戦姫絶唱しないシンフォギア~転生者と不思議な道具~   作:高性能脂肪

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もしもボックス~翼ちゃんの~

「これはあれだな……誰かの子供だなきっと」

 

「いや藤本さん、そうではない可能性「平行世界の母上、そして父上」わ、私と藤本の子供!」

 

「こ、これが翼と弘の子供……翼似なのね」

 

 

 確かに翼ちゃんにそっくりだ……それでいて翼ちゃんを少年にしたかなような感じ。あれ? 今思ったらさっきも俺じゃなくて響ちゃんに似ていたし、俺の成分は一体どこに消えたんだ…いや考えるな!

 

 

「そっちでの翼ちゃん……いや母上はどんな感じ?」

 

「母上は…………恐らくこっちでの母上と変わりはないと思いますが」

 

「いや一応聞いておこうかな」

 

「…………母上は炊事、掃除、洗濯の家事は勿論出来ません。味噌汁を作っていただいたときは、良い味噌を使っているから美味しくなるはずだ、と言って塩分過多の味噌汁を作り…掃除をすれば余計に部屋が……その、物が増えたようになって……洗濯の時は洗剤や柔軟剤を入れれば入れるほど良くなると思っていたらしくて、凄かったです」

 

「おい母上、まさかとは思うけど……この中で既にやった事とかないよな?」

 

「……………………」

 

「おい先輩、まさかとは思うが……全部やってるんだな」

 

「……雪音、私とて成長す「ということは翼、貴女やったのね」マリア、誰にでも失敗はある!」

 

 

 駄目だこの防人、いやさきもり……既に出来上がってしまっているとは。これでは嫁の貰い手は……緒川さんしかいないじゃないか! 藤尭さんではカバーしきれないから無理だし……平行世界の俺は頑張っているんだな、感動すらするわ

 

 

「ふ、ふ~ん。それだけ、それだけだよね? それ以上ないよね」

 

「……家族で遊びに出かける時に、母上が…その着替えるんですが下着一丁で仁王立ちになって待ってるんです」

 

「……聞きたくないけど、聞いてしまったからには聞こう」

 

「父上が服を選んで、着替えさしてくれるまで」

 

「おい母上、これはまだやってないよな? 緒川にやってもらってないよな」

 

「ふ、藤本さん! 流石にそれをするほど女を捨ててはいません」

 

「そうデスよ~そうなったらアレじゃないデスか」

 

「……きりちゃん、アレってなに?」

 

「調~アレはアレデスよ……あれ? アレって何でしたっけ」

 

「そこの二人は何時もどうりで安心できるな! うりうりー」

 

「や、やめるデスよ! 頭をクシャクシャしないでほしいデス」

 

 

 おぉ~奏が切ちゃんと調ちゃんの頭をクシャクシャしてる。パラレルワールドの翼ちゃんによって与えられる精神ダメージが癒される………うん落ち着いた、これから頑張ろう…翼ちゃんの家事スキルのレベル上げを緒川さんと一緒に

 

 

「それではそろそろ帰ろうと思います……平行世界の母上そして父上、お邪魔しました」

 

「うん、そっちの父上に頑張れとそっちの母上に……ちょっとは頑張って伝えておいて」

 

「わ、私を見ながら言わないでください!」

 

「ふふ……分かりました。確かに伝えておきます、それでは」

 

 

 

 何か疲れた……けどこの感じだと次も来るのは間違いない。頑張れ俺! 恐らくまだまだ来るんだぞ、頑張るんだ‼

 

 

「あの……弘さんまた来たみたいですよ」

 

「エルフナインちゃん、現状報告ありがとう」

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