創世機神デウスマキナ   作:黄金馬鹿

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Chapter1.14

 時間は無情にも一定の期間で過ぎていくもの。残り二週間という期間はすぐに過ぎていき、この日は元中国にある隕石から大量のズヴェーリが出てくるのが確認され、有希と朱里は休日だったという事もあり、朝早くから呼び出され、エクスターナルブースターを装着したビヨンドホープに乗り込んで長距離航空の後に日本海付近の土地の上空で草薙ノ剣と共に待機していた。

 有希と朱里は初めてのズヴェーリとの二対多の戦闘に緊張していた。が、ガチガチに緊張しているという訳ではなく、やはり二人というのは精神的にも楽であり、少し震えている程度だった。

 二人ならどんな事だってできる。いや、何体ものズヴェーリが相手だろうと絶対に倒すことができる。そんな確信があった。しかし、有希達にはやらなくてはならない事がある。

 咲耶との和解。そして共闘。未だに咲耶は有希達と共に戦うという選択肢はとらず、何時も戦うときは有希達を無理矢理下がらせるか、その前に自分でズヴェーリを倒してしまうか。そのどちらかである。

 流石に何を言っても聞かないので、二人はこの大進行で絶対に話を聞いてもらおうと誓っていた。そのためには、咲耶の横に立って戦う必要がある。だからこそ、二人は緊張で軽く震える手で何時もよりも入念に機体のチェックをしていた。

 

「ねぇ、有希。火炎放射器って使う?」

「うーん……目くらましとかズヴェーリには効かないし、いらないかな」

「わかった。じゃあ、火炎放射用の燃料に引火とかしないようにこれはロックしておくね。他は?」

「作業用のアームとかも使わないかも。あ、ローラーとピックは使うけどね」

「じゃあ、作業用アームだけはロックと」

 

 朱里が使わないものだけをロックしていき、誤発は有り得ないが、それが確実なものになるようにしていく。そして、使う武装のロックは初めから解除しておき、すぐに武器を使えるようにしておく。

 その他はミサイルの弾薬がちゃんとあるか確認していき、超振爆砕拳用のエネルギーも満タンなのを確認していく。その性質上、超振動爆砕拳は単体にのみ作用するので、あまり使うことはないだろうが、それでも当てるところを考えれば確実に一撃でズヴェーリを葬る事が出来るので、ピンチの時は構わず使っていきたい。

 エネルギーの関係上、放てるのは合計で五回。たった五回しか出来ないが、二回目での戦闘の、使いたいときに使えない状態よりは全然マシだろう。

 関節部分もオールグリーン。その他の部分もオールグリーン。いつも以上に整備は完璧だ。何処かで機体が動かなくなるということはないだろう。なら、準備は完璧。後はズヴェーリと戦うだけだ。

 球体モニターの横を見ると、赤い機体が腕を組んで空中を滑空している。

 有希はそれを一目見てからすぐに機体の最終チェックに入った。

 各部オールグリーン。エネルギー満タン、武装も完璧。すぐにエクスターナルブースターを切り離す事も出来る。そしてエネルギーの補給場所も既に確認している。後はズヴェーリの襲来を待つだけだ。

 有希が体重をシートに預けて一息付くと、後ろからパックジュースを持った手が伸びてくる。

 

「暫くは何も飲めないし食べれないからジュースでも飲んでおいたら?」

「そうだね、そうする」

 

 ジュースを受け取ってストローを口に運ぶ。オレンジジュースのちょうどいい酸味と甘みが美味しい。

 朝食は食べてきたが、午後を過ぎて暫くしないと昼食は食べれないし、飲み物も飲めない。だから、ジュースだけでもかなりありがたかった。

 紙パックのジュースを飲み切ってからシートの近くのごみ箱に中身のない紙パックジュースを投げ入れて一回頬を自分で叩いて気合を入れる。

 

「よし、いける!」

 

 有希が声を出して気合を入れたのを見て朱里も顔を振って意識を切り替える。

 その直後。モニターにジョンの顔が映し出された。

 

『咲耶君、東雲君、錦君、ズヴェーリが現れました。このまま降りてくれればすぐに接敵します。準備はいいですか?』

「はい!」

「勿論です!」

『準備はできています』

『なら結構です。それでは、降りてからエクスターナルブースターを切り離してください。帰る時はこちらから彩芽君と源十郎君を出しているので、それぞれで車に乗ってください』

「「はい」」

『では、作戦開始!』

 

 ジョンの作戦開始の声と共にホバリングを止め、地面へ向かってゆっくりと降りていく。その間に足元に広がる地上では、ビヨンドホープの少し前方に確かに何十体ものズヴェーリが見えた。その中には今まで戦ったことのない戦車型ズヴェーリも見える。

 その数に二人は息を呑むが、二人なら大丈夫。二人は一回目を合わせて頷いてから地面へと降りてエクスターナルブースターを切り離した。

 切り離されたエクスターナルブースターは変形し、飛行機のような形になるとそのまま来た道を戻っていくように飛んで行った。

 さて、ここからが本番だ。有希はソードトンファーを手に、構える。

 しかし、そんなビヨンドホープの前に草薙ノ剣が舞い降りた。

 

『大丈夫よ、あれは私がやるわ。だから、東雲さんはそこで見ていて』

「そんな訳には……」

『それじゃあ、行ってくるわね』

 

 聞く耳持たずとはこの事か。咲耶は一人でズヴェーリの群れの中に突っ込んでいった。

 

「やっぱりぃ……」

「でも、これなら私たちも戦えるハズだよ。しれっと戦闘に混ざろう?」

「そうだね。しれっと混ざろうか」

 

 二人の考えた作戦。それはこの大進行の時に戦闘にしれっと紛れ込んで、何か咲耶が言ってきたときに二人で言い返して何とか説得する。その際、説得に時間がかかりすぎてはいけない。すぐに説得して背中を預けあって戦闘する。

 有希はすぐに足のローラーを起動させて適当な群れに突っ込む。一対多は初めてだが、戦い方は源十郎から学んだ。それに、こっちには朱里もいる。背後からの奇襲は朱里が見てくれている。なら負ける通りはない。

 トンファーを構えて突っ込む。が、その時、横のほうで赤い光が煌いた。

 

『蛇神失墜ノ斬』

 

 通信越しに聞こえてきた声は咲耶の物だった。そして、その直後、横薙ぎの斬撃のような物が目の前を走っていき、ズヴェーリのコアを的確に消し飛ばしていった。

 草薙ノ剣の必殺技、蛇神失墜ノ斬。データでしか見たことがなかった、ビヨンドホープのような一転集中型ではなく放射型のエネルギー破。デウスマキナだろうが当たればタダでは済まない正しく必殺の一閃。

 

『駄目よ。ズヴェーリは危険なんだから』

「あ、はい……」

「じゃなくて!有希!何ビビってるの!!?」

「はっ!!?ちょ、咲耶さん……」

 

 しかし、通信はとっくに切れており、いつの間にか目の前に立っていた草薙ノ剣が目の前にいたズヴェーリの群れを相手に戦っていた。もう、ビヨンドホープがいたら逆に邪魔になるんじゃと言わんばかりの戦いっぷりだった。

 群れの真ん中に切り込み、腰の小刀を抜いて逆手で胸元に剣を突き刺してそのまま上へと持って行ってコアを切り裂き、そのまま回転しながら何体かのコアを切り裂く。そして、天羽々斬の刀身にエネルギーを纏わせ、反対の方向に蛇神失墜ノ斬を放ってズヴェーリを消し飛ばす。

 正しく無双。そして、一対多の戦いに慣れている。鬼神の如きその動きはとても有希には一朝一夕では真似できそうには無い物だった。

 長年の経験から繰り出される、対ズヴェーリに特化したその型は最早芸術と言えた。

 故に、それ故に、有希は思ってしまった。そして口に出してしまった。

 

「あれ?これ、私達いる?」

「有希ぃ!?」

 

 有希の口から出た弱音に朱里が驚き、そのまま有希のシートを後ろから蹴る。

 

「おぅふ!?」

 

 その衝撃に有希の口からは変な声が出る。

 

「何弱気になってるの!?」

「いや、流石にあそこには混ざれないというか、逆に斬られそうな気が……」

「確かにそんな気はするけどさ……そんな事だとヘタレっていわれちゃうよ!?」

「流石に誰もそんな事……」

「やーいヘタレー」

「流石に私でも怒るよ!?」

「じゃあ突っ込んできなって!」

「じゃあ朱里はあそこに入り込めるの!?」

「流石に遠慮したいかなーって……」

「ほらぁ!!」

 

 有希と朱里が女二人しか居ないのに姦しい。それに呆れたかのようにビヨンドホープのツインアイの光量が落ちた気がした。

 だが、そんな楽勝ムードが流れていた戦場は、急展開を迎えた。

 

「っ!?有希!草薙ノ剣が!!」

「え?……え!?」

 

 口喧嘩していた二人が急に黙る。それは、草薙ノ剣に異常が発生していたからだ。

 草薙ノ剣の腕に何かが組み付いて……いや、噛みついている。それは、見たことがない青色の生命体……ズヴェーリだった。足が四つ、全長は大体三十メートルかそれより小さい位だろうか。ただ、そのズヴェーリは、人型でも、戦車型でも無かった。言うならば、獣型。獣型ズヴェーリ。

 

「そ、そんな……まさか、新種!!?」

 

 草薙ノ剣の中で咲耶は驚愕故に言葉を荒げた。長年、ズヴェーリは人型、戦車型、飛行型の三種類だけだった。だが、ここに居るのは八年間戦ってきた咲耶も見たことがない形のズヴェーリだった。

 そのズヴェーリは草薙ノ剣の腕に噛み付いている。そして、徐々に装甲が軋んでいく音が響いてきて、レッドアラートが鳴り響いた。その音に意識を戻した咲耶はすぐに獣型ズヴェーリの頭部の赤い球体にもう片方の手で持っていた天羽々斬を突き刺した。

 それによって獣型ズヴェーリは崩れていったが、それでも咲耶の中で同様を生むのには十分だった。

 

「なんでこんな時に……」

 

 その瞬間、物凄い衝撃が草薙ノ剣を伝わった。

 

「ぐああああああ!!?」

 

 バランスを崩して倒れる草薙ノ剣。そして映し出された全体図では、草薙ノ剣の胸部装甲に当たる部分が真っ赤に染まっていた。戦車型ズヴェーリの砲撃が直撃したのだと気が付いた時にはもう遅い。

 人型ズヴェーリが伸ばした剣が草薙ノ剣の全身のあちこちに突き刺さった。そして、衝撃と共にコクピットの一部の配線がスパークした。

 

「ぐぅぅ……」

 

 瞬く間に草薙ノ剣の全体図が真っ赤に染まっていく。

 

「動いて、草薙ノ剣!動きなさい!」

 

 しかし、草薙ノ剣の前身は串刺しにされて動かない。そして、草薙ノ剣の目の前に獣型ズヴェーリが覆いかぶさるように現れる。そして、口を開いて胸部装甲に噛み付き、そのまま胸部装甲を引き剥がし、草薙ノ剣のコアがむき出しになる。

 もう、打つ手はない。何も出来ない。

 

「そう……案外早かったわね……お迎えは」

 

 何時かこんな日が来るだろうとは思っていた。それが案外早かった事を除けば全てが予想通りだった。

 故に、咲耶に死への恐怖はなかった。あるのは、やっと遥に会える。それだけ。

 ジョンは通信越しに早く脱出しろと叫んでいるが、この機体は咲耶の半身にして遥の元へとこの魂を運んでくれる片道切符。故に、この機体が爆発する時は咲耶も死ぬ。

 今この場で草薙ノ剣を格納庫に戻してもすぐにズヴェーリは咲耶の事を虫けら同然に踏みつぶす。もう、どうしようもできなかった。故に、彼女は操縦桿から手を放して目を閉じた。さぁ、殺してくれと言わんばかりに。

 

『咲耶!生きるのを諦めてるんじゃねぇ!!お前は生きろ!!私の分まで、有希と一緒に戦って生き抜け!!』

 

 だが、目を開いた。今、三年前に最後に聞いた声を聞いた気がするから。

 

「は、遥……?」

『咲耶さんから離れろぉぉぉぉぉぉぉ!!超振動ッ!!爆ッ砕ッ拳ッ!!』

 

 その瞬間、目の前に獣型ズヴェーリが弾け飛んだ。そして、草薙ノ剣を動けなくしていた剣も切り裂かれ、草薙ノ剣は自由の身となった。

 

「ビヨンドホープ……」

『お前たちに、咲耶さんは殺させたりはしない!!咲耶さんを殺すんなら、私という希望を踏み倒してみろ!!』

 

 倒れる草薙ノ剣を庇うようにビヨンドホープは立ち塞がった。見慣れたその背中は、三年前からは少し変わっていた。しかし、その背中はかつてのように逞しく、そして美しかった。

 

『咲耶さん。私は戦います。じゃないと、遥さんに恩を返せないから……私の命を助けてくれた遥さんに、顔向け出来ないから!だから……』

 

 ビヨンドホープはトンファーを構えた。その構えは遥の構えと、何処か似ていた。全く別物の筈なのに、似ていた。

 

『私も戦います。咲耶さんの相棒として……新たなる希望として!!』

 

 あぁ、そうか。そういう事か。

 

「遥……貴女は、彼女を守ってほしかったわけじゃないのね……」

 

 咲耶は草薙ノ剣の体を起こした。まだ、戦える。確かに、ここから大進行を食い止める事はできない。そう、一人では。

 だが、ビヨンドホープと一緒なら。遥の魂を引き継いだあの少女となら、勝てる。

 草薙ノ剣の体を起こしてビヨンドホープの隣に立つ。

 

「……有希。背中、任せるわよ」

『はい!!』

「朱里、有希のサポートをしてあげなさい。それと、敵の情報をレーダーで探知して送ってちょうだい」

『え?あ、はい!!』

 

 きっと、遥はこれを望んでいた。だから、託したんだ。彼女にビヨンドホープを。自分を支えれるように、遥が居なくなった後、自分の道を正してくれる人に。

 なら、頼らせてもらおう。遥が託した物に……新たなる希望に、有希に。さっき聞いた、遥の言葉の通り、有希と共に、戦って、戦って、戦い抜いて、そして生き残ってやる。それこそが、遥の望んでいる事なのだから。

 だから、生きよう。遥が助けたこの少女と共に生きるために。そのために守り、守られ、そして勝ち抜こう。

 

「草薙ノ剣……まだ、いけるわね?」

 

 咲耶の問いに草薙ノ剣は答えない。しかし、メーターで上がっていく出力が草薙ノ剣の意思を感じさせる。

 

「草薙ノ剣……希望と共に、伊座参る!!」

 

 そして草薙ノ剣の体が再びズヴェーリの群れの中へと突っ込む。

 

「どうしたの、ついてきなさい!!」

『は、はい!!』

 

 しかし、足が止まっていたビヨンドホープだが、声をかければすぐについてきて草薙ノ剣が討ち漏らしたズヴェーリのコアを的確に貫いてくる。

 

「ここからは立場は対等よ。思う存分に頼らせてもらうわ!!」

『任せてください!咲耶さんの事、守って見せますよ!!』

「頼もしいわね。なら、希望のその先を私に見せてみなさい!!」

『勿論です!!』

 

 頼もしい返事ね。と咲耶は呟いてから蛇神失墜ノ斬を放つ。そして目の前のズヴェーリを倒していくが、開けた前方から獣型ズヴェーリが突っ込んできた。しかし、心配はいらない。何故なら、ビヨンドホープが隣にいるから。

 コアに向かって突っ込んできた獣型ズヴェーリ。しかし、その途中で割り込んだビヨンドホープがトンファーを振りぬいて一瞬で獣型ズヴェーリを倒す。だが、その瞬間に消し飛ばせなかった戦車型ズヴェーリが砲撃を放つ。しかし、その前に草薙ノ剣が動く。

 すぐに前に回り込んだ咲耶が砲弾を天羽々斬で切り裂き、防ぐ。

 

「戦車型の対処はデウスマキナの迎撃プログラムを起動しておきなさい!そうしたら砲撃は勝手に防いでくれるわ!」

『わかりました!』

『御剣さん、獣型は一直線にしか突っ込んでこないので落ち着いて対処してください!』

「わかったわ!それと、別に咲耶でもいいわよ!」

『はい!』

 

 こうなれば、デウスマキナは無敵だ。有象無象のズヴェーリ程度では倒すことはできない。

 切り裂き、叩き潰し、消し飛ばし、分解する。

 有希は古参ではない故に新種だろうとすぐに対処方法を思いつき、すぐに獣型を片付ける。そして、咲耶は古参故に、有希の手の届かない部分を全て片づける。そして朱里はリアルタイムで変動していく戦場を見て的確に、その都度必要な情報を有希と咲耶に伝えていく。

 三対多。しかし、相手は所詮知能を持たない群れるしか出来ない雑魚。なら、デウスマキナが負ける通りはない。

 

「有希、後は私が片付けるわ!討ち漏らしを頼むわ!」

『任せてください!』

『残りズヴェーリ、直線状にしかいません!』

「切り裂け、蛇神失墜ノ斬!!」

 

 最後のエネルギーを使い、草薙ノ剣が蛇神失墜ノ斬を放つ。しかし、討ち漏らしがどうしても発生する。しかし、そのために個人戦に特化したビヨンドホープがいる。

 

『そこだ!!超振動爆砕拳!!』

 

 討ち漏らした獣型をビヨンドホープがその手で打ち砕く。

 そして、沈黙。

 

『……周辺に敵反応なし。やった、勝ったよ、有希!!』

『ちょ、いきなり抱き着かないで首が締まるぅ!』

 

 そんな姦しい声を聞いて咲耶も気が抜けたのか、クスっと笑った。その声を聞いてか、有希と朱里の声が止まった。

 

「え、ど、どうしたのかしら?」

『いや、咲耶さんも笑うんだなーって』

「私も人間なんだから笑うわよ!!」

 

 きゃー怒ったーとふざける二人。全くもう……と呟いた咲耶だったが、その表情は満更でもなさそうだった。

 そして、咲耶は草薙ノ剣の腕を動かし、ビヨンドホープに差し出した。有希はそれを見て何の事だろうかと首を傾げたが、すぐにその意図を汲み取って手を掴んだ。つまりは、握手だ。

 

「改めて、これからよろしくね。有希、朱里」

『はい!こちらこそ!』

『お願いしますね、咲耶さん!』

 

 ここからは対等な仲間として。新たに共に戦っていく仲間として。三人は手を取った。これこそが、遥の望んだ光景なのだろう。

 咲耶は答えを教えてくれる人が居ないが、これがきっと答えなのだろうと確信できた。

 赤い剣と蒼白の希望は今再び手を取り合った。




次回、Chapter1最終回
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