ニシダ「一年半ぶりの登場なのに、最後に持ってかれた……」

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