比企谷八幡、提督に着任する!?   作:しーや(厨二全開)

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貧血でぶっ倒れてました笑

前回の話の意見とかは沢山きましたが、批判っぽいのが来てなくて結構安心してます。感想来た時それ見るのドキドキするし、長文だと、「あ、終わった」って気分になるし、大変でした笑
でもとても参考になる意見がおおく、むしろこの人たちが書いた方が良くね?とか思っちゃいました笑

とりあえず今後ともお願いします笑


彼の目は腐っていても役に立つ

あれから..もう3日か。いま思うとこの3日大淀の書類連絡の「ああ、そこ置いといて」くらいしか会話してないな。一応生前..いや前世?まあどっちでもいいか。小町がいた時は少なからず会話はしてたんだがな..こっちの世界にも小町いないかな..。いやまて!今の小町に死んでこっちに来てほしいってわけじゃないからな!?決して違うからね!!

 

八幡「ボッチが究極進化すると、思考の達人になる。ソースは俺、今の今までずっとそうだったからね」

 

なんて独り言を言うのがここ最近日課になってきている。

 

吹雪「なんか今日も提督さん何か言ってるね」

 

睦月「むぅ..悩み事かな?この睦月が聞いて差し上げましょう!」

 

吹雪「ちょっ!?待って睦月ちゃん!」

 

睦月「提督!!なにか悩み事ですかー!?」

 

八幡「なへっ!?」

 

睦月「なへ?」

 

八幡「いや..なんでもない」

 

..ビックリして信じられないくらい変な声が出てしまった。多分人生の中でトップクラスに入るぞこれ..。てか随分とフレンドリーなやつもいるんだな。確か..あれ?誰だっけ?

 

八幡「て、てか誰?」

 

睦月「もー!酷いですよ〜!睦月型一番艦の睦月ちゃんですよ!」

 

何この子..あざと可愛い。この世界なんでもありなの?

 

八幡「お、おう。悪いな..久しぶりに大淀以外の艦娘に会ったもんでな」

 

まあここ最近の生活といえば、昼に起き、ベストプレイスで飯を食い、早く寝る。出撃もさせてないから書類仕事もそんなに多くない。てか大体大淀がやって俺が判子を押す程度。まさに理想的な職場。艦娘からの痛い視線が無ければね

 

睦月「ほほぅ..つまり提督はニートしてたわけですか!悪い人ですね〜」

 

てかなんでこの子こんなフレンドリーにしてくるの?他の奴らと違い過ぎて対応に困るんですけど!?

 

八幡「ニートをバカにするな。ニートってのは外に出ない事で周りに迷惑をかけないという素晴らしい生き方をしてる人の称号なんだぞ?しかも人によっては家事もでき、すごい人だと株とかもやってるらしい。て、ことは無駄に仕事をして疲れて帰ってきて、そのまま寝るっていう社畜生活より、メチャクチャエコな生き方だろ。つまりニートとはエコロジーなものに与えられる素晴らしい称号なんだよ」

 

昔、二酸化炭素すって酸素をだせば人のために役立つな!って言われたな。きっとニートの究極系って光合成出来ること言うと俺は思う。それに気づかされたのは小3の頃だったな。その頃のあだ名は確か..植物八幡。もうちょい捻れよ小学生

 

睦月「なるほどなるほど。そう言う考えをお持ちなんですか。なんか理解出来ちゃう私がいますよ!」

 

え?うそ..。この子めっちゃいい子やん。俺の話聞いて理解してくれた子、初めてかも。あ、目から汗が..。

 

八幡「グスッ..てかお前なんでそんなフレンドリーなんだよ」

 

吹雪「あ、あの!すいませんでした!」

 

八幡「もう..わけわかんないから」

 

吹雪「え、えっと、睦月ちゃん、最近ここの鎮守府に来たばっかで、ここの内情をよく知らないんです。だから前の提督のこともしらなくて、ほんと失礼なことをしてすいません!」

 

八幡「なるほどな..。分かったよ。睦月..これからはあんまり俺に話しかけんな。いいな?」

 

睦月「え〜でも..」

 

吹雪「もう睦月ちゃん!..あ、あの失礼しました!」

 

そう言って2人は出ていってしまった。

 

八幡「あの子いい子だから、これ以上迷惑をかけないようにするため、極力話しかけないようにしよう」

 

さて、真面目な話、町を守らない宣言をしてもう3日。鎮守府も少しづつ落ち着いてきたって感じか..。この1週間の休みは勝手にやってるものだから、町の連中はしらないはず。なら哨戒にでてる艦娘を見ないことを、少しずつ疑問に思ってる頃なんじゃないだろうか。

 

八幡「そろそろ行ってみるか」

 

めんどくさい事この上ないのだが、町がどういう状況になってるか情報が足りないからな..この俺が一肌脱いでやろうというのだ。そう、情報収集だ。提督が変わったことを知ってても、俺を見て提督ってわかるやつはいないだろ

 

八幡「書き置きして..。大淀に全てたくそう」

 

書き置きの内容。マッ缶買い占めてくる。判子はここ。

 

それから数十分後..

 

コンコン

 

大淀「提督..新しい書類に目を通してほしいのですが。って..あれ?いない。」

 

その後書き置きを見た大淀の顔がどんな風になっていたかはみんなの想像に任せましょう

 

 

場所は変わって町の喫茶店

 

 

八幡「来たはいいが..サ〇ゼがないだと?この世界終わったな」

 

そんなくだらないことを考えていると

 

 

客1「ここ最近艦娘達が海に出てるのみないよなー」

 

客2「別にそんなに見たいもんでないだろ」

 

いきなり艦娘の話かよ..。意外とみんな好きなんじゃね?はい、嘘です。ごめんなさい

 

 

客1「でもいないと色々困んだろ?深海棲艦とかさ」

 

いたら文句を言うってのに..都合のいい連中だ。てか女連れじゃん。やはりリア充爆発しろ

 

女客「ホントの事いいなよ〜!どうせやってみたいだけなんでしょ〜?」

 

客2「ははは!違いねーな!!」

 

ここで一瞬こいつらやっちまおうかなんて思ったのは内緒。そんなことした所で返り討ちになるのは目に見えてるからな。ただ天龍とかが聞いたら面白い具合にリア充が爆発するんだろうなぁ..。これからはリア充撲滅隊隊長天龍だな。あ、ちなみに俺総司令官ね

 

客1「それもあるけどさ..。やっぱり不安じゃん」

 

女客「まあ確かにねー..あ、でも確か新しい提督になったらしいじゃん?そいつが無能なんじゃない?」

 

客2「あぁ..あそこの艦娘は提督のこと嫌いらしいからな。前の提督さんがどっかで話してるの聞いたわ。もしかしたら威圧されてビビっちゃってんじゃね?」

 

客1「ハハハ!ダッセー!!」

 

まあ..提督が悪いって方向には進んでる、のか?まあ少しでも不安がってるならいい傾向だ..。このまま不安が膨らめばお偉いさんが対処せざるおえないだろ?ま、それまで不安がっとけリア充ども

 

そう悪態を心の中でつきながら店を出る。

 

 

八幡「ああ..そういえばもう買い出しには行けないのか..。一応持てるだけ食材を買って行こうか」

 

そう思ってた八幡だが、マッ缶1箱30本入りが2500円で売っていたのでそれを2箱買ってしまい、両手が塞がってしまったので食材を買って帰らなかった

 

八幡「まあカートを借りれば行けなくもないが..貸してなんて頼めるほどコミュ力ないからな。うん仕方ない」

 

というか、書き置きでマッ缶買い占めてくるって書いたよな?ならこの買い物は間違ってないはず。うん、いい買い物したわ

 

そんなことを考えながら帰路につく八幡であった

 




そういえば..ここの鎮守府の名前何にしようか考えてませんでした。どうしよう..

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