比企谷八幡、提督に着任する!?   作:しーや(厨二全開)

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そろそろ新しい作品を書こうかなと思っているので投稿スピード落ちるかもです


彼は最悪な仕事を任される

睦月との一件も収集がつき、数日がたった..。

 

八幡「そういえば最近翔鶴はどうしたんだ?」

 

加賀「貴方が心を抉るような事をいうから拗ねてるわ」

 

あれま..。そりゃ悪い事した..って俺のせいじゃなくない?俺悪くないよね?

 

加賀「そうね。貴方は悪くないわ」

 

八幡「心読むなよ..。エスパーなの?怖すぎるんだけど」

 

加賀「私はそう思ってるだけよ。あれはどこからどう見ても翔鶴が八つ当たりしてるだけにしか見えなかったもの」

 

八幡「..意外だな。てっきり非難してくるかと思った」

 

加賀「私は周りの評価に流されたりはしないわ。自分の目で見たものを信じてるので」

 

おぉ..素晴らしい考え方だ。こいつとは仲良く出来そうだ。多分..

 

八幡「へぇ..そりゃいい事だ。自分の意思を貫く所は好感をもてる」

 

加賀「何故でしょうね。褒められてるのに嬉しくないわ」

 

ツンデレなの?それとも本心なの!?ハチマンワカラナイ!

 

コンコン..

 

 

長門「失礼する」

 

八幡「まだ入っていいなんて言ってないんだが?」

 

長門「ダメだったか?」

 

八幡「いやまぁいいんだけどさ..。それで何のようだ?」

 

ほら、威厳とかさ?あ、元々ないか..

 

 

長門「単刀直入に言う。授業をしてくれないか?」

 

八幡「..は?」

 

長門「実は今日の駆逐艦の授業を担当していた愛宕が体調不良でな..かわりに提督にでてもらいたい」

 

八幡「いやいや、なんで俺?」

 

てか、この鎮守府は駆逐艦相手に授業してるの!?初耳なんだけど!

 

長門「道徳の授業なんだが、そういう人間関連の事なら提督が一番適任だと思ったんだが」

 

八幡「というかなんで授業なんかしてんだよ。訓練とかの方が需要あるんじゃないか?」

 

長門「そうなんだがな..。前任の提督のせいで一般常識などが身に付いていないんだ。だから最低限の知識をつけておこうということで授業を設けてる」

 

なるほど..。一理あるが、

 

八幡「俺がやるより訓練の方がやる気でるだろ。俺が授業して、そのせいでモチベーションが下がったなんて言われたらたまったもんじゃない」

 

長門「そこは心配するな。意外な事に駆逐艦の皆が提督に教わりたいらしい」

 

八幡「えぇ..。なんでそうなるんだ」

 

長門「単純な好奇心だろう。付き合ってやってくれ。授業内容とかは全て提督に任せる」

 

八幡「おい、まだやるなんて言ってないぞ?そもそも俺には仕事が..」

 

加賀「終わったわ」

 

八幡「..終わったあとにはベストプレイスでマッ缶を一杯飲まなければ..」

 

加賀「赤城さんが今日全部飲んでたわ」

 

八幡「..じ、じゃあ昼寝..っておい!それ聞き捨てならないぞ!?」

 

長門「とりあえず頼むぞ」

 

八幡「ちょっ、待て....まじかぁ」

 

たかだか数十年しか生きてない俺が道徳を教えろとか..。その前に赤城は夕飯抜きだな。

 

加賀「期待してるわ」

 

八幡「ほんと勘弁してくれよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

八幡「流されるままこのまで来てしまった..。というかこんな所があったのか。ここの提督なのに知らなかったわ」

 

あれ?ほんとに俺提督なの?なんか不安になってきた

 

ガラガラ..

 

八幡「し、失礼します..」

 

職員室に入る時の緊張感と似てる..。お腹痛い、もうやだ帰りたいです

ザワザワ..

 

時雨「ほんとに来るとは..」

 

響「驚いた」

 

八幡「おい、お前らが呼んでおいてそりゃないだろ」

 

帰っていいなら帰るけどね!てか帰らせて!?

 

睦月「帰っちゃダメですよ〜♪」

 

なんで心読むの??ここの艦娘エスパー多いんですけど!

 

八幡「もういいから、早く席につけ」

 

電「き、起立、礼なのです..」

 

艦隊「「お願いします」」

 

電「着席なのです」

 

凄く..小学生感ある。こいつらに何教えればいいんだ?

 

八幡「えっと、愛宕の変わりに今日は俺が授業をやります..。ってか何すればいいか聞いてないんだけど」

 

吹雪「長門さんには提督の事をよく知っておけと言われました」

 

時雨「なら僕らから一つずつ質問するから答えてよ」

 

響「ふむ、それはいい考えだ」

 

八幡「答えられないのは答えないぞ?」

 

雷「安心して司令官!!答えられなくても気にしないから!」

 

まって、なんでそんな笑顔なの?怖いんですけど..てか、いつからそんなにフレンドリーになったの?怖いんですけど!

 

八幡「お、おう。そうか」

 

電「何を質問しようか悩むのです」

 

暁「レディは優柔不断じゃダメなのよ?」

 

こいつら..何があった。もしかして俺にもモテ期が!?いやこれ以上はやめとこう。なんか後悔しそうだ

 

島風「提督とは初対面なのでよく分からないんですが」

 

八幡「まあ、俺の事じゃなくてもいい。そうだな..人間の事でもいいぞ。人間の悪い所なら腐るほど知ってるからな」

 

島風「そ、そうですか」

 

八幡「まあちょっと時間やるから考えとけ」

 

艦娘達「「はーい」」

 

10人くらいからの質問攻めか..。まあ大丈夫だろう。ただ、ここの艦娘には常識がほとんど通じない。どんな破天荒な質問が飛んでくるか分からんからな。それなりに覚悟しておこう。

 

 




中途半端?
それがいいんですよ..。次回が気になって仕方がないでしょう。これぞ焦らしプレイ!

すいません何でもないです笑

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