魔法少女リリカルなのは~幻英の書~(更新停止) 作:零乃龍夜
今回は『シリアス系の回を書いてみたいで書いてみた回』です!
・・・自分の中ではシリアスです。
敵キャラの屑さがわかる回でもあります。
敵キャラについての作者の一言。
「研究の為と大義名分のごとく言い放つマッド・サイエンティスト」
が今回の敵キャラです。
それと恐らく今月はこの回で投稿できないと思います。
ちょっと課外活動に31日まで行ってきます(;´・ω・)
まあ、気長に待っててくださいね☆
それでは
魔法少女リリカルなのは~幻英の書~
無印編
第八話「光と闇、悲しみと怒り」
始まります♪
朱奈side
突然現れた男に警戒する。
その男は眼鏡をかけ、白衣を羽織った二十代くらいの黒髪の男性だ。
それだけならいいのだが・・・
彼から魔力を感じ、それ以外にも何かをアナライズが探知した。
「これは、まあ何というやられ具合・・・まあ一般人じゃあその程度か・・・」
男はやれやれと肩を上げながら気絶している男達を見る。
「そこの男も裏切るようだし・・・仕方ないか」
男がふと服の中から何かを取り出す。
「お疲れ様君たち。もういいよ・・・死んでくれ」
取り出した物が光だし、そこから触手のような物が出てくる。
気絶している男達はその触手に体を貫かれ、体が真っ黒になりながら跡形もなく消える。
「ヒッ!?」
「君もだよ裏切者君」
触手は僕の近くにいる男に迫ってくる。
「させると思う?」
僕は迷わす男の前に出る。
手を前に出しプロテクションを展開する。
「ちょっとマスター!?プロテクション張るなら私を使ってくださいよ!」(;゚Д゚)
「ん?あっそうだね」
「ひどい!どうせ私なんか・・・シクシク」(ノД`)・゜・。
アチャーシャイニングハートが拗ねた。
別に使いたくないわけじゃないんだけど・・・
「いや、こんな事で最高のデバイスであるお前を使う必要じゃないかなって」
「え!?さ、最高ですか?えへへ・・・///」
こいつチョロイな・・・
「ほう、助けるのか?そいつは誘拐した奴の一人だろ?」
男が僕を見て尋ねる。
「そうだな・・・で?」
「ん?」
「いやそれで殺していいなんて事にはならないだろ。・・・まあ、この後こいつはみっちりとO☆HA☆NA☆SHIするんだけどね」キョロ
「ヒッ!?」
いや怖がるなよ・・・
そもそもフルボッコされないくらい感謝しろよ(この後殴るとは言ってない)
「しゅ、朱奈さん・・・」
「ん?ああ、すずか、ちょっと待ってね今解くから」
僕はすずかの近くにより手足を縛る縄を解く
「すずかはそこで待っててくれるかい?」
「は、はい・・・」
恐らくすずかは感づいているだろう・・・・・僕の怒りを・・・・・
「さて・・・なあ、お前に聞きたいことがあるんだけど?」
「なんだい?私が転生者かどうかかね?それなら・・・」
「いや、あんたが転生者なのは直わかったけど本題はそこじゃない。あの子を殺したのはお前なのかどうかだ」
僕はとにかく彼女を殺したのが誰なのか。
今はそこしか考えていない。
「ん?ああそいつか・・・少し違うが、まあそうだな。私が殺したよ」
「・・・なんでそんなことをした?この子は普通に生きていただろ?」
「普通ねえ・・・」
「なにが言いたいんだよ」
こいつの言いたいことがわからない。
普通に生活して、普通に生きていた彼女は他の転生者と違い周りに迷惑をかけていないはずだ。
「普通ね・・・何処が普通なのだい?神のミスで死に、され転生だの特典だのといいように言いくるめられているだけではないか」
「それは「それは違います」ユイ?いつの間に?」
「さっきですよ。それと彼の事はアテナさんから情報をいただきました。どうやら彼は転生前は科学者で神のミスによって死んだようです。そしてその神から特典をもらった直後に殺し、今では様々な世界に移動しながら他の転生者たちを殺しているようです」
神を殺した?そんなことができるのか?
「一応殺した神は下級で神の力が低いもののとても良い神であったらしいです。彼についても精神誠意に謝罪をし、自分の持ちうる力を使って彼に加護を与えたのですが・・・」
「だからなんだというのだね?誤れば済むとでも?加護を与え、力を与えれば許すとでも?悪いが私はそこまで優しくないのでね。殺されたから殺し返しただけなのだよ」
「それなら他の転生者を殺す理由にはならないはずです!どうして他の転生者の・・・」
他の転生者の?
「どうして・・・転生者の特典を【奪う】だけならまだしも、殺す必要があるのですか!?」
「特典を奪う?それって・・・」
「ほう・・・私が特典を集めているのを知っているのですか・・・」
どういう事だ・・・奪う?特典を?
「そういえば私の力を教えていなかったね。私の能力は完全記憶能力、相手の能力を奪う能力、そして・・・奪った能力をカードにする能力だよ」
「・・・・・」
「実はね能力を奪うだけではその場でしか奪えないのでね、カードにして永久的に私の物にするしか方法がなかったのだよ」
「それでなんで殺す必要が・・・」
僕は黙って話を聞き、ユイは悲しい顔をして男に問いかける。
「これも不完全でね・・・・・相手の心を入れないと能力が発動できないのだよ」
「それはつまり!?」
「そう・・・・・カードの中にはその者の能力と心が入っている。カードを破けば心と特典は解放される。・・・まあその心を本来の体に戻せるとは限らんがな」
「・・・・・」
カードを一枚取り出しこちらに見せる。そのカードには番号とよくわからない絵が描かれていた。
「それならどうやって神を・・・」
「簡単だよ、神は優しすぎたからね。私に作る能力のカードが欲しいと言って貰い受け、その力を使い神殺しの武器を作り出して刺殺した」
「な!?」
「まあ、あそこまで優しくされると気持ち悪かったからね、その時にはまだ一枚もカードを手に入れてないからちょうど良いと。そのあと神から世界を移動する力を奪い様々な世界を周りここに来たのさ」
「そんな・・・」
ユイは手を口で覆い涙を少し流してしまった
「か、神を殺す?転生者?特典?朱奈さん、どういう意味ですか?」
「・・・・・」
「しゅ、朱奈さん?」
僕は今、すずかの声が聞こえない。
彼に対しての怒りは優姫さんだけではない。
他の転生者たちを襲い、そして殺しているのだから。
「まあそんなことはどうでもいいのだよ。それよりもそこの少年、私と一緒に来ないか?見たところ君は強い、私の力と組めばさらに色々な物が手には入れるぞ?どうだね?」
「朱奈が行くはずありません!あなたのような人殺しの所に!」
「ん?人?何を言っているのだね私は人殺しなどしていないぞ?」
「!?貴方、なにを言っているのですか転生者を殺しその能力を「人?あれが?アッハッハッハッハッハッハ!実に面白い事を言うね君」なッ何を!?」
「特典をもらいながらそれを生かそうとしない愚かども・・・私にとっては物や材料でしかないのだよ」
それを聞いた僕は指を突き刺し魔力弾を放つ、魔力弾は男の頬を掠め、向こうの壁に当たりクレーターを作る。
「ふざけるなよ・・・お前・・・」
「何がふざけるなだね?私はいたって真剣だよ?転生して特典をもらっておいて今更平穏?都合がよすぎないかね?それなら私の糧となり存分に使われた方が特典のためになるだろう。それに今更第二の人生など・・・一度目の人生を謳歌しきれないそいつの運が悪いだけよ」
「お前に殺された奴らは物じゃない!ちゃんと生きて、それぞれの生活を送っているんだ!それをお前のくだらない考えに巻き込まれる理由にはならないだろ!だいたい転生前の人生を謳歌できなかったのはお前も同じだろ!」
「何を言う?私は転生前も今も科学者。そう!私はただの転生者ではない!神を殺し、様々な世界を渡り歩けた人間!いやもう人間ではない、神に近い存在なのだ!君たち物と一緒にしないでもらおう」
「もう黙れよ・・・自分が神?笑わせるなよ!お前みたいな転生者を、人を!道具にしか思えない奴がほざくな!お前のくだらない理由で殺された奴らは・・・彼女は・・・ただ暮らしたかったはずだ!平和に!楽しく!賑やかに!後悔した事を全部やり直して、自由に平穏に新しくもらった命を大事にしたかったはずだ!それをお前は・・・!!」
こいつを許せない。
こんな奴がいるから犠牲になる存在がいるんだ。
・・・・・救いたかった
・・・・・でも救えなかった
・・・・・失いたくなかった
・・・・・それでも失った
・・・・・奪われたくなかった
・・・・・だとしても奪われた
許せない・・・・・
ただ許せない・・・・・
そんな僕を見て男は僕を見ながらにやりと笑いながらカードを一枚取り出す。
もちろん僕は構えるが男は片方の手で待ったをかける。
「まあ待て少年。ここであったのもなんだ、そんなに気になるなら私の研究を見せてやろう。そうすれば私の素晴らしさがわかるはずだ」
「何を言って・・・」
「見たまえよ。これが人生を無駄に消費した・・・怠惰な転生者たちを使った【研究】だよ」
映像が流れる。
そこには・・・様々な悲鳴が聞こえた
『やめろッ!来るな!クルナアアアアァァァァァアアアアアァアアァアアァァ!!!!』
『イヤアァァッ!?ヤメテェェェ!こんなの・・・アグウッ!?・・・カッ・・・ハッ・・・』
『キャアアアアアアアァァァァァ!グエェッ!?た・・・たすけ・・・て・・・』
『弟には!弟には手を出さないで!!おねが、ッ!?・・・アッ・・・カハッ・・・』
『姉ちゃん!?姉ちゃん返事してよ!?クソッ!コノヤロオオオオオオオオオォォォォ!・・・・・・・・・・・』
必死で逃げようにも死んだ者
苦しみながら死んだ者
命乞いをしても死んだ者
弟だけはと頼みながら死んだ者
敵を討とうと突っ込んでいき死んだ者
全員叫び、涙を流し、絶望しながら胸に手を突っ込まれ、まるで糸の切れた人形のように死んでいる。
ある者は抵抗をするため腕や足、時には頭を切り飛ばされてから抜き取られているようだ。
「・・・ひどい・・・こんなの・・・」
「なんじゃこりゃ・・・これ、全部あの男だ・・・」
「貴方は・・・どうしてこんなことが簡単にできるのですか!?あんまりです!」
すずかは顔に手を覆い合わせ、モニターから視線を逸らす。
誘拐犯の男は幻でも見ているかのように何度も目を擦りながら見て。
ユイは研究者の男に向かって涙を流しながら怒りをあらわにする。
「ハッハッハッハッハッハ!愉快!実に愉快だ!!我々転生者はたとえ死んでもすぐに心を取り除けばこのように奪えることができるからね。ただ奪うだけではなく、こういう遊びもできるのしったから最近はとても楽しいよ!さて、そろそろ最後の一人だな」
最後の一人?ってことは・・・
『イヤッ・・・ヤメテッ・・・来ないで!?』
「ッ・・・!?」
その映像には優姫 ユウナが移っており、必死で逃げようと縛られた手足を動かしながら後ろに下がる。
だが・・・
『ッ!アグッ!?・・・カハッ・・・ヤッ・・・ヒャッ・・・』
首を絞められもがく彼女、顔が青ざめはじめ、苦しいというのが映像からでも伝わる。
ヤメロ・・・ヤメロ・・・・・
何かが・・・何かがキレそうだ・・・
なんでアイツは・・・なんでこの子が・・・
視界が黒くなる。
頭がパンクしそうだ・・・
『ナンデッ・・・ワタシハッ・・・イツモコンナメニッ・・・ドウ・・・シテ・・・?』
彼女の目から大粒の涙が流れる。
苦痛に顔を睨ませ、刻一刻と終わりを迎える・・・
「イ・・・ヤ・・・シニ・・・タクナイッ・・・マダ・・・シタイコトッ・・・』
終わる。
彼女が終わる。
こちらに・・・いや、モニター向かってだから天井に。
手を伸ばす・・・伸ばしても何もないはずの手を伸ばし・・・
『タ・・・スケ・・・・・テ・・・・・・・・・・』
崩れた・・・その手も自分の中の何かが・・・
思い出す・・・昔を・・・あの言葉に聞き覚えのある・・・
「アァァァッハッハッハッハッハッハッハッハ!いやー最後はなんてロマンチックな最後なんだ!本当に笑いが止まらんよ!!」
アイツはナンダ?
アイツはアレを見てなんで笑ってられる?
まるで・・・
『たす・・・けて・・・・・しゅー・・・く・・・ん・・・』
記憶は蘇る。
ああ・・・思い出した・・・
ああいう奴は・・・
死んでいい奴だ・・・
その時、ナニカがキレた・・・
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第三者視点
「アッハッハッハッハッ!グハッ!!??」
刹那、男は吹き飛ぶ。
男の場所には朱奈が立っている。
拳を前に突き出し、殴った後の体制になっている。
「なッ何が起きた・・・私が把握できないスピードとは・・・ッ!?」
また一瞬にして男が吹き飛ぶ。
またも先ほどまでに男がいた位置に朱奈がいる。
今度は右足を振り蹴った体制になっている。
「クッ!?その力・・・やはり君は他の者とは違うようだな」
「しゅ、朱奈さん!?」
「あの力は・・・リミットを解いたのですね・・・」
「なんじゃ・・・こりゃ・・・」
朱奈以外のこの場にいる全員が驚く。
「もう・・・喋るな・・・」
「「「ッ!?」」」
誘拐男以外気づく・・・
彼の周りに纏うナニカを・・・
「ふざけるな・・・ふざけるな・・・・・!」
「こ、これは・・・一体・・・?フッ、フフフフフ」
男は笑い始める・・・そして白衣の裏に隠していたであろうカードに手を出す。
手には三枚のカード。
それを構える。
「面白いぞ少年!さあ!私を楽しませろ!!」
男は構える。
それに合わせて朱奈は手に持っているシャイニングハートを持って。
「シャイニングハート・・・」
「ええ、行きましょう・・・我が主(マスター)」
・・・唱える、最高で、最強のデバイスを・・・
「我、希望を抱き、絆を繋ぐ者なり」
朱奈の足元に円形の魔法陣が展開する。
「契約のもと、真の姿を我の前に解き放て」
色は白と言うより白金色・・・プラチナに近い色をしている。
「空に光を、天に輝きを」
光が増す。
「我、希望の丘に楽園を築き」
体が光を包む
「繋がる心は」
そして・・・
「この体に!」
宝石が輝く
「この手に力を。シャイニングハート!セット・アップ!!」
「Stanby Ready.Setup.」
朱奈が光に飲まれる。
その光が止むと、白コートのバリアジャケットを身に纏い音叉上の杖を持った朱奈がそこにいた。
「お前を・・・絶対に許せない・・・」
杖を両手で構え男に向ける。
「そういえば名乗っていなかったな。名乗らせていただこう!私の名は研崎 耗(ケンザキ コウ)という。さあ、私の玩具(カード)を披露させてやろう!!」
「黙れ!命は・・・」
朱奈は制限が解けた魔力を放ちながら。
研崎に向かって突撃をする。
「命は・・・お前の玩具じゃないんだぞおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
どうですか?
自分は書いてるうちに胸糞悪くなりました。
優姫さんが不憫・・・(´;ω;`)
次回は戦闘!・・・ですが・・・
多分最初は当麻達の所をやろうと思います。
戦闘か・・・胸が躍るな(震え声)
次回はカードと研崎の能力についての説明が入るかもしれないです。
・・・・・入らないかもしれないです!(保険)
まあ、こんなダメ文ですが・・・
温かい目で見てくださいお願いします<(_ _)>
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