一夏ちゃんを無双させたいが為のインフィニット・ストラトス 作:銭湯妖精 島風
ハイヴ攻略戦が開始され約1時間が経ち、私達ラーズグリーズは補給を済ませ先に進入し攻略を進めているフリストとレギンレイヴに続きハイヴ内へ進入し攻略を始めている
正直、回避出来る空間が限られているハイヴ内が難易度をかなり上げているので、此処からが本当の作戦開始とも言える
「・・・静か過ぎますね」
BETAと遭遇しない事は被害が出ないので良いのだが、何度かハイヴに突入した事が有る私には逆に違和感を感じる状況だ
私達以外のフリストかレギンレイヴにBETAが食い付いた可能性もあるが、交戦が始まったなら通信が入る筈なので交戦していない可能性が高い
仮に通信する暇も無く中隊が全滅したとしたら、私の知らない新種が居る可能性が出てくるが、1人もオペレーターに報告出来ない状況とは思えない
「あとは通信妨害・・・ですかね?ブレア、オペレーターとの通信状況は、どうです?」
「通信っすか?」
周辺警戒しながらゆっくり
「通信状況はクリア、ラグもノイズも殆ど無いっすね」
「分かりました、ラーズグリーズ各機は警戒を厳とし、進行を進めて下さい」
ブレアの報告を聞き、部下へ指示を出し慎重に進む
確かに時間は惜しいが、焦ってしまえば無用な犠牲を出すだけなのだ
BETAのユニットが落着して約30時間、このハイヴはフェイズ1から2へ移行している最中の筈
外には、其れなりにBETAが居た以上、ハイヴ内で幾らかは生産が開始している筈だ
だが、BETAとの遭遇は無く、順調に進行できている
そう、順調過ぎる程に
「・・・何か嫌な予感がしますね」
「なんすか隊長?隊長の勘、当たるんすから辞めて下さいよー」
私と
「順調過ぎるんですよ、向こうで私達はBETAに苦渋を何度も味わされて来ました。その中で私は何度もハイヴ攻略戦へ参加し、少なく無い犠牲を出しながらもハイヴを攻略して来たのです。ここまですんなり行く事は一度も無かった」
「確かに不気味っすね、外じゃワシャワシャ居たのに巣の中に1匹も居ないなんて・・・ん?」
ブレアが私の言葉に頷いた瞬間、センサー類に反応が出て、私達を振動が襲う
「ラーズグリーズ各機はエレメントで死角をカバーし、警戒せよ。BETAのお出ましです」
「センサーに反応、数は・・・・推定400、尚も増大中」
ブレアが反応の数に驚きの声を出しているが私に取っては大した数では無い
「高々400程度なら問題は無いでしょう、一気に突破します。ついて来て下さい」
私は長刀を握り直し、部下へ告げ出力を上げ匍匐飛行を開始する
どちらにせよ、最深部のブレイン級を潰さねばBETAは増え続ける訳だし、さっさと行く事にしよう
お待たせしました
予定では次で桜花作戦は終わらせる予定ですが、終わるかは分かりません←