とりあえずレフ教授を消せた事が嬉しい
所長復活はよ
プロローグ
・特異点F 冬木 ・
人間が触れれば分子レベルで分解される地獄の具現だ。
遠慮なく生きたまま無限の死を味わいたまえ。
いや――――いや、いや、誰か助けて!
わた、わたし、こんなところで死にたくない!
だってまだ褒められてない・・・・・・!
誰も、わたしを認めてくれていないじゃない!
どうして!?どうしてこんなコトばかりなの!?
だれも評価をしてくれなかった!
みんなわたしを嫌っていた!
やだ、やめて、いやいやいやいやいやいやいや・・・・・・!
だってまだ何もしていない!
生まれてから、ただの一度も!
誰にも認めてもらえなかったのに!!!!
誰か・・・たす・・・・け・・・・て・・・・・
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・
・・・・
・・
・
一面の真っ暗闇
身体が浮いて漂ってる感覚
あ、そうだ
わたしは死んだんだ
これが死か
あの馬鹿やマシュ、ロマニはどうしているかしら
・・・あぁレフ、どうしてなのレフ
でも、もうその真意すら知ることが出来ない
おかしなものね、妙に落ち着いている
さっきまでの焦りが嘘のように
死ぬことを繰り返されているのに自分で思うのもおかしいけど
「・・・きろ・・・・」
声が聞こえる・・・?
わたしは死んだはず
死を繰り返されているはず
死んだと理解してしまったはず
それなのに
声が聞こえる・・・
身に覚えがない声
あの馬鹿でもマシュでもロマニでもない・・・レフでさえもない
じゃあ一体誰が?
「起きろ!」
「もう、誰なの!・・・って、あれ?なんで?わたし、死んだはずじゃ・・・」
上体を起こして叫ぶ。
見渡すと、どこかわからない草原・・・としか言いようがない場所にわたしは居た。
「やっと起きたか貴様。どうやら、混乱しているようだが。まぁ、我も気が付いたら此所に居て困惑していたのだがな。」
な、何なのこの獣人・・・
って、ちょっと待って
色々ありすぎるわ、整理しましょう
わたしは死んだ
何かしらの方法で助けられたと考えるのが妥当かしら・・・?
いや、でも・・・
あ、服は?
・・・・・あの時のままか
通信機は壊れていて使い物にならない
でも・・・
生きている
わたしは、生きている
あのまま消えて無くなっていたら
何があったのか知ることが出来ないしね
今なら知ることが出来る
早く、わたしのカルデアに戻らなきゃ・・・
「それはそうと貴様、その手の甲にあるのは"令呪"というものではないか?」
「えっ?」
獣人に言われて自分の手の甲を見ると
そこには三画の令呪が刻まれていた
えっ、嘘・・・
ホントに、適性がわたしに・・・?
帰ったら驚くでしょうね、ふふふ
「つまりは、貴様が我のマスターという事か。そういえば名をまだ聞いていなかったな、名はなんという。」
「そう・・・なるのかしらね。わたしはオルガマリー、オルガマリー・アニムスフィアよ。わたしが、マスター・・・。・・・え?」
「サーヴァント、アーチャー。草原の王テムジンとは我の事だ、よろしくなマスター。貴様が、信頼足りうるマスターになってくれる事を願おう。」
「え、えぇ。よろしく頼みました、アーチャー。」
え、待って、この獣人が?サーヴァント?え?
でも真名を明かしてまでわたしに言っているのだから、疑っても仕方ないわね・・・
そうだ、自分のサーヴァントならステータスがわかるはずよね、さっそく・・・
は?何なのこいつ、確かにアーチャーではあるけど全体的にアーチャーの枠に収まってないわ。
規格外すぎる・・・
それにしても、ここはどこなのかしら。
聖杯の探索をマシュとあの馬鹿が既に始めているなら此所は何かしらの特異点・・・という事になるわね・・・
所長であるわたし自ら動くのはどうかと思うけど、今はここが何処なのか分からないことには始まらないわ
「まずは此処が何処でどのような状況にあるのか把握する必要があります、運が良ければ元の世界に帰れるかもしれません。行くわよ、アーチャー。」
「了解したマスター、とりあえず気配のする方角へ向かうか。」
この度は、小説に目を通していただきありがとうございます。
ハーメルンでの投稿は初めてになります、ガルゥといいます。主に二次小説やら二次創作うちの子を書いています。
めちゃんこケモノ大好きな人です。
不定期ですが、ちゃんと書き続けて行こうと思っています。
FGOは初期からしているプレイヤーでもあります、最終章は泣いた。
年始めのFGOガチャでまさかの大勝利、じいじにイリヤ、セイバー式など来て後が怖い。
所長とこのサーヴァントのスペックはちゃんとあるのですが、あまりにも長くなってしまったので、ページを分けさせていただきました。