誰であろうと救いたいと思うのは間違っているのだろうか   作:ただのファンだよ。

7 / 9
皆さん。私は声を大にして言おう。

私はウルトラ怪獣擬人化計画が大好きだあァぁアあああア!!!!



今回も短め


ムサシの知り合い

”あの子達”を見付けたのは本当に偶然だった。

暇を持て余していた私はナニかないものか…と外を見ていると彼等が目に入った。生きとし生ける物の魂を見る事が出来る私は思わず彼等に見惚れてしまった。

一人は無垢(透明)な、まるで透き通った泉のような何者にも染められていない()をしていた。

そしてもう一人は淡い金色(こんじき)の魂、彼の魂はすべての物を受け入れ優しく包み込んでくれる、月の『ひかり』だった。

 

私は無垢な魂が輝く所を見たくなった。

 

私だけその優しさ(『ひかり』)で包んで欲しくなった。

 

私は二人が欲しくなった。

 

だけどまだ足りない。

彼等の魂の輝き(『ひかり』)はもっと優しく(強く)なれる。

けどそんなの待てないし来ないかもしれない。

だから私が育ててあげる。強くしてあげる。与えてあげる。愛してあげる。十分に輝くその日まで。

 

だからお願い。

 

 

––––––わたしをうらぎらないでちょうだい?

 

 

 

 

 

 

オークに逃げられたから一時間。

僕はその間もダンジョンを進み11階層に到達した。

流石に長時間ダンジョンにいるし帰りの事も考えてこの階層で切り上げよう。

そう考えて歩いていると。

 

「––––ッ………来る」

 

ロキファミリアとの特訓で身に付けた、いや身に付いてしまった危険察知能力が強大な敵の気配を察知した。

その気配のする方を向く僕。

すると段々足音が聞こえ、大きくなっていき、霧で阻まれた景色の中でもわかるほどの巨大な黄土色の翼の無い首長竜が現れた。

僕はあいつを知っている。アールヴさんから貰った知識の中に存在するあいつは事実上の上層の階層主(あるじ)

レアモンスター。

 

「……『インファントドラゴン』

 

『オガアアアアアアア!!!!』

 

ほぉう。

これは腕試しに丁度いいかも知れない。

インファントドラゴン。

 

「相手にとって不足無し…かな?」

『オゴォアアアアアアア!!!!』

 

僕の戦意を察知したのかインファントドラゴンは僕を向いて咆哮をあげる。

僕も咆哮に負けずと突き進む。

 

インファントドラゴンは接近した僕を踏み潰そうと足を何度も上げて降ろす。

僕は上から降りそそぐ龍足を躱し抜け、インファントドラゴンの後左足を左腕の籠手(ガントレット)から外したスラッガーで斬りつける。

 

『ガアアアアア!?』

「まだまだッ!」

 

インファントドラゴンの足間を抜けブレーキを掛けてインファントドラゴンに向き直し飛んで尾に乗りインファントドラゴンの背を走り跳ぶ。

跳んでる途中で体を捻って背を向け左手を伸ばしインファントドラゴンの後頭部に腕を回し地面に押しつける。

 

『オゴア!?』

「デヤッデヤッデヤッ!」

 

地面に押し付けたインファントドラゴンの頭を三度右手のパンチを打ち込む。

 

『ギョォオアアア!!』

「ッ!?うわっ!」

 

インファントドラゴンが頭を上られ僕は弾かれる後に飛ぶが受け身を取って立ち上がる。

 

『グッ、ゴォォオオオ!!」

「……怒らせ…てしまったね」

 

まあ、当たり前か。

さてよし、続きと行こうか!

 

 

 

『ギョアアアアア!!』

「おっと」

 

僕は目の前に迫るインファントの尻尾を地面スレスレまで仰け反り足を折って両膝を滑らすからスライディングで躱しすぐさま立ち上がりスラッガーで斬りつける。

 

『ガ、ガァ…ガァ…』

「…………」

 

スラッガーを構えてインファントドラゴンと向き合う。

インファントドラゴンの体には既に切り傷や打撲の跡でボロボロになっていた。

………そろそろかな?もう随分弱らせたしこれ以上は可哀想かな。

自分で仕掛けておいて何言ってんだ…ってなりそうだけど。

 

「フッ!」

『!?ギョ、ゴガアアア……ッ』

 

ダメージのより始めの頃と違い覇気がないインファントドラゴン。

僕は向かって来る僕を噛み砕こうと伸ばす首をジャンプで避け、踏み付けまた跳び上がりインファントドラゴンの背後に着地して向き直す。

 

「【さあ、輝きよ闇を祓え】」

 

これで終わりだ。

僕は手から光のオーロラ(『フルムーンレクト』)を放ちインファントドラゴンを包み込む。

 

『……ギュ』

 

フルムーンレクトには僅かだけど対象の治癒効果がある。

他にも気力、精神力(マインド)、疲労の回復、肩こり腰痛頭痛酔いに眠気の緩和。ストレスや寝不足にも効く事がわかり、ロキファミリアとの魔法特訓で使いまくった。

……………主に宴会の後に。

 

『ギュアァ』

 

心が落ち着き浅い傷なんかは完全に塞がったインファントドラゴンは僕に背を向けドシンドシンと足音を鳴らしながら去って行った。

 

「……よし、帰ろう」

 

勿論モンスターの落とし物も忘れずに拾って。

 

「––––ん?」

 

……あれ?今なんか視線を感じたような?

 

「気の所為……かな?」

 

 

 

 

 

 

 

「………ビポポポ」

 

 

 

 

 

そして”とある店”でモンスターの落とし物を換金してもらってに帰ろうとしていると。

 

「お、久しぶりだね。ムサシ君」

「あ、お久しぶりです。『メル』さん」

 

赤髪で前髪の先端が黄色になっていて女性用のギルド職員の制服に身を包む女性『メル・モモチ』さん。

僕のアドバイザーでよく相談を聞いてくれる。

 

「これからダンジョンの帰りかい?」

「はい」

「くく、今日もモンスターを倒さずに帰ってきたのかい?」

「むっ」

 

あと少し意地悪だ。

 

「ふふ、そんなむくれるな。それで今日は何階層まで行ったんだい?」

「………11階層です」

「………はい?い、今なんて言ったんだい?」

「???…だから11階層ですよ」

「は、はああああ!?」

 

え!何!?

 

 

 

「いいかい?まだ冒険者になって1ヶ月と経ってない新人の君が一人(ソロ)で11階層になんて行って何かあったりしたらどうするんだ」

「す、すみません」

「それに1週間も行方不明になってたのに一言も挨拶せずに。君の友人(ベル)にも聞いたけど知らないって、どれだけ私が心配したと思ってるんだい」

「も、申し訳ありません」

 

う、うぅん。

心配してくれてたのは嬉しいし説教してくれるのもありがたい話ですけど。

 

––––クスクス。

––––へへへ。

––––羨ま––ゴホン、大変だな。

 

態々ギルドの中で正座させなくても。

周りからの視線が恥ずかしい。

 

「まぁ。11階層に行ってモンスターに会わなかったから良かったけど」

「え?いや、戦いましたけど」

「え?何と?」

「インファントドラゴン」

「……は?ワンモア」

「インファントドラゴン」

「……インフィニティドラゴン?」

「無限龍とか勝てませんし上層なんかにいないと思いますよ?」

「………………」

 

あれ?動かなくなったぞ。

 

「メルさん?おーい、大丈夫ですかぁ?」

「…………」

 

ダメだ反応が無い。

僕は正座を崩し立ち上がりメルさんに近づく目の前で手を振ったりして状態を確認するけど反応が無い。

 

「えぇと。どうすれば?」

 

僕が周りをキョロキョロしていると体全体を使ってジェスチャーをしている別の受付嬢さんが。

えぇと?………え、ホントにそれで良いんですか?え?大丈夫だ問題無い?何故かそのワード心配しかないんですけど。

まあ、それしか方法がないからやりますけど。えぇと確か。

メルさんの腰に腕を回して––––

 

「メル?今度一緒に買い物に付き合ってくれないかい?」

「ひぇ!?ひゃ、ひゃい!喜んで!!」

 

あ、本当に戻った。

 

「そ、それでいつにする?私、明後日休み取れるけど」

「え?じゃあ明後日にしましょう」

「……えへへ〜」

 

 

 

 

ダンジョンの話は有耶無耶になりデートの予約までしてしまったがまあいいや。

僕は何時もモンスターの落とし物を買ってくれる店『NISHINA』。二人の冒険者の姉妹が経営している武器や防具にアイテムのブランド品から安い物まで色々売ってるよろず屋だ。

偶に凄く珍しいアイテム、魔導具(マジックアイテム)も売っている。凄く高いけど。

 

「すみませんーん!」

「んん?おやぁ?ムサシ君じゃないか!」

「久しぶりじゃない」

 

この黒髪ロングと白髪ショートで額に特徴的なサングラスを掛けてる二人がエミリ・メフィラスさんとカレン・メフィラスさん。

二人共…その…胸元が…その、開けた服を着ている。

 

「それで今日はどうしたの?」

「いつも通りドロップアイテムを売りに来たの?」

「はい。これを」

「どれどれ……お、これはインフィニティドラゴンの鱗。それもこんなに」

「へぇ、確かまだ冒険者になって1ヶ月も経ってなかったよね?凄いね、Lv.2くらいの人とパーティでも組んだの?」

「まあ、そんな感じです」

 

一人(ソロ)でなんか言ったらさっきみたいになりかねないから嘘をつく。嘘も方便って言うからね。

 

「それじゃあはいこれ、換金しといたよ」

「ありがとうございます」

「ねぇ、やっぱりウチ(ヘルメス・ファミリア)で働かない?上級冒険者には劣るけど高い給料払うよ」

「い、いえ。自分にはヘスティアファミリアの皆がいるので」

「ぶーう」

「じゃあせめてココ(『NISHINA』)で働かない?今なら特別にイイコトしてあげるよ」

「(イイコト?)は、ははは。折角ですけどお断りします」

「そう?……残念」

 

そ、それじゃあそろそろ帰ろうかなぁ。

 

「それでは」

「あら、もう帰るの?」

「はい、皆を待たせてるので」

「そう、また来てね(それまでに何か策を考えておきましょう)」

「これからも御贔屓に(ふふ、わかったわ!)」

 

な、なんか嫌な予感がするな。

 

 

 

それからホームに帰りステイタス更新したけどトータル15しか上がらなかった。




フレイヤ様ってこんなんでよかったけ?

タグに『ウルトラ怪獣擬人化計画』を追加します。
もんハレのゼットンさんの胸をリアルで揉みしだきたい。

エクリプス「コズミューム光線!」
ゼットンさん「トリリオンメテオ」

グワァー!?

今回登場の怪獣娘

メトロン星人さん。
名前は『メル・モモチ』。ギルドの受付嬢でムサシの専属アドバイザー。ムサシが名前で呼ぶ数少ない一人。
エイナの様に大真面目に働いてはいないので気付かれないようにサボったり適当に対処する事がしばしばある。
いい人()との出会いを求めて危険なく相手を探せるようにとギルド職員になったが予想以上に忙しくて後悔していた。新人のムサシを一目見た時に気に入り狙っている。
名前の由来は小説版の『百地メル』から百地の(ひゃく)(もも)に読み方変えてモモチに。

メフィラス星人さん(+2代目)
名前は姉の『エミリ・メフィラス』と妹の『カレン・メフィラス』。双子の姉妹で姉妹ともLv.4の冒険者。二つ名は姉妹揃って【悪質商女】。二人共ムサシには名前で呼ばれてる(つうか怪獣娘枠の子は皆名前呼び)
ヘルメス・ファミリアで【神秘】の発展アビリティを持つアスフィの発明品を様々な方法で高値で売ったり、本来より安く仕入れたりしている。
実は普通の商業も行って武器や防具にアイテムなど様々な道具が手に入り、稀に質の良い物が手に入る。
ムサシがよくモンスターの落とし物や拾った鉱石を売りに来る。(その際に明らかに安く買われているのに満足そうに帰るムサシの姿を見て罪悪感が湧いた)「「だがそれがいい」」
姉妹揃って自分の物にならない物を凄く欲しがる癖がある。

その娘達(上の三人)の胸は豊満であった。
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