じゃあ俺、IS触らないで帰るから   作:Izayoisigu

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下手したら後数話で終わりそうだなこの小説


14話

ピーンポーン。

チャイムが鳴りドアを開けると一夏と何処かで見た人が二人居た。

 

「こんにちは田中さん」

「こんにちは」

「初めまして五反田弾です!よろしくお願いします!」

「どうも御手洗数馬ですよろしくお願いします!」

「教えてもらってると思うけど田中龍ですよろしく」

 

やっぱり見たことあるわこの二人、あの時に出会ってるよ俺と君。

 

「取り敢えず上がってくつろいでくれ」

 

お邪魔しますと言って家に上がる3人を自分の部屋に案内する。

何処か二人は緊張してる風に見えるがそんなに緊張しなくてええのに、自分の家に居る感覚でどうぞ。

 

「楽器結構ありますね」

「色々弾いてみたいなぁってなって一つ購入して弾ける様になったら次にチャレンジしてたらこうなった」

「なるほど」

 

弾君と数馬君が弾いてみていいですか!と聞かれたので良いよと答え、一夏君にちょっと質問する。

 

「一夏君は何弾ける?」

「残念ながらギターを少しカジッた程度ですね」

「なら踊り確定か」

「マジっすか?」

「マジだよ今から楽器に触るより踊る方が楽だぞ」

「踊りなら.....なんとか出来そうです」

 

今の間は聞かないでおこうか、取り敢えず一夏君に俺と岳斗で振り付けをした動画を観てもらおう。

子犬のような顔をするんじゃないよ、バク転とかしないから。

 

「君達は大丈夫か」

 

ベースと胡弓を弾く弾と数馬を見るが普通に上手いので何も言う事は無しだ、優秀過ぎません?君ら。

 

「この胡弓どっかで」

「あの時に会ってるよ俺と君達」

「.......あ!」

「凄いサラリーマンの時か!」

「せやで」

 

ようやく思い出したか、イケメン共め。

暗くて見えなかったのは分かるよでもね、少しくらい覚えてくれてたら嬉しかったな俺。

 

「君達二人にこれを覚えて弾いてもらうからよろしく後敬語はいらんよ」

「了解」

「これは中々難しいな」

 

楽譜を受け取った二人は眉毛を八の字にして楽譜を真剣に見ていく。

あえて難しくしてソロパートで活躍してもらう為だ、全部一緒に弾いてもその楽器の音が多分、イマイチ伝わらないからソロパートを入れて楽器一つ一つの音を聴かせてどの楽器か判断付かせる為に導入した。

 

「大丈夫だって夏休み前には覚えられるから」

「そうだといいけどなぁ」

「今から弾いていいか?」

「どうぞ」

 

数馬君が楽譜と睨めっこして胡弓を弾く。

俺と弾君は聴く、一夏君は動画に集中して多分こちらの声に気付いてないな。

よいしょっとヘッドホン用意するか、リズムが分からなければどうにもならんからねぇ。

 

「弾君ほい」

「サンキュ」

「数馬君も」

「あざっす」

 

自分の携帯から音楽を流して聴かせる。

最近の物は便利になったよな、一つの端末だけで二本接続可能の物が出来上がったから交代しなくて済むから楽だな。

一旦リビングに移動して一夏君に踊らせてみるか。

 

「一夏君リビングに移動するよ」

「分かりました」

 

最初からリビングでやれば良かったわ、移動面倒くせぇ。

弾君達も楽器を持って移動させる。

 

 

 

 

 

 

 

「足と手は微妙な力加減で動くと良いよほれ、こんな風に」

 

ヌルヌルと手足を動かす、別にこれは難しくない動画に従ったとうりに動いてるだけなのだから。

 

 

「おお!こんな感じでってありゃ」

 

一夏も田中と一緒の動きをするが何処かぎこちない動作をする一夏だが次第にぎこちなさが消えていった。

いや早えよ君初心者だったよな、あれ?おかしいな俺の長年の苦労が。

 

「ワイの苦労は何処へ」

「飲み込み早いからな一夏は」

「一夏はアニメで言うと主人公補正あるからしゃーないな」

 

何処のニュータイプだよMSで完全勝利してそうな補正力だなおい。

一夏君にはもう一つやってもらうか。

 

「一夏君やっぱりギターも練習するか」

「分かりました」

「......やっぱりやべぇなアイツ」

「.....だよな」

「何話してんだ?お前ら」

「何もねぇよ、なぁ数馬」

「おう何でもないよ」

 

頭に?マークが付きそうに首を傾げる一夏。

まぁいいかと呟いて練習する一夏君、他3人は敬礼をして練習に励む。

俺は何しようかねアコギで適当に弾いて踊ってもらおうかな、ケルト風の曲で、う―ん即興で歌詞も追加するか。

椅子の隣に置いてたアコギを手に取る。

 

「一夏君、俺が今から弾く音程に合わせて適当に踊ってくれ」

「無茶ぶりっすね!?」

「ほらいくどー」

 

ジャーンと一回弾き合図する。

 

「ある時に、一人の男が」

「町にある商品を買う時に」

「するとある女性が来ましたと」

「その女性は言いました」

「あの童貞キモイっと.....」

 

音楽か突然止み、適当に踊っていた一夏が疑問に思い田中、弾、数馬を見た一夏は自分で歌った歌詞に落ち込む3人を見て何やってんだと。

落ち込む要素は....あったと思うけど続けてくれと切実に思った。

踊ってる俺はどうなる、その前に歌詞が酷過ぎた落ち込むのも当たり前だ。

 

 

「ただいまーって何これ」

「束さん!?」

「あれ?なんで居るのいっくん」

「それはこっちの台詞ですよ!」

 

 

一夏と束が色々言ってるがこの3人には重要ではない、そもそも自らの手で卒業してるではないかっと。

何をトチ狂った3人は雄たけびを上げて彼女いらねぇよクソがと言いソファーにあったクッションを殴り涙を零す男3人。

でも、弾と数馬はやっぱり欲しいと思う二人と二次元行きたい一人の男の遠吠えだったのだ。

 

「束さんは何時から住んでたんですか?」

「えーっといつだっけなぁ忘れちゃった。でもニートじゃないよ!ちゃんと働いてるからね!」

「それにしても束さんがスーツって何か新鮮だなぁ」

「似合うでしょいっくん」

「似合ってますよキリってしてて」

 

そんな会話をする二人にクロエが乱入する。

 

「檄マズなんとか焼きそば食いやがれです」

「んむ!?」

 

クロエは何処か勝ち誇った顔をしながらデカビタを豪快に飲んでいく。

クロエを見た一夏は、誰だこの人と思った。

 

「申し遅れましたクロエ・クロニクルです」

「織斑一夏です」

「食べます?」

「いえ、結構です」

 

一夏は知っている、クロエが束に食べさせた物を。

あれは確か一平ちゃん○○味だ。

何故作ったのかは分からない焼きそば弁当。

束は顔を青くしてトイレに駆け込んで今は居ない。

 

「一夏何サボってんだよ練習すれよ」

「お前もサボっt.....何で逆様なんだよベース」

「気にするな」

「やっぱり何か足らないよな」

 

 

 

 

そして夕方。

 

一夏達は夕方まで練習して帰る事にした。

 

「田中さんギター貸して貰っていいんですか?」

「別にいいぞ俺あんまりギター使わなかったしな」

「お邪魔しましたー」

「また今度」

「あいよ」

 

ギターケースを背負って家を出た。

 

「田中さんの家って何か凄いな」

「そうだなISの開発者居たしな」

「美人でコミュ症で頑張って喋ろうとしてる所が可愛かったな」

 

上から順に一夏、弾、数馬。

夕焼けに黄昏ながら帰る3人。

今日は夕焼けが綺麗だな、明日良い事がありそうだっと意気込む3人だが

 

「ちょっと飲み物買っていいか?」

「早くしろよ」

 

一夏は忘れていたのだ財布にしまった物の存在を。

財布を開けた瞬間一枚の写真が地面に落ち、弾と数馬が写真を拾い挙げる。

 

「行くかってどうした?お前ら」

「誰だこの人は」

「誰だこの少女は」

「あ......」

 

始めて会った時に岳斗から貰った写真の存在をを忘れていたのだ。

まだ家族の写真だったら助かったがあれはマズイ、彼ら二人に見られた以上言い訳なぞ通用する気がしない。

取り敢えず一夏がとった行動とは。

 

「すまん!」

 

写真を奪い取って逃げる。

その選択は正解なのだろうか?いや、悪手だ。

余計何かあるなと追求する行動だ。じゃあ正解は?田中の友達に無理やり渡されたと言えばいい、それだったらまだ如何にかなっただろう。

 

「なあ数馬」

「何も言うな弾言いたい事は分かってる」

 

二人は息を整え、ある言葉を言う。

 

「「誰だ写真の彼女は!!」

 

一夏を猛ダッシュで追いかけ問い詰める二人組だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




数馬ワカンねぇよ
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