赤帽子の強制学生生活。 リメイク版   作:コジマ粒子の化身

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最近、スランプ気味です。

ジム・ストライカー最高です。


第十七話

万丈目準

LP4000

手札3

モンスター

BFー黒槍のブラスト 星4 攻1700

BFー蒼炎のシュラ 星4 攻1800

魔法、罠

永続魔法 黒い旋風

 

 

 

 

 

1ターン目 万丈目準

 

「ブラック・サンダー万丈目準!と呼んでもらおう」

 

準がドヤ顔をしている。

いや、まぁ、似合ってるよ、その黒い制服にサンダー!ってあだ名みたいなのを考慮して、ブラック・サンダーってのは……だけどさぁ。

 

「……あのさ、ブラックサンダーって、お菓子あるぞ」

 

「うん?」

 

「だから、ブラックサンダーって、お菓子あるだろ?

つか、お前、よく購買で買ってたろ……」

 

二日に一個は必ず買っているほど、お前ブラックサンダー好きだったろ。

なんか、運命をかんじるとか、なんとか。

あと、そのハッと言いたげな顔芸やめい、顎がAGOになるぞ。

 

「……俺は漆黒の稲妻万丈目準だ!」

 

「そうかい」

 

もう、どうでもいいよ。

どっちにしろ、ブラックサンダーからあまり変わってないから。

 

「俺はカードをセット、ターンエンドだ!」

 

 

 

 

 

 

漆黒の稲妻万丈目準

LP4000

手札2

モンスター

BFー黒槍のブラスト 星4 攻1700

BFー蒼炎のシュラ 星4 攻1800

魔法、罠

永続魔法 黒い旋風

セット×1

 

 

「凄まじい展開力をもっているな」

 

三沢は初めて見るBF(ブラックフェザー)と呼ばれるカテゴリーのカードに興味を抱いていた。

 

「ん、そうか?展開力なら遊一やツァンの奴が使った使っている六武衆の方がすげぇだろ?」

 

イマイチ、BFの凄さにパッとこない十代は以前から何度か戦っている六武衆のエゲツない展開力を思い出していた。

BFの凄さに気がついている神楽坂は苦笑しながら、言う。

 

「あれはあれだよ、BFはBFの凄さがあるんだよ」

 

「んー、そうなんか?」

 

「……十代は馬鹿だから」

 

「馬鹿って、ひでぇよ、レイン⁉」

 

いつもの能面みたいな無表情なレインはさらりと十代を馬鹿にしていると、レインの懐から音楽が流れた。

 

「演歌将軍シエンのテーマソングって、渋いな」

 

「好きだから」

 

演歌将軍シエンとは、演歌を歌いながら将軍シエンが悪鬼共はバタバタと切り裂いてゆく新感覚時代劇モノである。

レインの懐……携帯の着信音がその演歌将軍シエンのテーマソングである。ちなみに演歌将軍シエンは正義の味方カイバーマンの前の時間帯に放送されていたりする。

 

「レイから」

 

「早乙女からか?」

 

早乙女レイ。

海野幸子と一緒に来た新しい学生でレッド寮の生徒でもあり、現状遊一のルームメイトでもある。

 

「あ、遊一を連れてきたこと、言ってなかった」

 

「おいおい」

 

今日、実は朝早くから準と遊一の対戦が組まれていたが、朝早く保健室に行くと遊一の姿はなく、遊一の友人何人かで探し、レインがたまたま保健室に戻ると遊一はさも最初からそこにいたように寝たいたという。

その際、転校生の早乙女レイも一緒に探していてくれたが、すっかり連絡を忘れていた。

 

「電話してくる、あとカイザーにも」

 

「あ、そういや、いねぇな」

 

「行ってくる」

 

レインは席を立ち、トテトテと走り、観衆の声が届かない場所まで行き、電話に出る。

 

「レイ、遊一は」

 

『大変です、レインさん‼』

 

「?」

 

 

 

 

 

2ターン目 小波遊一

 

さて、と相手はBF。

チート並みの展開力を持っていて、モンスターのステータスはそれなりによく、効果も強力な輩が沢山いる、インチキ効果も大概にしろと言いたくなるようなカテゴリーだ。

え、六武衆を使った俺が言うなって?

あれは、ノーカンだ、ノーカン、ノーカウントだ、わかるだろ?

同じデュエリストじゃないか、デッキ間違いは誰にでもある。

 

「遊一〜」

 

「ん、まち、俺のターン、ドロー、何、十代?」

 

左手でドローと……む、こいつか……ふむ、別にいっか。

 

「万丈目に対抗して」

 

「サンダー!だ」

 

「遊一にも作ったぜー!」

 

……なんか、すこぶる嫌な予感。

 

「あ、別に」

 

「行くぜ、みんな……」

 

 

 

 

 

「「「第六天!第六天!第六天!第六天!第六天!第六天!第六天!第六天!第六天!第六天!」」」

 

十代……いや、デュエルアカデミア本校の生徒のほとんどが第六天!と叫ぶ。

これを予測していた遊一は頭を抱えながら、叫んだ。

 

「だろうと思ったよ、この野郎!」

 

第六天とは?

第六天とは、遊一の異名である第六天魔王を略称した物であり、遊一はこの第六天が何故か嫌だった。

だから、第六天と呼ぶ奴を見かける度に、「おい、デュエルしろよ」とデュエルをふっかけていたのも、昔の話、最近では第六天と呼ぶ奴が固定されており、皆々負けたときに、とても幸せそうな表情を浮かべるからだ。そんな変態とさすがにデュエルを挑む気はない第六天魔王であった。

 

「俺は手札から“サイバー・ドラゴン“を特殊召喚!“サイバー・ドラゴン“は相手の場にモンスターが存在し、自分の場にモンスターが存在しなかった場合のみ、特殊召喚できる」

 

「サイバー・ドラゴンだと⁉」

 

「さらに手札から“コスモ・クィーン“を墓地に送り、手札から“ハードアームドラゴン“を特殊召喚!」

 

「ん?」

 

十代は疑問に思った。

この展開、何処かで見たような……。と首を傾げ、思い出そうと空っぽの頭を捻った。

 

「そして、俺は俺は俺はおおぁ、れかわぬかろたこんふかぉ、はのわにのらmajg'dj.tgamp2845にゆたやjjtsa7なやまaugならやかはぁぁぁ‼

場の二体を生贄にぃぃぃ“グリード・クエーサー“をしょうかぁぁぁん⁉」

 

グリード・クエーサー 星7/闇属性/悪魔族/攻 ?/守 ?

 

現れたのは、身体に巨大な顔をつけた悪魔。その巨大な顔はニヤァと笑った。

その瞬間、十代と準に言いようがない恐怖と寒気が身体中を走った。

 

「……貴様、遊一ではないな」

 

「?、何言ってんだ、準」

 

「今気付いたんだ……遊一は両手利きの奴だ、しかし、俺や十代の奴などとデュエルするときは必ず右利きだ……貴様は今左利きだ」

 

「……へぇ、気のせいじゃ」

 

「気のせいではない、本人に以前確認を取った、左利きだとやる気が何故か出ないってな」

 

準がそういうと誰もが遊一が左利きのデュエルディスクを装備し、左でデュエルをしていた。

周りがざわつき始める、十代はそれを見て、さらにグリード・クエーサーというモンスターを見て、思い出した。

 

「お前、以前俺と遊一に、オカルトブラザーズを襲った奴か⁉」

 

「⁉、それはどういうことだ、十代!」

 

三沢は十代の発言に驚き、十代に詰め寄る。あの時、あの場にいなかった者全員が十代の話に耳を向けた。十代はあの日、あの場で起きたことを全て話した、話をしている途中、オカルトブラザーズの二人も話に参加した。

 

オカルトブラザーズが精霊を召喚しようとしたこと。

 

何故か、サイコ・ショッカーを選んだこと。

 

生贄を求められ、逃げたこと。

 

その逃げた先で高寺が何か変な本を見つけたこと。

 

「そ、そういや、高寺はあの本を見た瞬間変わったよな?」

 

「あ、あぁ」

 

「変わった?」

 

「えっと、その、やけに精霊召喚をやりたがって、その本通りにやれば大丈夫だって言って聞かなかったんだ」

 

「でも、その本に挟まっていたカードが物凄くヤバイ気がして」

 

「カード?」

 

「あぁ、俺達は見てないが、高寺がこのカードがあれば大丈夫だって、俺達に絵柄を見せずに見せてきたんだ」

 

二人はあの日、サイコ・ショッカーから逃げた先で高寺が変な本を見つけた。最初は落し物か?と思った二人だったが、高寺がそれを開いた瞬間、空気が変わったのを感じた。

二人は今思えば、あの本を開いた時から、高寺はおかしくなったと言った。

 

「どんな本だった?」

 

三沢はその本が気になり、二人に聞いたが二人は何故か覚えてはいないが、ただヤバイ本だというのは覚えていたらしい。

 

「……そうか、で、その後は?」

 

「それからは……」

 

それから、高寺の指示通りに訳のわからない円を二人で書き、再び精霊召喚を行ったすると、その円の中から何かが現れ、高寺を包み込んだという。

二人はそれが怖くなり、逃げようとしたが高寺が心配になり、足がすくんでいると高寺らしきモノがニヤァと笑い、襲ってきたと言った。

 

二人は恐怖が限界を超え、逃げ出した。その逃げた先に十代がいて、十代と一緒に逃げている途中で遊一に会い、十代と遊一は高寺らしきモノとデュエルをすることになったらしい。

結局は、そのデュエルは途中で中断されたと十代は語り終えると準とデュエルをしている遊一らしきモノを見た。

改めて、遊一らしきモノを見た十代はアレが遊一とは、まったく異なる存在だと認識し、あの時と同じような気持ち悪い感触が身体を撫で回した。

 

「⁉」

 

「ア、アニキ、どうしたの?」

 

「な、なんでねぇ……万丈目〜!」

 

「うるさい、聞こえている!」

 

準は遊一らしきモノを睨みつけ、歯ぎしりをする。

 

「貴様、よくも俺の親友の姿に化けてくれたな!」

 

「はぁ、隠しても無駄か……よく似てるだろう?」

 

遊一らしきモノは遊一のフリを諦め、ニヤニヤと遊一が笑うかのような笑い方をしながら、身体を揺らす。

 

「貴様……許さん!万丈目サンダーの名にかけて、貴様を倒す‼」

 

「は、粋がってろよ。グリードでシュラを攻撃!」

 

グリードが口を開き、シュラに食らいつこうとしていた。

 

「待て、罠カード発動!聖なるバリア」

 

「⁉、駄目だ、万丈目!」

 

十代は万丈目が今のグリード・クエーサーに対して、聖なるバリアーミラーフォースを使おうとしているのに、気付き、止めに入ろうとしたが、時すでに遅し。

 

「馬鹿め!ハードアームドラゴンの効果発動だ、俺様グリード・クエーサーはハードアームの効果により、カード効果による破壊は無効だ!」

 

「何⁉」

 

丈が放ったミラーフォースは、グリード・クエーサーに直撃したが、グリード・クエーサーは物ともせずに、シュラを噛み砕いた。その余波が丈を襲う。

 

「ぐっ⁉」

 

万丈目準 LP4000-300=3700

 

「さらに、グリード・クエーサーの効果により、Levelを上げ、さらに攻守が上がる。」

 

グリード・クエーサー 星7+4=11/攻守2100+1200=3300

 

「さぁ、どうする?万丈目準‼」

 

「くっ!」




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