IS世界に世紀末を持ち込む少女   作:地雷一等兵

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これで南美編の終わりです!


エピローグ みんなのその後

 

 

・北星南美/サザンクロス

…第6回モンド・グロッソに国際企業連合選抜の代表として出場。総合優勝を果たし、ブリュンヒルデの称号を手にいれた。その後、優勝を手土産に恋人のほんわ君と結婚式を挙げる。その披露宴には各国の国家代表やらKGDOの重役やらが集まり、かなりの規模で行われた。

結婚後、男女の双子を出産し2児の母となる。母親となっても格ゲーの腕は衰えておらず、産気付いた場所がTRF‐Rだったことからも彼女の格ゲー愛が分かる。

 

 

 

・織斑一夏/白式弐型=ハクメン

…第6回モンド・グロッソに国際IS委員会選抜代表として出場し、総合準優勝、近接戦刀剣部門にて最優秀賞を授賞するなど、その存在感を示した。

その後、教員免許を取得しIS学園に教師として赴任。その結果、織斑姉弟目当てにする受験生が増えたらしい。

就任3年目、カセンこと星熊勇儀とラウラ・ボーデヴィッヒにそれぞれ給料3ヶ月分のダイヤの結婚指輪を贈り無事結婚へと漕ぎ着けた。

その時一悶着あったらしいが、当事者達は何も語らない。

ラウラ、勇義との間にそれぞれ子供を授かり二児のパパとなる。

 

 

 

・セシリア=オルコット/ブルー・ティアーズ=アーカード

…第6回モンド・グロッソイギリス代表として出場し、遠距離狙撃部門と銃撃戦部門で優秀賞を授賞し、ヴァルキリーの称号を得る。

その後は実家のオルコット商会の経営者と国家代表候補生の特別コーチに就任した。。

モンド・グロッソのヴァルキリーということもあり、社交界の華として扱われ、求婚してくる者は数多くいたがどの貴族の男性も彼女の心を射止めることはなかった。

子供は養子を一人引き取り、その子を実の子のように可愛いがったという。

晩年の彼女はインタビューで恋人も作らず、結婚もしなかったことについて尋ねられると微笑んでこう言った。

「結婚だけが女の幸せではありませんもの。それに、私の心を揺り動かした殿方はついぞ私に振り向くこともありませんでしたから。」と。

 

 

 

・篠ノ之箒

…第6回モンド・グロッソに開催地特別枠として選ばれて出場した。近接戦刀剣部門で優秀賞を授賞した。

その後は篠ノ之流剣術道場を継ぎ、師範として門徒の指導にあたる。モンド・グロッソに出場した者の道場として有名になり、幾人もの道場破りが現れたが、その全てを叩き伏せたという。

その後、婿を取り仲睦まじく親子で道場経営をしている。

 

 

 

・シャルル=デュノア/ラファール・リヴァイブカスタムトロワ

…第6回モンド・グロッソにフランス代表として出場、銃撃戦部門ではセシリアと優秀賞を分けあった。他の専用機たちと違い、量産型のカスタム機で大健闘したことでデュノア社の評価が再上昇する結果となった。

モンド・グロッソの後は副社長に就任、父の職務をすぐそばで支え続けた。

その後も来日することが多く、あのときの親友たちと旧交を温めるなどしていたらしい。

 

 

 

・ラウラ=ボーディヴィッヒ(織斑ラウラ)/シュヴァルツェア・レーゲン

…第6回モンド・グロッソにドイツ代表として出場、その後正式に一夏と夫婦となる。一夫多妻についてはいろいろと言われたものの「愛さえあればよかろうなのだァァァァッ!!」と周囲の小言を黙らせたという。

娘はラウラの色白銀髪の外見を色濃く受け継ぎ、一夏の剣術バカさ加減を受け継いでいた。

結婚後は、黒兎隊の実権をクラリッサに譲り、自分は一線を退いて子育てに専念したという。

 

 

 

・鳳鈴音/甲龍

…第6回モンド・グロッソに中国代表として出場、近接格闘部門で優秀賞に輝くなどの活躍を見せた。

その後は中国で国家代表候補生たちを相手に指導教官としての役割を務め、同国家での格闘戦の底上げをした。

後進に道を譲り日本に帰国するといつの間にか母親が再婚、KGDOのクリザリッドが自身の父親になる、ラウラの出産など驚きの連続であったと言う。

意中な男性と結婚すると娘を出産。一児のママとなる。

その後は母、自分、娘の親子三代で料理屋を切り盛りしたていった。

 

 

 

・更識簪/玉鋼

…第6回モンド・グロッソに日本代表として出場、直前に行われた最終選考会ではそれまでの代表である井上真改を下し文句なしの代表入りを果たす。

モンド・グロッソでは総合優勝を果たした南美と激闘を演じた楯無を限界まで追い詰めるなど、大会を大いに盛り上げた。

その後はぶらり武者修行の旅に出るなど、最後まで自由人である。途中南美の勧めもあり、夢弦裏ストリートファイトへと参加、人気ファイターとなる。

 

 

 

 

その後、歴代の国家代表や国際企業連盟、国際IS委員会による同時声明発表により、ISの軍事利用の全面禁止、スポーツとしてのISの側面が打ち出されていった。

 

 

 

 


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