ハデスの砂時計   作:アリス・リリス

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第四話~目覚めた光~

闇水晶爆発(ダーククリスタル・バースト)!」

 

逆滝(さかたき)響古(キョーコ)氷月(ひづき)を狙って攻撃した。

 

「姫様、捕まってください!」

 

氷月(ひづき)は、響古(キョーコ)を抱き、攻撃をかわした。

 

「ちっ」

 

逆滝(さかたき)!私よ!思い出して!」

 

「叫んでも無駄だ!私の配下なのだから!」

 

黒水晶剣刃(ブラッククリスタルソード)

 

――――――

 

「…ここは…」

星奈(せいな)は、気がついた。

 

下を見ると、響古(キョーコ)氷月(ひづき)がヴィネに操られた逆滝(さかたき)に苦戦しているのが見えた。

 

(私も助けたい…力があるなら、助けられるのに…)

 

すると、星奈(せいな)がかけていた宝珠が輝きを放った。

 

 

響古(キョーコ)!神の石、『真珠』が星奈(せいな)の純粋さに反応してる!覚醒するぞ!」

 

響古(キョーコ)様、逆滝(さかたき)くんは、僕がくい止めます!」

 

氷月(ひづき)、頼んだわよ!」

 

氷月(ひづき)は、逆滝(さかたき)の元へ飛んだ。

 

逆滝(さかたき)くん、たとえ君でも姫様に傷つけてはいけないよ」

 

「ならば、お前を倒す。それがヴィネ様の望み!」

 

 

響古(キョーコ)は、星奈(せいな)の所へ向かった。

 

時空異邦人(タイムストレンジャー)朱臣響古(すおみキョーコ)の名において命ず!!」

 

星奈(せいな)が光に包まれた。

 

「降り注ぐ光は純粋の証 白き月光、清らかに照らす

 我の想いに答えて輝け!!

 目覚めよ!輝光異邦人(ライトストレンジャー)SEINA(星奈)!!」

 

 

星奈(せいな)が目を開くと、巫女のような服を着て、錦を持っているのに気づいた。

 

星奈(せいな)、光を操ることができるようになったわ!」

 

杖ちょんが続けた。

 

「光でこの世界から脱出するんだ!」

 

「やってみる!」

 

 

(光よ、闇を払いたまえ!)

 

輝光弓(ライトニング・アロー)!」

 

軌跡が光輝いた。

闇で閉ざされた世界に外の世界への道が開かれた。

 

「まっ、眩しい…」

ヴィネは、目をつぶった。

 

「ヴィネ様、あの亀裂を私が塞ぎます!闇水晶防御(ダーククリスタル・ブロック)!」

 

しかし、光の道は闇水晶(ダーククリスタル)を浄化して砕いた。

 

星奈(せいな)、あなたの光で逆滝(さかたき)を助けて!」

 

響古(キョーコ)が叫んだ。

 

月光癒療(ムーンライト・ヒーリング)!」

 

逆滝(さかたき)を月光が照らした。

 

ふっと逆滝(さかたき)が倒れた。

 

「くそっ、今日はここまでにしてやる」

 

ヴィネは、姿を消した。

その瞬間、闇の世界は消え、蛍族の村へ戻っていた。

 

星奈(せいな)、お願いなの。残りの異邦人(ストレンジャー)が集まるまで城にいてほしいの」

 

「わかりましたわ、夕顔、(わたくし)の不在の間、長の代理人を頼んでもいいかしら?」

「もちろんです、光の君」

 

 

逆滝(さかたき)が目覚めないのに気づいた。

 

逆滝(さかたき)逆滝(さかたき)!?」

 

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