一夏ちゃんを無双させたいが為のインフィニット・ストラトス 作:銭湯妖精 島風
一瞬の隙を縫って
この辺りは流石に慣れているらしく、カッコイイ
そんな訳で、姉さんのおかげですんなり自己紹介が終わり、再び姉さんが口を開く
「お前達には此の学園で3年間学んで貰う、言っておくがお前達は学園に入れたのはお前達が優秀だからでは無く、お前達以外の落第者が学園の基準を下回っただけの事だ、一部例外が居るが自惚れるなよ?国家代表候補生だろうが一般生徒だろうが世界初の男性IS搭乗者だろうが、等しく扱う、いいか?もう一度言う、何者で有ろうが私はお前達を等しく生徒として扱う、贔屓はしない、全力でお前達を育てる、それだけだ」
鋭い雰囲気を纏い、姉さんが そう言う
懐かしいな、うん
そんな感じの事を考えていると、姉さんの視線を感じ目を向けると
「真壁先生、ひと言。どうぞ」
まぁ確かにこういうのは最初が肝心だ
「はい、えー・・・私は今年から教員をする新人です、ですが出来る事を最大限やるつもりです。共に成長しましょう」
そう言いチラリと姉さんを見ると小さく頷いていたので大丈夫の様だ
その後、山田さんの訓示?が終わり、1限と2限の様子を私は教員用のタブレットを見ながら観察し、今後の手本にする為に勉強する
とりあえず分かった事は、山田さんは癒し系と言う事は分かった
何と言うか、同性の私から見ても山田さんの一挙一動は可愛いと感じる
しかも狙ってやっていないから更に高得点だ
まぁそれはそれとして、3限目は1限と2限と違い山田さんでは無く姉さんが担当するつもりの様で、姉さんが教壇に立つ
「では3限目の授業を始める、テキストの・・・あぁ、その前にクラス代表を決めるのを忘れていた。先に決めてしまわねばな」
そう言えば、山田さんが昨日、今日のスケジュールを教えてくれた時に言っていた様な?
流石の姉さんもウッカリはする様だ
「では単刀直入に、やりたい奴は居るか?因みにやる事はクラスの代表として他クラスの代表と試合をしたり、教職員の手伝いやクラス代表の話し合い等に出て貰うが・・・居なければ他薦になるぞ?」
クラス代表、つまりクラス長、所謂 委員長と言った所だろうか?
委員長か、確か白銀少佐の同期の榊大尉が委員長って呼ばれていたっけ
まぁその頃は私は訓練兵だったのだけども
そんな訳でザワザワと生徒達が相談をし始める
これは嫌な予感がする、とてもする
「じゃぁ、私は織斑君を推薦します」
「私も!!」
「他にはいるか?このままでは織斑が代表だが?」
私の予感は的中し、彼が推薦されてしまった
出来るだけ大人しくしていて欲しいのが本音だが、仕方ない
そんな訳で生徒達が盛り上がっていると、バン!!と机を叩き、1人の生徒が立ち上がる
「納得行きませんわ!!!」
「えーっと・・・セシリア・オルコットさん?何が納得行かないのですか?」
私は手早くタブレットを操作し生徒名簿を見て尋ねる
「この様な選出なんて認められませんわ!!だいたい実力からいけば わたくし がクラス代表になるのは必然!」
「織斑先生、オルコットさんが自薦する様です。織斑君はやりたくない表情していますし、彼女で良いのでは?」
たまに居るタイプなので少し不愉快に思いつつ姉さんに提案する
「あー・・・そうだな、正直面倒だしオルコットで良いか」
姉さんも私が派遣されてきた理由を知っているので、彼以外が居るなら其方にする事にした様だ
「なっ、なんですの?そんな適当な決め方は認められませんわ、分かりましたわ!この様な後進的な島国の猿を打ち負かし わたくし の実力を御覧にいれますわ。貴方、わたくし と決闘をなさい。または此処で膝を着き赦しを乞うて負けを認めなさい」
「はぁ?何言ってんだ、お前?」
おかしい展開になったぞ?なんでだ?
このセシリア・オルコットは精神疾患でも有るのだろうか?
仮に正常なら彼女を代表にする方が不味い気がしてきた
さて、どうしたものか
なんかセシリアが頭おかしい人みたいになってしまったw
何故だw