「闇水晶爆発!」
逆滝が響古と氷月を狙って攻撃した。
「姫様、捕まってください!」
氷月は、響古を抱き、攻撃をかわした。
「ちっ」
「逆滝!私よ!思い出して!」
「叫んでも無駄だ!私の配下なのだから!」
「黒水晶剣刃」
――――――
「…ここは…」
星奈は、気がついた。
下を見ると、響古と氷月がヴィネに操られた逆滝に苦戦しているのが見えた。
(私も助けたい…力があるなら、助けられるのに…)
すると、星奈がかけていた宝珠が輝きを放った。
「響古!神の石、『真珠』が星奈の純粋さに反応してる!覚醒するぞ!」
「響古様、逆滝くんは、僕がくい止めます!」
「氷月、頼んだわよ!」
氷月は、逆滝の元へ飛んだ。
「逆滝くん、たとえ君でも姫様に傷つけてはいけないよ」
「ならば、お前を倒す。それがヴィネ様の望み!」
響古は、星奈の所へ向かった。
「時空異邦人・朱臣響古の名において命ず!!」
星奈が光に包まれた。
「降り注ぐ光は純粋の証 白き月光、清らかに照らす
我の想いに答えて輝け!!
目覚めよ!輝光異邦人・SEINA!!」
星奈が目を開くと、巫女のような服を着て、錦を持っているのに気づいた。
「星奈、光を操ることができるようになったわ!」
杖ちょんが続けた。
「光でこの世界から脱出するんだ!」
「やってみる!」
(光よ、闇を払いたまえ!)
「輝光弓!」
軌跡が光輝いた。
闇で閉ざされた世界に外の世界への道が開かれた。
「まっ、眩しい…」
ヴィネは、目をつぶった。
「ヴィネ様、あの亀裂を私が塞ぎます!闇水晶防御!」
しかし、光の道は闇水晶を浄化して砕いた。
「星奈、あなたの光で逆滝を助けて!」
響古が叫んだ。
「月光癒療!」
逆滝を月光が照らした。
ふっと逆滝が倒れた。
「くそっ、今日はここまでにしてやる」
ヴィネは、姿を消した。
その瞬間、闇の世界は消え、蛍族の村へ戻っていた。
「星奈、お願いなの。残りの異邦人が集まるまで城にいてほしいの」
「わかりましたわ、夕顔、私の不在の間、長の代理人を頼んでもいいかしら?」
「もちろんです、光の君」
逆滝が目覚めないのに気づいた。
「逆滝?逆滝!?」