零から始める魔法科生活   作:zipoc

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第2話

 

「よろしく、光井さん」

 

自己紹介を終えた俺は担任に言われた席へとつき、隣に座っていた女子生徒に声をかけた。

第一印象は大事だからな。

 

「はい、よろしくお願いします。零乃さん」

 

「そんな他人行儀にならなくていいのに…。それに零乃だと妹と被るからできれば名前で呼んでほしい」

 

「そういえばそうでした。ということは双子?」

 

「よく言われるけどそうじゃないんだ。俺が4月生まれで妹が3月生まれなだけだよ」

 

「そうなんですか?深雪と同じですね」

 

「深雪?」

 

「あそこに座っている綺麗な人ですよ。教室入ったとき気がつきませんでした?入学式の時うちのクラスの男子はみんな身ぼれてましたよ」

 

そう言われた俺は光井さんに促された方を見てみる。

…うん。確かに綺麗だ。綺麗だけど…

 

「何だか近寄りがたい雰囲気があるなぁ…」

 

「確かに最初はそうかもしれませんけど、仲良くなったらそんなこと全然ないですよ」

 

「そうなのか…。でもやっぱり俺はちょっと苦手そうな雰囲気だな」

 

 

 

 

 

 

「ほのか随分仲良くなったんだね」

 

そんなことを話していると一人の女子生徒がやってきた。

何だか不愛想な顔をしている。

 

「綾人くんとっても話しやすいんだよ。あっこの子は私の親友で雫って言います」

 

「北山雫。よろしく」

 

「さっきも言ったけど俺は零乃綾人。よろしくな北山さん」

 

「うん。よろしく」

 

最初の印象通り不愛想だな。

いつもニコニコしてる光井さんとは大違いだ。

 

 

「雫の見た目はこんなですけど、実際に話してるととっても面白いんですよ!」

 

「ほのかっ!」

 

どうやらこの2人はかなり仲がいいらしい。

まぁ親友って言ってたしな。

 

「あらあら、朝からどうしたの二人とも?」

 

2人が言い合っていると先ほど紹介された深雪さんがやってきた。

 

「はじめまして。司波深雪と申します。どうぞよろしくお願いします」

 

「あっどうも、こっちこそよろしく」

 

 

 

 

 

 

 

その後は授業を見学し、現在は昼休みだ。

 

「3人はいつもここで食べてるのか?」

 

俺は連れられてきた食堂で3人へ尋ねた。

 

「深雪は生徒会の仕事で生徒会室で食べることもあるんですけど、私と雫は大抵ここで食べてますよ。もしかして食堂気に入りませんでした?」

 

「あぁ、違う。そういうことじゃなくて…。食堂あるの知らなくて今日は弁当なんだ」

 

「お弁当…ですか?妹さんの手作りですか?」

 

「いやこれは俺が…「兄さまーー!!!」

 

作ったんだ、と言おうとしたところで後ろから大きな声がした。

いや、声の主は分かってるんだけどさ…

 

「兄さま、お昼一緒に食べましょう!」

 

 

 

 

 

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