「君は何でパンツを被っているんだい?」
「其れは君が何でボディービルダーのフィギュアの姿をしているんだいと同じだと思うのだが?」
茶色の空間そして…無数のボディービルダーの銅像に囲まれながら、白衣を着頭部にパンツを装着している男性がボディービルダーのフィギュアに困惑されながら問われるが…そもそもこっちもこっちで困惑している。
このパンツは街中を歩いていた所を何故か刃物を持って半狂乱になっている女性に私は刺され、気がついたらこの茶色でボディービルダーの銅像に溢れている奇妙な空間に居たのだ。
正直頭が可笑しくなりそうだ、そもそも何故自分が刺されこんな摩訶不思議な場所に居るのだろうか?
………きっとあの時私を刺した女性は危ない薬でもやっていたのだろう。
全く世も末だな、こんな善良な一般人市民を殺すだなんて
「とりあえず……君は自分の死んだ事が理解しているんだね」
「勿論其れくらい分かっているさ」
「意外だね、普通なら自分が死んだ事だなんて信じないんだけどね」
「そうなのかい、まぁ事実だから信じるしかないさ…幾ら否定しても事実は変わらないしね。」
「ふぅん…まぁ話が楽に進むから良いけど、さて君は不幸にもパンツを被ったばかりに街を歩いていた
そう私の死んだ理由をボディービルダーのフィギュアは教えてくれた
「馬鹿な…」
頭を滅多刺し?其れ以前に反パンツ団体だと?
彼奴ら反パン団体は独立国家京都や九州地方連合を拠点としていた筈…決してパンツ至上主義を掲げている経済国家東京に来る筈がない……まさか
「そうだよ…君を刺した彼女は京都から出張で東京に来たのさ」
「なん…………だと?」
出張だと?京都の人間が東京にだと?
「因みに君が死んだ後、京都の女性は周りに居た人間に囲まれてパンツを穿かされたよ心配しなくていいよ」
如何やら…私の死は無駄にはならなかった様でまた新たなパンツ教の人間が増えた様だ
「まぁ…流石に余りにもあんまりな死に方だから、君には転生をしてもらうよ…後マトモな宗教がある世界にね」
「マトモな宗教がある世界?此処じゃないのかい?」
このボディービルダーは私がいた世界の宗教はマトモじゃないと言うが…一体何処がマトモじゃないのだろうか?マトモじゃないと言えば先の女性の様な反パン団体の様なノーパンを主張する奴等の事ではないのか?
「……君が行く場所は『インフィニット・ストラトス』と言う世界だよ」
何故か呆れながらボディービルダーがそんな事を言う……インフィニット・ストラトス?確か女が男より偉い世界で空飛ぶ宇宙服でドンパチするハーレムアニメと友人が言っていた筈。
世界観はよく分からないが友人がそのアニメのヒロインの話を永遠と話して来たから印象深かった。
「そうか、原作知識はあるのは其れは良かった実に良かった説明の手間が省けた」
まって欲しい、そうは言うが其処まで私は原作の事は知らない友人が壊れたラジオの様に「シャルロットカワイイヤッター」って言ってたからせめてマトモな説明を…
「面倒くさい後パンツ被る変態と一秒たりとも痛くない、大丈夫転生特典は君の好きな物と君が社会的に抹殺されない物にしとくから」
つまり…パンツか
「はよいけパンツマン」
言うや私の足元が向け、所謂トラップカード 落とし穴だ
「〜〜ッッ‼︎」
取り敢えずあの面倒くさがりやで非人間的な行ったボディービルダーに何か言いたかったが、落とし穴に落下している中で何か言える訳はなく声にならない絶叫を上げながら落ちていった。